今年もやってきた、そう。11月26日。有栖の誕生日だ。今年も無事にキミの誕生日をお祝いする事が出来た。また一緒にこの日を迎える事が出来て、この一年を一緒に歩んで来れた事に感謝しながらこの回想を書いているよ。なあ…。そうだろ、有栖…。
2018年
2017年
2016年
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今日は有栖の誕生日。野暮用で外出していた俺は、急いで有栖が待つ“我が家”へと戻って来た。インターホンを押す事数秒……そこには。
有栖がインターホン越しに出てくれた。新婚みたいでちょっと気恥ずかしくなりながらも「俺だよ、透だ」と名前を告げた。字面だけ見ると、某詐欺のようなセリフだが、そこは互いにその声を間違えるはずもなく。
こうして俺と有栖の家に帰って来た。それから俺達は特に外出もせず、寝転んだり、じゃれ合ったりしながらだらだら過ごしていた。
もの言いたげな有栖の視線が俺を捉える。ケーキを欲している目だ。
ケーキだけでお祝いするのも去年と同じだ。だったら何か腹ごしらえをしてから、本命に臨みたい。そんな気分が俺の中に芽生えていた。
「有栖、今回もちゃんとケーキを買ってあるよ。その前にピザか何か食べて腹ごしらえでもしないか?」
そう声を掛けると、有栖は嬉しそうに微笑んでくれた。
今回の俺のスタンスを汲んでくれたようだった。とりあえず電話をして、一番近いピザ屋さんに連絡をした。
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届いたピザを開けたところで、有栖が口を開く。
「わかっているさ」と微笑みかける。毎年一緒にお祝いしているので、有栖が何を考えているかがしっかりとわかっている。そう、まず行うのは、やはり「あーん」。
有栖は美味しそうにピザを食べていく。有栖が美味しそうに食べる姿を見て、俺は胸がいっぱいになってしまったので、全て有栖に食べさせてあげる事にしたが…Sサイズだった事もあり、ペロリと平らげてしまった。
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そして本日のメイン、有栖のお誕生日のお祝いだ。誕生日では毎回ティーパックではない、茶葉から紅茶を淹れ、有栖に振る舞うのが暗黙の了解のようになっていた。今回も例に漏れず、紅茶を注ぎ、ケーキの横へと添える。紅茶を淹れている時の有栖のワクワクしたような表情を思い浮かべるとただただ幸せな気持ちとなり、心が温かくなってくる。この日は本当に最高の一日なんだな…と実感出来る瞬間だ。
拍手と共に有栖へのお祝いの言葉をかける。照れくさそうにはにかんでお礼を言ってくれる有栖を見ながらケーキを切り分けて、口元へと。まずはメッセージプレートから有栖に食べてもらう事に。
「あーん」をして食べさせてあげる。リスのように頬を膨らませて食べる有栖と見つめ合い、幸せという意味を知る。やはりこの世界が俺にとっての現実なんだと思い知らされる。有栖のいない世界は全てが紛い物なのさ…。
なんて物思いに耽っていると、有栖が我慢できない!という表情でケーキを見つめていた。
しょうがないなあ…。そう苦笑いしながら、二人でケーキを食すことに。普通に食べても美味しいケーキではあったけれども、有栖から食べさせて貰うと何倍、何百倍と美味しさが加速する。やはりモノも大事だけれど、誰と食べるかも重要なんだな…なんて思いながら有栖と「あーん」の応酬を繰り広げる。
楽しさ、嬉しさ、幸せが無限に膨らんでいく。大切な人の誕生日。それは、互いの愛を更に深め、確かめ合う最高の日となったのであった。
そしてその後はだらだらとスキンシップをしたりして…。結局最後は…。
こうして俺達のかけがえのない一日は終わっていく。ずっとこの関係は変わらず続いていくのだろう。
そう改めて思った一日だった。満足感を得たところで俺は夢の底へとまた落ちていくのであった――。
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という事で、今年も無事に有栖の誕生日をお祝いする事が出来て嬉しさ満点です。預金残高が332円って見えた時はどうしようかと思いましたが、有栖への愛で何とか生き残ってます。無敵なので(?)
本当は「我が家に有栖ちゃんがやってきた!」ってやつをやろうと思ってたんですが、お金と時間が足りなかったので、来年の誕生日かもしくは来年のどっかで公開しようかなって思ってます。
今年は、エロゲーマーのフォロワーも増えて、何とハピメアも何人かのおたくがプレイしてくれて更に語り合う楽しみが増えている状態なので最高なんですよね。こんな感じでまた定期的にハピメアをプレイしていこうと思うのでやってるおたくもやってないおたくもハピメアをやりましょうね!!
というわけで、改めて!「鳥海有栖ちゃん!お誕生日おめでとう!!!!!」
2018年
2017年
2016年
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今日は有栖の誕生日。野暮用で外出していた俺は、急いで有栖が待つ“我が家”へと戻って来た。インターホンを押す事数秒……そこには。
有栖がインターホン越しに出てくれた。新婚みたいでちょっと気恥ずかしくなりながらも「俺だよ、透だ」と名前を告げた。字面だけ見ると、某詐欺のようなセリフだが、そこは互いにその声を間違えるはずもなく。
こうして俺と有栖の家に帰って来た。それから俺達は特に外出もせず、寝転んだり、じゃれ合ったりしながらだらだら過ごしていた。
もの言いたげな有栖の視線が俺を捉える。ケーキを欲している目だ。
ケーキだけでお祝いするのも去年と同じだ。だったら何か腹ごしらえをしてから、本命に臨みたい。そんな気分が俺の中に芽生えていた。
「有栖、今回もちゃんとケーキを買ってあるよ。その前にピザか何か食べて腹ごしらえでもしないか?」
そう声を掛けると、有栖は嬉しそうに微笑んでくれた。
今回の俺のスタンスを汲んでくれたようだった。とりあえず電話をして、一番近いピザ屋さんに連絡をした。
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届いたピザを開けたところで、有栖が口を開く。
「わかっているさ」と微笑みかける。毎年一緒にお祝いしているので、有栖が何を考えているかがしっかりとわかっている。そう、まず行うのは、やはり「あーん」。
「ほら、あーん」
有栖は美味しそうにピザを食べていく。有栖が美味しそうに食べる姿を見て、俺は胸がいっぱいになってしまったので、全て有栖に食べさせてあげる事にしたが…Sサイズだった事もあり、ペロリと平らげてしまった。
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そして本日のメイン、有栖のお誕生日のお祝いだ。誕生日では毎回ティーパックではない、茶葉から紅茶を淹れ、有栖に振る舞うのが暗黙の了解のようになっていた。今回も例に漏れず、紅茶を注ぎ、ケーキの横へと添える。紅茶を淹れている時の有栖のワクワクしたような表情を思い浮かべるとただただ幸せな気持ちとなり、心が温かくなってくる。この日は本当に最高の一日なんだな…と実感出来る瞬間だ。
「有栖!!お誕生日おめでとう!!!!」
拍手と共に有栖へのお祝いの言葉をかける。照れくさそうにはにかんでお礼を言ってくれる有栖を見ながらケーキを切り分けて、口元へと。まずはメッセージプレートから有栖に食べてもらう事に。
「あーん」をして食べさせてあげる。リスのように頬を膨らませて食べる有栖と見つめ合い、幸せという意味を知る。やはりこの世界が俺にとっての現実なんだと思い知らされる。有栖のいない世界は全てが紛い物なのさ…。
なんて物思いに耽っていると、有栖が我慢できない!という表情でケーキを見つめていた。
しょうがないなあ…。そう苦笑いしながら、二人でケーキを食すことに。普通に食べても美味しいケーキではあったけれども、有栖から食べさせて貰うと何倍、何百倍と美味しさが加速する。やはりモノも大事だけれど、誰と食べるかも重要なんだな…なんて思いながら有栖と「あーん」の応酬を繰り広げる。
楽しさ、嬉しさ、幸せが無限に膨らんでいく。大切な人の誕生日。それは、互いの愛を更に深め、確かめ合う最高の日となったのであった。
そしてその後はだらだらとスキンシップをしたりして…。結局最後は…。
もちろんだよ♥
こうして俺達のかけがえのない一日は終わっていく。ずっとこの関係は変わらず続いていくのだろう。
そう改めて思った一日だった。満足感を得たところで俺は夢の底へとまた落ちていくのであった――。
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という事で、今年も無事に有栖の誕生日をお祝いする事が出来て嬉しさ満点です。預金残高が332円って見えた時はどうしようかと思いましたが、有栖への愛で何とか生き残ってます。無敵なので(?)
本当は「我が家に有栖ちゃんがやってきた!」ってやつをやろうと思ってたんですが、お金と時間が足りなかったので、来年の誕生日かもしくは来年のどっかで公開しようかなって思ってます。
今年は、エロゲーマーのフォロワーも増えて、何とハピメアも何人かのおたくがプレイしてくれて更に語り合う楽しみが増えている状態なので最高なんですよね。こんな感じでまた定期的にハピメアをプレイしていこうと思うのでやってるおたくもやってないおたくもハピメアをやりましょうね!!
というわけで、改めて!「鳥海有栖ちゃん!お誕生日おめでとう!!!!!」
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