日本人が民族として日本に誇りや愛着を自然に抱くことを肯定する立場から、 一市民として思うところを書いてみます。
今更ですが…(^_^;)

2008年09月28日

ずっと放置しっぱなしでしたので、今更感が強いのですが、一応お知らせまで…

こちらのブログにつきましては、いずれ何かの形でまとめたいと思いますが、当面、更新を停止したいと思います。(ホントに今更…)

そのうち、新装開店…する可能性もなきにしもあらず、なのですが、当分は
単純に「書くこと」の自主訓練に専念するつもりです…

ちなみに、現在は
■ソラゴト日々日記■
にて、毎日更新を目標にブログを続けています。
毎日更新…だけが目標なので、テーマは多種多様(一応育児ジャンルで登録してますが、やっぱり政治経済関係とか、精神世界系とか、ホントに気ままです…)ですが、よろしければお立ち寄りくださいませ。

ではまた、お目にかかる日まで…(^-^)v

ソラゴト at 23:43| Comments(0)TB(0)clip!
「士農工商」の合理性

2008年08月01日

「士農工商」。
私たちはおそらく、みんなこの言葉を「江戸時代の身分制度」として学習してきたと思います。

幕府がその権力を維持するため、「士農工商」という厳しい身分制度を作った。農民が意外に身分が高く、武士に次ぐ位置にあるのは、厳しい年貢の取り立てによる不満を、他の職業民よりも優位に位置づけることでガス抜きをはかるためであり、一方商人の地位が低いのは、経済力で台頭してきかねない商人を封じ込めるため。
…ちょっと強引なまとめですが、大体こんな風に教えられてきたと思います。

ところが、この「士農工商」、実は本来はそういうものではなかった、というお話があります。まずは下記引用文をご覧下さい。続きを読む

ソラゴト at 03:35| Comments(2)TB(0)clip!私見 
韓国内閣総辞職〜国民の迷走

2008年06月11日

韓国内閣が総辞職の見通しです。
首相自身も含めて、ということですから、李明博大統領の今後も暗雲立ちこめてきたようです。


韓国内閣が総辞職、米牛肉輸入問題で国民の批判高まる (ロイター)

[ソウル 10日 ロイター] 韓国内閣は10日、米国産牛肉の韓国市場開放に向けた政府の交渉が、大規模な抗議運動を招いたことを受け、発足からわずか3カ月で総辞職した。
 聯合ニュースは、首相官邸の匿名のある関係筋の話として「首相は牛肉問題をめぐる批判を受け、自らを含む全閣僚の辞意を表明した」と伝えた。

 李明博・大統領への支持率は最近、20%程度まで急落している。

[ 2008年6月10日13時29分 ]




私個人は韓国の李明博大統領には警戒感がありました。
理由は、この方が先の盧武鉉前大統領に比べてかなりまともな人だったからです。

韓国にとって真に賢い宰相は、日本やアメリカの重要性を理解している必要があり、現に過去はそうでした。暴走し、沈下していく韓国経済を救うために、日本やアメリカと政治的に足並みを揃え、代わりに国家経済が破綻しそうになった時には様々な形で日米にてこ入れを要請する。かつて韓国が国家的破産を免れたのも、日本からの巨額の融資(…というか…援助?)によるものだったと聞いています。

つまり、韓国にとって賢い宰相は、日本にとっては金喰い虫になる可能性があるのです。
それでも韓国と信頼できる関係が築けるのなら助け合いの精神というのもわかりますが、韓国は長きに亘って国が率先して日本を悪者として教育してきています。韓国は本来なら日本と同じアメリカの同盟国のはずですが、その仮想敵国はなんと日本らしい…とか何とか(その辺は中国も似た状況ですが)。
苦しい時に助けても、韓国国民は日本に感謝することはない(というより、日本に助けられた事実を政府が公表しない)のだそうで。
今の李明博大統領は日米の重要性を理解しているからこそ、拉致問題でも日本の立場に同調する流れになってきたし、アメリカとの同盟関係も強化する方向へむかっているのだと思います。

政治的にそういう風に友好的な雰囲気が出てくると、いざというときには助けなくちゃ…いけないよね?みたいな感じになるんじゃないだろうか。
いや、それも日本に余力があるときならともかく、借金何兆円とかいって騒いでる時に、余分な出費ってどうなんでしょう。

…などと心配していたのでした。
つまり、李明博大統領は、日本にとっては仲良くしたいような、でも迂闊に仲良くしたら困りそうな、対処にちょっと困るところがあるトップなのですが、韓国にとっては、まともないい大統領だと思うのですよね。
元々経済人で、政治的にまだ未熟なところはあるかもしれませんが、押さえるべきポイントはちゃんと押さえた人だと思うのです。

それが、BSE問題であっけなく総辞職。
いや、それも、今となっては騒動の始まりとなった合意も撤回されたというのに、未だ覚めやらぬ韓国国民の熱狂というのも凄まじいものです。
これで李明博大統領が韓国政界から去ってしまったら、韓国は一時の怒りで得難い宰相を失ったといえるのではないかと思われてなりません。



ところが、これを他国の話と笑えないのが日本なんですよね…

異論も多くある事は承知でいえば、一年で退陣に追い込まれた安倍元首相は、過去20年間(私がかろうじてわかる範囲でそのくらい)で一番日本にとっていい首相だったと思いますよ。

もうあり得ない事かもしれませんが、できればもう一度、真保守派でタッグを組んだ内閣とともに首相に返り咲いて欲しいものです。
…いやもうこの辺は単なる希望です…

ソラゴト at 18:10| Comments(1)TB(0)clip!新聞・ニュースより 
信じ難い「移民庁」提案

2008年06月08日

読売新聞報道より引用します。

移民、1000万人受け入れ提言…自民議連案

 自民党の「外国人材交流推進議員連盟」(会長=中川秀直・元幹事長)がまとめた日本の移民政策に関する提言案が7日、明らかになった。

 人口減少社会において国力を伸ばすには、移民を大幅に受け入れる必要があるとし、「日本の総人口の10%(約1000万人)を移民が占める『多民族共生国家』を今後50年間で目指す」と明記した。

 週明けの会合で正式に取りまとめ、福田首相に提案する。

 1000万人規模の移民は、現在、永住資格を持つ一般・特別永住者(87万人)の約12倍にあたる。

 案では、これら移民と共生する「移民国家」の理念などを定めた「移民法」の制定や「移民庁」の設置を提言。地方自治体に外国人住民基本台帳制度を導入し、在日外国人に行政サービスを提供しやすい態勢を整えることなども盛り込んだ。

 入国後10年以上としている永住許可を「7年」に緩和するよう求めたほか、年齢や素行など様々な要件を課している帰化制度も、「原則として入国後10年」で日本国籍を取得できるように改めるべきだとした。

(2008年6月8日10時38分 読売新聞)


この記事を読んでいて、ふと憶い出した話があります。
アメリカのヤングスタウンという町では、人口流出に歯止めがかからず、インフラ維持が困難になったことから、町の機能を縮小する事で維持する方向へ政策を転換したそうです。

元記事はIncredible Shrinking City CNNMoney.com 08年4月14日

日本語訳等詳細はこちらのブログが参考になります。
小さくなる街」(「Meine Sache 〜マイネ・ザッヘ〜」2008年04月16日記事)

「Meine Sache 〜マイネ・ザッヘ〜」さんによる訳を以下に引用してみます。

思い切った政策転換で廃屋を撤去し、痛んだ道路をはがして、あちこちを緑のオープンスペースに変えている。すでに1000を超える建造物が撤去された。

プラン2010と呼ばれるこの計画では、人口が極端に減少している地区の住民に対しては最高5万ドルのインセンティブを与えることで移転を促し、無人となった地区をまとめて更地に変える。そうすることで市は、過疎地区のごみの収集や街灯の維持費用を節約できる。

…人口8万人のヤングスタウンは、少し前まで、16万5千人の人口をようした過去の栄光を取り戻そうとしてきた。
「長い間、成長政策を追求してきました」と若くて精気に溢れたウィリアムズ市長。「街の人口を再び15万人にするために、あらゆる手を尽くしました」

ばかげた計画もあった。
「飛行船の工場を作る計画もありました」と市長。「それがすべてを象徴しています。今聞くとばかみたいな話です。またクリントン大統領は、5000人を雇用する軍事施設の建設を約束しました。わたしたちは救世主を求めていたんです」

その約束は守られなかった。しかし今、ヤングスタウンのインフラ縮小政策は、凋落した他の街に再生のお手本を示すことになるかもしれない。
すでにミシガン州フリント、ウエストヴァージニア州ウィーリング、オハイオ州デイトンのような町からは視察団が訪れている。
「わたしたちは、ある程度の規模を持つ市としては、アメリカで最初に縮小を受け入れた街なのです」と市長。

奇妙なパイオニアである。「アメリカの風土では、成長なくして成功はないと考えられいます」と、プラン2010の助言者であるヤングスタウン州立大学の都市と地方学研究所所長、ハンター・モリソン。「誰も縮小について語ろうとはしません。政治家にとっても、開発業者にとっても、商工会にとっても、それはとんでもない考えなんです」

…ひとつ確かなのは、プラン2010は住民の見方を変えたことだとモリソン所長。「計画により、わたしたちは街の将来について思いをはせるようになりました。過去のことではなく」

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ソラゴト at 17:38| Comments(2)TB(0)clip!新聞・ニュースより 
日本地図と世界地図は似てる?

2008年05月30日

その昔、織田信長は宣教師から初めて世界地図を見せられた時、ユーラシア大陸を指差して、
「ここが日本か?」
と尋ねた、という逸話があります。
信長が日本が世界の全部のように錯覚していたかような、その田舎侍ぶりを揶揄するかような印象がありますが、日本地図と世界地図を比べてみると、大きさの差はあれ、確かになんだか似ているような気がしませんか?
特に、信長の時代の日本地図は、今よりも更に世界地図に似た形(列島を少し太らせたような…)だったはずで、何も言わずに渡されたら、確かにそう思ってしまうかもしれません。そもそも、信長は日本人としては非常に合理的で西洋的な考え方を持っていたと言われています。


一方、私も偶然見つけたのですが、2chの国際情勢板に
日本地図と世界地図は似ていないか。
というスレッドがあります。
(今はレス数が1000を越えたため閲覧できなくなっています。現行スレは
日本地図と世界地図は似ていないか。part2」)
2007年5月にひっそりと立てられたこのスレ、今年の3月くらいまではまったりとしていて、いつ落ちるかはらはらしてたのですが、何やらこの春から俄然活気づき、スレが立ってから一年後に1000レス越えとなりました。
確かに「偶然」「くだらない」というレスもありましたが、概ね和やかに進行していたのも印象的でした(だからウォッチすることができたんですが)。
そう思うと、こういう話題って、国際情勢に関心がある方の中にも興味を持つ人って結構多いのでしょうね。
まあ現に私もその一人なのですが。


実は、同様の説は明治時代の新興宗教である大本教でも語られていたりして、いわゆるスピリチュアル系で突っ込んでいっても非常に興味深い話ですが、一方、フラクタル理論の援用で説明できる部分もあるのではという話もあり、切り口はいろいろあります。
大本教の話だと、大陸の形が似ているだけでなく、歴史上の出来事などさまざまな面で日本と世界が照応しているという話も出てきて、じゃあ何県はどこにあたるんだ、みたいな話で盛り上がったりしてます。


これを「偶然」と切って捨てるのは簡単ですが、この際、ちょっと無理してこじつけて照応関係を推定していくと、いろいろ細かい発見があります。それを楽しんでみるのも、面白いと思うのです。


2chのスレからでも、検索からでも、いろいろ面白い切り口がありますので、こういうお話に興味をお持ちの方は頭を柔らかくするつもりで調べてみてくださいませ。
ちなみに、私は「日本は世界の縮図」というフレーズで検索して、結構いろいろ面白いサイトを見つけました(^-^)

ソラゴト at 00:19| Comments(2)TB(1)clip!日本の不思議なお話 
新装開店(?)

2008年05月25日

正直、昨年の参院選の後は、どうにも気合いが入らなくてついつい漫然と過ごしてしまったのですが、またちょこちょこ更新してみようと思い、まずはサイトデザインをオリジナルに一新してみました。
シンプルに見やすく…ということで、字の大きさや行間隔やカラム幅等調整してみました。
他、リンク集の紹介記事、プロフィール記事等、適宜加筆修正しています。

あとは、思いついた時すぐ更新!……ができるかどうか、なんですけどね…(>_<;)

ソラゴト at 23:00| Comments(2)TB(0)clip!このブログについて 
リンクについて
デザインを変えるついでに、リンク集を一新してみました。
より私自身の志向に沿ったリンクになっています。
ご紹介したいサイトやブログはたくさんありますが、とりあえずリンク集に入れさせていただいたサイトについてご紹介したいと思います。

人気ブログランキング-政治:ブログランキングにもいろいろありますが、私はここのが一番見やすいですし、レベルの高い、興味深いブログが目白押しです。非常に勉強になります。ちなみに、うちは参加してません。


ぼやきくっくりFC2版:関西在住の主婦、くっくりさんのブログ。関西圏で放映されているの夕方の報道番組「アンカー」の内容などを文章で起こす等されています。この「アンカー」という番組は私も可能なときにはみるのですが、大変わかりやすく、現在問題となる話題を独自取材で鋭くえぐった解説が魅力です。見逃してしまうことが多いので、こちらで文字で起こしていただいているのは大変ありがたいです。また、文体も女性らしい品がありながら、軽妙で、押し付けがましくなく、それでいてしっかりとした意見を書かれるので、お気に入りのブログです。続きを読む

ソラゴト at 20:18| Comments(3)TB(0)clip!このブログについて 
郵政民営化に思う

2007年10月01日

本日、平成19年10月1日を持って、ついに「日本郵政」が民営化発足の運びとなりました。
小泉氏がなんとしても成し遂げようとした郵政民営化。
ここでは、小泉氏が何を思い郵政民営化を推進したのか、私の少ない知識と憶測を中心につれづれと考えてみたいと思います。


さて、正直な話、国民として郵政の民営化をそれほど必要だと考えていたかどうか…といえば、あの「郵政選挙」で自民党に票を投じた人でもそれはNOだという人が多いのではないでしょうか。
国民生活上、まあ不自由ということはないし、多少の制限はあれ、それを補ってあまりあるメリットももたらしてくれていましたし、民営化することで競争原理が働いてよりよくなる…とはいえ、課税免除等の特典で税制上優遇されている旧来の郵便局には及ぶべくもないでしょう。
では、なぜ国民は郵政民営化を選んだか。
どういう形であれ、とりあえず景気回復を成し遂げた小泉氏が、絶対に必要であるとして強力に主張したから…というのが、実際のところだったかもしれません。
では、小泉氏はなぜそこまで郵政民営化を強力に押し進めようとしたのでしょうか。
続きを読む

ソラゴト at 19:11| Comments(0)TB(0)clip!私見 
安倍首相 退陣

2007年09月13日

夏の高校野球も終わってしまったというのに、実はあれからもずっと余韻にどっぷりでした。地元優勝という印象の深さと、野球といえば打ってなんぼ、打てば打つほど面白い…と思っていたのが、この夏は守備の美技が冴える試合が多く、初めて守備をみて面白いと思いました。
今大会ベストゲームとされた佐賀北vs帝京戦はたまたま録画していたのですが、DVDに焼いて保存する事にしたので、繰り返し見ては楽しんでいます。

さて、そんなこんなですっかりこちらの更新から遠ざかっていたのですが、昨日、ついに安倍首相退陣のニュースが飛び込んできました。
参院選大敗の時から、遠からずそういう事態になるであろうことは予想できていたことですが、おそらくは悲壮な覚悟で持ってこの国の政治を変えようとここまでがんばってこられたのでしょう。その彼を失脚させたのはいかなる力だったのか。
もちろん、健康問題が大きなウェイトを占めていたことは確かでしょうが、健康問題を悪化させるほどの大きなストレスがあったことは疑いないことです。

安倍首相は庶民の痛みがわからない、という人もいます。
あるいはそうかもしれません。しかし、何世代分もの政治家の視点をもってしてこそ見える世界もあると思います。国が国としてその存亡を懸ける局面では、庶民の願いと国のなすべきことは食い違うこともあるでしょう。
私も庶民ですから、庶民として生活を向上させたいのはもちろんです。
しかし、一人の親として、日本をより有るべき姿に近づけて子に孫に遺してゆきたいとも切に思います。その局面でこそ、政治家の世代を超えた眼差しを活かしてほしいと思っています。

安倍首相には、今はただ全てから解放されて傷を癒してほしいと願うばかりです。いずれまた別の形で活躍する局面が訪れるかもしれません。
tamagontaさんのブログの記事に、大変うなずけるものがありましたので、リンクを貼っておきたいと思います。

たまごんたのたまご「安倍総理、本当にお疲れ様でした」


最後に、またこの夏の高校野球の覇者、佐賀北の話をとりあげて今日の散文を締めておきたいと思います。
佐賀北は、豪速球投手がいるわけでもなく、超高校級の強打者がいるわけでもありませんでした。ただひとりひとりが完璧なまでに自らの仕事を全うしたのです。そこに必要だったのは、猛暑という悪条件下でもゆるぎない集中力と、それを支える持久力、そして、それら全ての選手の力をまとめ、綿密な分析の下に結束させる百崎監督という一教育者の存在でした。
彼らがその境地に行き着くまでに、チームは何度も瓦解の危機に見舞われます。
ひたすら基礎体力作りばかりで野球らしいプレイの練習が少ないことに選手たちは不満を募らせたのです。
監督はその危機を、部員一人一人と交換日記をする(野球日誌をつけさせる)ことで互いに意思疎通をはかり、選手の不満を汲むと共に、今、苦しい練習を乗り切ることの意義を伝え続けました。
結果的に、単調で苦しい練習を乗り越えたナインは、大舞台でも揺るぎない自信と、高い守備技術と、それらを全て支えるだけの強靭な体力を武器に甲子園を制したのです。

今、私たちは地味で苦しい試練に耐え抜かねばならない局面なのかもしれません。しかし、その試練の意義を理解できなければ、甘い誘惑に流されてしまうだけなのかもしれません。
佐賀北の選手たちには監督との意思疎通を図るための日誌がありましたが、私たちと政権の間にあるノートはその役割をはたしてくれているのでしょうか。そのノートはどうも、政権の言葉にフィルターがかかっているようなのですが、私たちはそこからどうやって真実を読み取っていけばよいのでしょう。





ソラゴト at 16:12| Comments(8)TB(0)clip!閑話休題 
球児たちの熱い夏

2007年08月17日

すっかり更新が滞っています。
ちょっと個人的にばたばたしてたのと、気分的に集中できなかったのと…いや、早い話がまとまった文章を書く気力がわかなかったというのが正直なところです。書きたい題材はたくさんあるし、実際かきかけているのですが、書きながら調べたり、もう一度考え直したり、何度も逡巡しつつ文章を練るのでどうにも進みません…

もっとも、このブログではこうして調べたり、考えたり、学んだりする事の方が私にとっては主眼なのですが、一方で、それを習慣化するためのブログでもあります。できるだけコンスタントな更新を心がけたいのですが、根がおおざっぱな私には、それが一番難しい課題です…

ところで、最近、意欲減退中の私にとって一服の清涼剤が高校野球です。毎年夏になると高校野球にいやされてます。
最近の若い子は…なんていいますが、昨年も今年も、名勝負目白押しです。
というわけで、今回は閑話休題、高校野球について熱く語らせてください(むしろ懇願…)。



昨年、私の印象に残る最も劇的な場面は、決勝戦の再試合、そのラストシーンです。息詰まる熱戦の末、最初の決勝戦は15回まで戦っても決着がつかず、再度仕切り直されたその試合。早稲田実業は斉藤くんが勝ち上がるにつれて熱い注目を集めるようになり、一方の駒大苫小牧では豪腕投手として開幕前から話題の田中くんが、三年連続の全国制覇を目指して上りつめてくる。
その二人の激突の最終章、再試合の9回表。4-1で早稲田実業が3点リードしていたのを、9回表で駒大苫小牧が2点を返して僅か一点差としたものの、その後2アウトをとられ、ラストバッターとしてバッターボックスに立ったのは、駒大苫小牧のエース、田中くんでした。ピッチャー斉藤くんとバッター田中くんの投手同士の対決で、田中くんは三振に倒れ、その瞬間、駒大苫小牧の三年連続全国制覇の夢が潰えて早稲田実業の優勝が決まったのです。
こんな劇的な巡り合わせが本当にあるんだなとしみじみ感じた試合でした。このまま映画にでもなりそうです。

そして、今年もまた延長15回で決着つかず、再試合となった試合が飛び出しました。大会7日目、三重の宇治山田商業と佐賀の佐賀北との試合です。昨年の決勝再試合と比べると、物語性、劇的要素には欠けていたかもしれませんが、不思議な事に、回が進むにつれて、選手たちはますます研ぎすまされ、五感を超えたところで次に為すべきことが初めからわかっているかのように軽やかに動くようになっていく…そういうところは昨年と共通しています。
酷暑のマウンド、8回から膠着して動かない試合、たったワンプレーで全てが決まる緊張感、長時間研ぎすまされた集中力と、それを支える持久力。


―― 神が降りてきた。


…などというと逆に滑稽に聞こえるかもしれませんが、そんな事さえ考えてしまうほどの空気が、甲子園全体を包んでいました。


二年続けて、こういう名勝負を見る事ができるというのも嬉しいものです。
また、こういう修羅場に踏んばる若者の精神力を垣間見て、頼もしく思いました。

無心に仲間達と切磋琢磨し、ライバルたちとしのぎを削り、長い長い青春の日々を凝縮して試合の中に結実させる高校野球。特に夏の大会は、名乗りを上げた野球部全てがトーナメントに組み込まれ、地方大会、全国大会を経て頂点に立つチームがきまるわけで、その意味で何か魔術的な(蟲毒にも似た)儀式のようですらあります。また、その過程で神の手に託されたとしか思えないような試合が頻発するというのも、また感慨深いものです。

いっそ、高校野球も相撲みたいに日本の神様に奉納してみたら、神様たちも喜ぶのではないかな〜、と思ってしまうほどです(半分本気)。
無心で、純粋で、伸びやかな高校球児達のエネルギーには、神聖さすら感じます。
いや、仰々しく奉納しなくても、きっと、神様たちは甲子園に見に来ているに違い有りません。
そうとしか思えないような場面を、私たちは現に何度も目の当たりにしているのですから。





ソラゴト at 21:08| Comments(2)TB(0)clip!閑話休題