萩原朔太郎研究会 会報 目録

合冊本2冊、総索引にも未収録の第73号からの会報の目次を公開してまいりいます。 何かお気づきの点がございましたら、コメント欄にてご指摘をいただけましたら幸いです。 研究会 会報は研究会事務局の置かれている前橋文学館にて、ご購入が可能です。新旧会報各号、合冊本、総索引の在庫については、館にお電話または直接お問い合わせをお願いいたします。(2017.7.11)

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「萩原朔太郎研究会 会報 SAKU 第八十二号 新装第三号」
2017.5.11 発行

目次 

写真 萩原朔美撮影<大阪・石橋駅> 2014・・・・2
    萩原朔太郎撮影<大阪・石橋駅> ・・・・3

会長就任特別寄稿 「世界の肉」、その欠如 松浦寿輝・・・・4

エッセイ 切り口の面白さ 萩原朔美・・・・8

「亀」(詩集『月に吠える』より) 詩・萩原朔太郎 イラスト・浅見恵子・・・・10

シンポジウム Metamorphose 詩から音楽へ 西村朗 西田直嗣 三浦雅士・・・・12

朔太郎忌報告 音楽の中で詩の言葉が立ち上がる 津島千絵・・・・30

講演 萩原朔太郎と前橋問題 三浦雅士・・・・32

論文 萩原朔太郎の愛した〈不思議〉―手品・乱歩・『詩の原理』 栗原飛宇馬・・・・55

全集未収録書簡 萩原朔太郎書簡、金児農夫雄宛 翻刻・津島千絵・・・・74
全集未収録書簡・解説 朔太郎の生真面目さ 津島千絵・・・・76

研究の小窓―最近の萩原朔太郎研究文献紹介 栗原飛宇馬・・・・78

萩原朔太郎研究会 第二回 茶話会レポート 眞鍋苑子・・・・79

研究会便り/プロフィール・・・・80、81
編集後記 ・・・・83

表紙と目次に使用した「SAKU」の題字については、前号のページをご参照ください。
今号の表紙デザインは、新しく会長に就任した松浦寿輝氏がこれまで紡がれてきた作品のタイトルや言葉と巻頭の特別寄稿、
そして、Metamorphose 詩から音楽へ と題されたシンポジウムのタイトルとを合わせイメージを膨らませて制作しました。
実際の利根川の写真を黄昏とも暁ともつかない色彩で染めあげたいと思い、デジタルの筆で色を入れていきました。
朔太郎の背中のシルエット(大正時代に撮影されたものを下地にしている)には、三浦前会長への感謝と、松浦会長と歩むこれからの研究会への想いを重ねています。(眞)

※購入をご希望の方は、前橋文学館までお問い合わせください。

2020.1.6 更新

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「萩原朔太郎研究会 会報 SAKU 第八十一号 新装第二号」
2016.5.11 発行

目次 萩原朔美撮影<大阪の萩原邸付近(写っているのは朔美氏自身)>2014、萩原朔太郎撮影<大阪の萩原邸(父密蔵の生家)付近、写っているのは萩原家の人々>1930頃・・・・2、3

全集未収録エッセイ「蒲田の恩を忘れるな/追憶」 萩原朔太郎 校訂・安智史 ・・・・4
全集未収録エッセイ二篇・解説 萩原朔太郎と日本映画 安智史 ・・・・12
 
蛙の死(幼年思慕篇) 詩・萩原朔太郎 イラスト・浅見恵子・・・・16

第43回 朔太郎忌「いまこそ、朔太郎」
講演 朔太郎の詩と情熱 蜂飼耳・・・・18
対話 調べの世界へ 谷川俊太郎 × 三浦雅士・・・・32

書評 ── 中村稔『萩原朔太郎論』を読む 生身の朔太郎にふれる〈窓〉 栗原飛宇馬・・・・60

第四十五回 萩原朔太郎研究会 研究例会報告
性欲、憂鬱、孤独 中村稔さんとの三時間 三浦雅士・・・・68

萩原朔太郎研究会 第一回 茶話会レポート 浅見恵子・・・・71
研究会便り/プロフィール・・・・72
萩原朔太郎研究会・案内・・・・74
前橋文学館案内・・・・75
編集後記 津島千絵・・・・75

表紙と目次に使用した「SAKU」の題字については、前号のページをご参照ください。
今号の表紙デザインは、本会報収録の対談中に登場する谷川俊太郎さんの詩「さようなら」と、
朔太郎や古典詩歌に登場するさまざまな桜に想いを馳せて作成した桜並木に、
萩原朔太郎本人の写真(1924年頃撮影)を配しました。(眞)

 
こちらの会報は2018年2月10日現在、在庫僅少となっております。
在庫につきましては、前橋文学館までお問い合わせください。

2020.1.6 追記

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「萩原朔太郎研究会 会報 SAKU 第八十号 新装第一号」
2015.5.11 発行

目次 萩原朔美撮影<大渡橋>2012、萩原朔太郎撮影<大渡橋>1922・・・・2、3
研究動向「萩原朔太郎研究の現在」に向けて 安智史 ・・・・4
対話 朔太郎の「乳と卵」 川上未映子 × 三浦雅士 ・・・・10
対話 利根川とウォールデン 吉増剛造 × 三浦雅士・・・・20
研究発表 朔太郎の〈郷愁〉と蕪村の「妹が垣根」詠 安保博史・・・・30
井戸端トーク 私が朔太郎に惚れる理由(ワケ) 浅見恵子 × 菅沼順子 × 眞鍋苑子・・・・45
プロフィール/研究会便り(朔太郎忌、例会の記録に代えて)・・・・57
萩原朔太郎研究会・案内・・・・59
前橋文学館案内・・・・59
編集後記 齋木雄造・・・・59

今号より、会報のリニューアルがおこなわれました。
高橋元吉氏の題字を使用していた従来の会報にもたくさんの方が愛着を感じており、
歴史があるものでしたが、会の活動そのものも刷新をはかっていきたいとの想いから、
幹事会等で話し合いを重ね、リニューアルをおこないました。
旧会報でも使用していた朔太郎考案のゴンドラマークを引き続きシンボルとして用い、
また、表紙と目次に使用した「SAKU」の題字は、群馬県立土屋文明記念文学館所蔵の
朔太郎肖像写真の台紙に書かれていたものを採取して使用させていただきました。 
表紙のイメージは会報と研究会そのものの刷新をイメージした風景に、萩原朔太郎本人の写真(1935年頃撮影)を配しました。
背景となる青空と白い雲と緑の土手は、前橋の利根川沿いをイメージし写真をコラージュしたものです。
明治20年生まれの曽祖母が、朔太郎が実際に川沿いを散歩していたところを目にしていたという逸話を母から聞いており、研究会という存在を通して、現代に朔太郎が新しく蘇るというコンセプトのもとに制作しました。(眞)
 
こちらの会報は2017年10月現在、在庫切れとなっております。
前橋文学館、公立の図書館などで閲覧が可能です。 詳しくは各施設へお問い合わせください。 

リニューアルに際し、お力添えをいただきました皆様に、
この場をお借りしまして、心より、御礼申し上げます。 

2020.1.6 追記 

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