ゲーテル。のリアル・フィギュア造形日記

はじめまして。 ゲーテル。と云います。 日頃は鉄工所で働きながら、副業でリアルフィギュアの原型師をしています。 こちらのブログには、日々の造形過程や ヲタ日記などを書かせていただいております。 また、キットの販売については その時々で状況がちがいますので 記事内、受付トピックにあるアドレスから お問い合わせいただければ、お返事させていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。

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それでは、誕生編の簡易骨格製作について、
捕捉説明をしていきます。





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まず、複雑な形の腰骨ですが、

美術解剖図の正面/側面/背面図を参考に、トレースしてプラ板に落とし込みます。


…僕が使ったのは、2冊の美術解剖図を見比べて、
自分なりに共通項を見出だしたものを、最初の設計図とし、、、
現在の簡略版も、ほぼその当時のものを踏襲しています。


>骨格の個人差については、僕は追及してないので、

…例えば太ってる人と、標準あるいは細身の人で、骨格の違いがあるのかは知りませんが、

要は美少女フィギュアを作りたいのであれば、
美術解剖図にある理想的な形を作り上げればいいことなので、
特に、そこにリアルを求めてはいません。



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重要なのは、この捉えにくい複雑な形の中に、
センターと、XY平面を埋め込むことであります。


…一線の原型師さんであれば、おそらく上の画像を見ただけで、僕が意図していることがわかってしまうと思いますが、、、

言葉だけでは伝わらないことを知ってもらうためには、
実際に、自分でリアルな骨格を作ってもらわないとわからないと思います。



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そしてこちら↑の画像は、左右の脚骨が入る場所を正確に出すための流れのひとつです。


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僕が作った腰骨には、上画像↑の赤十字で示すXY平面に対して直角になるように、
背骨を打ち込む場所にZ面を作っており、

画像のように逆さまにすると、
腰骨自体がXYZ空間を構成できるようになっています。


そして画像内に映り込んでいる真鍮ブロックや直角定規は、
カーモデラーやメカ系のモデラーさんには、見ただけでわかると思いますが、
自分の机の上に、XYZ座標を出す道具で、

真鍮ブロックはそのまま作業面に対して、垂直を出すためのサポートをし、

定規に貼られた針は、作業面に対して同じ高さを導くための道具です。




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ここまでがご理解いただければ、胸骨も同じく、
骨格内に、基準となる座標面を作り出すことを目的として作っていることがおわかり戴けると思います。



、、、造形の仕方については、
箱組んだものにエポキシで、…例えばガチャポンの骨格標本などで構わないから、立体物を見ながら、形を出していきます。




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という感じで、できるだけ捕捉をしたつもりですが、

…同じ説明を見ても、見る人の準備レベルによって、
わかること、理解してもらえることには、大きく差の出るお話であることを、お断りさせていただきます。



そして同じ、その人であっても…
実際に手を動かして、壁にぶつかり乗り越え、
作業深度を深めていくに応じて、
、、、今見えていることやわかっていることを、いくらでも超えていけるお話でもあることを、お伝えしておきます。。。




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簡易骨格についてのご質問を戴きましたので、
…数回に分けて、お話をしてみようと思います。。




まず、
ご関心のある方は、造形タグに入っている「簡易骨格の誕生」記事のご確認をお願い致します。

http://blog.livedoor.jp/saliamallo/archives/52490343.html  (簡易骨格の誕生)

http://blog.livedoor.jp/saliamallo/archives/52490378.html  (簡易骨格の誕生・2)

http://blog.livedoor.jp/saliamallo/archives/52490426.html  (簡易骨格の誕生・3)




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現在の僕がやっている簡易骨格は、「誕生編」の簡易骨格を発展させて簡略化したもので、
(↑上画像は、ヨーコ・コスの初期造形)

…この簡略化版を見れば、「誕生編」よりも簡単そうに見えるのかもしれませんね。。





でも、本当にご自身の造形に「簡易骨格」.を取り入れたいのであれば、

今の僕がやっている、簡略化版からマネをしようとしても、
そちらの方が難しいお話になるwwwww
というのを、ご理解いただけますでしょうか。



…簡略化できる。ということは、それよりも深いことを知っている。
ということであります。



そして面倒くさいことや、地味で忍耐のいることを乗り越えなければ、
…知りたいと思い続けても、
準備のできていない人には知り得ないことがある…ということを多くの人がご存知だと思います。。








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ですから簡易骨格を取り入れるためには、

まずは正面から美術解剖図等に向き合い、骨格造形を一度トレースする必要があると、僕は思います。




ただ、

…現在は言わずと知れた3Dの時代ですから、


僕のようなアナログをマスターする方が、数倍も時間がかかりwww





3Dを取り入れた方が早いのではないか?ということが、ずうっと憑いてまわることを、
十分にご検討された方が、、続きを聞いてくださればと思います。。。















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…引き続き、乳房の盛り足し検証です。




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乳房造形については、
文法アプローチが、解に近づくひとつの道だと実感しておりますが、

…今回もその視点で見ていたら、まだ盛り足りない箇所があることが見えて、
追加盛りをしました。






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…このデザインであれば、カップセンターに集まる肉が、もっと増えるはずだという検証です( ・∇・)




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…違和感は出てなくて、まだ足りてない感じかな?という印象です。。




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今日はまた病院に行って、体力検査をして来ました。



…wwww、まったく自覚症状がないので、
健常者の日常生活レベルの、もう一つ上のレベルまでいっても、
、、、フツーに余裕のある感じです( ・∇・)





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リボンの加工をします。





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作業のために瞬着で補強して、…超音波で軽く余分を削いでおきます。





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乳房の追加盛りをします。




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まず一回目、、、↑




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そして軽く整形と、ペーパー均しをして、、、




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、、、もう少し盛り足しをしました。






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今日は通院日で、

嫁といっしょに栄養指導を受けたり、



心電図を付けたままで運動をして、、
、、、どんな風に心臓が働いているのかなどを、調べてもらってきました。





…難病とはいえ、仕事に行く以上、、、

、、、いつ死ぬのかわからないままでは、みんなを不安にさせてしまいますので、


データを集めて、少しでも精度の高い自己管理ができるように、
病院がサポートをしてくれるそうです。





そして僕にも予定がありますからね!

…ゴールが近い『踊り姫』を完成させて、、
、、、その次に作るものも、とっくに決まってますからね(#`皿´)!!


引き続きで皆さま、ご注目とご支援をよろしくお願いいたしますm(__)m






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胸パーツまで、軸を貫通させる作業は、成功しました。


…そして仮組みをして、状態の確認をします。








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大丈夫なようです。。。





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ダボの受け側を作る準備をします。




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まずダボ側をペーパー均しして、メタルコートします。


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受け側に、エポキシを仕込んで、、、




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ウニュします。




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受け処理は、ちゃんとできましたが…



こんな小さなダボでは、胸から上を支えられないので、
胴内に、2本ある軸の片方を、胸まで貫通することにしました。
(この後の造形作業上の都合です)



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画像右▲、ダボ受けの種と、

胸パーツを掘り込み、、、



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本チャンウニュ直前の状態です( ・∇・)




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地味な更新が続きますがw、

レザーソーであれば、ノコ厚分の隙間ができるように、
超音波カッターも、切った分の調整が必要です。



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まだ本当の分割面にすることはできなくて、
これは、その隙間を詰めるためのウニュになります。



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角度や隙間が変わってしまわないように、慎重に位置を合わせていきます。





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遅い更新になりましたが、

上着とお腹の接合部を検討していて、、、



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…画像▲、小さい茶色のパーツが、

準備中のエポキシのダボになります。


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