過日、5月12日(土)、昌賢学園まえばしホールでおこなわれました
第46回 朔太郎忌「虹を追ふひと」にご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
当日は天候にも恵まれ、約300人の方にご来場いただき、無事に幕を閉じることができました。
朔太郎さんの命日の翌日、朔太郎さんに対する様々な想いを抱いた多くの皆さまが、
生誕の地である前橋に集うきっかけの一つとなれたのだということにも、
あらためて、感慨深い想いを抱いています。

第1部は「萩原朔太郎をいま、読み直す」と題して、
高橋睦郎さん、星野 太さん、松浦寿輝会長のシンポジウムがおこなわれました。
高橋さんは白いシャツとベージュのベストにジーンズを合わせたカジュアルなスタイル、
星野さんはネイビーのスーツにブルーのシャツ、松浦会長は黒のスーツにピンクのシャツと、
お三方それぞれに異なる素敵な装いでご登壇くださいました。

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▲ステージ左から松浦寿輝会長、高橋睦郎さん、星野 太さん
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▲当日配布のパンフレット(中面は出演者紹介)とチケットの半券 

松浦会長の投げかけから展開した様々な「孤独」に触れるお話では、
ほんとうの孤独とは何か?、詩を書くということと孤独、
インターネットやSNSのある現代における孤独などがあげられ、
高橋さんと星野さんそれぞれの観点から広がりを見せたテーマの一つとなりました。
幅広い分野でご活躍をされているお三方ならではの視点の違いから、
その他にも印象に残るテーマや金言がさまざまに飛び出したシンポジウム。
今回のシンポジウムの内容は、来年発行予定の当研究会会報「SAKU」に掲載予定です。
ご来場になれなかった皆さまは、ぜひそちらを楽しみにしていただけましたら幸いです。


第2部は、昨年の朔太郎忌に引き続き2度目の上演となったリーディング・シアター。
朔太郎の対話詩「天に怒る」を題材とした「ただ港だけが故郷(ふるさと)だ」を上演しました。
ご出演は、堀内正美さん、柳沢三千代さん、手嶋美優さん、斉藤佑介さん、萩原朔美さん。
脚本・演出は、文学研究者の栗原飛宇馬さんが手がけられました。
リーディング・シアターでは、大学生の主人公と周囲の人々との交流が描かれ、
自分に向き合うこととは、あこがれとは、と思いを馳せるひとときとなりました。
現代の役者さんの声を通して朔太郎さんの作品がよみがえり、
書籍で読んだ時とはまた違う、新鮮な感動がありました。


また会場では、例年同様、出来たばかりの研究会 会報 新号の販売も行いました。
研究会会員の皆さまのお手元にも、順次発送がなされているかと思います。
今号も、たくさんの方のお力添えを経て発行に至ることができました。心より御礼申し上げます。
会報 SAKUは、前橋文学館内のショップでも頒価500円にてご購入いただけます。
バックナンバー73号〜82号の目次は、こちらのブログにて公開中です。
それ以前の会報の目次は「萩原朔太郎研究会 会報 総索引」として販売をしております。
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▲「萩原朔太郎研究会 会報 SAKU 第八十三号 新装第四号」
A5判 92頁(表紙・裏表紙含む)
 
開催にあたり、告知や広告掲載等にご協力いただいた皆さま、
想いを寄せてくださった全ての皆さまに、心より御礼申し上げます。
第46回 朔太郎忌、皆さまほんとうに、ありがとうございました。

物販ブース


また来年、朔太郎生誕の地、前橋にて、
皆さまとお逢いできますことをたのしみにしております。