お客様と一緒に土地探しをしていると「建築条件付土地」という言葉が目に付きます。

 土地購入者との間において、指定する建設業者で建物を建てる事を条件に土地を売る取引です。

色々ななケースがありますが、指定された建築業者が設計もすることが多く、条件付きの土地だと

自由に設計ができないのです。

 問い合わせがあったお医者様も結局のところ、借地の条件に仲介業者が建築条件を付けてきた

のです。仲介業者は最大手建築会社で、設計も社内ですると聞きましたので、設計に取り掛かって

いるだろうと思っていました。

 
 ある夕刻、買い物をしていたら携帯に 「以前、電話で相談させてもらった者ですが・・・」

   はい、もちろん覚えています。

 最大手建築会社A社で設計を数回進めているのですが、どうもこちらの意向がうまく伝わらなくて
  
A社の営業の方が設計は別の建築士に依頼した方が良いのでは、という事で設計をお願いできない

か との内容でした。

 
 クリニックの設計は 経験が無いとできないという訳ではないが、特殊な部分があるので知ると

知らないでは随分違ってきます。先生の診療方針、考えでプランから医療機器関係まで関わってくるの

です。     とにかく、数日後お会いすることになりました。


 この日私が一番うれしかったことは、先生から 「以前電話で相談させてもらった時に、親切に対応

してもらったので また電話しました」 と言われたことです。


 家を建てるにしろクリニックを開院するにしろ、人生の中で何度もないこと、まして建築業界の事もわか

らない中で、住宅なら30年〜35年もローンを払い続ける、クリニックは1億近い投資をするのです。

 お客様が損しないように、あとで後悔のないように、知っていた方が良いことをできるだけお伝えしたい

 その気持ちが「気軽に何でも聞いてください、少しでもお役に立てるのならうれしいです」 と自然と

でる のです。

 当事務所のような小さな会社に問い合わせを頂いた ご縁 を大切にしたいと思っています。


                                   源野 吉佐子

                                            

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  堺の注文住宅なら、女性建築家とCM方式(分離発注)でつくる”いずみの家”