岡根:クスノキ

先日、花見がてらに皇居のあたりを散歩していたら
楠木正成の立派な銅像を見つけた。

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実は戦国武将の中でこの楠木正成が一番好きだ。

楠木正成は、南北朝時代に活躍した「悪党」と言われた武将で
奇策を用いては幕府軍を翻弄した知将である。
悪党とは、盗賊のことではなく
当時幕府の支配下にない勢力のことをそう呼んだのだ。

有名な武将が数多くいる中で何故楠木正成に惹かれるのか、
その理由を考えてみた。

自ら室町幕府に対しクーデターを起こし
南朝を立てた後醍醐天皇に最後まで忠誠心を貫き通した漢気なのか
石垣を登ってくる敵兵に煮えたぎった油をぶっ掛ける
まるで山賊のような豪快さなのか。

そうかもしれないが、しかしもしかしたらそのルーツは
幼少期の身体の記憶かもしれない。

生まれて6歳まで住んでいた和歌山県那智の家の前の神社に
巨大なクスノキが二本そびえ立っていた。

おもちゃなど買ってもらえなかった私は、毎日そのクスノキに
登ったり、大きなうろの中で眠ったりして遊んでいたそうだ。

だから今でも大きなクスノキを見ると心が安らいだりする。
そしてそれは「クスノキ」という音の響きでもそうなのかもしれない。
音も味と同じように私の五感が持っている確かな記憶だ。

しかし名前がクスノキだから好きになったというのは
説得力に欠けるようにも思えるが、案外そうなのかも。

好きな人の名前を口にするだけで
心が少し暖かくなるのと似ているな。

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 自宅の前の神社にあったクスノキ

小椋:4月に頑張った人ほど、5月に失速する理由

4月。
新年度が始まり、現場に新しい空気が流れる。
新人はやる気に満ち、
既存メンバーも「今年こそは」と気合が入る。

でも、毎年同じことが起きる。
4月に頑張った人ほど、5月に失速する。

多くの人はここで勘違いする。
・もっと頑張らないと
・もっとトークを覚えないと
・もっと行動量を増やさないと

違う。問題はそこじゃない。
ズレたまま全力で走っていることが問題なのだ。

この時期、営業現場でよく見るのはこれ⇩
・とにかく説明しようとする
・とにかく売ろうとする
・とにかく結果を出そうとする

その結果どうなるか。
無駄に圧が強い人になる。

お客様は、言葉より先に空気を感じ取る。
・焦っている
・売ろうとしている
・余裕がない

この違和感を感じた瞬間、
どれだけ良い提案でも
心のシャッターは閉じる。

この時期にやるべきことは、意外にもシンプルだ。
「売ること」を一度、手放すこと。

・相手の話を深く聞く
・相手の悩みを言い直す
・相手以上に相手を感じ、理解する

ここに集中する。

面白いことに、
これらを守った人だけが、
5月以降に一気に伸びる。

なぜか。
信頼が積み上がるからだ。

営業は短距離走ではない。
信頼を積み上げる中距離走。

4月は「成果を取りに行く月」ではなく、
「土台を作る月」。

ここで焦って売りに走るか。
それとも、信頼を積みにいくか。
この選択が、
半年後、1年後の結果を分ける。

焦る気持ちは、よくわかる。
でも、その焦りが
あなたの価値を下げてしまうとしたら…

一度、立ち止まってほしい。

営業とは、売る仕事ではない。
相手の人生に本気で向き合い、
決断を支える志事なのだ。

伊藤:あなたもクローン!?

昨日は、関東もよく晴れ、
桜を見に出かけた方も多かったのではないでしょうか。
その桜ですが、ここ数年よく耳にするのが、ソメイヨシノの寿命の話。

ご存知の方も多いと思いますが、
今私たちが目にしている多くのソメイヨシノは、
約60年〜80年前に植えられた木のクローンなのだそう。
同じ遺伝子を持つため、一斉に美しく咲く反面、
同じタイミングで寿命を迎えるとも言われていて、
全国で少しずつ植え替えの計画が進められています。

そしてこの「クローン」、桜だけではなかったのです!!
なんと、チューリップも同じような仕組みを持っていると知り、驚きました。

正確に言うと、チューリップの場合、種は「子ども」で球根が「クローン」。
種から育てると、発芽までに5年ほどかかり、
どんな花が咲くか分からないそうですが、
球根から育てると、親と全く同じ花が咲きます。

そう考えると、あのチューリップ畑の美しさにも納得です。
色もそうですが、形や背丈までぴたりと揃って整列している姿。
あの整った美しさは、球根によって生まれていたのですね。

昨年、この話を知り、ずっと心に残っていたのですが、
この春、実際にその光景を自分の目で確かめることができました。

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並んで咲くチューリップ。
ただ眺めていれば、何気ない春の風景ですが、
「クローン」の話と重ねながら観ると…
蕾のついた時期も、茎の伸びる速さ、開花の時期…
どれをとっても、色ごとに同じ!!

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一番最初に咲いたピンクは、もう終わりそう(^_^;)

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色ごとに成長が違います。

離して植えたこのピンクの八重咲きも…
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同じように見える花の中にも
それぞれの命の繋がりがあるんだなぁ…と、
なんだか少しだけ、花の見え方が変わったような気がします。
そんなことを少し知っただけで、
今までとは違った感動が生まれてくるのですね。

毎年、何気なく見ていた春の花が教えてくれた小さな発見。
そんなひとときを、これからも大切にしていきたいなぁと思います。

小野塚:あなたは何番目?

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昨年末に、福島県で「流し」を演った。その際に下の名前が「八郎」さんという方に出会った。

もしかしたら同じ福島出身の「春日八郎」さんが由来かな!?と訪ねたらそうだという。

しかも8番目だという。

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スタジオジブリの宮崎駿監督の長男は吾朗さん。なぜ長男なのに「吾郎」なのかというと、

監督の弟が、四男で「至朗(しろう)」という。なので続いて「ごろう」なのだという。

へー!φ(..)メモメモ


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イチロー選手(本名:鈴木一朗)は2人兄弟の次男なのに「イチロー」なのは有名な話し

5歳年上の兄・一泰(かずやす)さんがいる。


ワタシは三人兄弟。兄は「秀敏」、弟は「敏広」。ふたりとも「敏」がつく。
なのにワタシは次男で「輝」


仙台に「十ちゃん」という煮込み料理の名店がある。マスターに聞いたら、

十番目だという。なーるほど。φ(..)メモメモ


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さて、最後にワタシの大好きな話しを。


第二次世界大戦
中、アメリカ人の将軍が、日本のことをいろいろ調べていた。

ある日、将軍は、日本研究家を呼びつけ、質問をした。


「日本人は、自分の子どもにどうやって名前をつけるんだ?」研究家は答えた。

日本人は、生まれた順番を子どもの名前にします。

例えば、最初の子は〈
イチロー〉、二番目は〈ジロー〉、三番目が〈サブロー〉、以下、〈シロー〉、〈ゴロー〉といった具合です」「なるほど、それは面白い」

数カ月後、将軍は、この戦争について悲観的な気持ちとなった。


『こんなに精力的でパワフルな民族に、我々は本当に勝つことができるのだろうか……』

将軍は、対峙している敵の大将の名前が「山本五十六」であることを知ったのである。


おあとがよろしいようで。m(_ _)m


岡根:毒書のすすめ!

先日、書店「読書のすすめ」にて講演しました。

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去年あまりにも突然に亡くなられた清水店長の意を引き継いで、
店長の片腕だった小川さんが書店に住み込んで店を守る姿に心打たれ、
私にも何かできることはないかと思い、
店長がずっと開催されていた「逆物差し講」を
店長の足元にも及びませんが一日担当させてもらいました。

「読書のすすめ」ならぬ「毒書のすすめ」と銘打って、
私が思う毒の効いた本を十数冊紹介しました。

当初1時間の講演のはずが、店長の魂が乗り移ったのか、魂がほとばしりすぎて
気がつけば3時間が過ぎていたのです!

参加された方々には、いい感じで毒がまわったのか、
誰からも文句もなく、皆それぞれに清水店長を偲んでいるかのようでした。

そして講演後には大量に本を購入していただきました。

店長の一番の供養は、私たちが読書を辞めないことです。
執行 草舟さんの言葉を借りれば
読書とは作家との魂の交流なのです。

時代がどんなに変わろうとも、人の心を震わせ、火を焚きつける言葉は、
人の心から発せられたものでなければならないと私は思います。

さて第二弾は、清水店長の命日にちなんで
6/20(土) 亡くなられた長崎にて開催します!

皆さん、魂を交流しましょう。
長崎までどうぞ足を運んでください!

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