変革をもたらすチェンジ・リーダーを育てる日々
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アフリカの西の海に浮かぶカナリアには、

何事もないかのように新しい日が昇ります。

失業率は最悪の30%前後、でも人は楽しく生きています。

5%ほどの日本と正反対の明るさです。

 

20世紀、人は「経済」と「国家」というモンスターを作りました。

どちらもMORE (成長)、という欲の論理で動きます。

巨大化し複雑化し、誰が大統領や首相になろうと、

人のコントロールできる範囲を越えています。

 

自由、MORE、グローバル、という

西欧の原理はCAOSを大きくします。

それを制御可能なレベルまで押さえ込む。

 

西洋の作ったカオスを解きほぐすのは「和」、

東洋の思想。日本のこころ。

LESS IS MORE.

 

21世紀の日本の役割がそこにあると思います。

 

こころ安らかな、いい年をお迎えください。

 

近藤隆雄 TAKAO KONDO



Posted by 近藤隆雄│2011年12月31日 23:59│記事URLページTOPComments(0) この記事をクリップ!

属国化とアメリカのCON (3)


アメリカで一番危険な人種、LEGALの話をしよう。

イエール、ハーバードはじめ、アメリカには有力なロースクールが多い。卒業生には大統領をはじめ政治家、企業人がいる。彼ら、アメリカを動かすエリートたちは、そこで、正義とは何か、そんなつまらないことは学ばない。

 

西欧の正義とは、そのシンボルどおり、弁舌しだいでどちらにも傾くものだ。

 

Lady-Justice (1)
LADY JUSTICE

 

正義とは、勝ちとるもの。

相手を言葉でがんじがらめに縛る。

言葉の戦いに勝てば、合法的に相手を支配できる。

アメリカでは、言葉こそ、最大の武器である。

 

言葉でいかに自分が「正義になる」か、それを学ぶ。

みんなそのために、ロースクールに行く。言葉の魔術師、CON ARTISTの卵の誕生だ。外交や企業の交渉は、必ずこういう連中が仕切る。

 

例をあげようか。

 

僕は、会社相手の交渉には、優秀なロースクール出のLEGALスタッフを必ずつれて行った。彼らの言語戦闘能力、文書作成能力は凄まじい。合弁にしても買収にしても、どちらが交渉の主導をとるかで流れが決まる。その第一歩は、契約書の編集権を取ることである、これは先手必勝が鉄則だ。

 

まず、交渉の第一回目に何十ページにもわたる契約草案を、ボンとテーブルに置く。文字量が多いほど、相手が準備できていないほどいい。途中の修正はこちらが原本に入れるから、圧倒的に有利になる。

 

日本やアジアの企業は最初から法務担当など来ない。契約は形式だと思っていて、関係つくりから始まるから、アメリカ側の、あらゆる論点をすべて自分有利に網羅した、田舎の電話帳なみの「草案」を見ただけで、まず勝負がつく。

だから交渉は、完全にこちらのペースで進められる。

 

アメリカのLEGAL法務担当の仕事とは、

味方にとっては抜け穴を、相手にとっては落とし穴を、

ぼう大な文言の中に、いくつも仕組むことである。

(ネット契約で細かい字の最後I AGREEと押す、あれの何十倍)

 

いかに相手に不公平であろうと、サインさせてしまえば勝ち。

抜け穴、落とし穴、どちらの穴も晴れて「正義」となる。

 

アメリカのCON ARTIST代表のLEGALが、何を企むかわからなければ、アメリカの政府や企業が、何をしようとしているのか見えてこない。

 

日本占領の裏で、アメリカのLEGAL MINDはどう動いただろう。

 

 

占領憲法とアメリカのCON(仕掛け)

 

日本の降伏で、戦争目的の第一、日本の軍事的壊滅は達成した。

占領で、「民主化」の名のもとに、日本人を「無害化」するための政策も進む。

 

 

しかし肝心のアメリカの「国益」、最終的な戦争目的である太平洋の覇権と、日本の支配は、それだけでは完成しない。

 

日本に主権が回復し、ふたたび独立国となる日には、アメリカを含む占領軍は、全て撤退しなければならない。米軍だけが居残れば、当然ほかの連合国の反発を招く。

 

それに主権回復後の日本が、アメリカの言うことを聞く何の保証もない。

 

 

日本と太平洋支配のために、アメリカ軍の基地を、半永久的に日本に置く必要がある。

それがマッカーサー占領の最重要課題となった。

 

真実は、常に行動に現れる。

 

 

アメリカは開戦当初から詳細にわたる日本占領プランを作ってきた。

プランは何回も書き直され、日本降伏直後トルーマンが裁可して(194596日)東京のマッカーサーに届けられている。

 

 

9月2日ミズーリで降伏文書の調印が済むと、東京丸の内に占領軍総司令部が設置され占領が始まった。マッカーサーは104日、訪ねてきた近衛文麿元首相にさっそく憲法改正の要請をした。

 

つまり、憲法は、日本占領時点で、アメリカの最大関心事だったことが分る。

 

 

しかし、日本側の対応はなかなか進まず年を越す。


MAC_AND_WHITNEY_GHQ 














GHQ正門をでるマッカーサーと腹心ホイットニー局長)

 

マッカーサーは翌46年の23日、腹心のホイットニー局長に、わずか一週間で草案を書き上げるように、内容について簡単な指示を出した。その要点はたったの三点である。天皇制の維持、貴族制度の廃止以外は、日本の非武装に関することが占めている。

 

 

ポイントは簡潔だが、内容は日本に極めて厳しい。

 

国権の発動たる戦争の禁止。

紛争解決のための手段としての戦争に加え、

自己の安全を保持するための手段としての戦争をも放棄すること。

日本はその防衛と保護を、今や世界を動かしつつある崇高な理想に委ねる。

永久に陸海空軍をもたないこと。

交戦権の放棄。

 

もちろん文言の変更はあるが、のちに成文化された日本「占領」憲法の前文と9条の、おおもとは、このマッカーサーの短いメモである。

(日本政府資料:
  http://www.ndl.go.jp/constitution/shiryo/03/072/072_002r.html

 

 

戦争をしないだけでなく、未来永劫軍隊をもたない、攻撃されても自分は一切何もしない、徹底的な丸ハダカの無防備と無作為を要求していた。

 

しかも、ハダカにした上で、日本の生存を「崇高な理想」という正体不明の抽象名詞に預けさせる。

 

こんな理不尽な条件を、もし条約で日本に押しつけると、あきらかに日本の国家主権と生存権を侵害する不平等条約になるので出来ない。

 

 

それを「憲法」という形をかりて、日本自身に誓わせればいい。

アメリカ政府のLEGALマインドはそう結論したはずである。

 

 

マッカーサーが憲法について何よりも重要視していたのは、憲法上の日本の無防備非武装宣言、即ち、アメリカの国益のからむ核心こそ、そこにある。

 

それにポツダム宣言の内容を加える。平和主義、民主主義、人権の文言は、マッカーサーのスタッフが大急ぎで切り貼りして憲法としての体裁を整えた、アメリカにとってはまさにEYE CANDIES AND SOUND BITESの、アメリカの意図を隠す飾りである。

 

 

GHQスタッフの草案は指示通りわずか一週間で完成、マッカーサーが目を通したのち、13日に日本側に手渡された。アメリカの凄さはトップのスピード感とそれに応えるスタッフ能力にある。LEGALの戦いを支えるのは、なんといっても、戦闘的文書能力である。

 
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(GHQ草案を作成したベアテ・シロタと仲間のスタッフ)

 

 

日本側はマッカーサーの腹心のホイットニーから、もしこのGHQ草案を受け入れなければ「天皇の御身柄を保障することはできない」と言明されたという。

http://en.wikipedia.org/wiki/Courtney_Whitney日本語)

 

 

そして、この脅しは極めて有効に働いた。

 

 

他国の人間が一週間で切り貼りした、世界でも異例の日本国「占領」憲法案が、日本語に翻訳され、多少の手直しを経て公布されたのは、その年の113日、施行されたのは、翌年47年の53日である。

 

 

再軍備禁止に関するマッカーサーメモの内容は、お決まりの「美しいコトバ」にまぶされて、前文と9条に反映された。

 

 

これで「外堀」が埋まった。

さあ、あとはゆっくり「内掘」を埋めればいい。


近藤隆雄 201112月30


 
Posted by 近藤隆雄│2011年12月30日 23:30│記事URLページTOP この記事をクリップ!
属国化とアメリカのCON (2)

アメリカの企業でまず驚いたのは、平気でウソをつくことである。

「とにかくCYAだぞ」はじめて本社でプレゼンした時に、TOMに言われた。
なんだ、それ! 「だから、COVER YOUR AAASS!!」
おシリ(弱み)はしっかり隠せ、保身に徹しろ。
都合の悪いことはUNDER THE RUG、みんなジュータンの下に。
または人に責任を押し付け、保身のためには簡単に裏切る。

べつに、TOMが悪いわけでも、特別でもない。
みんなそうして、自分を守らなければ生きていけないから。
人のいいTOMはいつもウソが見抜かれて、プレゼンで立ち往生していた。


でもトップまで昇ろうとするヤツは違う。
絶対にシッポを出さない。
プレゼン完璧、笑顔に白い歯、弁舌さわやかに人をケリ落とす。
どんな質問にも、人の聞きたがる、信じたがる、
その場に適切な、「正しい」答えがスラスラと出る。
でも、実はCYA、まったくTOMと変わらない。

ビル・クリントンという成り上がりの大統領がいた、彼が典型である。

日本人のように「オテントウ様はかならず見ている」そう言って自分を守らない人間は、必ず負け犬になる。

力の正義、言い勝つものの正義。
正義は常に「勝つ者」の側にある。
敵は完璧に叩きのめしておかないと、いつか必ず自分がやられる。
そういう正義、そういう国である。


企業も政治も、上がれば上がるほど、強烈な上昇欲と利己を秘めるクリントンのような人間が多い。彼らはCON ARTIST、黒を白、ヤッタことをやっていないと言いくるめる、言葉のアーティストだ。( クリントンの弁明)

基本は本当の意図をさりげなく隠し、それを誰も反論できない高い理念と美しいことば、EYE CANDIES AND SOUND BITESのカクテルに混ぜて、相手に飲ませてしまう。聞き手を手玉に取る術は、マネジメントトレーニングにも必ず含まれていて、僕もそれを受けた。言葉は守りも攻めにも使われる。

美しいリンゴには必ず毒がしこまれる。それを見抜けなければ、生きられない。「愛」「平和」「民主主義」「自由」「人権」…「パートナーシップ」、美しいコトバが出てきたら、気をつけたほうがいい、本心は別にある。

見抜くには、言葉を全部とっぱらう。歴史もそうだ。何を言うか、ではなく、何をするかで真意をはかる。常識の、初歩の初歩である。

「最高のCON(詐欺)とは、騙されているその当人が、騙されたことを最後まで信じようとしない、そんな詐欺である」そのマインドコントロールを逃れるのはただ一つ、歴史の現実を見る目を持つことだ。

本題にもどろう、なぜアメリカは、日本に戦争を仕かけたのか。

戦争は、「国益」(利益)と、「感情」(憎しみ)でおこる。
アメリカという国は、自由、民主主義という「タテマエ」だけでは戦争しない。必ず裏に国益がある。狙う利益を「正義」のEYE CANDIESで隠しながら、情報とメディアを巧みに操作して社会の憎しみや恐怖をあおり、行動を正当化する。アメリカの正義には「感情」と「国益」が、必ずからんでいる。

アメリカが言うことではなく、何をするか見なければ、真意はつかめない。
アメリカが日本にしたことは、ドイツ、イタリアにやったことと全く違う。憎しみのレベル「感情」のレベルが格段に違うのだ。ヨーロッパの戦争はアメリカの戦争ではない。親戚のケンカに割って入ったようなもので、アメリカとしての利益はあっても、差別感情はない。武装解除と戦争裁判はしたが、ドイツもイタリアも普通の国として、国軍をもって世界に復帰を許している。

ところが日本との戦争はアメリカが仕かけたアメリカの戦争である。太平洋の覇権奪取という国益だけでなく、白人世界を脅かす日本人の思いあがりを懲らしめるという、対ドイツ・イタリアには無い、強い人種感情が底にある。

アメリカの恐れと憎しみの対象は、今でこそイスラム世界になっている。しかし二十世紀のはじめ、それは日本だった。

日本は五大国の一つとして、アメリカの中国進出と太平洋支配の妨げとなっていた。アメリカが恐れたものは、単に軍事力だけでなく、アメリカを脅かすまでに日本を成長させた、異質の文明を持つ日本の精神と国のあり方そのものである。いずれ日本を叩いて、日本の脅威を徹底的に潰すことが、アメリカの目的となった。

占領後日本の文化を徹底的に壊すことをアメリカは日本の「民主化」と呼んだ。民主化に名を借りた、日本文明のETHNIC CLEANSING(人種浄化)である。

戦争で国のあり方を変えることは、文明国としては国際法で許されない。アメリカがあえてそうしたのは、日本を自分と同質の文明国として見ていない、自分と同じ人間として見ていないからである。

アメリカは同じことを前に一度やっている。インディアン処分だ。
「未開(有色人種)の文明化」を使命として、西へ西へ、インディアンから奪った土地に作られたのがアメリカである。その最後の戦いは1923年、立ち向かうインディアンを徹底的に滅ぼし、武装解除した後に居留地に閉じ込め、二度と白人に対して立ち上がらないように誇りと戦意をくじく教育をした、あからさまな復讐である。それは日本との戦争の、まだほんの数十年前の、生々しい記憶である。

二十一世紀の日本にいたら、黒人の大統領がいて民主主義や人権を語るアメリカが、本当は大変な人種差別の国であり、つい最近までインディアン、黒人、日本人などを、当り前に差別していたこと知らないかもしれない。黒人へのリンチは凄まじく、何かあれば市民が勝手に黒人を木から吊るして、女性子供まで町じゅう総出の見世物になった。写真屋は絵葉書を作って金儲けをした。

marion_aug_1930
(マリオンのリンチ処刑を笑顔で見る群衆1930年の絵葉書、今オークションで600-900ドルで売られている)
http://en.wikipedia.org/wiki/Thomas_Shipp_and_Abram_Smith 黒人リンチ処刑http://withoutsanctuary.org/main.html

自分と同じ血の通った人間だと思っていたら、とてもこんなことはできない。笑って見物できるのは、動物や虫けらくらいにしか思わないからだ。
日本が戦争したのは、まだそういう時代のアメリカである。

僕がこんな話をするのは、アメリカが憎いわけではない。インディアン、黒人、日本、911まで、アメリカの行動には、自分たちとは違う異人種・異文化への強い偏見と恐怖心があること、日本との戦争はアメリカのRACISM人種差別意識が根底にあることを、しっかりおさえておかないと、どうしてアメリカと日本が戦争をしたのか、それを理解ができないからだ。

日本と戦争した頃は、有色人種に対してあからさまな差別と暴力が、アメリカじゅうに溢れていた時代だ。日本移民に対して不平等極まりない排日差別が行われた。新聞が脅威をあおり反日感情に火をつける中で、人種差別論者のルーズベルト大統領が政権をとり、アメリカを日本との戦争に導いていった。

インディアンとの戦いには、日本人との戦争の「原型」がある。
"The only good Indian is a dead Indian"(死んだインディアンだけがいいインディアン)この言葉通りインディアンは、女子供も虫けらのように無慈悲に殺された。日本との戦争でもこの有名な言葉が使われている。
"The only good Jap is a Jap who's been dead for six months," (死んで半年たった日本人だけがいい日本人、1944年ハルゼー提督)
"The only good Jap is a dead Jap”このスローガンは戦争中メディアでアメリカ中にあふれ、日本人をまるで猿や害虫を殺すような感覚が広がって行った。 
GOOD JAP POST
(A GOOD JAP IS A DEAD JAP: 戦争中の郵便封筒)

太平洋の戦場では、日本兵の首狩り、耳や鼻、歯などを漁ることが大流行した。まだ息のある兵士の口をこじ開けて金歯を奪う話、本土の彼女に日本兵の頭蓋骨をプレゼントするなど、信じられないようなことが、平然と行われていた。 
JAPANESE SKULL LIFE
(1944年5月22日ライフ誌:ボーイフレンドから記念に贈られた日本兵の頭蓋骨に、感謝の手紙を書くアリゾナ女性)

JAPANESE SKULL 3
(1944年4月30日ニューギニア:マスコットの日本兵の頭蓋骨にタバコを吸わせるマクファーソン米魚雷艇341艇長)オーストラリア戦史資料http://cas.awm.gov.au/item/072837

日本兵の頭蓋骨トロフィーについて:
http://en.wikipedia.org/wiki/American_mutilation_of_Japanese_war_dead(日本文は省略がおおいので、できるだけ英文で読んでください)参考:各地で頭蓋骨トロフィーが続々と発見 アメリカを彷徨う「旧日本兵の遺骨」SAPIO2010年9月29日号)
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20101011-01/1.htm 
 
米軍の記録ではマリアナで発見された日本兵の遺体の六割が頭を切り取られていたという。こういった無残なWAR TROPHYは、いまもアメリカじゅう、あたり前のように残っている。


しかしドイツ兵の頭蓋骨を土産にアメリカに持ち帰ったという話はない。あったとすれば、当然アウシュビッツなみの大スキャンダルになっている。"The only good German is a dead German" のような差別的スローガンもなかった。戦場の狂気ならば、ドイツ兵にも同じことをするはずである。

西欧人相手にはためらう事を、日本人には平然として恥じない。社会もあたり前のように受け入れた。どうしてそんなことができるのか。アメリカ人自身「日本人はSUBHUMAN人間ではない、猿やネズミだと思っていた」と書いている。

それが答えである、猿だと思えば、平然となぶり殺しも、骨にもできる。原爆も落とせる。60年代、この言葉はまた繰り返された。"The only good gook is a dead gook. “. GOOKとはベトナム人のこと。アメリカ兵はまたベトナム人の頭蓋骨を記念品にした。共通するのは強いRACISM、白人の優越感である。


いま東京にアメリカ兵の頭蓋骨トロフィーが転がっていたら、アメリカでは大騒ぎになるだろう。

いままでに、アフガンやイラクでどれだけ多くの一般市民の血が流れたことか、最低でも10万人は下らない。(http://en.wikipedia.org/wiki/Casualties_of_the_Iraq_War

もし同じことがアメリカで起きていたら、どうだろう。

原爆も、アフガン・イラクの一般市民を殺したことも、アメリカは何事もなかったかのように、平然としている。自分には絶対に許さないことを、他者には平然としてできることの非対称性は、「人をサルと思う」アメリカの優越意識EXCEPTIONALISMが、いまだに消えていないことを物語っている。

アメリカの心の奥に(根本感情)に、強いRACISM、人種差別意識があることがみえないと、原爆から憲法をふくめて、アメリカがしかけたあの戦争の本質が見えてこない。

日本人があの戦争のもたらしたマインドコントロールから抜け出すには、戦争の悲惨さと、人の心を支配する狂気と偏見を、よく見つめる必要がある。

次回は、アメリカが日本占領憲法に仕組んだCONを見る。

近藤隆雄 2011年12月16日

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追伸:

この記事について、現代のアメリカでの人種差別がどうなっているか、質問がありましたので、お答えします。
 


昔のようなひどい差別はほとんどなくなりました。しかし差別感情は潜って健在です。異文化への偏見も根強く残っています。僕は一度も”差別的言動”に出くわしたことはありませんが、多くの場合こちらの態度も原因です。アメリカはイヌ文化の国です、弱い相手には強く出てくる、下手にへりくだると、こいつは弱いと間違えて、どんどん態度がでかくなります。


僕の部下の若いアメリカ人、ロバートは香港シンガポールを担当していましたが、得意先で態度があまりにもデカイので、なんで威張るんだと聞いたら、悪びれずに"BECAUSE, I AM AN AMERICAN"(アメリカ人だから)と笑っていました。甘やかすから、外人・白人コンプレックスを逆手にとられ、白人特権だといってどんどん尊大になる。日本でも六本木でバカ女を相手にしているアメリカ人トレーダーを見る、彼らが典型です。エアラインでもホテルでも、悪い扱いを受けて黙っていると、さらにバカにしてサービスが悪くなります。へりくだる人、おどおどする人、英語ができない人間に見下した態度をとるのはよくあることです。


ところで、国も全く同じです。独立国の原則はいつも言うように、”対等・平等”です。幕末の日本人があれだけ頑張ったのに、現日本の外交は言われ放題のアメリカのポチ。同盟を組むにも、アメリカからバカにされては、対等・平等はありえません。僕がいま戦争の話をしているのは、歴史について負けたから何も言わないのではなく、アメリカのした悪いことも、ちゃんと話ができるようにならないと、本当のパートナーにはなれないからです。戦争の話、もう少しおつき合いお願いします。

近藤隆雄

Posted by 近藤隆雄│2011年12月16日 00:22│記事URLページTOP この記事をクリップ!
属国化とアメリカのCON


最高のCON(詐欺)とは、騙されているその当人が、騙されていることを最後まで気付かない詐欺である。

不思議に思わないだろうか。

戦後60数年もたつのに、
なぜ日本にこれほど多くのアメリカの軍事基地が存在するのか。
なぜ戦争から経済破綻まで、アメリカのツケをまわされるのか。
アメリカに追随してポチといわれる日本の外交は、異常ではないか。


日本は1952年に、「完全なる主権を回復した独立国家」として世界に復帰した、はずである。

日本以外にも、敗戦を経験した国は数多い。
一度や二度の敗戦は何も特別なことではない。

経済だけでなく、科学技術も国際援助も、世界でトップクラスの大国である。中国に並び越されたとはいえ、日本の経済規模はロシアの3倍近い。

日本は世界のあらゆる国々と、対等・平等以上の関係を築ける国である。

では、なぜひたすら日本は身を屈したままなのか。


戦争に負けたから。そう。
政治家がだらしないから。たしかに。
経済をエネルギーを人質にとられている。それもある。


でもそんな国、世界にいくらでもある。


問題は、アメリカの占領政策が生きていて
日本を支配していること。

具体的にはアメリカの残した「民主化教育」と、
アメリカを「善」日本を「悪」とする一方的な歴史観、
さらに、アメリカの残した「昭和の不平等条約」によって、

日本の主権と独立が制限されているからである。



まさか、と思うかもしれない。


では、なぜ日本の学校は、戦争と戦後の近現代史を教えないのか。
アメリカ側の資料からも明かされる、公平な歴史事実を教えないのか。

なぜ日本の政府は、アメリカに与えられた「勝者の歴史観」を、
半世紀以上も、何の反論も修正もしないままに、放置しているのか。


近現代史が手つかずの「聖域」と化しているのは、いまさらアメリカの残した「虚構」が崩れると、与党も野党も、大手メディアも、役人も日教組も、政財官民それぞれが、みな自分にとって都合が悪いから、つまり、利己と保身である。

日本の既成勢力は、右も左も、アメリカの残した「虚構の歴史」を支えることで、利益を得てきた同じ穴のムジナなのだ。


日本人も、ずるくなった。

「豊かなら、いいじゃないか、アメリカに守らせておけば」 
「憲法」が押し付けだろうと、
日本が世界でアメリカのポチをやって笑われようと、
中国がいばりくさっても、
豊かな生活ができているんだから、いいじゃないか。

自分だけよければいい、自分には関係ない。
それが日本人の、本音である。

しかし、それは明日を考えない、奴隷の平和でしかない。
そうして60年以上が過ぎた。

いまの日本の政治は、「人権」という利己を、
何にも優先する政治家たちが握っている。

日本人は「民主教育」によって、アメリカの望み通り利己になった。


アメリカの西進、MANIFEST DESTINY

アメリカが日本との戦争を具体的に意識し始めたのは20世紀のはじめ、
日露戦争(1904-5)の頃からである。


アメリカの「心」は、常に西へ、向いてきた。
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(女神の西進)

旧世界から大西洋を渡り、「未開(有色人種)の文明化」をMANIFEST DESTINY、神が白人に与えた天命として、他民族の征服を正当化して、西進を続けてきた。(これは今も変わらない、基本原理はキリスト教、自由、民主主義、人権、経済成長、市場原理主義、市場開放、なんでもいい)

19世紀の半ばには、テキサスからカリフォルニアにいたる広大な土地をメキシコから奪って太平洋に出た。(1848)

もう、この海の向こうにしか、フロンティア(未開地)はない。メキシコとの戦争が終わって不要になった艦隊を、ペリーが率いて浦賀に来たのは、そのすぐ後、1853年のことである、歴史を俯瞰するといろいろなものが見えてくる。

西進の勢いは南北戦争で中断したが、それから50年の間にアメリカはハワイを奪い、さらにスペインと戦ってフィリピンとグアムも手に入れた。(1898)


念願のアジア大陸にもう一歩のところで、20世紀を迎えた。
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しかしペリーが去って50年ほどの間に、アジアには大きな変化が起きていた。

日本の急速な興隆と、西欧列強の中国分割と支配である。

新興国アメリカは「中国ぶんどり」のテーブルに、なかなか座らせてもらえなかった。しかもたった50年前、サムライの気迫に押されて一旦は取り逃がした、あの非文明の日本人たちが、大成長を遂げてアメリカの先にいる。
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(アメリカより先に「クラブ」に入る日本)


日本は1895年、清に勝ち、更に十年、力を蓄えて1905年に宿敵ロシアを破った。共にロシアの阻止を望む英国が日本の海軍力を支え、戦争資金は反ロシアの、ユダヤ系の銀行家たちが提供した。


大陸にまだ足がかりの無いアメリカは、セオドア・ルーズベルト大統領がポーツマスで日本とロシアとの講和を仲介することで、なんとか満州進出のチャンスをつかもうとした。

RAILROAD TZAR、鉄道王と呼ばれたE・H.・ハリマンとユダヤ人の銀行家ジェイコブ・シフは共に巨額の資金で日本国債を買い、日本を支えた人々である。ポーツマスでの講和が進むその間に、ハリマンは日本で大歓迎を受け、桂内閣との間に満州鉄道の半分を買収する覚書を交わしてアメリカに帰っていった。

それをひっくり返したのは、ポーツマスでの厳しい講和会議から帰ってきた、あの小村寿太郎である。その後もアメリカは、東京を訪問した日本の恩人のシフを通じて再度、買収の打診をするが、小村の決意は翻らなかった。

あきらめきれないアメリカは1909年、今度は国務長官フィランダー・ノックスに、アメリカを含めた諸国による満州鉄道の買収と共同管理を提案させた。
しかし、日本とロシアにイギリスとフランスも結束して、これを葬った。

アメリカは、満州と中国の利権から一人締め出される結果となった。 


アメリカの中枢で、日本への強い憎しみと敵意が芽生えたのはこの頃であろう。

アメリカが託された白人のMANIFEST DESTINY、
その行く手を邪魔する異形異文明の国。

アメリカの正義の戦争の次のターゲットは、日本になった。


この頃から、アメリカは国を挙げて、日本排斥に傾いていく。
もちろん根底には、白人の優越、強い人種差別意識が流れている。


ジャーナリズムが東洋人の脅威YELLOW PERIL黄禍をあおり、アメリカ民衆の日本への憎悪と恐怖に火をつけた。
「日本人は仕事を奪う」
「日本が攻めてくる」
「白人の世界支配を妬み、奪おうとしている」


1913年にカリフォルニア州が「排日土地法」と呼ばれる、土地所有を禁じる法案を成立させた。さらに1920年第二次「排日土地法」が定められ、日本人がアメリカ生まれの子の名義で土地を取得することも、農地の貸借権も禁止された。続いて1922年には日本人の帰化権が剥奪される。そして1924年「絶対的排日移民法」により日本人移民をシャットアウトした。

オーストラリアも白豪主義を打ち出し、カナダやニュージーランドも日本人移民を拒否。ロシア、ドイツなどにも黄禍論が盛んになっていった。
Voelker_Europas
(欧米の日本への警戒心を表した有名なイラスト、大仏が見える)


アメリカの、日本の囲い込みと孤立化、戦争への画策。


時の流れはアメリカの味方をした。

日本の後ろ盾であった英国の、急激な衰退である。

反対に国力を高め、大英帝国に並ぶ覇権的地位を獲得したのは、第一次世界大戦で漁夫の利を得たアメリカであった。


勢いに乗り、アメリカは日本の包囲策を次々と進めていく。


パナマ運河を1914年に完成させ、アメリカ艦隊の、大西洋から太平洋への移動を自在にした。

1922年ワシントン条約で日本の海軍力を英米の6割に制限。

さらに1923年、英国に圧力をかけて、とうとう日英同盟の解消に成功した。


日本は白人の支配する世界の中で、ただ一人孤立した。


おりしも1929年に始まった世界恐慌の嵐の中で、アメリカなどに門戸を閉ざされた貧しい農民たちの移民先は、満州しかなかった。

満州はいよいよ日本の生命線となり、日本はまるで押し出されるかのように満州国建設へ、大陸へ、と進んでいった。

あとの歴史は、戦争に向かって一直線に流れている。


日本とアメリカの戦争、それは1941年12月8日、突発的に真珠湾から始まる戦争ではない。

アメリカの権力の中枢に生まれ、多年のあいだに画策され、周到に準備された、アメリカによって、巧みに日本にしかけられた戦争である。

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(The Japanese were commonly referred to as subhuman: insects, monkeys, apes, rodents, or simply barbarians that must be wiped out or exterminated.)

恐るべきはアメリカの権力の奥底の、日本征服への意思と憎悪の継続である。


日本にとって最大の不幸は、この大切な時期に、強烈な人種差別論者であったF・D・ルーズベルトがアメリカの第32代大統領となり(任期1932−1945死去)長い任期の間一貫して、アメリカを日本との戦争に向かわせたことである。


アメリカは戦争の始まる何年も前、すでに1938年の時点で、具体的な戦争準備を始めている。 驚くべきことに、最初から勝利を当然のこととして、日本占領の詳細な計画に着手した。

占領を担当する将校用の日本語の教科書づくりまで、開戦前にすでに始めていた。(ヒュー・ボートン氏の回想「戦後日本の設計者」)


アメリカの用意周到さは何を物語るのか。

それは、あの戦争が日本から仕かけた戦争ではないこと。

アメリカが長年にわたって計画してきた日本征服の、ただし「第一撃は日本に撃たせる」アメリカの目論見通りに、アメリカの書いた筋書きに日本が乗ったことを示している。

それが歴史の語る、真珠湾の真実である。


日本には世界征服の野望などありようもなかった。

東京裁判が日本を断罪した、戦争への「共同謀議」があったのは、
アメリカである、日本ではない。


東京裁判が押しつけた歴史の「虚構」(ウソ)は、
すでにアメリカ自身の記録によって明らかである。


「もうそろそろ、目覚めなさい」そう歴史が言っている。

最高のCON(詐欺)とは、騙されているその当人が、騙されていることを最後まで信じようとしない、そういう詐欺である。

日本人は、仕かけられたマインドコントロールを、自分から解くべき時がきている。

近藤隆雄2011年12月11日

Posted by 近藤隆雄│2011年12月11日 23:52│記事URLページTOP この記事をクリップ!

九十年後の浦賀再来、アメリカの報復と仕掛け

ペリーが去って九十年後の1945年、日本の降伏調印は92日、その同じ浦賀水道に錨をおろすアメリカ戦艦ミズーリで行われた。

明治日本が辛苦の末、不平等条約を改正してやっと対等・平等の独立主権国家となった(1911)そのわずか34年後、昭和の敗戦により日本は国の独立主権と海外の権益だけでなく、明治以来築いてきた国としての誇りを失った。謙虚な一代目が身を粉にして築き上げた身代と信用を、苦労知らずの二代目、三代目が大博打にすってしまったようなものである。



ミズーリ艦上には、ペリー来航の時の
31星の星条旗、真珠湾攻撃の日のルーズベルト大統領ホワイトハウスの半旗48星の星条旗、その二旒が飾られていた。

 surrender flag
 surrender

(日本全権と士官の頭上、水兵たちの足元のペリーの星条旗)

二旒の星条旗はどちらもアメリカの強い意思をあらわす。ルーズベルトの星条旗は真珠湾への報復を、ペリーの星条旗は90年越しの日本征服と太平洋の支配を祝う、所も浦賀沖である。想像を越える復讐心そして執着の凄まじさ、それがアメリカの本心である。



日本人は、アメリカの本当の恐ろしさをいまだにわかっていない。

僕は、アメリカが天使と悪魔のハイブリッドに見えることがある。

きらびやかな大衆文化を持ち、人権と自由の理想を語りながら、猛烈な利己、貪欲な利益追求、闘争心と復讐心を併存させて少しも矛盾を感じていない、不思議な人種である。善と悪が同時に混じり合う、悪意は善意の言葉で正当化され、包み隠されて人には見せない。自分でもタテマエの正義を信じこんでいるから更にたちが悪い。しかしよく見ると、アメリカの正義は必ず自分の利益がからんでいる、利己の正義である。



日本人は正義とは自然にそこにあるものと思う。正しい行いをしていればオテントウ様は必ず見ていてくれて、言わなくてもいい。皆もいずれわかってくれると思っている。だから自己主張も弁護もうまくない。正しいことのためには、みんなが自然に自分を抑える。自分を守らない無私、日本の中ではそれが通る。日本人の正義は、利己と真反対のものだ。

しかし世界は違う。

アメリカには二つの正義しかない。力の正義と、言い勝つものの正義。どちらも、正義とは勝ちとるもの、勝者の側にのみ、正義は宿る。黙るもの、自分を守らないものは負け犬になる。徹底して自己を正当化し、利己に生きて自分を守らないと生き残れないから、無私などありようもない。アメリカ人はそれで建国以来押し通してきた。だから敵は完膚なきまでに叩く。一度やられれば二度と立ち上らないように、百倍叩いて徹底的に復讐する。真珠湾も911も何も変わっていない。

(日本とアメリカのアニメ、東北とカトリーナの被災者の違いにそれが見える)

自分に逆らうもの、非白人を、人間とは思わない。報復の凄まじさ、インディアンの皆殺し、東京空襲、広島と長崎の原爆、ベトナム、アフガン・イラクでの市民の殺戮、アメリカはそれらのジェノサイドを平然と正当化し、一方で、人権やイルカの保護を語ってなんの矛盾も感じない。

恐るべきは、自分の正義と利益を正当化し、自分を守る、言語の巧みさである。

僕はアメリカのマネジメント研修でメディアとの戦い方を教えられた。

日本の企業のトップのようにそろって頭を下げて嵐の通り過ぎるのを待つのなら、すぐクビになる。どうやって企業責任を果たすのかを語りながら、会社を(自分を)守る。APPEAL TO A NOBLER CAUSE 高尚な理念に問題をすり替えろ、そしてそれを、EYE CANDIES AND SOUND BITES, 目ざわりのいいビジュアルと、相手の聞きたがっている言葉の断片で埋め尽くして、論理は自分の意図する有利な流れに持っていく。魔女のリンゴと同じで、本音の毒は美しい言葉で覆いつくす。言葉の錬金術に長けていなければ、アメリカで絶対上には這いあがれない。

日本人はアメリカのオモテの言葉を信じて本心を見ない。アメリカも日本も正義は同じだと思っているから、いつもコテンパンにやられている。



ミズーリ艦上の降伏の日から、アメリカの日本支配のための周到なプロセスが始まった。日本を完全に変容させるための、
6年余りの占領統治である。

占領の表向きは「復興」「民主化」支援、しかし実質は、二度とアメリカに立ち向かわせないための日本と日本人の無力化プログラム、即ち報復である。戦勝国が敗戦国のあり方を変えることは許されない。しかしアメリカは躊躇しない。正義は常に我にある。それに、日本人は人間ではないのだから。その根本には人種差別がある。

はじめは日本を、明治以前の農業国に戻すことを考えていた。

DEMILITARIZE 非軍事化

DEINDUSTRIALIZE 非工業化

DECENTRALIZE 資本分散

DEMOCRATIZE 民主化

しかし朝鮮戦争がはじまると、こんどは日本の力をアメリカが必要になり、占領政策の主眼は「民主化」、つまり日本人のこころの無力化になった。



アメリカが最も恐れたのは、幕末以来見てきた、命をすててでも日本を守ろうとする日本人の無私であった。家族、仲間、郷土、日本という自分を包む「公」、人のためにつくすことを誇りに思う、日本人の高い公徳心である。

「民主化政策」の目的は、日本人を、無私から、利己へ転換させることにあった。

日本古来の生き方に由来する、高い誇りと道徳心を砕いて、日本人を「無害化」すること、二度と逆らわない従順で「平和」な民族に作り変えることである。日本文化の根本に稲作があるのに対して、西欧人の根本は動物の調教にある。「民主化」とは日本人の調教、民主主義に名を借りた、日本人の愚民化にほかならない。



それを徹底して行った、洗脳である。

日本人の利己心に火をつけること。

人は誰も自分の幸福のためだけに生きる権利があると教え込む。

自分の命以上に貴重なものはないと教える。

命をかけても守るべきものがあることは教えない。

人のために生きる、人のために死ぬなど、とんでもない。

国のため、公のために死ぬのはおろかなこと、

家族文化を破壊し、個人を優先させる、

日本の国柄を大切にすることを止めさせる。

戦前の日本の歴史と伝統を否定する。

軍は悪いことをする、平和の敵であると教える。

日本人は軍と財閥の陰謀に乗せられてだまされた、

アメリカが日本の人々を解放し民主化したと信じさせる。

自由はこんなに楽しい。3S、セックス表現の解放、スクリーン、スポーツを奨励して快楽に目を向けさせる。

あらゆるメディアから、プロパガンダを流した。

ウソの極意は必ず半分の真実を含むことである。

都合のいいものだけを報道して、都合の悪いものは流さない。

少しでも逆らう報道は検閲して潰した。

同時に教育基本法を押しつけ、学制を変え、教科書を変え、教員組合を組織して、「民主化教育」を徹底させた。

さらに、日本の伝統勢力を弱体化するため、労働運動と組合を自由化し、外国の指示で日本の転覆を画策した反日左翼の指導者たちまでを解放したら、日本がどんどん左傾化してしまった。

60年後、いまの日本のメディアの偏向、左翼勢力、政党、労働組合、日教組、教育委員会からPTA、学制、あまり日本の伝統と国そして家を大切にしない教育にいたるまで、アメリカの日本無力化プログラムが、そのまま生きている。

だから日本人はアメリカの残したマインドコントロールから、未だに脱していない。



ぼくも戦後教育を受けたから、心の中では無意識に、

戦争は「嫌だ、平和がいい」と思う。

戦争は日本が悪かった

愛国心は「右翼」、軍隊は「悪い」と頭に浮かぶ

平和は大好きだけど、国を守るなんて考えはない。

自分は自分だけの幸福を思い切り追求すればいい



そう自然に思ってきた。

調べれば、歴史の真実は大きく違う。負けた日本だけが、一人罪を負わされていることが見えてくる。しかし一度刷り込まれたマインドコントロールは、なかなか消えない。

僕は独力で、本を読み、今になってやっと公表されるアメリカの資料を読んで、本当のことが見えてきた。



今も日本の教育は変っていない、むしろひどくなっている。僕たちが子どもの時代の戦後の日本には、学校にも家にも、日の丸が飾られて、大きな声で「君が代」も、「仰げば尊し」も歌っていた。日教組の先生でも体罰はあったし、命がけで子供を教えるいい先生はいっぱいいた。学級崩壊なんてどこにも無かった。

いま、日本はどんどん崩れている。無目的、無自覚の若者が増えている。日本人は大人も子供も、教師も親も、政治家まで、とても利己になった。

戦後の「民主化」教育のおかげである。



ぼくは民主主義も平和も、自由も人権も、尊重する。

しかしその果実を受けるには、人として果たすべき責任がある。

何もしないで、平和は守れない。命は尊い。しかし、人には自分の命をかけても守るべき大切なものがある。助け合ってこそ、日本人じゃないか。僕たちは静かに支えあう、東北の地震の被災者たちの姿にそれを見た。

自分のほかには何も守らず、自由と権利しか教えない教育は、本当の民主主義教育ではない。それは名前だけ「民主」がつく、利己の教育である。世界の民主主義国家で、自分を育む父母の国を愛すること、伝統と文化の歴史に誇りを持つことをしっかりと教えないのは、ただ一つ、日本だけではないか。

日本人は歴史に誇りを見失い、卑屈になり、利己になった。

「平和」のための試練をさけ、その日の安楽と快楽のみを求める人間になった。

かくしてアメリカは、日本人無力化の目的を達した。

しかし、アメリカの日本占領には、もう一つ大きな目的が隠されていた。

占領終了後も、日本を米軍の東アジアにおける軍事拠点として、アメリカの支配を継続することである。

主権が回復されて日本が独立国にもどれば、占領軍は去るのが常道である。

しかしそれではアメリカの目的は達せない。

アメリカは日本に居座るために、さらに大きな仕掛けを用意した。

(続く)


そろそろ、占領憲法に隠されたアメリカの意図が見えてきたと思います。アメリカは、なぜ無理やり、この占領憲法を独立前の日本に飲ませる必要があったのか、日本の本当の平和や民主化などとは関係のない、アメリカの理由です。

近藤隆雄 2011121


Posted by 近藤隆雄│2011年12月01日 10:46│記事URLページTOP この記事をクリップ!
プロフィール
近藤隆雄
近藤隆雄 Takao Kondo
外資企業の経営者となるも飽き足らず、「ホンモノ」の人間の生き方を探して、武蔵、仏教、禅、道教に辿りつく。行動的な「和」の生き方を、若者に伝えるため「サムライ塾」を開始。また、和の文化、食と職人の素晴らしさを世界に拡げる第一の拠点として、カナリアにスシ事業を始める。
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