IMG_0503さて、ライブのお話の続きです

"La Saeta"をアカペラで歌いながら
登場したNilda Fernandez。
バックバンドは従えておらず、ステージに上がると
いきなりギター1本で歌いだしました

フランスから連れて来たスタッフは音響のミキシング担当者だけ。

(だから料金が安くても大丈夫なのね、と思いましたが)
1時間半のステージはあっという間に過ぎました。

ライブ57歳になっても衰えていない、
高音域の延びが美しい繊細かつ力強い歌声には驚きでしたが、
ギタープレイヤーとしての力量も感じさせるステージでした

「フランス語を話していると、いつもエトランジェ(異国人)みたいに感じる」と、
あるオムニバスアルバムで語っています。

アンダルシアにルーツを持つ家族のもとバルセロナで生まれましたが、
6歳の頃にリヨンに移住したため母語はフランス語とスペイン語両方だそうです。

アイデンティティに悩んだ経験から、自分のルーツと向き合うためにスペインの大学でスペイン史を学んだのだそう。

そこでスペインの詩人フェデリコ・ガルシーア・ロルカの存在を知り彼の足跡を辿り彼の詩に曲を付けたアルバム「Catelar 704」を1999年に制作しています。

さて、今回演奏した曲ですが、
Marie- Madeleine”とともに大好きな曲のひとつだった”Mon Amour” は、
日本人女性とのデュエットとなりました。

その女性はYouTubeでNilda Fernandezがアルゼンチンの女性歌手
メルセデス・ソーサと共演した”Mon Amour”のビデオを見て
日本語版を歌いたいと申し出て許可をもらったのだそうです。

歌詞の解釈が違うため、まったく別の作品となっていましたが、
彼はこの企画をとても喜んでいる様子でした。
今回の来日はその絡みもあったのね、と納得しました。

Nilda Fernandezの歌詞に登場する人物は、
ノマドのように物語の舞台を様々な国へ移しながら、
恋人への切ない感情を持て余し彷徨し続けます。

私としては、オリジナル曲に忠実な日本語訳で、
Nilda Fernandezと声質が似ている徳永英明さんに
歌ってもらいたいなと思います

Nilda今回のライブは大々的には宣伝していない様子だったので
まさか私のようなファンは来ていないだろうな〜と思っていたら
大ファンという女性と知り合いました。

私と同じく’93年にフランスに住んでいて、
当時からのファンだと聞いてびっくり。

もちろん大の仲良しになりました

アルバムブラッスリーでは定期的にフランス人アーティストのライブを開催しているみたいですね

引っ越して神楽坂がご近所になったので、これからこまめにチェックしなくては。

ライブ後にNildaさんにサインを頂いてお話する機会があったのですが

「私、こんなにフランス語できなかったっけ」と愕然としたので
フランス語レッスンを来年こそ再開しようと思っています

それでは素敵な新年をお迎え下さい