(2010,07,22追記 このブログ記事が記事内の「パワースポット」の語から『STIE LIFE』にトラックバックされていますので、本文末に私の個人的パワースポットと思う神社の紹介を追加しました)

6月は、探査衛星「はやぶさ」の帰還に始まる宇宙ミニマイブームだった気がします。その6月マイ宇宙月間の終盤、2010年6月26日にベサメムーチョ作、舛成孝二監督のオリジナル・アニメーション映画『宇宙ショーへようこそ』が公開されました。'08年初めにアニメ雑誌の記事において、その製作が公表されてからおよそ3年、無事完成して劇場公開に至った事には感慨深いものがあります。田舎路線を匂わせていた、初期の数少ない公開情報に一喜一憂していた頃が懐かしくすら感じられることでしょう。この私も田舎路線という点で目には留めていましたが、相済まないことに、公開情報が少なかったためか情報追跡などほとんどせず、公開間近になってようやくこちらも再注目させていただきました。そんな体たらくで、これじゃダメダメあきまへん、な心境でございます。

さて、今じゃもう過去となってしまいましたが、初期のわずかな公開資料と過去の映画作品のモチーフサンプリングから、私が勝手に予想?いや妄想していた『宇宙ショー』のあらすじを改めて思い出し、この場を借りて参考資料あるいはパロディとして、ストーリーアウトラインをグダグダ語ることにいたしましょう。
作品予想タイトルは、「ぼくのかんがえた『ザ・宇宙ショー』」あるいは「こんな宇宙ショーは嫌だ〜!!」というコンセプトで、『特攻!!宇宙ショー』(仮)とさせていただきます。本当にどうしょうもない内容ですが、ちょっとした暇潰し程度でご覧ください。

※以下の文章は『宇宙ショーへようこそ』鑑賞前の2010年6月30日〜7月1日間の深夜に作成した文章です。企画発表当時一部判明していたものを除き、登場するキャラクター名、メカ名、星名は全てこちらで当てはめた仮のものです。
★『特攻!!宇宙ショー』

ストーリーアウトライン:

銀河最盛期と後に評される時代…つまり現代、X80K恒星系の惑星スペースゴールドを支配するスペースゴールド国は、科学文明の影響により温暖化と資源減少の危機を迎えたが、ジオエンジニアリングによる惑星改造の徹底と他惑星の資源奪取により、その文明を維持してきた。首相クルーズと軍最高指揮官ダーク・カブトの支配するSG国は、自星の維持と勢力拡大のために、SG星の属する銀河系・M08星雲内の近隣惑星へ侵攻し、M08星雲の最大最強の勢力として君臨した。その強引な姿勢と自星人以外の権利を無視した政策のため、SG星人は、他惑星の住人からは血も涙もない種族として恐れられていた。M08星雲制圧の最終段階として、星雲内で最も豊かな大気と地下資源に恵まれたドルテア星へ本格侵攻した。圧倒的な軍事力でゼロワン地区以外の全ての地区は制圧され、残されたわずかなレジスタンスによる絶望的な抵抗を残すのみとなった。レジスタンスのリーダー・シルバーヨークは、勝利のためには強力なアースパワー・ヘイリーを持った異星人の力が必要と考え、ドルテアの元王族であるジョン・リィを探索に出した。ジョンは長旅の末、天の川銀河系の太陽系第三惑星・地球に最も強力な反応があることを知り、地球への降下を試みるが、SG軍に後を付けられ攻撃を受ける。ジョンはヘイリー反応が最大値の場所に強行着陸し、身を隠す事になった…。
地球、現代日本の、中国地方某地区の山村では、恥ずかしい事に小学校の生徒は5人しかいなかった。生徒達は、下校途中遊んでいた河原(註1)で謎の球体を拾い、最近転校してきた5年の少女コヤマ・ナツキ(註2)の手に渡った。ナツキは、自宅で球体から謎のデータを目にする。しかし、先生権副住職(ここでは、地元のお寺の僧侶が先生を勤めるのだ)の引率による修学旅行兼本山の見学会(註3)を控えていたので、ナツキはオモチャと考え、あまり気にしなかった。翌日の日曜、見学会に出るため、学校に集合した生徒は、先生が来ないのに不信感を感じる。そして、学校にSG軍の戦闘部隊が襲ってきた。先生は先にSG軍の襲撃を受けていたのであった。ナツキ達五人は追撃をかわし、気呂化(けろけ)神社の境内に逃れる。SG軍部隊はなぜか鳥居に入れない。不安に怯える五人の前に謎の異星人が現れる。異星人はジョンと名乗り、ナツキ達が拾った球体は自分が乗ってきた簡易宇宙船であり、敵との戦いで失くしたものであると告げた。そして、ナツキ達が持っているというアースパワー・「ヘイリー」で、自分達の星を救うために協力してほしいと懇願した。戸惑う五人であったが、敵を目の前にして選択肢の無い状況の下、SGが天の川銀河へも侵攻する事をジョンに告げられ、ドルテア星を救うことが地球を守ることに繋がると悟った五人は、ジョンに協力する事になった。気呂化神社はヘイリーのパワースポットであり、鳥居は結界効果を持っていた。SG軍部隊は鳥居を破壊し、ナツキ達に迫る。ジョンは、ナツキが持っていた球体を簡易宇宙船に変化させ、ナツキ達と共に地球を脱出した。ここにナツキ達小学生チームの、奇想天外な宇宙旅行が始まった。
ナツキ達一行は、SG軍の追撃をかわしながら中継地点のワームホールステーションを経由してドルテア星へ到着した。レジスタンスと合流したナツキ達は、SG軍と戦いを続けながらシルバーヨークの居るゼロワン地区にたどり着く。ナツキ達地球人は、地球より重力が低いM08星雲系では敵の通常弾攻撃は無力であり、逆に地球人の力は強力になるため、各戦場で縦横無尽の大活躍をする。(註4)シルバーヨークは、ナツキのヘイリーが特に強いことに気付き、ヘイリー増幅器であるヘイリーリング(註5)を授ける。同時にナツキが持っていた、先祖代々受け継がれてきたペンダントの文字を解読する(註6)。ナツキは、過去地球に来たM08 星雲の生物と共生した地球人の末裔であり、ゆえにナツキのヘイリーは強力なのだ。ナツキ達はシルバーヨークの指導のもと、ゼロワン総攻撃に来たSG 軍最高指揮官ダーク・カブト率いる親衛機甲部隊と対決する…。数で劣るレジスタンスは、ナツキ達地球人の知恵と力でSG 軍に立ち向かうが、カブトの操る大型機動兵器・タイガークラヴの前に苦戦する。ついにナツキは、タイガークラヴによる最後のとどめ寸前まで追い込まれた。そのとき、クルーズの弟で、SG星の侵略政策に反対する勢力のリーダー、ダイ・ナ・ゴンに救われる。カブトは一次撤退したが、ナツキ達とレジスタンスの潜伏しているアジトを発見し、クルージングミサイルとバンカーバスター爆弾で、アジトを攻撃して、シルバーヨークとジョン、ナツキ達を粉砕する。カブトは、ドルテアのレジスタンスは壊滅したと確信し、勝利宣言した。SG本星では政府高官と同盟各星のVIPを招いた祝賀パーティーを開き、超大型宇宙戦闘艦SG1でのドルテア星の資源奪取作戦が始まった。しかし、敵が見ていたナツキ達は偽者のダミー人形だった。残ったレジスタンスはSG軍の攻撃を予想してゼロワンを脱出、ワームホールステーションを密かに奪回して、祝賀パーティーの襲撃とSG1を破壊する大反撃作戦(註7)を敢行した。SG星に侵入した、ナツキ達五人を中心にしたレジスタンスの攻撃隊は、パーティー会場を封鎖して敵首脳を殲滅、しかし大統領とダーク・カブトは立体映像だった。二人は既にSG1に乗艦していて、そこから指揮を取っていたのである。SG1は、資源採集モードの巨大メイド型形態に変形(註8)、ドルテア星の資源奪取の準備に入っていた。ドルテア星の大気と水、地下資源を奪えるだけ奪って破壊する、これがSG星による宇宙最大の惑星破壊イベント・「宇宙ショー」であったのだ。五人とジョン達レジスタンスは資源搬送用のワープマシンを通ってSG1に侵入、宇宙ショーを阻止し宇宙の平和を守るための一大特攻作戦を仕掛けるのであった…。SG軍とレジスタンスの大激闘がSG1艦内で展開され、ナツキは、資源採集装置を破壊する事に成功した。続いてアマネ(註9)達各チームメンバーも、艦内の主要箇所の機器を破壊し、艦の機能を封じた。制御不能になった艦は崩壊を始める。クルーズ首相を追い詰めたダイは、クルーズに降伏勧告する。クルーズとダイは兄弟であり、兄クルーズは弟ダイに劣る、無能なバカ息子だったが、長子相続制をカブトに利用されて首相となったのである。弟の必死の勧告もむなしく、クルーズは降伏に応じず、艦の崩壊に巻き込まれて命を失った。一方、ナツキは必殺兵器の使用を阻止するため、カブトを追ってメイド形態の頭にあたる、艦橋部に向かう。ナツキとカブトは互いを戦士と認め、ヘイリーを駆使して壮絶な一騎打ちを展開。ヘイリーリングから発するビームソードでの斬り合いが続き、互いにダメージが蓄積する。闘いの場は艦橋奥の館長室・「鏡の間」に移り、ナツメは苦戦するが、シルバーヨークの導きによりカブトの攻撃を返し、サイドキックでカブトをコントロール盤まで吹き飛ばす(註10)。カブトは死なないまでも感電して戦闘不能になる。カブトに勝利したものの、ナツキは艦から脱出不能になり、途方にくれていたが、再びシルバーヨークに導かれ、艦橋部単体でのドルテア降下を試みる…。アマネ達生徒四人とジョン達レジスタンス、生き残った艦の乗員は、脱出ポッドや艦載機で艦を退去し、ドルテアに降下していた。最後のポッドにナツキがいないことに気付いたジョンと生徒達は悲しみにくれる。しかし、地表に着陸したメイド形態頭部の艦橋から、カブトを捕えたナツキが現れ、ジョン、生徒達は無事を喜びあう。ナツキ達地球の少年少女の勇気と友情が、SG軍を壊滅させ、M08星雲に自由と平和が戻ったのだ。これはまさに宇宙の平和到来を象徴する、真の「宇宙ショー」であった。ダイが首相に就任してSG新政府が樹立し、全宇宙支配を企てたカブトはダイ達SG新政府に裁かれ、廃物処理惑星追放の刑に処された。SG星は自然保護中心の、星間友好路線へと転じたのであった。こうしてM08星雲の悪は完全に滅び去り、ドルテア星にも平和が蘇った。王族の末裔であったジョンは、ドルテア星の新国王となり、ナツキ達五人に宇宙を救った功績をたたえ、それぞれに名誉勲章を授ける。さらに恩賞としてドルテア星に土地を与えると告げた。住む者もなく生産にも適さない辺境の地であるが、王家の形式的な慣習として「領地」を与えるというのである。ナツキたちにとって、一瞬恐縮するも身に余る栄誉であった。戦いを通じて多くのことを学び、友情を強めたナツキ達五人は地球への帰路に発つこととなった。ドルテア星の人々に暖かく見送られる中、「そなた達との友情は忘れない」、とジョンはナツキ達五人に言葉を贈り、地球に送り返すのであった。自分の先祖から始まる、種族を超えた星々の繋がりを感じながら、ナツキ達は地球へ帰還した。そして数週間後、ナツキ達の学校に、ジョン達ドルテア星の使節団が訪れる。ジョンが授けたドルテア星の土地が、地下資源の宝庫や観測施設の適地になることが判明し、採掘や建設のためには領主の許可が要るとのことで、許可証のサインを求めていたのであった。ナツキ達は勢いでサインしてしまうが、地球の価値にして多額の使用料が、プラチナなどの貴金属で学校へ送られて、ナツキ達は唖然とするのであった。

(註)
1:『アニメージュ』2008年2月号(2008年1月発売)に掲載されていた予告イラスト画からの推測。

2:月刊『ニュータイプ』2008年2月号(2008年1月発売)掲載のキャラクター紹介項目から。仮の名と考えられ、後に「ナツメ」と名が変更される事も推測していた。

3:2009年7月発売のアニメージュ特別号『アニメージュオリジナル』Vol.4の記事から、夏季合宿とされていたそうだが、変更の可能性もあったと推測。

4:『ドラえもん』で登場した「ノビタマン」からの連想イメージで考えてみた。

5:1988年日本公開の、映画『スペースボール』のイメージから推定。『スペースボール』には私的に強烈なビジュアルイメージが揃っていたと思っているので。

6:これも同上『スペースボール』から。同作主人公が王族である事の証という点から連想。

7:二方面同時作戦として立案され、ナツキ達5人とジョンが本星攻撃班、ダイがSG1攻撃班に加わる、と考えてみた。

8:宇宙艦のメイドロボ型変形は、映画『スペースボール』で敵の宇宙艦「スペースボール1」が行っていた。そのためアイデアは二番煎じとなってしまったが、ビジュアル的インパクトが非常に強く、登場の可能性も少しは考えられた。

9:『ニュータイプ』2008年2月号では「ナツキ」と「アマネ」のキャラクター名が公表されていた。なお、アマネは「鈴木 周」と書かれていることから、ニックネームは「スズシュー」ではないかと考えられた。

10:勿論、映画『燃えよドラゴン』のクライマックスシーンから。



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まあ、私はこのようなストーリーを考えて(妄想して)しまいした。田舎から出発して、宇宙の支配を企む巨悪と対決する、という内容でまとめてみましたが、いかがなものでしょうか。スターウォーズのパロディである『スペースボール』や『特攻大作戦』、『プライベート・ライアン』など戦争映画、『燃えよドラゴン』などのカンフー映画から要素をサンプリングして細部を作りましたが、元ネタがすぐバレそうですね。ここまでストーリーを想像(妄想)させてくれる『宇宙ショー』の完成版はどのような内容か、これから楽しみです。

(2010,06,30 kongdra)

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(上の本文に、神社がパワースポットという表現がありましたので、大阪市内に実在する、パワースポットになりそうな神社も紹介してみたいと思います)

追記:

○大阪市内の意外なパワースポット神社

大都市の中でも、意外とパワースポットとなりそうな神社や寺院に出会うことがある。今回、大阪市内での、意外と知られていなさそうなパワースポット神社のいくつを数箇所紹介してみたいと思う。

大阪市中央部では、上町台地に位置する、天王寺区の大江神社が、豊かな緑と静かさという点で手頃なパワースポットだろう。四天王寺の鎮守社として創建されたといわれ、周囲が都市化される中で、上町台地の比較的古い姿を今に留めた場所といえる景観を呈している。境内には松尾芭蕉句碑などの見所もあり、丘の上の神社としては、大都市の中とは思えないほど静かで厳かな佇まいをみせている。
境内の奥にある「狛虎」が二つ揃った2003年に阪神タイガースがリーグ優勝したことから、阪神ファンの参詣者も多いそうである。
(地下鉄谷町線四天王寺前夕陽ヶ丘下車)

大阪市南部では、東住吉区の桑津天神社と山坂神社、中井神社が住宅地に近い、手頃な場所として注目される。
桑津天神社は、応神天皇時代に髪長媛(かみながひめ)が暮らしていた場所の近くに位置し、現在境内の八幡宮に髪長媛が祀られている。髪長媛の植えた桑で蚕を育て、その絹糸で織物を作ったという伝承が伝わっていて、桑津の語源といわれている。神話的にも由緒のある場所として、境内や周囲の整備も良く整っており、地域住民にも親しまれている。
(JR大和路線東部市場前下車)

山坂神社は古代の渡来氏族・田辺氏の創建といわれ、田辺氏の重要な場所とされることから、古代より大切に保全されており、緑豊かな景観を今に伝えている。前方後円墳上に建てられたと推測されることもあって、聖なる空間を感じることのできる神社といえるだろう。
(JR阪和線南田辺駅下車)

中井神社は牛頭天王社と呼ばれ、かつての中野環濠集落の東端に位置し、集落の守りを担っていたとされる。境内は小規模だが、大阪市の保存樹林に指定されている樹木が多く、社前に霊水の湧き出る井戸があったといわれたことからも、聖地としてのパワーを感じることのできる場所だといえる。
(近鉄南大坂線針中野駅下車)