先に「ライアーゲーム〜日本の場合」という記事をあげていますが、今回もそれになぞらえる形でお話ししてみたいと思います（『ライアーゲーム』というドラマについては、前回記事をご参照ください）。


ドラマ『ライアーゲーム』で描かれていたのは、「勝てば大金が手に入り、負ければ巨額の負債を負うことになる極限状態のプレイヤーたちが繰り広げる金と欲望に彩られた数々のゲーム」。これは国際社会にもなぞらえることができる、ある意味現実世界を巧妙に記号化した設定でした。
そこで見て取る事ができたのは、「ゲームの勝者の決断が、その後の世界のありようを決める」という現象です。
これは、単に私が作品をみて得たというだけの心証ではありません。私も最近きづいたのですが、実際、公式サイトの「心理学レッスン」コーナーのコラムにも以下のような記述があります。
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私はどうも経済とかその辺に疎くて、こうしたらどうなる、とか、この政党の経済政策はどうこう…とか、そういう話にはついていけない部分があります。でも、この経済の動きというのは非常にくせもので、この経済の動き、利権の在処の変遷というのは、政治の方向から庶民の台所事情まで、さまざまな部分に影響を与えるという、大変大きな問題であることは間違いありません。
とはいえ、今更専門書や政府の公式文書などをいきなり見ても、私のような門外漢はさっぱり訳がわかりません。そこで、主にあちこちのブログを拝見して、私なりにそこから何を読み取ったか、ということについて、ここでご紹介したいと思います。

もちろん、ブログというのは各人の自由な解釈や感想を表明する訳で、必ずしもそれが理論的、合理的に正しいと証明するものではありません（少なくとも私にはその能力はありません（汗））。しかし、庶民の嗅覚で、より真実に近い主張がなんであるかということをある程度嗅ぎ分けることはできるのではないかと思っています。

さて、まず庶民として一番不満というか、不思議なのは、日本経済はとっくに不景気から脱出して、いまや好景気と煽られているにも関わらず、ちっともそれを実感できないことです。
要因はたくさんあると思うのですが（利益がもっぱら株主配当の方にまわされてるとか）、ここで二つのブログの記事をそれぞれ二件ずつご紹介させていただきます。

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今日は少し趣向を変えて、最近ブログで読んで大変興味深かった話題についてご紹介したいと思います。

まずは、表題の「禁断の果実」について。
これは、旧約聖書における「善悪を知る知恵の実」をさします。
このエピソードはあまりにも有名ですので、ご存知の方は多いと思うのですが、それにしてもどうして「善悪を知る知恵」の実を食べることを神は禁じたのでしょうか。このことを不思議に思った人はきっと多いと思います。
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