2019/03/13

金山鉱泉 〜 雁ヶ腹摺山 & 姥子山



 一ヶ月半振りの山行です。

今年は仕事や天候のタイミングが合わず、雪山らしい山には全く登れていませんでした。

未明にかけて街で降った雨は山の上では降雪が予想され、
午前中は回復するものの昼前からは曇りがちな
天候と予想していましたが 
雁ヶ腹摺山〜姥子山 へ登る事にしました。

この山に関しては何年も前から入浴してみたかった鉱泉「金山鉱泉 山口館」を起点に登りたいと
思っていました。天候が微妙でもこのタイミングで登るしかなかったのですが、それに関しては後述することにします。

この雁ヶ腹摺山(がんがはらすりやま)と名のつく山は四座(厳密には三座)ありますが、
山名の由来は渡り鳥であるガンがその腹をこするようにして山々を越えていった事から名付けられました。

山梨の山はやっぱり良いなぁと再確認した次第です。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山



大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


今回も節約して2時間の下道を運転して6時半頃に金山鉱泉P着。

まだ雨が上がって間もない朝から歩き始めます。近年ではこの駐車場から沢へ降りるルートを推奨して
いますが、荒廃している沢沿のルートを選びます。私の地図は十数年前のもで一般ルートとされていますが、新しい地図は破線ルートになっているようです。

 大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


かなりの荒廃気味で、雰囲気から察すると再整備される事はなく歩けなくなるのも時間の問題かと
思います。 頭上からの落石にはかなり気を使いながら歩きます。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


沢へ降りると、こちらもかなり荒廃しています。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


数回ほど渡渉しますが、橋が架かっていたのはこれ一本のみです。
水量が多い時は飛び石でも難しく、濡れる覚悟が必要かも知れません。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


流れのある沢を離れてこの谷へと入りますが、ここも登山道が崩壊しているため谷沿に登って行きます。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


金山峠

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


ツチグリ

つついて胞子を出すのが楽しいです。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


ここからは今までとは違って歩きやすく快適。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


百軒干場

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


ここからは「登り尾根」と称される登りになります。
登り尾根という尾根は全国にいくつかありますが、その名の通り登り応えのあるルートばかりです。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


この日唯一の富士山が望めました。

かなり気持ちも上がりながら、早く山頂で見たい思いを抑えながら歩きます。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


ヤマドリの足跡

「こっちだよ!」と言わんばかりの案内をしてくれています。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


鹿が角を擦った後です。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


この辺りから積雪によりルートが消失したので、ほぼ直登で登ります。

正規ルートとはちょっとズレながらですが、深雪の中登り切りました。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


視界が開けてくると山頂はすぐそこです。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


雁ヶ腹摺山

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


残念ながら景色は隠れたまま、、

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


粘りましたが帰ります、、

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


姥子山西峰

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


イワカガミが群生しています。 4月からはあちこちに可愛いピンクの花が咲き乱れるのでしょう。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


姥子山(東峰)

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


先程までいた雁ヶ腹摺山

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


滝子山の向こうに小金沢連峰

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


杓子山、三ッ峠など。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


富士山は裾野のみで顔を出してくれない、、。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


百蔵山、扇山など。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


権現山

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


奥には三頭山、御前山など。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


すっかり雪も溶けました。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


トリイ沢で水補給。 とっても美味しいです。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


地盤が弱く荒れた土沢。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


この林道を下れば山行は終了です。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


金山鉱泉 山口館

今日はやっと憧れだった鉱泉に浸かる事が出来るので、もう嬉しくて仕方ありません。
ここはフラット寄って見ても入浴できない場合があり、実は再訪なのです。

金山鉱泉は100年続く歴史ある鉱泉宿。
この辺りには武田信玄の隠し鉱山があり戦前まで金を採掘していました。以前に登って詳しく書いた
「武田信玄の黒川金山」と同じ山域で、この鉱泉は当時から「冬場に湯治をすると風邪を引かない」
と言われていたようです。源泉は年間を通じて温度12〜13度で手間をかけて沸かして使っています。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


やっとこの湯とご対面できた(嬉
三人がやっとの小さな浴槽でしたが、貸し切りで足を伸ばして入る事ができました。

浴感はヌル感はなくキュッとした感じで、湯は無色透明、奥からポタポタと流れる源泉を舐めて
みましたが味はしませんでした。

大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


大月市 金山鉱泉 雁ヶ腹摺山 姥子山


憧れだった金山鉱泉に入るために何年も前から雁ヶ腹摺山を絡めて計画していましたが、
予定の隙間に入れる山行としては「山頂から富士山を見る」目的にはやはり天候が合わず、ずっと
先送りになっていました。

この日は朝まで雨&雪、午前中のひと時に晴れ間が広がるであろうと予測して向かいましたが、
その晴れ間が出ている時間に山頂には間に合わなかった。

それとは別に、どうしても行かなくてはならない理由がありました。
100年の歴史を持つこの 金山鉱泉 山口館 ですが、残念ながら3月末で閉館してしまうのです。

これを逃したら一生あの湯に入る事ができない、、そんな経緯もあって予定を遂行したのでした。

高齢化や燃料等の高騰によって、近年このような貴重な鉱泉宿が次々と閉館していますが、いつか行こうと思って閉館してしまった場所が今までいくつもあって、その度に後悔していました。

鉱泉は基本的には冷泉であるため石油や薪を使う労力とコストが必要で、体力的・経済的にも割に合わない事が多いのです。

本当に残念ですが、憧れた甲斐あってとても良い湯でした。



【course time !!】

金山鉱泉(7:00)⇒ 金山峠(7:50)⇒ 白樺平(9:00)
⇒ 雁ヶ腹摺山(9:50)〜(10:40)⇒ 姥子山(11:30)⇒ 金山鉱泉(13:40)


*登山日 2019年3月5日(火)



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この記事へのコメント
>>1
サクラスミレさん、こんにちは!
一度は入ってみたかったので間に合って良かったです。
房総にもちょっと入り辛いなぁという鉱泉ありますよね。私も一瞬構えてしまうのですが、勇気を振り絞ります(笑

のめこいの湯は値上がりしましたよね〜
モミの湯までそうなんですね。あそこは登山口から近く安いので良かったのですが、、、
Posted by salon_kiryu at 2019/03/15 13:22
こんばんは。

閉館前に入ることができて良かったですね。

房総にも奥まった鉱泉が多いのですが、私はまだ入ったことがありません。
何となく、ちょっと入るのに勇気がいるような玄関ですと遠慮してしまい、つい大きな日帰り施設に向かってしまいます。

モミの湯、のめこいの湯・・・・
そんな大きい施設は値上げラッシュで今年から寄る機会も少なくなってしまいそうです。
Posted by サクラスミレ at 2019/03/14 18:25