書店営業と出版エージェントのブックレインボー

株式会社イーセットと財津のミッションは  「出版業界活性化」です。いい本を世に出したい。 読書は想像力と想像力、そして、感受性を守ります。 自分の想いが正しいのか、間違っているのかはいつも 悩んで考える毎日です。でも、これしか知らないし、わからないから この道を確実に進むしかない。 それを「天職」と呼ぶのならば、間違いなくこの会社は「天職」です。 株式会社 イーセット公式HPです。 「http://bookrainbow.com」

広島県廿日市女子高校生殺人事件 父親のブログ

2007年08月

図書館の本と私物の本

先日久しぶりに銭湯?(あのいろいろなお風呂やサウナとかがあるやつ)に入って来ました。

気持ちよかったのですが、そのなかで湯船で読書している方を見かけました。

おお〜!ええなあ、次は俺も本持参しよう。

  そしてふと、見ると・・・・

その本は図書館シールが張っていたのです。

その男性(60歳ぐらいの初老)は一応、お湯につけないように気をつけてはいるのですが、やっぱり濡れるでしょう。

どこをどうやっても濡れる。

寝れなくても、しける。しけると本は、といいますか、紙は

ぱりぱりになる。これはなるのです。真実です。笑

最近、見知らぬ人に何かを問いかけるということからすっかりご無沙汰だったのですが、つい言ってしまってました。

  あの〜それ図書館でかりられた本ですよね・・・。
  借りられた本はこういうところに持ち込まないほうがいい
  と思うのですが・・。

   ん?  なんか、あんた?

  いや、本が濡れるとやっぱり・・

  図書館の人か?

  いえ、そうではないです。


   じゃあ、ええやろ?ぬらさんようにしてるんじゃけ。


  (って、こんなときの広島弁って・・・以下 略)


  でも、どうしても濡れますよ。

  そして、

    「あんたに関係ないだろう!」で、幕。


 余計なことをいったのか?
 ぬらさないようにしているのだから、その男性は
 別に悪くはないのだろうか?

そんなことも一瞬よぎりましたが、い〜や、悪い。
俺は正しくないかもしれないが、あのおっさんは悪い!(>_<)


で、帰ってPCをひらくとこんな記事がありました。

 以下、ニフティニュース 時事通信より引用

書店万引き撲滅に躍起=非行ワースト県返上目指し−正規販売シール普及せず・福岡(時事通信)
 少年の「非行者率」全国最悪の汚名返上に向け、福岡県警などは、書店で横行する万引き防止に躍起となっている。万引きされた書籍が古書店へ転売されるケースも多発。関係者の協力を呼び掛けているが、書店などの利害が絡むことから十分な協力が得られていないのが実情だ。
 福岡県内で昨年摘発された非行少年(10〜19歳)は約8800人。少年1000人当たり約17人で、非行者率は4年連続で全国ワーストだった。
 非行全体の22.5%が万引きで、中でも書店の被害は深刻。県書店商業組合によると、県内の1店舗当たりの被害額は年約210万円に上る。県警は万引きされた書籍が古書店で換金されている事態を重視。同組合とともに、昨年7月から、書店で販売した際に書籍に張り付ける全国初の「正規販売証明シール」制度を導入した。
 万引き抑止効果が期待されたものの、実際にシールを張っている書店は、同組合加盟店(約370店)の2〜3割程度。同組合は「書店にとってシール1枚1円の費用負担が小さくないことや、客が嫌がることがある」と分析。普及に頭を悩ませている。 


[時事通信社:2007年08月23日 05時11分]


  書店の被害が210万円に上る!のに、一枚一円のシールの負担をまた書店へかぶせてどうするんかい!!
どんな発想をすればそうなるのかがわかりません。

書店をはじめ小売業は偉いよ、本当に。

だって、「万引きされない」という前提でお店をしているわけでしょう? 少なくともほとんど無防備ですよ。無防備。
そこにつけこんで、盗むやつがいる。(若者に限らず)

もとより低利益の書店で、年間200万も盗まれて、健全経営が成り立つはずがないのです。


 問題はそこだとおもうのです。
昭和49年、小林秀雄は言いました。

「精神の荒廃はとまらないんだよ!」

それから、20余年、精神の荒廃は加速してきているのか?

・・・・・ああ、こんなときは、池田晶子の本を読もうっと。

信ずることと考えること

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★  信ずること と 考えること ★

   ゆうまでも無く小林秀雄の名講演です。

昭和49年鹿児島県霧島にて行われた講演を収録したCDブックです。
新潮社発行 CD2枚組み 計 118分収録 価格 4,000円。(税別)
さて、この4、200円、高いか?安いか?
あなたは直感でどう感じますか?

 わたしは正直購入前 「高い」と感じました。

本って不憫ですよね。

 そりゃあ、中にはカスのような本もあります。

ありますが、その一冊から何かを得ようと心がければ、
反面教師的なことかもしれないけど必ず何がしかを得ることは出来るはずです。

でも、単行本でも1500円ぐらいです。文庫だと数百円。
そんな価格帯に慣れてしまっているのでこのCDBOOKも、
4000円が高いと感じるようになってしまったのです。

 でも全然高くない。一度彼女を食事に誘ったりして1万円で
収まれば御の字でしょう?

本屋さんで一万円分本を買うとすれば、結構満足感を得ることが出来ます。

何も本の価格を上げればいい、そうすれば書店の低利益率も向上する、
なんてことを言っているのではありません。
「本の値段って安い」と思ったほうがいい、といいたいのです。




信ずることと考えることのなかで、柳田邦夫さんの話になり
「囚人」の話になりました。

 わたしはこの話を小林秀雄の口から聞くと、涙が止まらないのです。
もう何回も何回も聞いたのですが、だめです。なんということでしょう。

なんという人間の本質がこの話しにあふれていることか。

CDBOOK以外にも、中公文庫「人生について」に
講演のここの部分が抜粋されて活字になっています。

是非、是非読んでいただきたい。

池田晶子しかり、小林秀雄しかり、また、東野圭吾しかり、宮部みゆきしかり、

「本」を売るということで商売していることのうれしさと誇り高さが、
そして、出版業界で生きることの不安が高まった一日でした。


「考える」という言葉について語られているのですが、
「か」には意味は無く、んがえる、ということで、
それは「交わる」と言うことだと。

だからよく考えるということは相手に交わるまで深く深く関わることである、
と述べられています。で、親は子どもに対して、
とりわけ母親は子どもに対して考えるまでも無く、深く深く関わっている、
交わっているのだから、直感で理解できると述べています。

「子どもの気持ちがわからない」というのはこの交わり、
関わりが深くないからわからないのではないかと思ったのです。

子供のことが直感でわかることは、
子どもも親のことが直感でわかることになるはずです。

イマジネーション、想像力、直感。

このあたりは「生きること」においてかなり重要なことのようだと思う次第です。

ブッククロッシングJP関連の記事を引っ越しました。

 このたび、ブッククロッシングJP関連の日記を

  「ブッククロッシングJPの日記」(そ、そのまま・・・)

   として、独立することになりました。

  どうぞよろしく御願いいたします。

     「ブッククロシングJPの日記」
         http://plaza.rakuten.co.jp/bookcrossing/
   

  また、本ブログでは、ブックレインボーとして

  書店、本、取次、読書など、出版業界のあらゆる

   事柄に絞って書きなぐっていこうと思っております。

    こちらでもどうぞ末永くお付き合いを!!



      

小林秀雄 「信ずることと考えること」

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新潮社CDブック「小林秀雄 講演 信ずることと考えること」を購入しました。

CDの2枚組み。

内容はもう・・・・!!

尊敬する池田晶子が愛した男の講演、ということなんか

はるかに飛び越えました。


 昭和49年8月5日 鹿児島県霧島で行われた講演が、
 4,000円で聞くことができるのです。
しかも何回も、何回も。

この、4000円という価格ですが、高いか?安いか?

どう思われますか?

わたしは圧倒的に安いと思うのですが・・・。

 くだらない情報商材がいま、数万円!!

  ふう・・・・、本ってなんて不憫なんだろうか。

  一生のターニングポイントのなることもある「本」の値段は、誰がなんと言おうと安すぎると思います。

 一回飲みに行って、一万円以内で収まれば恩の字でしょう?

  一万円の本を変えるなら、かなり買えます。


 数万円のセミナー、数万円の商材を買おうとしているあなた、

もうそろそろ目を覚ましたほうがいいのでは・・・・?

天の橋立 ONE MAN

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ということで、天橋立に行ってまいりました。

これは携帯写真ですが、御願いするのにめちゃめちゃ恥ずかしかったです。

こころよく撮影していただいた方、本当にどうもありがとう!

 
 
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