理容室の六つの力。② 人間力

最後に残ったのが、人間力です。云うに値しない人間が、このテーマに挑戦するのは無謀だと思います。最初にお断りを申し上げておかねばなりません。未熟なところはどうぞお許しお願いしたいと思います。

この理容業界には、多くの魅力的な方々が居られます。

ここでは、対人関係について、つまり、お客様商売ですから、考えて行きたいと思います。

お客様はなんだ?についてです。

お客様は、お金儲けの道具、でしょうか。経営コンサルタントの話を聞けば、数字の羅列の上にこそ、経営が成り立っていると云われている様な気がします。数字から考えると、お客様は、只の商品を買う客だけになります。金儲けの道具に過ぎないのでしょうか。

技術商品、技術商売は数字で追っかけない方がいいと思います。今月の目標、パーマ客50人、カラー客100人・・・とやると、大変な問題が発生します。

パーマ客50人の中に、実際、本当に必要だったお客様は何人で、本当は不要だった人が何人と考えると、不要だった人の、結果、満足度は高かったか、低かったかという問題が発生します。低かった人は失客につながりませんか。お店の信頼は失墜しませんか。人間関係は壊れませんか。・・・という問題です。

人間力を遺憾なく発揮で来得る、すごい職場が理容室だと思います。

お客様からの信頼は、まるで、芸能人とファンのようです。お客様はお店の言い成りです。だからこそ、その信頼を最も裏切る、儲け主義に走ってはいけないということになります。

お客様の立場に立ち、親身に、お客様の為を思って対応して頂く、これが最もお店の人間力を発揮することが出来得る道だと思います。

お客様の願い、それは「よりカッコよく、より良い男に、より若く。」を実現して差し上げることだと思います。

人間力をUPする方法に、本を読む、掃除をする、修行をする、トレーニングをする・・・、いろいろ、あるようです。

やっぱり、根本は“愛”かなと・・・・・。ハウツウ、やり方の問題でなくて、心の問題、と多くの人達が思われている通りだと思います。



ありがとうございました。