2017年05月27日

兄が頼った予知能力者「あいつだ」

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◎ 「あいつだ 」  2015年 韓国
原題:Fatal Intuition
監督: ユン・ジョンヒョン
キャスト:チュウォン、ユ・ヘジン、イ・ユヨン、リュ・ヘヨン


親が死んで、寂れた漁村に住む二人の兄妹。
兄は高校生の妹を進学させようと製氷工場や洗濯屋で頑張って働いている。
但し、兄は妹のことが大好きで、妹に色目をつかってくるものには容赦し
ない。シスターコンプレックスが、いきすぎて妹を部屋に鍵をかけて閉じ込め
てしまうほど。


兄妹の住まいは2階になっていて、下は工場になっている。だから、下から
梯子で上の兄妹の部屋へいけるようになっている。
ある日、妹に暴行を加えようとその梯子を使って、上がってきた男がいた。
そして妹をナイフで切り刻んだ後に殺害してしまう。3日後に洗濯屋の水槽か
ら無残な姿で発見される。

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sames at 18:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)映画 | DVD

2017年05月15日

“62歳の聖子ちゃん”山辺節子のつなぎ融資の事件

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“62歳の聖子ちゃん”と呼ばれる山辺節子のつなぎ融資の事件。
「還暦を過ぎたのにあの服装はない」とか、女優の美保純は、自称「38歳」に関
して『45歳くらいと言ってほしかった』などと、事件の内容よりも山辺の勘違い
度が有名になっている。


山辺節子は大企業へのつなぎ融資を持ち掛け、70人以上から7億円を集めた
詐欺でタイで逮捕された。
出資者からの追及を逃れ、2015年9月に行方をくらませた山辺は、タイで30代の
恋人と享楽的な生活を送り、今年4月に逮捕された。


彼女は、自分が60代である現実から目を背けたいのであろうし、また世間の60
代とは自分はまるっきり違うと、信じたいのであろう。そのことは痛いことでは
あるが、人におおきな迷惑をかけることではない。だからあれこれ言いすぎるの
は、事件のポイントからずれていると言えるだろう。



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sames at 00:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)ニュース | 事件

2017年05月13日

目に入ると買ってしまう益田ミリ

専業主婦のミナ子さんはフラワーアレンジメント教室に通いはじめて4か月。
そこの教室で彼女の心のつぶやき。
 
お花はいけるのは楽しいし
教室の人たちとも仲良くやっている。
それなりに  そして、
この先も  「それなりに」を 超えることがない

「それなりに」を超えたくない気持ち
自分を守ってばかりいるわたし


これは、益田ミリの「ほしいものは何ですか?」という漫画の一場面を抜粋し
たものだが、漫画を除いてもセリフだけで日々の暮らしにおけるよくある微妙
な不安感とか、自分の内面への問いかけなどを的確に表している。
哲学への第一歩のような面も感じられる。

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sames at 01:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)BOOK | マンガ

2017年04月23日

兄と僕のつながりを問う「ゆれる」

昭和の犯罪者に2人を殺して逃亡し、逮捕されるまでに計5人を殺害した殺人鬼
がいた。名は西口彰。彼をモデルにした今村昌平の監督作で、1979年に公開
された「復讐するは我にあり」という傑作映画もできている。

映画と同じ西口をモデルにテレビ番組を1991年に作成している。タイトルは、
「『実録犯罪史シリーズ 恐怖の二十四時間 連続殺人鬼西口彰の最期』とい い、
西口彰を役所広司が演じた。そのテレビ番組を映画監督の西川美和は高校生
のときに見た。

舞台は九州の温泉町。 犯罪者(役所広司)は弁護士のふりをしてある家族の中に
入りこんでくる。それを察知したそこの家の者はなんとかその殺人者を無事に警察
に引き渡す ように計画している。

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sames at 21:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)映画 | 日本映画

2017年04月10日

血と孤独の植物に圧倒される「血玉樹」

血玉樹1































血玉樹2
































伊藤潤二の漫画は絵が日常から飛びぬけていてすごい。梅図かずおに触発さ
れて漫画を描き始めたと言うが、それが納得できる梅図と共通の画力のすご
さを持っている。

また彼の漫画の登場人物の中に必ず美少女が登場するのもいい。
つい最近では、NHKでの「浦沢直樹の漫勉」という番組に出演している。

「YAWARA!」や「MONSTER」の人気作品で有名な浦沢直樹が人気マンガ家
の仕事場に行き、それぞれの創作内容に切り込む番組。3月9日は伊藤潤二が
取り上げられたわけだが、注目を集めたのはその作品を描くことの丁寧さ。

一コマを描くのに、2時間費やしていることに驚きの声が視聴者からも上がっ
ているとのこと。


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sames at 23:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)BOOK | マンガ

2017年04月01日

三浦友和が光る「葛城事件」


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◎ 「葛城事件」 2016年 日本
監督:赤堀雅秋
キャスト:三浦友和、南果歩、新井浩文、田中麗奈


三浦友和というと、昭和の大スター山口百恵のだんなさんというイメージが
とても強い。本人も役者でスターなのにいつまでも奥さんの印象が強すぎ
て「どこか損しているなぁ」と思っていた。

でも、この映画「葛城事件(かつらぎじけん)」で、ぼくは初めて三浦友和と
いう役者の強烈な存在を感じた。

                                        *

三浦友和演じる、中年の父親・葛城清は金物屋を営んでいる。
念願のマイホームも手に入れ、息子も二人いて美人の奥さんもいて幸せな
家族を築いたはずなのに、どこかしっくりきていない。
 


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sames at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)