
秋の長雨という。
今年の夏は猛暑から一転して、一気に秋になった。
長期予報では10月くらいまで残暑が続くと言っていたが、どうやらそうでは
ないらしい。
涼しくなるのはいいけど、夏があっという間に通り過ぎるのも寂しくはあるな。
その長雨のなか、境内に薄紫色の花が咲いている。
その雨に濡れて露が花に・・・。
雨の似合う花だと感じた。
「季節ごとに咲く 一輪の花に 無限のいのち 教えてくれたのも あなた
でした・・・」
ついこの歌を思い出す。
夜の星に気づいたとき、境内に咲く花に気づいたとき。
山口百恵さんの「さよならの向こうがわ」と言う歌だと思う。
阿木洋子さんの作詞だったと覚えているのだが・・・。
よく歌が仏教の教えに似ていると言われることがあります。
でもそれは、仏教の教えに似ているということではなく、その一瞬一瞬に教え
があるのだろうと思う。
その一瞬を切り取ったとき、心に通じるものがあるのだろう。
私がそんな話しを聞いたとき、いかにもそれらしいと言った歌だった。
でも僕は、いかにもって感じは好きではないです。
何となく、ふとしたときに感じる歌の方が好きです。
その一瞬の言葉から、その思いを紡いでゆく。
そんな感じの方が、僕は法話に出来る。
なので、この歌はよく法話に使わせていただいております。
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