宿坊光澤寺日記・・ひとりばなしのつづき。

光澤寺&宿坊光澤寺&やずブータン村。 山里のお寺で繰り広げる「こころのふる里」作りとお寺復興プロジェクトや、宿坊に来られた方々との出会いも語ります。

浄土真宗ってどんな感じ。

さぬきの庄松さんの百五十回忌に出勤いたしました!

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香川県東かがわ市。

そこに浄土真宗の寺院がある。
勝覚寺さんという、妙好人さぬきの庄松さんゆかりの寺である。

私は昨年12月、報恩講法要の法座に出させていただいたご縁がありました。

今回私は日帰りでこのお寺にお参りしました。
その庄松さんの150年忌法要に出るためでした。

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今回は法座ではなく内陣出勤となります。

お寺は大きく檀家数も多いと聞いています。
本堂の修繕や境内地の整備が必要だそうですが、歴史と伝統のあるお寺さん
だから、きっとご住職が頑張られるのだろうと感じます。

法座のご講師は龍谷大学教授の貴島先生でした。
私と若い住職は、中央仏教学院で同級生だったご縁です。
もちろん歳は大きく違います。

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卒業からすでに15年が経とうとしている。

みんな同じく年を取ったのです。
時間は止まることはない。

この時期だけあって、交通機関はどれも空いていました。
そういった面では移動はしやすかった。
ただ、3月は移動の多い時期でしょう、経済は厳しいと思います。

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このままだと日本経済全体が沈んでしまう。
元に戻るかどうかは分かりませんが、早く復活してほしいものだと感じます。

それと同時に、お寺も復興してゆかなくてはいけません。







2020年今年も林高寺報恩講に出座です!

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2020年1月15日

快晴の名古屋、中村区にある林高寺さんに向かう。
今年で3年目、報恩講の法座に出座させていただくのだ。

林高寺さんは真宗大谷派のお寺さん、でも私を呼んでいただくのはとても
ありがたいことです。
副住職とのご縁ですが、前の晩も名古屋のホテルで副住職とずっと話をした。
やはりこれからのお寺をどうするかということ。

いろいろ話をしていて、名古屋という大都市圏にありさらには若い感覚で先を
見ていることがわかる。
林高寺さんはきっと名古屋でも先を走る寺院となるだろう。

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寺報でもたびたびご紹介していただいています。
また今年で3年目なので、私の話しを聞いておられる方も増えたと思います。

今年は雪の心配もなく名古屋に赴き、穏やかな報恩講でした。

法座は、「南無阿弥陀仏」をテーマに、心のいのちの苦しみ、つまり四苦八苦の
お話をしました。

そして仏教とは・・・。
思い通りにならないいのち。
その四苦八苦を受け止めて行く力だとお話ししました。

そして生きるということ。

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法要には法中がたくさんお参りされていました。
とても賑やかな報恩講。

林高寺さんも再来年には住職継職されるという。
次の世代に向けて新しい展開をするのであろう。

副住職のお話しを聞いていて、十分に可能性を感じられました。
林高寺さんはこれから発展されるだろう。
私はそんなお寺の姿をこれからも見てみたいと思った。

来年、再来年も法座の依頼がありました。
私自身も、もっともっと進化して林高寺さんの皆さんにお話したいですね。

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「正信偈講座」は帰敬序です

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NHK文化センター鳥取教室

1月は積雪もなく過ごしやすくなっている。
1月の「正信偈講座」も無事に開催されました。

遠くから受講されている方もいらっしゃるので、雪がないので安心できます。

今月も全員参加、みなさん熱心に聞いて下さいます。

今回の講義は「帰敬序」です。

正信偈を説くにあたり、親鸞聖人がその信順を表白している部分。
つまり最初の二句になります。

帰命無量寿如来 南無不可思議光

この二句についての解説とその背景についてお話ししました。

本山の西本願寺では、ちょうど報恩講が勤められているとき。
1月16日は親鸞聖人の祥月命日になります。

なぜ願いが必要なのか。
その願いとは何なのか?

自分自身を受け止めるとはどういうことなのか?

そんな思いをお話ししました。


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2020年も1月15日は、名古屋の林高寺さんの報恩講法座です!

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名古屋市中村区にある林高寺さん。

毎年1月15日に報恩講が勤まります。
私は昨年から二度法座にお招きしていただいています。

そして年明けの2020年も法座に出ます。

2020年は大転換の歳になるでしょう。
その中でお寺にとっても大転換の歳になります。
後から振り返ると、あの歳だったと思うことがあります。
お寺はまさにそんな歳になるでしょう。

お寺・お墓・永代供養・葬儀・終活。
それがお寺で一気に展開します。
従来の価値観では、もう時代に着いて来れなくなります。
それはあっという間に変わって行く。

そのスタートでもある、林高寺さんの報恩講法座です。

「こころの授業」と変わりゆく日本のお寺と仏教について、お話します。

きっと熱い法座になるでしょう。

副住職は宿坊に何度か来られています。
とても意識の高い僧侶です。
これからの時代を切り拓いて行かれるでしょう。

私も一緒に進むべき道を考えて行きたいですね。

どなたでもお参りできるそうです。
どうぞ名古屋周辺の方はお気軽にお参り下さい。

法要は9時からで、法話は10時くらいからになると思います。

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親鸞聖人が「正信偈」を説かれた意味を聞く。

NHK文化センター鳥取教室

今日は、「正信偈講座」の第3回目でした。
10月から月一回、半年継続の1年間講座です。

今日は「偈前の文」と「真実五願」を中心にお話ししました。

阿弥陀の誓願である四十八願。
その願の中でも、衆生を救う願があります。
その救いに至る願と、その救いが明確に示されたもの。
それが真実五願。

その願が揃って、私たちの救いが完結する。

浄土真宗にとって最も重要なポイントとなります。

「真実五願」とは、四十八願の中でこう顕かにされています。
「第十一願」・・・必至滅度の願 (証)
「第十二願」・・・光明無量の願 (真仏)(真土) 
「第十三願」・・・寿命無量の願 (真仏)(真土) 
「第十七願」・・・諸仏称名の願 (教行) 
「第十八願」・・・必至滅度の願 (信)

さらに、親鸞聖人が「正信偈」を説かれたお心は何なのか。
それを「偈前の文」にお聞きして行きました。

その最後にこうあります。

「しかれば大聖(釈尊)のまことの教えにしたがい、大祖(七高僧)の説かれた
ものを拝読し、仏の恩の深いことを信じ、「正信念仏偈」を作ってこのように
作った。

「知恩報徳」の思い、その仏恩報謝のためにこれを作って申し上げる。

「大聖の真言」・・・「依経段」
「大祖の解釈」・・・「依釈段」

「正信偈」はこの様な構成になっています。

今日の講座の話はこんな感じです。

もちろんそこに、現代社会の問題、私たち自身の問題も合わせてお話しします。

受講者の方々は、とても熱心に聞いて下さっています。
それ自体が有り難いことです。





四国に布教に行って来ました・・・讃岐二か寺の旅、さぬきの庄松ゆかりの勝覚寺へ!

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讃岐二か寺目は、東かがわ市にある勝覚寺さんです。

ここは、浄土真宗の妙好人さぬきの庄松ゆかりのお寺として有名なお寺さんです。
ご住職は最近継職されたばかりだという。
30代の若さで重責を受けられたということです。

檀家さんも多く、浄土真宗では香川県で一番寺院であるかも知れない。

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境内には、さぬきの庄松の銅像も建っています。

これからはお寺の舵取りは難しくなって行くでしょう。
檀家さんに、若い住職の熱意が伝われば良いと思う。

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歴史と風格のあるお寺さんです。
その伝統が感じられる。

ただ本堂や庫裏の老朽化も進んでいるようで、若い住職にとっては大変だが、
その手腕が期待されてもいるでしょう。

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庄松さんの言葉の額が本堂に数点掛けてあった。
その言葉は「石の下には居らぬ」とある。

死んでも墓の下にはいない、と言う意味だと感じます。
仏様は墓の中にはいらっしゃらない。

来年は、その「さぬきの庄松」の150回忌の法要が糸なわれるという。
次の時代のお寺へのスタートとなるのだと感じます。

ぜひご住職にはガンバってもらいたいと思う。
そしてこのお寺を復興させて欲しいですね。


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四国に布教に行って来ました・・・讃岐二か寺の旅その一。

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四国は香川県。

浄土真宗興正派の二か寺の報恩講法座のご縁をいただきました。
興正派のお寺さんに行くのは初めてです。

興正派は真宗十派の中の宗派で、本山は西本願寺の南隣にある興正寺です。
元々は本願寺派から別れた宗派でもあります。

四国は八十八ヶ所の真言宗が強い地域ですが、香川県は浄土真宗も多いのです。
その中でも興正派が圧倒的に多い。
香川県に限っては、真言宗寺院と浄土真宗寺院が同じくらいあるという。

今回は中央仏教学院時代の同級生のお寺さんからお声掛けいただいた。
ありがたいご縁です、私のことを覚えていただいておりました。
同級生と行っても、私は会社員を辞めて45歳で入学したので、歳は二回りくら
い違います。

最初のお寺は實相寺さんで、ご住職の坊守さんのお寺さんでした。
高松空港からほど近い高松市郊外にあるお寺さんです。

お寺は少し前に修繕されており、納骨堂も建てられています。
当分は修繕の必要がないですね。
寺院は修繕が必要かどうかでも、その負担が大きく変わってきます。

朝10時半からの法座でしたので、香川には前の日の夕方に入りました。
ご住職と高松の町でゆっくりと話しをすることができました。
お店はとても感じの良いお店、美味しい肴とお酒をいただきながら、卒業以来
の15年の時間を埋めることができた。

四国での布教も初めてでしたが、お話しする内容は特に変わることは有りません。

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法座を終えて、お寺で食事をいただきました。
法要のときの食事は、お斎(とき)といいます。

その後、次のお寺の近くのホテルに移動です。
次のお寺は東かがわ市にある。

向かう途中、讃岐うどんの店に連れて行ってもらいました。
讃岐うどんの名店は昼前後で終わる店が多いのですが、昼過ぎでも空いている
釜あげうどんの名店、「長田in香の香」です。

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釜あげうどんは、とても美味しかったです。
お昼をいただいた後でしたが、あっさりと大盛りを食べた。
これは「たらい」にしておいても良かったなと思ったくらいです。

さあ明日も頑張ろう!

やっぱり讃岐うどんは美味いのだ!


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NHK文化センター鳥取教室で『正信偈講座』を開講します!

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NHK文化センター鳥取教室『歎異抄講座』

昨年の10月から、半期を二回。
一年間の講座が9月で終了しました。
とにかく無事に一年間を終えられたことに感謝です。

私にとって一年間の連続講座は初めてです。
さらに不特定な方々なので、お寺の法座の様ではありません。
そんな試行錯誤もあった一年間でした。

それでも予想以上の参加者もあり、最高齢は90代の方の参加もありました。
内容的には十分ではなかったと感じています。
参加の皆さんも、よくお付き合いくださり感謝しています。

私もスケジュール調整が難しい面もあり、内容的にも満足いただけたかどうか。
そんな思いもあって、講座はこれで終わりにするつもりでした。

NHK文化センターさんからは、講座を継続してほしいとのリクエストがあり
ました。
お断りするつもりでしたが、そんな意向があるのならと思い、10月からは
また一年間の予定で『正信偈講座』をお受けすることにしました。
できるうち、そして依頼があるのなら、講座を継続することが大切なのかも
知れない。
そう思ったのです。

さらには、11月と12月の二回で、マインドフルネス講座もお受けすること
になりました。

これらは、とてもありがたいことです。
その機会を私に与えてくれるのですから。

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受講をご希望の方は、NHK文化センター鳥取教室にお問い合わせください。

どちらの講座も申し込みがあるので、開講します。


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大谷派の僧侶が宿坊に来る!

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一人の僧侶が宿坊に来た。
大谷派の僧侶である。

同じ浄土真宗と言っても、本願寺派と大谷派では多少は温度差がある。
全体的には大谷派の方が保守的であろうか。

彼はお寺のこれからに危機感を抱いている。
もちろん今すぐにというわけではない、でも彼は若い。
10年後や20年後を見据えておくことが大切なのです。

お寺の現状を考えると、そこには厳しさが見えてくるだろう。
今が良ければ良いと思っている年配の僧侶には見えないかも知れない。

彼が来るとき、たまたま葬儀が重なっていた。
葬儀から還骨、そして夜の通夜が入っていた。
でも滅多に会えないので、そのままおいでいただくことにしていた。

そんな中でもゆっくりと話すことができた。

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二人で、本堂深夜バーで話す。
ずっと話しは尽きない。

数年来のご縁ですが、毎年1月の報恩講の法座にお招きいただいています。

彼は副住職だけど、住職になる頃にはかなり進んでいるだろう。

これからのお寺の舵取りは、本当に難しくなると思います。


彼も私も、まだもっと先に進まなくてはならないのだ。



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男性一人旅・・・浄土真宗にひたる。

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関東から宿坊へ、男性一人旅。

大手の鉄道会社に勤めておられるそうです。
来られるときも、若桜鉄道に乗って来られました。

鉄道ファンかなと思いましたが、実は浄土真宗の話と体験に来られました。
元々ご実家は浄土真宗ではないそうですが、ご自身は「門徒になりました!」
と仰っておられました。

なるほど、そういうこともあるのか、と思った。

体験は写経をご希望。
「正信偈」にしようかなと迷われて、「重誓偈」を選択。
時間が厳しいということもありました。

浄土真宗や仏教の話を聞きたいという希望もありました。

夜は本堂深夜バーも体験されました。
お酒は飲まれないので、二人でお茶と水で話が続きました。
バーと言っても、決してお酒を飲む場所と言うことではありません。
話をゆっくりとする場といった方が良いのでしょう。

でも場を夜の本堂に変えることで、心がすーっと軽くなります。
お酒は飲む人も飲まない人も、どちらもいらっしゃいます。

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静かに過ぎて行く一日。

本堂はそれを包み込んでくれる力があります。
すべてを受け止めてくれる感覚がある。

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朝食の後、お勤めをしました。

お勤めは「正信偈」。
まだ馴染まない所もあるそうです。

またゆっくりとお越しになられるだろうと感じました。

お帰りの際は、若桜鉄道の丹比駅までお見送りする。
さすが鉄道マンであります。


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「正信偈」を書き上げる・・・宿坊体験

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「正信偈」の写経。

女性一人旅の方のご希望でした。
今までだと一泊で書き切るのは難しいと思っていました。

でも最近は、一泊二日でも十分に書けるという感じになりました。
今回も夕食前と早朝から書かれて、朝食前に書き上げられました。

宿坊で過す時間が心を整えてくれます。

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写経を終えた後、「正信偈」をお唱えしました。

そして宿坊を後にされた。

浄土真宗で得度を考えておられました。
そこにはいろんな思いがあることでしょう。

ぜひ僧侶となっていただきたいと思います。


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福岡県糸島市のお寺さんに参ります!

福岡県糸島市、といえば移住したい町で人気が高いのは有名です。

玄界灘が広がり温暖な気候、そしてのどかな風景。
さらに大都市である博多駅から地下鉄で一本で行けるという利便性。
もちろん福岡県という元々人気が高いエリアでもある。

私も会社員時代は転勤族だったが、東京から転勤したい街としておそらく
人気NO.1だった。
転勤した後、さらに転勤になったとき、家族を博多に残して単身赴任する
と言うケースも多い。

ということはさておき、その糸島市のお寺さんに法話に参ります!

私としても法話では九州初上陸です。

日程は、6月7日と8日。
7日は3席、8日は2席の合計5席となります。
7日は午後2時~、8日は午前11時~、始まります。

私の法話のテーマは、「いのちと心」です。
常に今を生きることを中心に、仏教と浄土真宗的な立場からお話しています。

もしお近くでしたら、どうぞお参り下さい。
お寺さんは、浄土真宗本願寺派の法林寺さんで、「永代経法要」です。

といっても、私も初めてお参りさせていただくお寺さんなので、事情はよく
分からないのです。

おそらくどなたでもお参り頂けると思いますが、そうではないかも知れません。




今日は「歎異抄講座」の日でした!

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今朝は鳥取市のNHK文化センター鳥取教室に出かけた。

昨年9月から始まった講座、4月から後半に入ってますが通算8ヶ月目です。
ここ数ヶ月は毎月新しい入会者が増えています。
今日もお一人新しい方がいらっしゃいました。

途中からでも受講者が増えるって、なかなかすごいことだなあと感じています。

と言いながらも、私の講義はなかなか進まないのですが。
いつも、あちこち話が飛んで、「歎異抄」自体が前に進みません。

そんな今日の講義も、新しい方々がいらっしゃるので、今までの振り返りを
しました。

6月は、一気に第一条~第十条まで読んで行きたいと思います。
そこで「歎異抄」の全体の流れを感じていただきたいですね。

ただ本だけ読んでも、内容は伝わりにくい。
親鸞聖人の教えや浄土真宗の知識を交えながら、進めています。
皆さんの感覚は、お一人お一人違うと思っています。

それぞれに感じていただければ良いかなと思っています。

第一期が9月で終了します。
第二期はもうないだろうなと思っていますが、どうでしょうか?

もちろん受講したいと言う方がいらっしゃって、NHK文化センターさんが
開講されればもちろん続きます。






春の総会・・・浄土真宗本願寺派の地域の活動!

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事前の連絡協議会も終えて、春の組会(総会)が開催されました。

会場は鳥取市内の寺院で、40人はテーブルで座れる会議室があります。
市内の中心にあるが駐車場も完備し、門徒会館もあって寺院葬もできる。
納骨堂や樹木葬墓地もあるので、一通り完備された鳥取でも最先端のお寺さん
ですね。

会場には半数以上は門徒代表の方々。
昨年度の総括と今年度の活動予定を報告、決算と予算も承認を受けます。
その組会(総会)をもって、地域の活動がスタートします。

私はこの日は葬儀が入っておりました。
そちらにお参りしていたので、組会には終了直前に出席。
基本は連絡協議会で調整済みなので、特にこれと言った内容はないので、問題は
あまりありません。

普段は議事進行等を受け持ちますが、今回は外部から眺めるって行った感覚。

会議終了後は恒例の懇親会とその二次会が開催されます。
私は今回は懇親会と二次会の幹事役です。

皆さんがスムーズに話ができるように段取り。

こうして今年の会も無事に終了しました!






本願寺派の連研補講を行いました!

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本願寺派(西本願寺)が地区毎に実施している連研。

鳥取因幡組の第11期の連研が3月に終了しました。
無事に修了された方が多かったですが、ご都合で欠席があった方向けに補講
を行いました。

連研って不思議な研修です。
ご門徒さん向けなのですが、月一回日曜日に丸一日研修会があります。
それを連続十二ヶ月連続で行うのです。

そんな研修会に毎回30名から40名参加されます。
そしてその9割の方々が修了されて行きます。

こんな時代にスゴいなと、いつも思うのです。

今回の補講は3コマでした。
私は午前中に法事が入っていたので、朝一番の講義を受け持ちました。
9時~「釈尊の教え」でした。

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会場は鳥取市内の養源寺様です。

門徒会館を使っての講義。
この会館は寺院葬のときに通夜を行ったり、ご遺族の宿泊にも使われます。
とても綺麗で使いやすい会館です。

やはりこれからのお寺は、生きるためのお寺であることですね!
鳥取市内の寺院では、最先端のお寺さんです。





今日の法要は檀家さんではない方のお参りです!

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穏やかな日。

そんな朝、お寺にお参りがありました。
ご夫妻とお孫さんの三人です。

奥様のお母さんの七回忌、そしてお兄さんの三回忌。
お二人の法要をお勤めしました。

お寺の檀家さんではありません。
先日ご連絡をいただき、お参り下さいました。

「日本海新聞のコラムを見て電話をしました」と仰っていました。
ご夫妻とも県外のご出身ですが、遠いのとお身体のこともあって法事に戻れない。

日本海新聞にはお寺の宗派名を書いていないので、実はこのお寺の宗派は知らな
かったそうです。
でも仏様のお名前は法名でした、なので偶然にも同じ宗派でした。
私は法要のときは宗派が同じだから来られたのだろうと思っていました。

お二人のお経と『正信偈』を心を込めてお唱えした。
本堂でストーブを点けなかったのは、今年に入って初めてのことでした。
それほど今日は暖かでした。

法要後は談話室でコーヒーをお出ししました。
お孫さんにはオレンジジュース。

少しお話しをさせていただいた。
「丁寧なお経をあげていただき、とても有り難かったです」とお言葉もありました。

ときどき檀家さんでもなく、永代供養の方でもない法要があります。
どれもが有り難いご縁です。

このお寺を選んでいただいたのなら、心を込めてお勤めをする。

お帰りのときは、とても落ち着かれて穏やかな表情でした。
そう、法要は人の心を落ち着かせて、命をしっかりと包み込みます。

お帰りのとき、本堂の納骨堂と曼荼羅をご案内した。

またこれからもご縁があるとうれしいな、そう思いながらお見送りしました。


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浄土真宗鳥取因幡組の活動

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昨日は、鳥取市内のお寺さんを会場に、浄土真宗鳥取因幡組の会議。
寺院の代表と活動教化団体の代表が集まって、連絡協議会を開催しました。

年度の初めに、組会(総会)が開催されます。
決算と予算、活動報告と活動予定、宗派の方針などを確認し決裁します。
それを事前に調整するのがこの会の目的です。
ここで事前に確認することによって、組会をスムーズに進めることができます。

私は副組長をしておりまして、当日は議事の進行役を受け持ちました。

最近は予算のことが中心で、どうやり繰りをして行くかが問題になります。
収入が不安定なので、予算組みが毎年変更になる。
その中で教化団体の活動を活性化させて行くことが求められる。

寺院の中には、組の活動にまったく参加しない寺院もあります。
さらには参加したくてもできない寺院もある。
ここに来て、寺院格差が大きくなっている。
過疎化が進み檀家数の減少やお寺離れも現実味を帯びてきた。

鳥取県東部だけでも、郡部や市街地によっての温度差もあります。

寺院格差・地域格差・意識の違い、様々な問題がそこにあります。
とりあえずお寺が成り立っていた時代から、衰退の時代に入っている。
もう皆で何とかしようという時代は終わりました。

そう言った面では、宗派の活動もターニングポイントに来ています。

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会場寺院のすぐ目の前に袋川が流れている。
鳥取でも桜の名所として有名な場所、さらにはこの袋川は童謡「ふるさと」の
舞台となった川でもあります。

刹那と言う言葉は、桜の花びらによくたとえられます。

一瞬のいのち。

私も今、一瞬のいのちの連続を生きています。






遅咲きの枝垂れ桜、「歎異抄講座」の後期講座が始まる!

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9日はNHK文化センター鳥取教室の「歎異抄講座」でした。

昨年10月から始まった講座、4月からは後期講座に入りました。
前期から引き続き受講される方が多く、さらには後期から新たにお二人が
受講されることになりました。
鳥取教室では人気の講座となっています。

前期に受講されていた92歳の方、「後期も来ます!」と言われていましたが、
体調が思わしくなく後期は断念されました。
文化センターの事務の方が、「本当は来たかった!」とキャンセルに来られた
とき、泣きながら仰っておられましたと伝えて下さった。

私もできるだけ分かりやすくお話をしたいと思っています。
でもそう簡単には行きません。
特に歎異抄なので、どうしても仏教用語を使わざるを得ない。
それでも浄土真宗の教えを少しでも伝えたいと思っています。

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午後お寺に戻ると、門前の遅咲きの枝垂れ桜が開花していた。
5分咲きといった感じ、隣の桃の木も白い花を咲かせていた。
今週末頃が見頃だろうか・・・。

青い空にどちらも栄えている。

この花が散る頃には、山里の風景も新緑に染まって行きます。
一年で一番山が美しい時期です。

このそのままの自然、四季の移り変わりが実感できる場所、それがこのお寺の
魅力なのです。

夕方には納骨堂の見学の方も来られました。
ご縁があればありがたいですね。


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『歎異抄講座』は続く・・・。

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昨年10月から始まった、NHK文化センター鳥取教室の『歎異抄講座』。
なかなか思うように進みませんが、3月で第6回目を迎えました。

講座は1年間となっていますが、講座は6回区切りとなっています。
この3月で前期を終了して、4月からは後期に入ります。

前期を受講されている方が後期を申し込まなければ、後期の開催はなくなり
ます。
前期は10数名受講されていますが、今回確認したところほとんどの方が継続
されるようです。
さらには、3月から新たに受講される方もいらっしゃって、ちょっと賑やか
です。

学校や研修ではないので、ゆっくりと進めています。
順番に読んで行くだけでは面白くない。
親鸞聖人の教えや浄土真宗の情報、さらにはお釈迦様の仏教から歴史を交えて
いろんな角度から『歎異抄』を語っています。

今回やっと第五条を読んだところです。
ここのポイントは「父母の孝養・・・」の部分。
浄土真宗では先祖供養とは言わない、ということを表した一文でもある。

彼岸も近いこともあって、そんなことを話しました。

4月から9月まであと6回。

もっともっと楽しい講座にしたいものですね。

講座は途中参加も可能です。
最高齢は92歳、遠くからは琴浦町から80代の段階が受講されています。

逆に私がパワーをいただいている様です。






『歎異抄講座』は、第三条の悪人正機。

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昨年10月から始まった、NHK文化センターの『歎異抄講座』。

2月で5回目の講座となった。

今回のメインは、「第三条」いわゆる悪人正機。

この書物を代表する部分。
この一条があって歎異抄が多くの人に支持されているのだと思います。

「善人なをもつて往生をとぐ、いはんや悪人をや」。
善人でさえ救われるというのなら、悪人こそ先に救われる。
これは親鸞聖人の教えがパラドックスである、言われる代表だろう。

でもこれは、元々パラドックスでも何でもないと思う。
親鸞聖人は心からこう思っていると思います。

なぜなら自ら善を積む人は、自分こそ救われると思っている。
阿弥陀如来の本願はすべての人に向けられている。
そこには、自分は救われないと思っている人こそ、その願いに出遇えるという
ことだろう。
そしてその願いを心から受入れることができるのです。

ここでいう善人とは、「自力といふは、わが身をたのみ、わがこころをたのむ、
わが力をはげみ、わがさまざまな善根をたのむひとなり」とある。

これって一般的な仏教とは正反対に見えるので、パラドックスと言われるのだ
ろう。
でも仏教的に見ればどうかといえば、親鸞聖人の教えの方がお釈迦様に近い。
つまり自分と言う意識を捨て去って行く事につながる。
現在の日本仏教の多くは、お釈迦様の教えを説いているようで、逆のことばか
りやっている。
つまり自力作善の行ばかりなのです。

そこで親鸞聖人は、行を阿弥陀如来の側に移すことで、他力を徹底させようと
したのではないか。
どちらにしても、陥りやすい思考を簡単に手放すにはどうしたら良いかという
事なのだと感じます。

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ここの写真にあるのは、本願寺派の「浄土真宗聖典」。
日本の仏教界において、ここまで教義をまとめた書物はないでしょう。
浄土真宗、その中でも親鸞聖人の教えを識るのにこれほど適した書物はない。

本願寺派の特徴がここに顕れているのです。
私が講義を受けた部分は、すべてマーカーを引いている。
さらにポイントや関連部分などをコメントに書いています。
これがあるので、後からそこを探すときに見つかりやすい。
さらにはポイントがよく分かる。

中央仏教学院、安居専修科、宗学院別科、布教使研修など講義を受けた所は
すべて引いてあります。
逆に言えば、それ以外は先生があまり言及していないということにもあります。
何度も引いたところには、それだけコメントがあるのです。

自らの足跡がそこにあります。

宗教にしろ浄土真宗にしろ、その道は死ぬまで続いているのだから。


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名古屋の林高寺さんの報恩講で法話を・・・苦しみや悲しみは今の心にある!

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宿坊のお客様を郡家駅まで送る、私たちも一緒に同じ特急列車に乗るのだ。

浜松までお帰りになられる、私たちは名古屋だ。
1月15日、名古屋のお寺さんの報恩講の法座に呼ばれていました。
昨年もお勤めさせていただき二年目となります。

郡家駅~姫路駅まで特急列車。
姫路で新幹線に乗り換えて名古屋まで、意外と早く乗り換え時間も含めて
3時間で到着します。
郡家駅~姫路駅までよりも、姫路駅~名古屋駅までの方が早い。

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名古屋のホテルは駅の中にあるホテル、とても便利で見晴らしがいい。
とてもリッチな気分になれます。

でも次の日の法座の準備を、ホテルのデスクで。
これもまた雰囲気があって、身持ちが良い。
旅の楽しみでもある。

ただ、名古屋めしは外せない。
時間を見て名古屋めしを食べに出かける、それはまた次の回で報告します。

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報恩講当日、朝食を済ませて8時半にはお寺さんに行く。
お寺は浄土真宗大谷派の林高寺様。

私たちがお寺に到着すると、お参りの方々が次々に来られていた。
何となく気分が盛り上がる。

最初にお勤めがあって、10時から法座が始まる。

私の法話スタイルは、浄土真宗の法話的ではないでしょう。
現代社会の問題を分かりやすくお話しして行きます。
そして笑いあり涙ありです。
さらには、“気づき”も必要だ。
気づきがなければ、苦しみの心に届かないから。

昨年もお参りされていた方も多いでしょう。

もちろん法話に満足と言うことはない。
そして本音は聞きようがない、だから常に真剣にお話しする。

今年も良いご縁をいただきました。
心より感謝しています。

さて来年もお呼びいただけたとしたら、またこれから一年間の思いをつなげ
て行く。
今の心を話さないと、現代の法話には力がないだろう。
苦しみそして悲しみは、常に今の心の中にあるのだから。


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宗教脳と『歎異抄講座』

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昨晩のこと。
翌日のNHK文化センターの『歎異抄講座』の資料作成。

月一回だから早めに準備しておけば良いのだが、どうも僕の場合はギリギリ
でなければ準備に入らない。

これって性格なのだろう。
そうでなければイメージが湧かないのだ。

そういいながら、数年前に地元の日本海新聞の「潮流」に寄稿していたとき
は、締切りよりも相当早く出していたこともある。
これは気合いが入っていたので、書きたいという欲求が強かったのかも知れ
ない。

講座の場合は、生み出すというよりもあるものをまとめるという感覚だろうか?
さらには宗教なので、イメージの湧き方がそのときによって違うのです。

やはり宗教脳っていうのがある。
僕が会社員を辞めて僧侶になったとき、それを感じたことがある。
宗教脳になると、仕事脳の感覚がなくなってくる。

ただ兼業している場合は、必ず仕事脳が勝ちます。
そうすると宗教脳はそれほど活性化しない。

たとえば新しい宗教が興されるときは、世が乱れてるときが多いと思う。
日本の仏教改革だった鎌倉仏教もそうだ。

日本が末法の世に入ったとされ、源平の合戦や飢饉が続いたとき。
それまでの鎮護国家の仏教から、個人救済へと向かう。
まあそれが江戸時代に檀家制度が出来て仏教の進化が止まってしまう。
ただ競技の世界の中と、僧侶の自己満足の為の仏教になってしまった。

それがまた仏教に改革の動きが出てきた。
ということは、現在の日本は閉塞感が満ちてきたのかも知れない。

そんな大きな話しでは全然ないのだが、切羽詰まった方がイメージが湧き
やすいのではないか。

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そう言う訳で、資料作成を朝方まで続き、『歎異抄講座』に行って参りました。

今回で4回目、そろそろ内容的にも濃くなってきた。
それでも分かりやすく話さないといけない。

浄土真宗と親鸞聖人の神髄に入って行く。

他力と信心。

さあこれからもっと宗教脳を活性化しなければ・・・。


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公開講座は上田紀行先生、「今、『生きる意味』を問う!」です。

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今年の3月24日(日)午後1時~

浄土真宗本願寺派鳥取因幡組公開講座が開催されます。

講演は東京工業大学教授で、リベラルアーツ研究教育院長。
上田紀行先生です。

テーマは、「今、『生きる意味』を問う!」です。

先生の著作『生きる意味』は、大学入試出題一位で、3種類の高校の
教科書に掲載されています。
さらにリベラルアーツは現在の教育界で注目を浴びており、経営者層
でも必要と感じている方が多いという。

私は14年前、東京で会社員をしていたとき、当時先生が主宰されて
いた『仏教ルネッサンス塾』に出会った。
そこに毎回参加したことで、会社を辞めてお寺に戻る気持ちになった。
私の僧侶の原点であり、そのときの著作「がんばれ仏教!」は日本の
仏教界に衝撃を与えた。

その本の中で紹介されていた六つのお寺と僧侶。
私はそのお寺の中で三つのお寺を見て回ったのです。
その中に先日NHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」で紹介されて
いた、神宮寺の高橋住職もいた。

現代の日本の社会に必要なもの。

そんな講演会があります。

会場は、鳥取市鹿野町鹿野にある光輪寺。

参加無料で、どなたでもご参加いただけます。

鳥取でこの様な講演会が開催されることは、滅多にありません。
どうぞ皆さんお出かけ下さい。






五十回忌法要に想う・・・

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新年、五十回忌法要をお勤めする機会がありました。

一昔前なら、家は代々続いていた。
たとえ会ったことのない先祖でも、五十回忌をとうことが多かった。
でも今は、家が続かない時代。
まして会ったこともない先祖の五十回忌をとうことは減ってきた。
というよりも、すでに家がないということもあります。

五十回忌をお勤めすることを想った。

そこには小さな子どもたちもいた。
その人に会ったことさえない人がほとんどだった。
そう、法要の場は遠いいのちさえ一緒になれる場所だ。

その故人が存在したこと、さらにはそこに思いがあること。
それをお勤めする人がいて、場所があること。
それがすべて揃わないと法要はできないのだ。

その縁が尊い。
したくても出来ない方もいる。

そこに思いがあれば・・・。

仏様のことは、思いがあるかどうかだ。

その思いが、今生きるいのちを支えている。

その思いが大切なのです。


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ご朱印帳のことを書いてみた!

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宿坊に来られるお客様。

ご朱印帳を希望される方も多い。
決して有名なお寺ではありませんが、ご朱印帳ブームでもあるので、依頼が
あればお受けしています。

ご朱印も、それぞれに特徴があれば良いと思っている。
それで、そこにいろいろと書き加えています。

ただ名前と朱印だけではつまらない。

阿弥陀さまは私が作ったハンコを押しています。

浄土真宗の西本願寺や東本願寺ではご朱印帳に記帳することはないのです。
それもあって、浄土真宗の寺院はご朱印を押さない。

そう言った意味では、この宿坊のご朱印は希少価値が高いかも知れません。
小さなお寺ですから、記帳は住職が行います。
一冊づつ書いて行きますので、時間が意外とかかります。
さっと書いてご朱印を押して終わりってことではありません。

有名なお寺や神社はその件数はすごいでしょうから、時間はかけられない
でしょう。
もちろん住職が直接書くこともない。

観光寺院ではないですし件数も少ないので、できるだけ丁寧に書きたいと
思っています。


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光・・・

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朝日を撮ると、そこにこんな画像があった。

まるで阿弥陀如来の光りの様である。

この朝日が本堂に差し込む。

そうか、本堂の光は阿弥陀如来の光だったのか・・・。

光は、暗闇の心を照らすもの。

硬く固まった心を照らし、そして融かして行く。

それが光だ。

光があれば人は生きて行ける。

どんな苦難や、どんな悲しみがあっても。

光は、いのちを照らすのだ。


浄土真宗の研修会・・・連研を開催する。

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今日は朝から穏やかな一日。

光澤寺では浄土真宗本願寺派鳥取因幡組の連研(連続研修会)を開催しま
した。

今回で第11期で、1期は一月に一回で12ヶ月連続で研修があります。
会場は毎月違うお寺になるので、12ヶ所のお寺を見ることができます。
お寺によっての違いが分かるし、講師は基本的に会場寺院の住職が勤める
ので、いろんな住職の話しを聞くことができます。

今年は台風の影響で、中止や延期になったり時間短縮とかあったそうです。
今日は一日穏やかでしたが、本堂内は朝方少し寒く感じたので、今年初めて
本堂にストーブを入れました。

午前中は、開講の勤行の後、今回のテーマの「問題提起」があります。
その問題提起に基づいて、4班に分かれて班別の話し合い法座をします。
みんな和気あいあいと自由な話し合いをする。
そして班別の発表のあと、とりまとめの法話となります。

お昼は弁当を皆で食べるので、回を重ねるごとに仲良くなって行く。

午後は、今回のテーマの講義。
私は講義を担当しましたが、今日のテーマは「自力と他力」。
浄土真宗の教えの根幹でもあります。
できるだけ分かりやすくと思いましたが、少しペースが速かったかも知れ
ないな・・・。

連研は各地区によって開催方法はまちまち。
鳥取因幡組のスタイルは、もしかすると独特かも知れない。
でも毎回多くの参加者があり、ほとんどの方が12回参加され修了されて
行きます。

一日みっちり、そして昼食も食べて話し合い法座もある。
さらには毎回違ったお寺を回るので、変化があると言うことです。

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ご住職方も話し合い法座も、笑いがあって和気あいあいですね。

さらには、来年住職を継職される若さんと若坊守さんご夫妻も参加されて
いました。

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若さんは連研委員として、若坊守さんは連研参加者として。
これからお寺を盛り上げて行かれることでしょう。
その表情からも、やる気が伝わってきますね。

10月はイベントが続いていますが、お寺の活動もやっているの?
と思われているかも。

宗派のお寺の活動も、やっております。
という主張もしとかないと・・・。



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報恩講法要に向けて・・・新米と餅米が檀家さんから

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檀家さんから新しいお米と餅米が届けられました。

光澤寺では11月1日に報恩講法要が執り行われます。
それに向けての準備にお餅を作ります。
そして行事でお米を使う。

ご年配の方は、「親鸞聖人はお餅が好きだったんやで」といわれる。
本当かどうかは別にして、そうして報恩講を大切にしてきたんだなと感じる。

以前は11月の末に報恩講をお勤めしていた。
でも最近は寒いと中々お参りしづらいとの声があります。
それで10月末から11月の初旬にしています。

冬が近づいて来たなと感じる頃。
でも初雪はまだ来ない。

浄土真宗の寺院では一年で一番大切な法要になります。
宗祖である親鸞聖人のご命日に向けて、全国のお寺で執り行われます。

こうしてまた、一年が過ぎ去って行くのだな・・・。

今年もいろいろあった年だった。
でも確実に時は過ぎて行く。


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浄土真宗の中でもクレイジーな存在!

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先月末、本堂の内陣に曼荼羅を描いていただいた。
そのとき絵師の小粥の製作風景を撮影に来られていた川嶋P。

Pとは、一応プロデューサーのPだそうです。

そのとき、私がお客さんに瞑想体験してるときに、彼が撮ってくれた写真。
横顔をみると、ちょっと老けたなあと思ったりするが。

それなりに味わいが出てきたのかも知れないな、まあ歳相応なのだろう。
自分が思っているほど、自分は若くないんだな。

ところで、彼がこの写真に付けていたコメントが面白かった。

「住職は浄土真宗派の中でもクレイジーな存在として知られているが、人
の心に向き合うおおらかさは競争社会の中では稀。ここを訪れる数多くの
人を救っている」(原文のまま)

なるほど、彼にはそう見えているのか。

確かに私は宗派内から見ればクレイジーな存在かも知れないな。
もしかすると、日本の伝統仏教全体から見てもだ。
でも現代のお寺業界では、クレイジーなくらいが丁度良いのかも知れない。
そう彼のコメントを見てそう感じた。

内側から見ればクレイジーでも、外から見ればそれが普通って感じではな
いかとも思う。

さらには、いつの時代でもクレイジーと言われていた人間が、新しいもの
を創り出してきた。

最初は異端の様に思えても、それがいつの日かそれは異端ではなくなる。

クレイジー上等なのだ。

もしかすると、最上の褒め言葉かも知れない。


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秋空の中、正栄寺さんの仏教婦人会法座に出かけました!

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隣町の若桜町にある正栄寺さん。
今日は午後から、仏教婦人会の法座に出かけてきました。

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毎年9月の総会の法話にお招きいただいております。
近い所にあるお寺さんで、有り難いご縁と感じます。

浄土真宗寺院の少ない鳥取県では、あまりお寺さんから声が掛かることは
ありません。
お寺以外の講演会の依頼が、圧倒的に多い。
僧侶としては、どれだけお寺に縁のない人に話せるかも重要なことなので
それはそれで良いとも感じています。

こちらのお寺さんも過疎地にあり、次世代にお寺を引き継ぐため努力を
しておられます。
今回行ってみて、お寺の境内の駐車場が広く整備されていることに驚きま
した。

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これなら詰めて置けば20台は停められます。
宿場町の街中にあるお寺さんなので、かなりスゴいですね。
かなり思い切った作業です、簡単なことではなかったでしょう。

つい先日まで、この駐車場になっているところには、家が建っていた
のですから。

法座では、暑い中でしたがたくさんお方がお参りされていました。
頭が下がりますね、

お話しは、できる限りわかりやすくを心がけました。
法話の後、「話しを聞いていると、少しずつ分かるようになりました」
と言葉がありました。

最後に、10月から始まるNHK文化センターの『歎異抄講座』の
ご紹介もさせていただいた。
会場まで遠いので、ちょっと無理かなと思いましたが、講座に興味を
持っていただいた方もいらっしゃったようです。

法話を終えて外に出ると、秋の青空がまぶしかった!


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英月流和讃のススメ!・・・英月さんの出版記念イベントに行く。

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5月15日
夜6時40分、京都の烏丸に近い大行寺に参りました。

大行寺は真宗仏光寺派の本山仏光寺の北隣にある寺院。
その寺院の住職を務められるのが英月さんです。

英月さんは、今の日本の女性僧侶の中で一番有名かも知れません。

瀬戸内寂聴さんは?
と言う方がいらっしゃいますが、あの方はあくまでも作家であって僧侶
とは誰も思っていませんから。
話していることは仏教とは全く関係ないことばかりで、僧侶とはとても
言えませんね。

英月さんは、TVを始めとして雑誌や新聞で活躍されているし、普通に
布教師としても活動されています。

宿坊光澤寺を始めた7年前、英月さんが10年ぶりに日本に帰って来ら
れてすぐの頃。
光澤寺の報恩講の講師としてお越しいただきました。
さらには、その後で浄土真宗本願寺派鳥取因幡組の僧侶研修会の講師と
してもお越しいただいた。

いつもお願いすると、快く引き受けて下さいます。
ときには都合を調整して、対応して下さったりで感謝しています。

今回は、英月さんの書籍の出版記念イベント。
主催は出版社の春秋社さんでした。

本の名前は、「その悩み親鸞さんが解決してくれます!」~英月流
和讃のススメ~

結構まっすぐと来たなって感じです。
最初聞いたときは、えー、このタイトルで行くか~。
そう思いました。

でもこの機会に英月節を久しぶりに聞きに行こうと思いました。
イザ鎌倉!ならぬ、イザ大行寺!なのです。

約1時間半のトークイベント。
相変わらずの、前のめりの英月節でした。

新名神を通ったおかげで時間も早く着き、無事にイベントに間に合い
ました。

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イベント終了後は、重要文化財の快慶作のご本尊阿弥陀如来像の前で
一緒に写真をお撮りしました。
このご本尊、いつもは撮影禁止だそうです。
そして通常は夜のご開帳はない。

いつもお元気そうな英月さんに、久しぶりにお会いすることができま
した。

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こうして濃い初大行寺さんを終えてホテルまでの帰路につきました。

英月さんには、またいつかお会いする機会があるでしょう。
僧侶をしている限りは・・・。

そういえば、35回の見合いを断ってアメリカに渡って、そして日本に
帰ってきて住職となる。

ところで英月さんご自身ご結婚はどうなるのだろう?
と言う疑問は解決することなく、続いております。
46歳になられるそうですが、きっと親鸞聖人に恋しておられるのかも
知れませんね。
そうだとすると、世の中の男には興味が沸かないか・・・。

「親鸞聖人のことになると、つい熱が入って前のめりになります」と仰
っておられましたから。


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潮音寺様の法座で思うこと・・・

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いきなりこんな写真ですいません。

これは先日の潮音寺様での永代経法要、説教のときの写真です。
普段は自分を撮ることはないのですが、でも今回は写真を撮って下さ
った方がいらっしゃったので、ちょっと載せてみました。

法話も読経も一期一会、すべてがそのときに全力を尽くす。
それしか私にはできません。

ただ説教の内容は、浄土真宗の独特のものとはちょっと違うと思います。
私はそのような法話はできない、ただ、どうお参りの方の心に届くかを
いつも考えています。

お寺の法座のスタイルも、これからは一気に様変わりするでしょう。
今までのような法話では人が集まらない、そう言いながらも変え様とし
ない。
それは何故かというと、誰もどうしたらよいのか分からないから。
分からないから従来のものを変えようとはしない。
それが伝統を守るとかというお寺特有の考え方になっている。

今回の法座には、潮音寺のご門徒さんだけではなく、部外の方々も
たくさんいらっしゃっていたのが印象的でした。
ご住職がお声掛けをされていたのでしょう、休憩の時間はその方々
が名刺交換をされて、さながら異業種交流会のようでしたと言われ
ていた。

常に新しいスタイルの法話を考えています。
現代社会の人たちにダイレクトに届く法話が必要、そう思っている。

皆さんは熱心に聞いて下さったと感じた。
もちろん本当のところはよく分かりませんが。
ただ肌で感じるものはあります。

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こんなに自分の写真があるのは珍しいです。
自分ってこんな風に話してるんだなと初めて分かった。

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聞いておられる方が興味を持って聞く。
そして何かに気づいていただける。
退屈しない法話。

そんなことを常に考えている。

写真はちょっと多すぎたでしょうか。
普段は自撮りしないので、たまにちょっと多く載せてみました。





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来年度は、宗派の全活動から撤退するしかない。

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10年後・20年後の日本社会で求められる寺院像・僧侶像

そこから遠い場所にあるのが、宗派の活動ではないか?
今までに数多くの活動が生まれ、それが整理されることなく乱立して
いるのだ。
たとえば、実践運動、仏教婦人会や総代会、仏教壮年会から寺族婦人の会。
青年僧侶の会や子ども会から連研、ビハーラ活動。

現在は宗派だけではなく、外部の研修やセミナーが数多く開かれている。
その中にあっては宗派の活動は全く魅力がない。

過疎地にある寺院ではそんな活動が出来るわけがない。
さらには活動できる人の確保が困難になっているのです。
それでも本山は相変わらず・・・。
そろそろ活動を整理して、より具体的な寺院活動に力を入れるべきだ。

活動内容もほぼ同じパターンで、もし私のお寺で組織しようと思っても、
とても門徒さんにお勧めすることが出来ない。

私のお寺では、来年度はすべての活動から手を引くことにしました。
組織も出来ないし、活動に意味が無いからです。

会費ばかりが沢山かかってくるだけでしかない。

もうこんな活動は必要ない。
それよりも本山は、組織の再編成と研修の削減、販促品の徹底削減。
交通費の徹底削減を図るべきである。

そうでなければ各寺院への賦課金が増えるばかりだ。
今どきどこを探しても、そんな組織は存在することはない。
それに早く気づくべきだ。

そうでなければ宗派離れが加速するだろう。


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お寺の家族の葬儀にて思うこと・・・

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今日は同じ宗派のお寺さんの葬儀でした。
故人は、住職のお母さんで前坊守さん101歳のご往生でした。

昨日は私も葬儀でしたので通夜にはおまいりせず、今日の葬儀に参列
させていただきました。

山間部にあるお寺さんで、天気予報は通夜も葬儀も大雪注意報。
さらには気温も寒波襲来でマイナス7℃くらいとなっている。
どうなるのかなと思っていましたが、気温は低かったものの、雪は降
らず晴天でした。

私が住職となって、同宗派の地区のお寺さんの家族の葬儀にお参りする
機会が少なからずあります。
故人は、住職か坊守だった人か、もしくは現役の場合もあります。
なので葬儀はどうしても盛大にならざるを得ません。
本山からは院号も下賜されます。

御寺院やご門徒さんも精を出されます。
けれど私はいつも違和感を感じざるを得ません。

浄土真宗は寺族もご門徒さんもなく一緒ではなかったか。
寺族だからといって、それほど盛大に執り行う必要があるのだろうか?
そう感じます。

導師の他に脇導師も二人、さらには絵係という進行役もいます。
これだけでも費用はかなりになる。
さらには僧侶が参列したりとか、いろいろ気を遣うことが多い。

私は前住職や前坊守のときは、ごくシンプルに執り行うことを決めて
いる。
できれば院号も本山からは必要ないとも思っている。
差がないと言いながら、何故差を付けるのだろうか?

骨葬で本堂で執り行い、導師は私が勤める予定です。
ご門徒さんとお寺さんには案内するが、あくまでも来れる方だけで良い。
質素に見送れば良いのだと思う。

これだと、せいぜい30万円で執り行えるでしょう。
それで十分だ。

うちのお寺であれば、それで精一杯です。

本当に見送りたいと思われる方だけの参列で良い。
これからの葬儀はそうなるだろう・・・。


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法事のあとの食事(お斎)

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今日は四十九日法要でした。
四十九日法要のことを満中陰とも言います。

これは、この世のいのちを終えたあと、彼岸にたどり着き次のいのち
に生まれるまでに四十九日かかると言われていることから来ています。

次のいのちまでの状態を中陰という。
これは、どちらでもない状態のこと。

それが四十九日で満たされるので、満中陰というのです。

次ぎのいのちはどうなるか、それは同じ仏教でも国や宗派によって
違ってきます。
日本では、宗派でも彼岸にたどり着くアプローチが違ってくる。

浄土真宗では、阿弥陀如来の本願によって、迷うことなく彼岸に
ある極楽浄土に往生するとされている。
私たちは、そのことを疑いなく信じることだけが要求されるのみ。

法事のあとは食事をすることが多い、でも最近は家族だけでの法事が
増えてきた。
自然に食事がない法事も増えてきました。
私は、食事に招待されたら、都合がつく限り席に着くようにしています。
せっかくの機会ですし仏様のご縁なので。

法要のときの食事をお斎(とき)という。
報恩講のときは、このお斎を振る舞うお寺さんは多いですね。
このときは精進料理になります。

以前は法事のあとの食事はそのまま自宅が普通でしたが、最近では料理屋
に行くことも増えてきた。
少し時間はかかりますが、マイクロバスが送迎に来てくれるので、心配
せずに飲めるし、温泉付の場所が多いのでそっちも助かります。

ただ、これからは法事にお参りされる方が減って行くでしょう。
そうなると食事の機会も減って行くでしょう。

その前に法事自体が減って行くかも知れません。
家族が少なくなったり遠くにいたり、こうなってくるとお寺のことも思う
様に行かなくなってくるでしょう。

本当にこれからは、すべてのことが従来と大きく変わってくる。

そういうタイミングですね。


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哲学の巨星、大峯顕さん往く!

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大峯顕さんが往生されたという。
2月3日、奈良のセレモニーホールで葬儀が執り行われたそうだ。

私はそのニュースを知らなかったが、宗派の鳥取因幡組の執行部会の
あとの懇親会でそのことを知った。

私がまだ30代だった頃、お寺に帰る予定はなかったが時々仏教の本を
買って読むことがあった。
そのとき手にしたのが大峯先生の「親鸞のダイナミズム」でした。
私がその頃、どうしても好きになれなかった浄土真宗の感覚があった。
研修会などに行ったとき聞く、いつもの感覚。

そんな感覚を開いてくれたのが大峯先生の本だった。
いつか先生の話を聞く機会があるだろうと思っていた。
実際に、昨年のことだが宗派の鳥取因幡組の研修会に先生をお招きした
いと思い、直接お寺に電話したことがある。
すると先生が電話に出られた。
事情を話すと、先生は「最近は体調が悪く、すべてお断りしています」
との返答だった。
やはり体調が優れなかったのでしょう。

京都大学を出られたあと、大阪大学で長く哲学の教鞭をとられていた。
宿坊にも、大阪大学で哲学を学ばれた方が来られたことがあります。

浄土真宗では長く本流ではありませんでした。
それでも教学研究所の所長を務められた。

宗教者なのか哲学者なのか、その両方なのだろうと思う。
でも世間では哲学者としての扱いでしょう。

最近、小出遙子さんが出された「さとりってなんですか?」という本
でも、悟りについて先生が語っておられた。
それは本当に大峯先生の究極の完成なのだろうと感じました。
これ以上の感覚はもうないだろうというくらいのものでした。

結局、一度も先生のお話しを聞くことはできなかった。
遠い存在ですから、思いが叶うことはなかった。

それでも浄土真宗の教えに近づけてくれたことは感謝しています。

浄土真宗も大切な方がまた一人いらっしゃらなくなった。

梯實圓先生、大峯先生、このお二人が至極でした。
後はもういらっしゃらないのではないか・・・。
そう感じてしまうくらいの存在だったと思います。

合掌


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通夜の意味を考える・・・

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                     (夜の光澤寺本堂)
今晩、通夜にお参りした。

ここ数日、どこの葬祭会館にも葬儀の看板が掛かっていた。
寒さが厳しいからだろうか、季節の変わり目なのか・・・。

通夜では読経のときに焼香をすることが多いと聞きます。
中には焼香を終えたらそのまま帰るのだとか。

私は通夜のときは読経中には焼香はしないようにしています。
通夜は焼香をしに来る場所ではなく、故人を偲ぶ場所だから。
読経にはやはり力が必要です、いい加減な読経では場が乱れる。
それでは仏様は会場に入って来られない。

そして読経の後には必ず法話をします。
法話の時間は8分、10分以上だと通夜の場では長すぎる。
その分、その8分間に仏の教えを込めて行かなくてはならない。
力の無い法話ならしない方がましですが、読経の間に焼香をし法話も
しない通夜であれば、もう通夜の意味は無いでしょう。
もしそんな通夜であれば、故人は報われない。

読経は故人に対する気持ちが一番伝わるものだからです。

故人を通して仏法に出遇い、自分のいのちを見つめる。
それが通夜の大切なことです。
そしてその場の思いを受け止める。

通夜勤行は約40分間で終わる、決して長い時間ではありません。
その時間でしっかりと故人を偲ぶのです。

いのちを感じ、いのちの流れを受け止める。
生きているいのちを実感するときなのです。

仏となる故人の思いが私たちにつながる、そしてその思いを伝える。
一方通行ではない、いのちの流れです。

通夜は残される者にとって、心にケジメを付けて行く大事な時間です。
その思いをしっかりと伝えたい。

だから私は読経中に焼香はしないのです。


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西本願寺と東本願寺・・・その違いを見る。

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東本願寺(大谷派)林高寺さんの内陣
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西本願寺(本願寺派)光澤寺です。

浄土真宗と一口にいっても、大きくいうと十派あります。
新しくできた派も入れると十数派になる。

その中でも規模的には、本願寺派と大谷派が大きい。
両派ともそれぞれに末寺が1万か寺ある。
この両派を合わせると、圧倒的に日本で最大宗派となります。
次は曹洞宗の1万3千か寺だ。

元々は同じだったが、十一代目のときに内紛があり、十二代目から
派が分立することになる。
豊臣秀吉の治世のとき、東本願寺は徳川家の支援によって派を立てる。
逆に言えば、徳川家康が日本の最大宗派で権力の対抗勢力であった、
浄土真宗を内紛に乗じて分断し、東本願寺を徳川勢力に取り込んだと
いうのが正解かも知れない。

今回、名古屋の大谷派のお寺、林高寺さんに法話でお伺いした。
実は近いようでほとんど大谷派のこと走りません。
実際に法要に参列したことは今までにない。

内陣の荘厳も似ているようで、大きく違います。
蝋燭立てや花瓶やりん灯など、細かく違っています。

読経が始まると、同じお経でも節が違う。
私もついて行けないのだ・・・。
作法や衣の呼び方も違う。

たとえば、南無阿弥陀仏。
西では「なもあみだぶつ」と称える。
東は「なむあみだぶつ」だ。

当日は、法話を挟んで、前半と後半に法要があった。
後半の法要には雅楽も入る。

教義についても、その流れは違いがあります。

でも法話は私のスタイルでお話ししました。
「いのち」と「こころ」のことを話している限り、その中心は常に
お釈迦様の教えになり、親鸞聖人の教えになる。
そしてそれは必ず阿弥陀如来に行き着くのだから・・・。

これからも宗派を超えた縁が広がると良い。
3月には高田派の本山のある津にも行きます、高田派のお寺さんです。


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今日は法事を本堂で勤める!

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今日はそれほど気温が下がらなかった。
午後から本堂で法事の予約が入っていた。

本堂を片付け、お香を焚き、ストーブを点ける。

今日の法事は檀家の方ではない。
今から5年前くらいからだろうか、「法事をお願いできませんか」
と問い合わせがあった。

それからは必ず法要があればお寺に来られます。
きっとご熱心な家であったのかな。

もちろんお寺ですから、ご希望があれば檀家さん以外の法事をお勤
めすることはあります。
いろんなご事情があるのだろうと思う。
私はお寺とは、どなたでも受け入れるべきだと考えている。
それでは檀家と檀家以外との差はどこにあるのか?
それは、このお寺を支えてこられ、これからも支えて行こうと思わ
れている家や人、それが檀家です。
もちろんお寺の運営に関わりますし、総代などの役員にもなる。
それが護持である。

直接お寺の運営には関わらないが、法事などを頼まれる。
それは檀家さんじゃなくても構わない。
ただ一点事情があるとすれば、檀家さんからの葬儀や法事の依頼は
必ずお勤めする。
檀家さんではないときは、スケジュールや状況によってはお勤めで
きないこともあるということ。

今日の法要は複数の方の年忌をお勤めする。
その中でお一人は五十回忌でした。
私のお寺では、五十回忌はお取り上げ法要となる。
つまり年忌法要としては一区切り、お取り上げの法要を執り行う。
次いで他の方の年忌法要をお勤めする。

ゆっくりと読経をする、仏の思い故人の思い、そしてご遺族の思い。
その思いが本堂で積み重なり、そして溶け合う。
法要のその一瞬にすべての思いがつながるのだ。

私は、そんな思いをつなげるためにお経を唱える。
読経は他力ではない、僧侶の力が試されるときでもある。
仏に届きご遺族に届かなくては読経ではないのです。

誰が唱えても同じではない、だからこそ道を求める。


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名古屋のお寺さんで法話を・・・!

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名古屋市にあるお寺さんの報恩講法要で法話のご縁がありました。

今まで私が法話のご縁をいただいた中で一番遠方になります。
中村区にある林高寺さん、副住職は宿坊に来られたことがあり、この
お寺の機関誌では5回連続でご紹介していただいています。

そんなご縁もあって、今回お招きいただきました。
林高寺さんは、浄土真宗大谷派(東本願寺)のお寺さんです。
昨年までは40年以上、同じ僧侶の方に報恩講の法話を依頼されておら
れたそうです。
すごい伝統だなとおもった・・・。
東海地方では有名な布教使だった様です、その方が昨年亡くなられて、
ご縁のあった私に話があったのです。

こんなこともあるのだな、そう感じた。
法話の依頼があることは、本当に有り難いことです。
さらには、名古屋といえば浄土真宗大谷派の中心地でもある。
浄土真宗の熱心な町なのだ、そこに田舎の僧侶が行って話ができるだ
ろうかという心配もある。
でも、それは是非行きたいという楽しみの方がさらに大きい。

私は大谷派の法要には参列したことがない。
同じ浄土真宗といえど、読経の節や作法には違いがある。
それも感じてみたいと思った。
これも有り難いご縁である。

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朝9時から法要開始。
第一部はお寺を支える女人講の皆さんの法要です。
今回の報恩講も準備をされ食事も作られる。

今回は法要の最初から最後まで参列させていただきました。
でも10時~11時30分までは、私がお話しさせていただくので
すが。
まあ参加してることには変わらないな・・・。

法話は、「心の授業」で。
そんな感じでもあったので、いつも私がお話ししていることを中心
にお話しした。
いつもそうだが、十分自分の話したいことを話せたかどうか。
でも精一杯お取り次ぎさせていただく。

今まで40年間以上、同じ方が話しをされてきたのだ。
それがいきなり「心の授業」では、お参りの方々も驚かれたかも知
れないな。
逆に言えば、全く始めて聞くような法話だっただろうか。

話し終えたとき、期せずして拍手が起こった。
講演会だと拍手なのですが、法話のとき拍手があるのは珍しいこと
だったので、そのお心をいただくことだと有り難い思いでした。

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法話は一期一会。
これからも、精一杯勤めさせていただく。


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鳥取因幡組の研修会を開催・・・より実践的に、よりオープンに!

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12月19日、(社)お寺の未来の井出代表を講師に迎えて研修を行った。
浄土真宗本願寺派鳥取因幡組の研修会です。

一日がかりの研修会で、午前中は寺院関係者向けに「宗教法人としての心
構えと実務のポイント」
午後は僧侶とご門徒さん一体となった研修で「10年後・20年後の日本
社会に求められる僧侶増・寺院像」でした。

浄土真宗の研修とか総会とかでは、布教使などの法話を聞くことが多い。
ただそんな従来からのやり方ではないものを私は常に考えています。
ですから鳥取因幡組ではテーマを考え、そして講師をお願いします。

研修ですが、もちろん仏教や浄土真宗がその中心にあります。
それをさらに実践的に。

今のお寺を取り巻く環境が急速に変化する中、守るべきものを大切にし
ながらも、変化にも対応して行かなくてはならない。

(社)お寺の未来は、全国の超宗派の僧侶が参加する、未来の住職塾を
主宰しています。
すでに塾の卒業生は600人を超えるまでになっており、30代を中心と
した若手の僧侶が多く参加している。
そこから様々なお寺の活動が始まっており、その展開もスピードを増す。
さてこれからどうなるだろうか?

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井出代表の優しくて鋭い話しに、参加した僧侶もご門徒さんも熱心にその
話しを聞いていた。

午後の研修では、参加者が班別に分かれて話し合い法座も開催。
その後で結果発表も行った。
もちろん僧侶班もあって、一緒に発表をする。

井出代表によると、他宗派では僧侶と壇信徒が一体となって話し合いをし
たり研修したりする機会はほとんどないという。

今はお寺や僧侶だけの考えでは時代から取り残される。
一体となった活動が必要なときだと思う。

今回の研修は、井出代表を講師として迎えてどんな実践的な研修ができる
かを前提に企画したものでもあった。
未来の住職塾がこれからどんな展開をして行くのか、ただ現代のお寺業界
に大きな一石を投げかけたのは事実です。
それを支援して行く活動も必要なのではないかと思っている。

さらには西本願寺の本山のコンサルティングを手がけているので、その
内容も踏まえての研修となりました。


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浄土真宗の葬儀に想うこと

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今日は葬儀でした。
朝から晴れ上がり穏やかな日。

浄土真宗の葬儀って、至ってシンプルです。

飾りがとかではなくて、儀礼そのものがって感じでしょうか。

以前に地元の葬儀社の方が、「浄土真宗の葬儀は、もうちょっと派手さ
があった方が良いです」と言われてたことがありました。

他の宗派の葬儀はあまり出会ったことがない。
というか自分で勤める葬儀以外はあまり行ったことがないのです。
同じ宗派でもそう、寺院関係の葬儀は通常の葬儀とはかけ離れているし。

たとえば鳴り物がないということ。
だから浄土真宗の葬儀は、導師一人でも十分勤めることができる。
いわゆる仏具の道具類はほとんど使うことがない。

だからいろんな宗派の葬儀を行う葬儀会館なのでは、浄土真宗の葬儀が
ちょっと物足りなかったりするのかも知れない。

でも実は、シンプルな儀礼だからこそ厳かさを出せると思っている。
服装や鳴り物に頼らない儀礼。

そこでは作法の所作と読経そして法話がすべて。

作法が凜としていること。
読経はその空間を作り出すもの。
そして法話は、悲しみの心に届くもの。

逆にシンプルだからこそ、葬儀の厳かさを際立たせることができるのが
浄土真宗だと私は思っています。

だからこそ、読経にこだわる。
実は浄土真宗の場合、あまり読経が得意でない方が多いと感じる。
修行する機会がないからかなとも思います。

私は導師一人で葬儀を執り行います。
他宗派ではたくさん僧侶がいることもあるそうですが、僧侶が多いから
良い葬儀になるということはない。
私は一人の方が良い、その方が余計な気を遣わなくて済みます。
さらには作法や読経がバラバラだったり、一瞬でも気を遣うとその場の
厳かさがなくなってしまうのです。

だから力ある僧侶が一人で執り行う葬儀の方が良い。
お布施が安く済むということもあります。

もちろんいつも思い通りには行きません。
それでも心は常にそこに置いている。

三奉請で阿弥陀如来に入堂していただく様に、そしてその空間を阿弥陀如来
の慈悲で満たすように心がける。

そんな感じでいつもお勤めしています。
葬儀は僧侶の力が試されるときでもある。


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雪の日の「心の授業」!

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今年の12月は、例年に比べ寒さが厳しく積雪も多い。

この日も前日から雪が降って、天気予報も暴風雪となっていたり。
そんな日でしたが、朝起きると積雪はそれほどでもなく、無事にお越し
いただきました。
写真にはいらっしゃいませんが、大阪からも来られる方も。

この日の昼食は、手打ちうどんをご希望でした。
昼食後に「心の授業」でしたので、午前中はうどん作りに専念できた。

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この日のセットは、豆腐竹輪セット・塩鯖・玉子焼き・炒め物・お漬け物
に、おにぎり2個とかなりボリュームがありました。

「心の授業」は、70分と指定がありました。

プロジェクターで用意していた写真や言葉を使いながら、お話しさせて
いただきました。

皆様には、とても良かったと仰っていただくことができました。
今回は、来年四月に依頼があった講演の事前プレゼンといったことも含ん
でいました。
せっかく私を推薦して下さったのに、お応えできなければ申し訳ないです
から。

講演依頼とか、お寺の法座の出講、一つずつ積み上げて行くことが大切だ
と思っています。
もちろんすべて上手く行くことはないでしょう。
こちらが良かったと思っていても、聞かれている方々はそうでなかったり。
その逆もあります。

講演に呼んでいただくのは年に5~6回くらいでしょうか、他のお寺の法座
にお呼びいただくのもも同じくらいですね。
両方合わせると年10回以上になるでしょう、できればこれを年間20~30
回くらいになれば良いですね。

さらにお寺の日帰り体験に来られる団体さんから、法話を依頼されることが
多い。
ここには企業研修や学習会等も入って来ますが、こちらは年間50~60回
以上はお話ししていると思います。
話す時間は、60分~90分くらいです。

私は宗派の布教使の資格を持っていますが、地域的なことやお寺の事情もあっ
て、布教使としての活動はしていません。
私は他の布教使とは違うアプローチをしようと決めているからです。
これからは従来の浄土真宗独特の法座は、なくなって行くだろうと思っている。

教義や教え中心の有り難い宗派の法話ではなく、すべての人に通じる話しを
して行こうと決めている。
宗派を問わず、でもそこにはお釈迦様の仏教に必ず通じるものがあります。

いのちと心のこと、それも宿坊やお寺の活動で実際に出会ったことをお話しす
る。
宿坊で一対一出向き合ってきた方々だけでも500人以上になります。
自分の出会ったことを自分の言葉で話す。
だからいつも違う話しになるし、そのとき経験した新しい話しになる。
なのですべてが実践の話しで、誰かの話を落語のように真似して話すことなど
全くありません。

私の法話は、すべて「心の授業」に通じて行きます。

人が生きると言うことは、すべて「いのち」と「こころ」に通じるのです。
それをずっと深めて行くこと、ただそれだけです。

それは結局は、お釈迦様の仏教を追い求めること、阿弥陀如来の願いに通じる
ことになります。

仏教の本質から外れることなく、逆に仏教の本質に出遇える旅でもあります。

これからも様々な出会いと経験があるでしょう。
宿坊ややずブータン村は、そんな場所です。



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釈尊と親鸞聖人・・・仏教と浄土真宗

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仏教と浄土真宗

普通なら日本の宗派は仏教という前提なので、そこに違いがあるとは思って
いなかったりするでしょう。

今は、テーラワーダ仏教やチベット仏教が日本にどんどん入って来ている。

テーラワーダでは瞑想を始めとしたもの、チベット仏教ではダライ=ラマ14世
の話しが伝わる。
そして世界で仏教は、その二つを中心として動いているのです。
決して日本の仏教が中心で動くことはない。
しいて上げれば禅が知られていて実践されているくらいだろう。

その中で浄土系宗派、特に浄土真宗はその動きから全く違う場所で動いている。
というのも実践や体験がない宗派なので、外国から注目されることはない。
あくまでも内向きの宗派でしかない。

たとえば最近、西本願寺や築地本願寺は、新しい動きを加速させている。
社会に開かれた宗派という展開です。

でもそこで行われていることは何か?
全く宗派の活動とは関係ないものばかり、仏教としてのものではないのです。

要は仏教というものを前面に出せないのが浄土真宗寺院なのです。

確かに注目を集めたり、入りやすい寺という動きは分かります。
だけどそこには何もない。
別にお寺でなくたってできるものが多い。
言えば自己満足型ってことでしかない。

別に批判しているのではありません。

私が今考えることは、浄土真宗と釈尊(もしくは釈尊に近い)仏教の融合では
ないだろうか。

浄土真宗として仏教にアプローチしておかなくてはならない。
私は親鸞聖人とお釈迦様に、共通点が多くあることを感じます。
浄土真宗的な表現で解釈されすぎて、親鸞聖人の本質がぼやけているような気が
してなりません。
教学も大事だが、これからは釈尊へのアプローチと融合が求められていると感じ
ます。

それが内側を向いた教学が外に向けて展開できるときではないかと思っています。

西本願寺には龍谷大学があり、仏教学と真宗学が両方ある。
でもその強いが活かされていない様に感じる。
それぞれにそれぞれといった感じです。

もしくは仏教は知識として知っておくもの的な、日本の宗派独特の考え方が根強い
のかも知れない。

私がこれから考えていることは、親鸞聖人と釈尊の教え、そして唯円とアーナンダ
ですね。


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葬儀の法話で何を話すか・・・2

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葬儀といったとき、たとえば通夜と葬儀式と還骨・初七日の三度法話
をする機会があります。

基本的のその三度に法話をします。
ただそれぞれに時間があるので、時間はそれぞれ決めています。

先ず通夜のときは10分まで、葬儀式は3分、還骨・初七日は5分
程度となります。

一番はやはり通夜勤行となる。
最近は通夜のみお参りされる方も多いし、亡くなられてから最初の
法話となるので、いのちのことを話して行きます。
あまり故人のことについては話さない、それが良いばかりとは言え
ないからだ。

死ということをしっかりと見つめて行くことを中心にお話しする。
ただ話しても10分まで、その10分に生きてきた意味を話す。
それ以上になると厳しい、良い話しでも長いとなれば、良い話しで
なくなってしまいます。
南無阿弥陀仏の意味を、そこにどれだけ思いを込められるかだ。

葬儀式のときは3分までです。
私は、「あの世はあるのか?」という問いをすることが多い。
前提は、誰も分からないが、あるということの意味を説きます。

そして還骨と初七日のときの法話です。
この頃はご遺族も相当疲れている。
なので興味深い話しを手短にするということを心がける。

このときは、御文章で「白骨章」も称えます。
仏となる意味をしっかりと話す、そしていのちの往く場所と法名
の意味を説いて行きます。
浄土真宗なので、「本願海」と法名のつながりを話す。
そのときに名付けた法名の意味を説くこともある。

葬儀のときの法話が一番心に残ることが多い。
さらには大切な方を亡くした悲しみが、この法話で救われることも
あるのです。
私はそんな場面を何度も見てきました。

とにかく僧侶の側の自分勝手な思いを話さないことが大切だ。
教えも基づき、但し教えの言葉はできる限り使わないことです。
普段は、仏法を聞いていない人がほとんどだから。

そして注意することは、あの世や極楽浄土の話しをしていても、今
生きるいのちを中心に話すこと。
あまり次のいのちを希望溢れるものにしてはいけない。

故人のことを慮って、良い話しばかりすると、今生きるという思い
が薄くなる。
ときには若い人が後を追ってしまうということもあったという話し
も聞きます。

とにかく葬儀は読経の力と法話の思いが重要です。
この二つがなければ葬儀をする意味は無い。

だからそのときそのときが常に真剣勝負である。

この間は、常に意識を研ぎ澄ます。
それは無理にではなく、自然にそうなること。


これからは僧侶も選ばれる時代になるのだから・・・。



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名古屋市の林高寺さんの「報恩講法要」でお話しします・・・新スタイルの法話を考える。

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名古屋市にある真宗大谷派の寺院である林高寺さんから機関誌が届き
ました。

林高寺さんの副住職は宿坊に二度もお越しになられ、この機関誌で宿坊
をご紹介していただきました。
さらに私も4回に渡って寄稿させていただいたことがあります。

副住職は私の宿坊の活動に大変興味を持っていただいておりますが、
その思いはとても熱く私が及ぶところではありません。
初めてお会いしたとき、まだ二十代と若いのにすごいなと感じました。

そして1月15日に林高寺さんでお勤めされる「報恩講法要」にお招き
いただき話しをするご縁をいただきました。
東海地方に行ってお話しするのは初めての機会です。

宿坊でのことや、宿坊体験で行っている「心の授業」をお話しさせて
いただきます。
過疎のお寺のこと、宿坊を始めたこと、そこで出会った多くの方々の
こと。
そしてそこから出来上がった「心の授業」。

私の一つの試みとして、浄土真宗らしい有り難い法話というスタイルを
取らない法話をしています。
それは、私自身が「ありがたい」「感謝」が妙に耳に付く法話が好きで
ないということもあります。
さらには宿坊に来られる日帰り体験の方の95%が他宗派の方という
事情も相まって、そんなスタイルになっています。

ただこれからの法話のスタイルはそうなって行くだろうとも考えている。
従来の浄土真宗の寺院の法座のような話しは、いずれなくなって行く。
ではそのとき、どんな法話が求められるのか・・・。

それが私の向いている方向です。

若い人は、仏教の本質や体験には興味があるが、実は宗派の教義には
あまり目が向いていません。
これは家制度の中で、親から子へ、そして孫へと受け継がれてきたもの
だから、家制度が崩壊した現代では、親鸞聖人に興味のない浄土真宗の
門徒が急激に増えている。
ひいては本山への興味もあまりないだろう。

そんな時代に、教義に頼った法話では誰にも通用しなくなるだろう。

だから私は、仏教や浄土真宗が何のために説かれているのかを中心に
考えている。
すなわち「いのち」と「こころ」のことだ。
それ以外に仏教も浄土真宗の教えもない。

四苦八苦、すなわち「いのち」と「こころ」を救うことが目的な教え
なのです。
他力のとらえ方もそこから始まります。

他力が前提ではありません、他力とは何を意味するのかを説くのです。

林高寺さんの「報恩講法要」は、1月15日の9時から始まります。
私の法話は10時~11時30分を予定しております。
11時30分からの第二法要では樂も入るそうです。

名古屋市周辺の方は、ぜひ林高寺さんに足を運ばれてはいかがでしょ
うか。

林高寺 名古屋市中村区岩塚町新屋敷23


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執行部会で思うこと・・・これからのお寺

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私もこう見えて、宗派の活動もやっております(笑)。
今日は午前中に、鳥取市内にある組長寺院の養源寺様にお伺いしました。
執行部会に出席するためでした。

今回の大きなテーマは二つ、一つは宗派の賦課金変更に伴い大幅に鳥取
因幡組の賦課金を見直す問題。
そしてもう一つは、近くになった研修会の打合せでした。

宗派は各寺院への賦課金を相変わらず変えようとしない。それどころか、
いかに上げるかばかりに普請している。
時代錯誤も良い所だ、昭和20年代の門徒戸数を今でも適用している。
過疎地の寺院はもう持たないというのに、そこに一番負荷がかかるよう
になっている。

本山は、お金持ち寺院で成り立っているので、過疎化対策など全くやっ
ていない。
金が足りなければ賦課金を増やすという安易な道。
本山の無駄な経費を減らすという考えには全く及ばない。

使い途のない無駄な販促品の数々、研修とは名ばかりの無駄な研修、
さらにはその経費のほとんどが交通費に消えて行くという始末、等々。
そこには一切メスが入らない。

結果、組の活動費に回るお金がないので、活動資金の大幅減免をやるし
かない。
教化団体への助成金はすべてカットする方向になるでしょう。

ただ寺院は手をこまねいているわけではない、12月には未来の住職
塾の井出代表をお招きして、新しい切り口の研修会を開催します。
西本願寺のコンサルティングの請負人である。

そこからスタートして、再来年の3月には上田紀行氏をお招きする。
そこまでが鳥取因幡組の10年後20年後を見据えた活動のベース作り
となります。

各寺院はそれぞれに動いている、そこに組の枠組みを作る作業のスター
ト。
研修は私が担当するので、一応副組長として宗派の活動にも積極的に
参加していることになるな・・・。

私は衰退する過疎地寺院の代弁者という立場でいつもいます。
なので批判的な発言になるが、それは現場の声なのです。

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本願寺派神門組の若手僧侶の皆さんが宿坊に!

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同じ浄土真宗本願寺派の皆様です。
昨日、島根県の神門組の若手僧侶の会の有志で宿坊にお越しになられま
した。

幹事の堀西さんは、未来の住職塾で御一緒させていただいておりました。
お寺や宿坊の活動を聞いてみたい、ということで同じ山陰教区ですが、
片道3時間をかけて。

同じ山陰教区でも一番東から西まで300kmくらいあります。
これって東京から浜松くらいになるかも・・・。

お寺の活動に、同じ僧侶の方々が興味を持っていただけるのは、ありが
たいですね。
どちらかというと、宗派内では変わったことしてると思ってたりするか
も知れないので、以外と同宗派の方は少ないですね。
逆に他宗派の方の方が圧倒的に多い。
法話の依頼も他宗派の方が多いです。
これって面白い傾向だなと思います、お寺って同宗派内での付き合いが
ほとんどでしょうから。

そんなこともあってか、今回は有り難いご縁でした。
今回は、ありのままのお寺の姿をお話しさせていただいた。
飾ることもないし、隠すこともない、そのままに。

これからの時代、お寺がどんな状況になるのか分からない。
だからこそ、枠を外して視点を変えて見ることが大切なのだと思います。

お昼過ぎに到着されてから、先ず昼食にイタリアン精進料理をお出しい
たします。
そして午後は、光澤寺の展開とか宿坊のこと、そしてやずブータン村の
活動についてお話しした。

皆さんからは、従来の概念にとらわれず視点を変えるということを感じ
られたそうです。

どうしても自分たちの枠の中でいろいろ考えるが、枠を取り外してみる
のもときには必要かも知れませんね。

皆様、宿坊にお越しいただきありがとうございました。


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宿坊を始めてから、毎年来られるお客様が宿坊に!

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朝から秋晴れの素晴らしい日だった。

そこで記念撮影を一枚!

お二人も笑顔ですね。

この女性お二人のお客様、実は宿坊を始めた年に来られました。
それから毎年一回、一年も欠かさずに宿坊においでいただいています。

最初の年はまだお客さんは少ないとき。
4月0人、5月3人、6月15人、7月1人、8月は少年野球の合宿が
あったりで50人弱、9月は7人、そしてお客様が来られた10月は、
こちらのお客様を含めて4人とか、そんな感じではなかったかな。

開業を2012年の4月としていますが、3月にお一人来られています。
これはホームページをアップしていたのを、たまたま卒業間近の男性が
見て来られた。
お客様第一号はこの大学院生だった。

それ以来、お客さんが一ヶ月間一人も来なかったのは、開業時の4月。
それ以降は「今月は誰か来るかなあ?」といったことが2年くらい続い
てた。

お二人のうち、お一人は今年で84歳になられるという。

お経が好きで、いつもお経を一緒にお唱えいただきます。
「毎年ここに来るのを楽しみにしています!」
そう仰っていただいた。

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有り難いことだなと思います。

これからもお元気でこの宿坊にお越しいただけることを願っています。


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報恩講の宅参り始まる!

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お寺の報恩講を10月28日に終えることができました。

そして今年も、ご門徒さん宅へのお参りが始まります.
光澤寺ではお盆の棚経はお勤めしていません。

ご門徒さん宅にお参りするのは、この報恩講になります。

いつも11月になると始めておりますが、ここ数年は少しづつ早めに
始めるようになりました。

それは寒くなると厳しいと言われるご家庭が増えたこともあります。

そして、宅参りのときには「ほのぼのカレンダー」をお配りしています。
カレンダーにお寺のネームを貼り付けて、連絡先と来年の年忌法要の
歳を入れています。

家が減ってきたことなどで報恩講にお参りする軒数は年々減っています。
でも各家庭を回るのはこの報恩講だけです。

報恩講は浄土真宗では一番重要な法要で、宗祖である親鸞聖人の命日を
ご縁としています。

本山では1月16日がご正忌となりますが、寺院ではそれに向けて秋に
お勤めして行くことが多い。
ただ北海道などは冬は厳しいためか、春にお勤めするところもあるよう
です。
各寺院ではいつお勤めするといった決まりはありません。
それぞれの状況によってお勤めして行きますが、さすがに浄土真宗の寺
で報恩講をお勤めしない所はないだろう。

そんなこともあって、11月はスケジュール調整がちょっと大変。

でも大切なお勤めですから、何とか頑張らなくてはと思います。

『報恩講』のお勤めは、親鸞聖人が書かれた『正信偈』を唱えます。
そして先祖のお経も、という希望があれば『阿弥陀経』もお唱えします。

お話しもゆっくりしますので、各ご家庭を一軒一時間はかかります。
お一人お一人とお話しする大事な時間でもあるのです。

報恩講が始まると、徐々に年の瀬と冬の始まりを感じます。


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