小椋:声を聴く

以前は定住する住居がなく、
寝泊まりする場としてインターネットカフェを利用する
ネットカフェ難民」が問題となっていたが、
最近は休日にカフェを利用したくても満席で入れない「カフェ難民」が増えているという。

そんなカフェブームを牽引している企業のひとつが、貢茶(
ゴンチャ)だ。
ゴンチャ

先日、『カンブリア宮殿』を視聴していたら、
ゴンチャジャパンの角田社長が登場していた。
てっきりタピオカブームが過ぎ去って苦戦していると思いきや、
店舗は年々増え続け、現在は約160店舗にもなるという。

飲食業界は、「業務量が多くて長時間労働」「休みがとりにくい」
「給料が安い」…などの
ネガティブなイメージが定着しているため、
求人を出しても応募者が集まりにくい傾向にある。
さらに、競合する店舗が多いため、
経験者やスキルを備えた人材は、取り合いになっているのが現状だ。

それなのに7月にオープンしたゴンチャの新店には、
アルバイトの応募が殺到したという。
なんと、30人の募集に対して、応募者は400人。
13倍を超える倍率だ。

なぜ、そんなにも大人気なのか?

それは、角田社長が全国すべての店舗を訪ね、
アルバイトなど現場で働くスタッフたちの声を熱心に聴き、店舗運営に反映したからだ。

例えば、髪の色。
フランチャイズ本部では、「髪色の明るさが10レベルまで」という規定があったそうだが、
角田社長が掛け合って規定を撤廃した。
すると、自分な好きなドリンクの色に合わせてピンクや紫の髪色にするスタッフも現れ、
店の雰囲気も明るくなった。

画期的なのが、
全国のゴンチャ店舗で働くクルーたちのアイデアの中から、
新たなドリンクメニューを決める
「ゴンチャ クルーチャンピオンシップ2024」を開催していることだ。

アルバイトが考えた商品を実際に発売するなんて聞いたことがない
ゴンチャで働くすべてのクルーに、そのチャンスはある。
これからも多くのヒット商品が生まれるに違いない。
チャンピオンシップ


角田社長は働くスタッフだけでなく、
顧客の声にも耳を傾けている。

2024年4月25日(木)より、
ゴンチャ全店にてコーヒーの販売を終了してしまった。
なぜならば、ゴンチャは「ティーカフェ」だからだ。

また、「おしゃべり歓迎」を謳い、
他の静かな雰囲気のコーヒーチェーンとは差別化を図っている。
1人客が多いカフェとは異なり、ゴンチャは2人客以上で来店する空間なのだ。
利用シーンに合わせて様々な座席が用意されていて、
心置きなくおしゃべりを楽しむことができる。
驚いたのが、「1.5人席」という存在だ。
1.5人席

10代や20代の女性客が肩を寄せ合うように座り、
お茶を飲みながら何時間もおしゃべりしている。

「私たちが提供しているのは、お茶ではなく、
おしゃべりできる空間である」と、
ゴンチャの本質的価値を角田社長はきっぱりと語っている。

中嶋:マッドワゴン

少年時代にラジコンを組み立てて遊んでたことを
3年前のブログでお伝えしました。

参考までに、そのブログ↓
http://blog.livedoor.jp/samaster/archives/cat_50052040.html?p=15

数々のプラスチックモデルを世に出してきた
総合模型メーカーのタミヤが中心となり
1980年代に組み立て式のラジコンブームが巻き起こりました。

当時発売されていた組み立て式のラジコンが
今もなお販売され続けられており
その名機ぶり!がうかがえます。

少年時代に夢中になった「おもちゃ」が
40年経った今でもラジコンショップの商品棚に
現役で陳列されているその姿は
何とも言えない感覚で心がくすぐられます。

この「心がくすぐられる」が
時間が経つごとに「心がグラグラ」に変わりまして。。。

40年越しにラジコンに手を出してしまいました(笑)


そして、選びに選んで手にした車両が
このマットワゴン↓
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とんでもない、モンスタートラックで
飛んでも跳ねても壊れない、そして最高時速75Km。

その辺の公園で走行させて
子供の足にでもあててしまったら
間違いなく骨折ものです(-_-;)

販売メーカーの㏚動画をみてもらえると
そのすごさがわかります↓
https://www.youtube.com/watch?v=2bg8I0vLTwA


この車両、実は組み立て式ではなく
最初から組み立てられて販売されているものなのですが
細部にわたり自分でバラバラに解体することができて
展開図をみるとこんな感じです↓
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とんでもないパワーで走らせるので
走行後は、泥だらけ・砂利だらけ・ホコリだらけ
なのですが、
パーツごとに解体して綺麗に清掃して
組みなおすことができます。

また、メーカーから
スペアパーツやオプションパーツが販売されていて
単なるメンテナンスだけではなく
独自のカスタムや車両強化ができます。
IMG_1810  IMG_1811


走らせては、解体・メンテナンス・カスタム
の繰り返し。

走らせて、当然、面白いのですが
そのあとに、試行錯誤しながらの
自分の走らせ方を目指した車両づくりが
とんでもなく面白い。

電動工具を使いながらの作業ですが
それでも
簡単に2時間、5時間、10時間と時間を費やすことになります。

全力全集中で、おもちゃに向き合う大人の時間。

なんとも、贅沢な時間です。

伊藤:家庭菜園 2024’ 夏

今年もチャレンジしてみました!
家庭菜園 ♪ ♪ ♪

難しい…いえ、面倒くさいことは避けたいと思い、
植えっぱなしでも美味しい実が収穫できるという苗を買ってきました!!

ミニトマト、ナス、キュウリ、ピーマン
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美味しいです!!
それほど手をかけていないのに、ご立派に成長して下さいます!(感涙)

そして…
その異変が始まったのは、7月中旬になろうとしていた頃のこと…。

まずは、キュウリに異変が!!

そろそろ収穫時期かな~と思い、ふと気づくと!!
どでかキュウリになっているじゃないですか!?(^_^;)

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下は、私のお箸です (^_^;)

このキュウリを皮切りに、どでかキュウリが採れる、採れる!!
大きいから味はイマイチかと思いきや…

美味しい!! \(^o^)/

その後…どでか現象がナスに伝染し?!
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どでかナスの誕生!!
もちろん、美味しい ♪ ♪ ♪ (#^.^#)

暑さのせい??で、生育が早いんでしょうか?
だとしたら、ピーマンとミニトマトも大きくなっても良さそうですが、
今のところ、この両者は普通サイズです。

いつまで収穫できるか分かりませんが、
自給自足ができること、農家さんの有難さを
しみじみ感じている今日この頃です。

こちらは、今現在のチャンピオンです!!
この記録は塗り替えられるのでしょうか?!(#^.^#)
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岡根:ソウルフード

ソウルフードといえば、たいていは生まれ育った
地元の名物料理か、おふくろの味なのだろうが、
私には「沖縄料理」こそがソウルフードなのだ。

片道の船賃だけでサバイバルをしに行った19の沖縄。
婚約者に振られて死にたくなって行った23の沖縄。
結婚して妻とふたりで行った26の沖縄。
SAを立ち上げて研修で行った30代、40代の沖縄。
便利屋時代の仲間と時間を味わうために行った50代の沖縄。
そして志を共にした友の訃報を知ったのも沖縄だった。

人生の節々で沖縄の潮風に吹かれ、波の寄せ返しに身をまかせ、
それはときに癒され、ときに道を教えられ、喜びや悲しみを分かち合った。

不思議なことだけど、沖縄の古い写真を見て「ああ懐かしい」と思うが、
それよりも沖縄の料理を食べたときの方が、当時をありありと思いだすのだ。
その味が、匂いが、舌触りが心の深いところを揺さぶるのだ。
きっと頭ではなく、体が沖縄を思い出すのだろう。

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財布に残っていた千円を使い果たすために食べたのがステーキ。
当時めちゃくちゃ安い店を見つけたが、肉は筋張って硬く、味は大味だった

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死のうと思った海岸で、おばあがくれた特大のおにぎりは
ジューシーだった

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海ぶどう、島らっきょ、ゴーヤのお浸し、そして
妻と奇声を上げながら食べた豆腐よう

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沖縄料理の定番、沖縄そばにフーチバーのトッピング、
てびちー、マグロユッケ丼、チャンプル丼

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この一杯の為だけにまた沖縄に行きたいと思わせる
「原点」のアイスコーヒー

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人生いろいろスイーツいろいろ

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舌が踊りだす逸品

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肚に沁みる酒


そして60代の沖縄には何があるのだろう?
今年の沖縄も暑いぞ!

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浜:母は強し!大地も強し!!

働き者の母である。
母の畑の柵

我が家の両隣には畑があり、3月になり雪が解けると
母は畑の整備といろいろな野菜づくりを開始します。
80歳を超えていながら、畑では野菜を守るための鳥よけの大きな柵も一人で作っていました。
そのおかげで、我が家では数々の無農薬野菜を季節ごとにいただくことができていたのです。
ところが数か月前に母は脊髄の圧迫骨折、更に突然肺炎を起こしてしまい、生死をさまよう事態に!
母への対応に追われ、畑は全くの手つかず・・・
更にこの数年の夏の暑さの為か、雑草の伸びる勢いが半端ではありません!
いわゆる畑は、草ボーボー!というやつです。
私は以前から米作りを行っているのですが、
機会があれば母と一緒に化学肥料や農薬などを一切使用しない
野菜づくりに取り組みたいと考えていました。
 
しかし現在の畑はというと、下の写真のような状況(汗)。
ブルーベリー畑

おお~~~っ、まるでジャングル!
大変なことになっています。
 
実は以前から自然農法の研究家数名の方々との交流を始めていました。
彼らが共通して持っているビジョンは、自然の中で極めてシンプルに、
そして作り手の方々への負担を極力減らすというもの。
大地の自然力、微生物の力を活用しながら化学肥料や農薬などを一切使用しない野菜を育て、
常識的には驚かれるかもしれませんが、
米すら水田ではなく通常の畑で育成しようというものです。
 
現在雑草、特にスギナに覆われている畑です。
スギナ

実は、この草ボーボー!も決して良くないことではありません。
スギナは根を約1mの地中深くまで張り、極めて生命力の強い雑草です。
春になると、つくしが地面から顔を出しますが、そのつくしの成長したものです。
以前は厄介な雑草だと目の敵にしていたのですが、実は薬草の女王様なんだそうです。
多くのミネラル、特にケイ素を含んでいます。
更にはミネラルだけではなく、その土地の土の状態が酸性に傾いていると、
アルカリ性のスギナは酸性を中和して土地のコンディションを整えるために生えてくるそうです。
では薬草の王様は?というと、ヨモギです。
これも我が家の畑には群生(?)しています(笑)。
米国の医療機関では、ヨモギの抗癌力は通常の抗癌剤の数万倍という発表までされています。
自然の力、恐るべし!ですね。
 
自然農法から大地の能力について教わったことには、
 
○野菜の種を撒くと最初の数年間は、
その種を育てるための栄養素を大地に与えるための雑草が生え、
数年後に役割を終え、それらの雑草は生えなくなる・・・。
 
○畑を素手で触っていると、畑の土はその人のことを記憶して、
 数年後にその人に適した野菜が育つようになる・・・。
 
○畑を素手で触っている人は,大地からのエネルギーを受けながら体も浄化されるので、
健康で認知症にもならない
(子供たちを裸足で土のグラウンドで遊ばせろというのとよく似ています)・・・。
 
等々、不思議な学びが沢山あります・・・
ただし、これらのことは、あくまで私たちの考えであり、
信じられない方はおとぎ話だと思って下さい。
一般的な常識からは少々逸脱しています。
そして、野菜の収穫についてはあまり悠長なことも言っていられません。
何せ数年後の成果になりますから。
そこで植物を発酵させたものの力や微生物の力を活用する方法で
土地を改良していく方法に取り組もうとしているわけです。
まずは家族の消費分として少しずつ。
そして上達したら、周りへの分を育てることを考えています。
 
ところで話を母のことに戻しますが、
肺炎を起こして救急車で病院に運び込まれたときに肺の機能は1/3位しかなく、
通常の呼吸の約10倍の酸素を送り込む最先端の酸素吸入器を装着しながらも
血中酸素濃度が極めて低い状態が続きました。
医師からは限界を超えているので覚悟を決めておいてくださいと何度も・・・
肺の機能のほとんどが失われており、体が血中酸素濃度を上げる為に心臓が頑張るのですが、
年齢的にも厳しすぎて心臓がいつ止まっても不思議ではないと。
この峠を越えてもすぐに次の峠が来るでしょうと、もう数日間の命だと宣言されていました。
数日間そうした状況下にあったのですが、肺の機能が戻り始めて、
驚くことに血中酸素濃度が戻ってきたのと、
心臓の働きが徐々に穏やかになり医師の方々はその回復力に目をパチクリ!
肺の機能も2週間後には通常レベルに回復し、
その後は寝たきりから通常の生活へ戻るための歩行訓練にも入りました。
あっと言う間の歩行能力の回復に医師やリハビリ担当者も驚いていました。
 
日の出と共に畑に出て、土に触れながらの農作業を
数十年間行い続けながら私たちを育ててきてくれた母ですが、
きっと大地からたっぷりの恩恵をいただきながら身体を鍛えられていたのではないでしょうか?
母の奇跡的な回復を見て、改めて私たちはこの大自然の一部であり、
そこからの恩恵を受けると強く逞しく生きられるのかもしれないという仮説を立てています。
そしてその中で生かされていることの大切さを考えさせられる出来事になりました。
大地は強し!!

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