櫻坂ゆかりの官能小説@livedoorBlog

自作の官能小説やエロ小説を載せるブログです。「羞恥」「露出」「女の子が無理やりエッチなことをされる話」などなどを含みます。

ビキニ

やらし恥ずかし夏休みバイト8(海の家編8)

 それは午後4時半ごろのことだった。

 遠くにある4番テーブルへとコーラ1つを届けるため、早足でそちらへ向かったのだが―――。

 もう少しでそのテーブルまでたどり着く、というところで、突然朱里は豪快に転んでしまった。

 急いで起き上がったが、手に持っていたトレイは床に落ちていて、肝心の紙コップは―――。

 思いっきり、4番テーブルの男性客に、中身のコーラをぶちまけてしまっていたのだった。

「ぐは、冷てっ!」

 一人で来店していたらしい、その男性客はそう言うと、なじるような視線を朱里に向ける。

 見たところ、20歳前後とおぼしき若い男性で、マッチョな体型が目に付いた。

「ああっ、ごめんなさい! お客様、お怪我は?!」

 慌てて謝る朱里。

「怪我はねーけど、ったく……。びしょびしょじゃねーか。俺、着替えとか持ってねーんだよ!」

「ほ、本当にごめんなさい! 新しいドリンクをお持ちいたしますね!」

 そのとき、先輩店員の亜沙子が、代わりの新しいコーラを持ってきてくれて、一緒に頭を下げてくれた。

 そして、ハンカチで男性客の身体を拭いてくれている。

 朱里もすぐに自分のハンカチを取り出そうとした。

「あのな、新しいコーラを持ってきて、身体を拭いて、それでおしまいって思ってんじゃねーだろな。こっちは、冷たくて不愉快な思いをしてんだ」

「本当に申し訳ございません!」

「謝って済んだら警察要らねーよ。あと、そっちの姉ちゃんに用はねー。俺に飲み物をぶちまけたこっちの姉ちゃんだけ、向こうで話をしようぜ」

 そう言って立ち上がる男性客は、「ついて来い」という身振りで朱里を促す。


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やらし恥ずかし夏休みバイト7(海の家編7)

 休憩時間になり、休憩室へと引き上げた朱里。

 さすがに、この部屋はガラス張りということもなく、ごくごく普通の一室だった。

「ふぅ、さっきは恥ずかしかったぁ……」

 椅子に腰を下ろしつつ、思わず独り言を呟いた。

 しかし、そこでハッとする朱里。

「そうだ、これが面接で釘を刺されていた、基本以外の業務なのかな……」

 あり得る、と朱里は思った。

 でも、こんなのが続くって、何だか嫌な感じだなぁ。

 あれだけ気持ちよくなってしまってて、そんなことを言っても説得力は皆無だけど。

 ちょうどそのとき、先輩店員の小枝子が休憩室へ入ってきた。

 そして、朱里に声をかける。

「あ、あたしこれで上がりだから。お先に失礼するね」

「そうなんですか。お疲れ様です、小枝子センパイ!」

「いきなり、すごかったねぇ」

 明るい笑みを浮かべつつ、朱里を見る小枝子。

「もう~。いきなりあんなことになるなんて」

「あら、日常茶飯事だよ、あんなの」

 平然と小枝子は言い放つ。


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やらし恥ずかし夏休みバイト5(海の家編5)

「ええっ?!」

 突然のことに慌てる朱里。

「大丈夫。ほんの1分間だけだし。それに、お尻だけ。な、な、いいだろ?」

 中年客は懇願するように手を合わせている。

 でも、朱里もさすがに、そんなことをされるのは嫌だった。

 なので、言いにくそうに答える。

「ここは、そういうお店じゃないので……」

「いや、以前、別の子が触らせてくれたぞ。そっか、もう触れないのか。じゃあ、ここに来る意味もないな。二度と来るか」

 わざとらしく、怒った様子を見せる中年客。

 だが、朱里は焦った。

 自分のせいで、店の売り上げを下げてしまうのでは、と。

 そして、自分は首になるのではないか、と。

 なので、すぐに朱里が言った。

「す、すみません。ダメってわけじゃなくて。あの……1分間、お尻だけなら、我慢します」

「なに、我慢? わしに触られるのがそんなに嫌なのか。わしは最低で、下卑た輩というわけか。そんなヤツに触られるなんて嫌だが、なんとか我慢してやろうと? ああ、そうかい! 傷ついたよ。もうこの店には二度と……」

「いえ、そういう意味ではないです! その、言葉のあやです。喜んで……さぁ、どうぞ」

 中年客の言葉を慌てて遮りつつ、くるりとターンしてお尻を向ける朱里。

「おお、そうかい! こいつぁありがてぇ!」

 威勢よくそう言うと、中年客はおもむろに朱里のお尻に再び手を伸ばした。

 そして、水着の隙間から指をゆっくり入れてゆく。


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やらし恥ずかし夏休みバイト4(海の家編4)

 そして業務開始となったが、店内の活気には、朱里は大変驚かされた。

 裏口から入るときには、さほど感じてなかったのだが。

「でも、更衣室での私の個室ミニライブでも、あれだけのお客さんが来てくれていたから、あり得ることではあるかな。この賑わい」

 朱里は密かにそんなことを考えていた。

 また、男性客が圧倒的に多いのが、はっきり見てとれる。

「さっきの個室ミニライブでも、男性ばかりだったしなぁ。偶然かも」

 朱里はあまり気にしていない様子だった。


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やらし恥ずかし夏休みバイト3(海の家編3)

 そして、翌週月曜。

 早速、用意された住宅に入居した朱里は、初勤務へと向かった。

 この日は、午後1時から5時までの勤務だ。

 やがて海の見えるあたりまでたどり着いた朱里の眼前に、賑わうビーチが広がっていた。

 先週、朱里が下見したときより、人混みが激しいように思える。

 太陽は眩しく照りつけ、海や砂粒をきらめかせていた。



 意気揚々と海の家へと向かった朱里は、教えられた裏口から入り、早速更衣室で着替えることに。

 着替えるといっても、下にビキニを着てきているので、上着を脱いで、エプロンをつけるだけだったが。

 ビキニもエプロンも、店側から支給されたものだ。

 エプロンは色鮮やかな柄で、にぎやかな印象だった。

 一方、ビキニはピンクの上下セットで、ボトムスにはパレオもついている。

 かわいい感じなので、朱里は内心ウキウキしていた。




「えええっ?!」

 更衣室へ入るや否や、朱里は驚きの声をあげる。


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