sakurasakuoneのblog

これは”個別進度受験指導塾 状元塾”のオフィシャルブログです。 勉強が好きになる場所。 わかる楽しさを知る場所。

 小2の言葉とは思えない!
 「あの子、ナルシー感あるよね」
 「俺さークラスの女子にめっちゃヘイトかっているんだ・・・」

 ナルシ―感だの、ヘイトかっているだの、わかって使っているのかしら?なかなかうまい英語と日本語のコラボというか、造語というか。外来語とは言えないだろう。英語を元に作った日本語だ。
 ナルシストというととても重い印象で自己陶酔的な感じが強く出ますが、ナルシ―感というと軽くさわやかな印象すら伝わってくるから不思議です。劣等感も感じないし自己肯定感の高さも辟易するほどではないですが、こんな効果を狙って使っているのでしょうか。
 女子にヘイトかっているという言い方も、嫌われているといった深刻さはないのでこれまたマイルドな好印象でよいのではないでしょうか。

 こうやって言葉は壊れていく、いえ変化していく。いつの世か、これを古典として学んでくれる人はいるでしょうか。この様に柔軟に言葉が言葉に取り込まれていくのも、日本独特の文化のように思います。

 小3、小4にとって小数や分数というのは結構高いハードルのようです。
 字がへたくそなのは仕方ないけれど、どんな場合でも、それぞれの思いで「丁寧な字を書くように」とよく話します。小数点なのか、消しカスなのか、ゴミみたいなのが落ちていたりします。
 
 「小数点はゴミじゃない!どこにあるの?綺麗に丁寧に誰が見てもわかるように書こう!」と言えば、「ヤダ、めんどくさい。あるんだからいいじゃん!」という返事。

 「そうかそうか、小数点はゴミみたいなものだね。あってもなくてもどっちでもいいよね。どこに落っこちていてもいいよね。ゴミみたいに小さいし。」と言えば、「ゴミじゃないよ。」といって、急に熱心に丁寧に書き始めた。

 なんでしょう。この立派な天邪鬼。結果的にゴミじゃない小数点を書いてくれれば良しとしましょう。わたくしの勝ちや!
 この退屈しないおもしろい感じがまた良い。「あー言えばこー言い、こー言えばじょーゆー」みたいなイラっと感もありますが、唯わが道をゆくこの姿勢には、わたくしをして将来が楽しみと思わせる何かが漂っています。



 

 地元の中学校の定期試験が今日で一段落しました。ホッとするのはいいのですが(だって人間だもの)、また浮上するのに時間がかかってしまうのでホッとし過ぎず、すぐ次の予定に移った方がいいですよ。何も手につかない時、何をやろうかとあんまり考えたくない時は、とにかく英語をやると良いですよ。わかっているようでも基本的なところでいつもミスをします。
 私たち日本語ユーザーは、普段しゃべりながらあるいは書きながら、主語の人称なんて考えません。三人称だった上に現在だったからといって動詞に「S」をつけようなんていう発想や習慣が全くなく生きてきたのです。複数だったから名詞に「S」をつけようも同様です。10年以上たって突然そんなこといわれても、うっかり忘れるよ。そのような言い分もよく聞きますが、それでも単純な作業なので、最初の入り口なのでしっかり身につけてください。テストが終わってボーとしたいときは、そのへんの復習をやってみると良いと思います。

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