2005年08月31日

入管局として表現の統一を!

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 昨日、日本テレビ放送のニュース報道番組『出来事』にて、入国管理局職員の活躍が、密着取材という形で紹介された。
 まず、生命を賭した入国管理局職員らの職務遂行に敬意を表したい。
 
 番組中、不法滞在外国人を摘発する最前線の入国管理局職員が「オーバー・ステイ」なる表現を用いたのには驚いた。これまで再三述べてきたようにオーバー・ステイ(超過滞在)とは人権派市民団体がつくりだした造語であり、正しくはイリーガル・ステイ(不法滞在)と言わなければならない。
 
 不法滞在を指す表現を統一すべく、日本国の法務省入国管理局としての公式見解を定め、それを全職員に周知・徹底させるよう本日、同省同局総務課の根岸補佐官と岡部広報係長宛に、要請書を送った。
 
  

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2005年08月30日

自由を滅すか、秩序を滅すか!?

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 白昼――我が『外国人犯罪追放運動』の顧問の一人が東京都新宿区の信濃町周辺を歩いている時のことだった。
 突然、数人の男に取り囲まれたのである。
 何処へ向かおうとしているのか―?目的は―?職務質問のようだが、彼らは警察官ではない。
 振り払おうにも進路を妨害され、身柄を拘束されかねない状況だ―。
 「一体、何事だ!法治国家でこのような横暴が許されるのか!?何の権限があって、どのような理由で他人の行動を妨害するのか?」
 新宿区信濃町でピンときた方は多いだろうが、ここは創価学会の本拠地である。
 
 断っておくが、ここでは創価学会の信教の是非を問うているわけではないし、我々は創価学会に必ずしも敵対するものではない。前出の顧問の長女は創価学会の信者であるし、メンバーの中にはその教義に理解を示し、選挙の毎に学会信者が推す特定の政党に投票していた者もいるくらいだ。
 問題は町中で平然と他人の自由を侵害する行為にある。
 創価学会ほどの組織になれば敵対する勢力も存在するだろう。そこで創価学会に敵対する活動を展開していたというなら話は別だ。何故、何らの非もない通行人が自由を侵害されなければならなかったのか。
 信濃町には私も行ったことがある。取り囲まれて進路を妨害されたことこそないが、町の至るところに学会の警備要員と思しき男たちが立っていたのが印象的だった。創価には「牙城会」と「創価班」という部門があり、この二つが主に組織防衛を担っているという。別の道を通って、ふと前方に目をやると、まるで私の動向を把握して回り込んで来たかのように男が立っている―。この時、学会の組織力と言うか、この地域における創価の影響力を肌で感じ取った。
 確かに…治安は良さそうではあるが。
 独裁国家を彷彿とさせる監視体制に、混沌・退廃を極め、治安の悪化が憂慮される社会に規律を取り戻すには何らかの強制力をもって臨む以外にない現実を突き付けられた日を想起した。
 
  
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2005年08月29日

民主党の政権公約に思う

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治安(不法滞在外国人)問題でも有効な対抗策を打ち出せず!
 
 自民党に代わって明日の日本を担わんと奮闘を続ける岡田党首率いる民主党だが、こと治安問題に限って見れば自民党が政権公約の中で「2010年までに不法滞在外国人を半減させる」と力強く宣言しているのに対して、民主党のそれは「警察行政の拡充」「警察官の3万人増員」「青少年に蔓延する薬物対策」「カード犯罪の防止」などには触れているものの不法滞在外国人問題に関する記述は一切見当たらない。
 言うまでもなく現今の日本の治安問題を論じる上では不法滞在外国人問題は欠かすことの出来ない重要事項であり、この不法滞在外国人問題を解決せずして治安の回復も有り得ないだろう。
 政府・与党の本腰を入れた取り組み、最前線の入管職員や警察官らによる懸命の活躍、さらには地方自治体と民間ボランティアの協力は目に見える形で功を奏している。
 これは飽くまでも主観に過ぎないが、ここ最近、外国人犯罪は減少傾向にあるのではないだろうか。警察の摘発強化を受けて、外国人犯罪グループが鳴りを潜めたに過ぎないと言えばそれまでだが、以前、連日のように新聞紙上を騒がせた外国人犯罪グループによる大規模な強窃盗事件が最近ではあまり報じられなくなった。マスメディアの報道を一概に鵜呑みには出来ないが、こうした状況は自民党が打ち出した「5年で不法滞在外国人を半減させる」との方針と無縁ではないだろう。
 政府は昨年だけで約5万数千人に上る外国人を強制退去させたと発表した。
 新宿・歌舞伎町をはじめとする繁華街では徹底した浄化作戦が推進され、拳銃を携行した警察官が日々駅の改札口で外国人に職務質問を実施。東京近隣の他県もこれに呼応する動きを見せ始めた。在留特別許可を申請したものの却下→収監→強制送還される事例が相次いだためか、人権派市民団体による不法滞在外国人合法化運動も目立った動きが見られない。
 国民、特に東京都民が治安問題を最大の関心事としている最中、治安問題においても圧倒的多数の支持を得て然るべく自民党を、遥かに凌ぐ強硬策でも打ち出さぬ限り、民主党が明日の日本を担う政党とは言い難いことは確かなのではないだろうか。
 
  
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2005年08月28日

独で極右が先鋭化!

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 持たざる者が抱くルサンチマン(怨念)とは、つくづく凄まじい。
 ドイツでは極右集団の暴力活動が再燃しているという。「職がない」…失望感と焦燥感を共有する“取り残された若者ら”の鬱積したエネルギーはゲルマン民族の怒りとして昇華され、その矛先を外国人労働者に向ける。それがたとえ、かつての同級生であったとしても例外ではない。
 映画『アメリカン・ヒストリーX』(米国)の中で、消防士の父が息子達を前に話す一章は実に印象的だ。
「黒人であるというだけで白人よりも優先的に採用された奴と共に、生命を賭して職務を遂行できるか!ただ黒人だからという理由で仕事を与えるというシステムが、消防士である俺の生命を危機に晒している!それで真の人権と言えるのか」
 かつて私が日本国内の極右団体に属していた頃、WEBサイト上の討論相手から「民衆への愛ではなく、ルサンチマン(怨念)に根差す活動ほど醜いものはない」との指摘を受けたが、何かに対する怨念を常に内在していたからこそ、私は今日まで狂信者としての誹りを受けることさえ甘んじてこれたのだろう。
 ドイツでの話に戻す―。欧州をはじめ移民問題に悩む先進国は自らのエゴで外国人労働者の導入に踏み切った結果、今日の惨状を招いている。我が国とて南米からの労働者や難民を多く抱える地域(愛知県や群馬県、神奈川県などの一地域)では、“明日のベルリン”を想起させるほどに地元住民との間で軋轢を抱えているという。
 外国人労働者をめぐる失業問題には善も悪もなく、あるのは生き残るべく者と、排除されるべき者であり、少子化社会の到来を受け俄かに外国人労働者導入が議論される我が国でさえ逆差別の様相さえ呈する本末転倒の事態を招いた時、自民族に鬱積したエネルギーは権力の弾圧・統制さえも遥かに凌ぐことを今日のベルリンは教え示しているのではないか。
 
 
<独総選挙>極右「ネオナチ」の暴力が活発化
 【ベルリン斎藤義彦】9月に前倒し総選挙が行われるドイツで、極右「ネオナチ」の暴力が活発化している。一方で極右政党が拠点にしている旧東独では保守政党や左派政党までが、極右の主張と酷似した「外国人労働者排除」などを唱え、極右にすり寄る現象も起こり始めている。
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2005年08月24日

拳銃強奪未遂事件に思う

 宮城県で警察官の拳銃を奪おうとした少年が逮捕された。
 何でも「警察官の職務」について質問するふりをして駐在所を訪問し、警察官が油断した隙に拳銃を奪おうとしたらしい。その際、警察官は少年が所持していた刃物で刺されて重傷を負ったが、もみ合いの末に取り押さえた。生命に別条はないという。
 
 この手の事件は度々起きている。かく言う筆者も子供の頃、警察官が携帯している拳銃に興味を持ち、腰のホルスターをしげしげと眺めたことがあった。
 しかし、いくら何でも警察官を襲撃してまで拳銃を撃ちたいと思うだろうか。
 筆者が子供の頃はモデルガンを持って自己満足していたものだ。確かに撃ちたいという願望はあった。それにしても警察官を襲うなどはリスクが高過ぎる。第一、非力な子供の力で打ち勝てるわけがない。万一、複数で襲撃に成功したとしても、その後には悲愴な運命が待ち受けているだろう。
 そもそも、そんなリスクを犯さずとも国外に出るなど合法的に拳銃を撃つ方法はあるはずだ。海外旅行のツアーでは試射企画などいくらでもある。
 
 人間とはそのような計算の上に公的な精神や理性を形成しているわけであり、それが崩れた時に大事(おおごと)が起きる。
 要因は様々であるだろうから一概に論ずることは出来ないが、今回の少年にせよ、身体ばかりが成長して「合法的に拳銃を撃つ方法」を見出せるほど世間知が広くはなく、また、そこに至るまでのプロセスを経るまで待ちきれない。要するに幼児のままで「今すぐ○○したい」という気持ちが先に来て、それを抑制すべき理性など持ち合わせてはいなかったのではあるまいか。
 
 昨今の青少年は厳しいヤクザ社会のしきたりには魅力を感じなくなっているという。一方、掟すら存在しない外国人犯罪者集団と結託する可能性の方が高くはないだろうか。事実、薬物の売買などは暴力団に接触せずとも外国人の密売人を介することで安易な入手が可能になった。
 事件の背景から世相が読み取れそうである。
 
  
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2005年08月22日

人権擁護法案に賛成する!

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「あなたのような人間は真っ先に潰されますよ」
 
 先の国会では提出が見送られたものの『人権擁護法案』が何かと物議を醸している。内外地理研究会代表の小菅清先生は同法案の背後に蠢く勢力の策動について、次のように語った。
 
「あの法案を作成した黒幕は分かりますよね?
 あの法案を作成した黒幕は部落解放同盟ですが、それに乗っかっているのが創価学会であり、古賀(自民党元幹事長)であるわけです。
 私達が取り組んでいる不法滞在者問題や偽装結婚、参政権問題からドメスティック・バイオレンス法、ジェンダー・フリー教育、そして人権擁護法案は全て根底で繋がっている問題なんです」
 
 しかし、現実問題として守られるべき人権が蹂躙されている例は少なくないのではないだろうか?奈良県で発生した女児誘拐殺人事件の小林薫被告の父親が亡くなったことを世間は知らない。連日、取材攻勢や中傷に晒された挙げ句、営んでいた店舗の閉鎖さらには転居を余儀なくされた挙げ句の死であった。小林薫被告を含め重度の知的障害児を男手一つで育ててきた男の最期としてはあまりにも悲愴である。
 小菅先生が言う―。
 
「人権擁護法の下では、そんな問題は取り上げませんよ。そういった問題は人権擁護法の規定外の問題です。
 あれは我々のような人間を追い回すための法案ですからね。有門さん、あなたのような人間は真っ先に潰されますよ(笑)」
 
 反対派の主張は概ね「表現や情報発信の自由が封殺される」ことへの懸念からだろう。結論を言えば私はこの人権擁護法案に賛成を表明したい。
 確かに日本精神に立脚した立場から論陣を張る言論人・知識人の中には私も常々尊敬してやまない方々が多数おられる。しかし、同じく反対運動を展開する者の中には確たる主義主張さえ持たぬにもかかわらず、匿名性の情報空間において差別的表現を氾濫させ、日本人の言語感覚を幼稚化させる策動に日々勤しむばかりか、他者の言論・情報発信を阻害する者が少なくないからだ。
 そのような者らの中に、自らの素性を明かした上で、人間の心の奥底に秘められた差別的または猥雑な本能を吐露し得る者が何人いるのかを問うてみたい。何故なら、私もかつてはそのように問われた側の人間であるからだ。
 私は今、特定非営利活動法人・外国人犯罪追放運動の代表という立場を表明した上で、ブログという手段を駆使して意見を表明している。私の主張や思想を構成員に強要するつもりはないし、団体の統一見解をまとめてはいないが、この団体は日本国の法律に反して滞在を続ける外国人に対しては毅然たる態度を示す一方で、謂われなき日本社会の差別や偏見とも戦うべきであると思っている。
 
 過日、終戦記念日の靖国神社にて参拝に異を唱える一人の白人男性がいた。右翼を筆頭に瞬く間に人だかりができ怒声が飛び交う。揉み合いになる中でも異論を唱え続けた。「非武装中立」「反戦平和」を説く左翼と同様、その主張はもはや論評に値しないが、圧倒的多数に対して唯一人異論を唱えるには相当な勇気を必要とする。まして自らの利害や主義主張に適わないとしたら尚更だ。
 
 私は“無責任な言論”を守るために戦いたくはない。
 「言論の自由を封殺するかも知れぬ法案に賛成を表明する自由を保障しろ」とは笑われるかも知れぬが、少なくとも私の氏名・所在を明らかにした形で人権擁護法案に賛成していることを、匿名性に隠れて無責任な言論を展開している者らを遥かに凌ぐ勇気であると認めて頂ければ幸甚である。
(NPO外国人犯罪追放運動 代表 有門大輔)
 
  
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日本人が知らない不法就労者の不良性

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 先頃、不法滞在外国人らの支援活動でつとに知られるNGO組織『ASIAN PEOPLE'S FRIENDSHIP SOCIETY』(略称:APFS)が、強制送還されたバングラデシュ人男性らの母国における近況を報告した。
 最長18年間にも及んで日本に不法滞在していたバングラデシュ人男性8人が在留特別許可を求めて東京入国管理局に集団出頭したのは昨年9月21日のことだった。その1ヶ月後の10月21日、我がNPO外国人犯罪追放運動は共闘団体の『出入国管理研究会』とともに法務省へ赴き、安易な在留特別許可を付与しないよう要望書を提出したのである。
 
 さて、8人のバングラデシュ人男性は送還後、不眠状態になったり仕事に就けなかったりしているのだという。8人のうち2人が将来に対する不安から不眠になり、2人が体調を崩しているとも。また、5人が就職できない状態にあるそうだ。
いずれも本人の能力とやる気の問題に過ぎない。強制送還という措置に処されたものの母国で元気に生活している者はゴマンといるというのに。
 「夜も眠れない」「送還をした日本の入管は人間じゃない」と口々に訴えているという。
20年近くに渡って不法ながらも日本国の恩恵にあやかっていながら、よく言えたものだ。シンガポールで同様の罪を犯したらムチ打ち刑は免れないだろうに。 
 APFSは本来なら「在留を認めない処分の取り消しを求める訴訟を起こせたのに、突然の送還で裁判する権利が奪われた」として8人のうち数人が9月にも、国に損害賠償を求め東京地裁に提訴することを発表した。
 
 出入国管理研究会代表の小菅清先生は次のように語る。
「8人のバングラデシュ人男性の申請にしても同様ですが、在留特別許可を申請した不法滞在外国人の中に、正当な申請事由を有している者なんて皆無に等しいと言えるでしょう。
 それほどに彼らや彼らを支援する人権派団体の手口というのは悪質なんですよ。
 石原さん(東京都知事)も不法滞在外国人問題で良いことを言ってくれてるんだけど、石原さんが言ってる不法滞在外国人というのは主に警察が相手にしているような不法滞在外国人なんですよね。
 日本人は、そういった不法滞在外国人の“不良性”を知らなさ過ぎるんです」
 真面目に労働しているから日本社会に貢献しているなどトンでもない見当違いと言えそうだ。
 
  
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報道/摘発件数・人数

 下記の二つの記事を読んで、受け手の印象が大きく異なると感じるのは筆者の主観に過ぎないのだろうか。全く同じ事項を取り扱っても書き手の視点が異なるために一概に批判は出来ないが、この記事に関係なく、意図的に偏向された場合もある。中立公正を装いながらも一方向的な見方に誘導しかねないレトリックを見破る眼力と多角的視点は重要と言えよう。
 
◆<外国人犯罪>検挙件数が前年比4.6%減少 今年上半期
 今年上半期の来日外国人の刑法と特別法の検挙件数は、過去最高だった前年同期から1124件(4.6%)減少し、2万3363件だった。警察庁によると、刑法犯のうち自動販売機狙いが2454件と、前年同期から大幅に減少したことが影響。一方で、住宅を狙った侵入盗は4310件と911件(26.8%)増加した。
(毎日新聞) - 8月18日10時46分更新

◆外国人の摘発が過去最多 刑法犯は減少、地方へ拡散
 今年1−6月に警察が摘発した来日外国人は刑法犯と入管難民法違反などの特別法犯を合わせて、前年同期比3・4%増の1万860人で、過去最多となったことが18日、警察庁のまとめで分かった。増加は主に特別法犯のうち入管難民法違反が6・1%増の5612人に上ったため。
 摘発件数は、前年同期比4・6%減の2万3363件だった。まとめによると、刑法犯は摘発件数が同9・9%減の1万5528件、人数も同0・1%減の4257人だが、特別法犯の摘発件数は同8・1%増の7835件、人数は同5・8%増の6603人。
(共同通信) - 8月18日10時54分更新
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 記事にある通り、外国人の摘発が過去最多になった背景には出入国管理法及び入管難民法違反などで摘発された外国人が増加したためだ。
 この他、毎日新聞の報道によると外国人による住居侵入窃盗事件は増加傾向にあるという。一度は減少傾向が見られたピッキング事件が「再び増加に転じる」と警鐘を鳴らした防犯専門家の指摘と符合している。また、摘発件数が減少している背景には組織化が進行した事実を物語っているのではないだろうか。
 
  
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2005年08月18日

自民党マニフェスト「不法滞在者5年で半減」を支持する!

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 来たる衆院選における自民党のマニフェスト(政権公約)の概要が発表されたが、中でも目を引いたのは「外国人犯罪の温床となっている不法滞在者を2010年までに半減させる」との内容が盛り込まれたことだ(ちなみに、外国人犯罪防止への取り組みは公明党のマニフェストにも明記されている)。
 外国人犯罪ひいては不法滞在者問題について、自民党は2年前に「5年で半減させる」との姿勢を初めて打ち出したわけである。不法滞在者問題に向けた政権政党の姿勢が後退していないことを示すものであり、この姿勢を大きく評価したい。
 
 さて、かねがね自民党は公務員制度改革に取り組み、今般の同マニフェストでも「国家公務員の総人件費を2006年度から5年間で6000億円程度削減する」との目標を大々的に謳い上げている(地方公務員の総人件費についても、2006年度から5年間で3兆円程度削減するとの方針を表明)。
 しかも「国家公務員の定員については
「過去5年間の実績を大幅に上回る純減」の実現を目指すという。事実、自衛官の定員・予算削減を打ち出した財務省の“やり手女性主計官”は、静岡選挙区より郵政民営化反対派の対抗馬として擁立されたが、これなどはその象徴的事項とさえ言えるのではないだろうか。
 結論から言えば郵政民営化は大いに結構だが、自衛隊をはじめ警察や海上保安庁、入国管理局など国家防衛や治安維持の根幹を成すものを民間に委ねられないことは言うまでもない。
 
 最前線の声を聞いてみよう。
「例えば全国で5万人の警察官を増員すると仮定して下さい。一般の方はさも大層な増員計画に思えるでしょう。
 ところが、この5万人を47の都道府県に割り振ると、およそ1000人づつが割り振られる計算になります。東京は人口が多いので他を減らして2000人を割り振ることとしましょう。
 東京23区だけで警察署はゆうに100を超えます。各警察署に割り振られた約20人をそのまま外国人犯罪の摘発部門に使えれば話は別ですが、そこから更に交通やら刑事やら各部署に割り振られますから、外国人犯罪の摘発部門に増員されるのは精々が1人くらいなのです」(警視庁外事課)
 
 官庁の人員や予算を削減するのはいいとして、その前提としてコンピュータなどの機器や最新システムの導入で組織、業務の合理化がなされるべきは指摘するまでもないと思う。まして国防や治安といった国家の根幹を成す機関においては尚更だ。
 国家は外に向けては軍隊があり、内に向けては警察という治安組織が存在することで国家の形を守っている。
 軍隊と警察は本来、官庁・役所という次元を超えて論じられるべきではないだろうか。元来国民一人ひとりに課せられているはずの義務を国民に代わって遂行している以上、その任は比類なき崇高なものと言えるだろう。
 官は削減出来ても、軍隊と警察とは、如何に優秀と言えども国家意識を著しく欠落した一官僚によって装備や人員、予算の是非が決されるべきではない。 (有門大輔)

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2005年08月14日

日々の戦い

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我々の活動は日々の行動から始まっている―。
 
 午後10時を過ぎた頃、階下のビル玄関の鍵がかかっているか、確認に向かう。我がNPO外国人犯罪追放運動のメンバーがテナントとして入居しているビルは午後9時以降は玄関の鍵を閉める決まりになっているが、時折、鍵を閉め忘れる人もいるため、その確認のためだ。勿論、上階に住む大家も確認してはいるが、それでも見落とす場合もある。そうした目の届き難い箇所をカバーすべく我々入居者は極力協力すべきであると思う。
 
 以前、深夜にもかかわらずビル玄関の鍵を開けっ放しにしていたところ、ホームレスが侵入し、糞尿を撒き散らされたことが数回あった。
 我々入居者としても実に腹立たしい限りだ。それ以降、このビルでは夜間、ビル玄関の施錠を周知徹底している。しかし、中々決まりを守らない住人もいるため、外国人犯罪追放運動の仲間が厳しく注意をしに行ったこともあった。
 我々が深夜まで、時には徹夜での業務を行なっていた時のこと、ベランダから前の通りを見渡すとビル周辺でゴミ箱を物色しようとしていたホームレスがいた―!!私の視線に感付いたのか、ホームレスは物色するのをやめて立ち去っていく…。また、ある時などビルの倉庫前を根城にしていたホームレスに対して立ち退くように勧告したこともある。ビルの敷地内における立小便なども許さない。極力、ゴミも拾う。
 
「ピッキング防止のために」
 
 我々の事務所ドアには防犯カメラが設置されているが、こうした行動もビルの所有者を突き動かした。
 我々が「事務所のドア鍵をピッキング防止用のものに取り替えてほしい」旨を申し入れたところ、大家は「これを機に」と、ビルの全てのドア鍵を取り替えてくれたのである。
 もとより、付近で相次ぐビル荒しに対して大家も神経を尖らせていたが、直接的なきっかけは我々がピッキング事件の続発を自らの行動で伝え、危機意識を煽ったことによるのだろう。
 
日々の活動
 
 ここで言いたいのは、何も地域の防犯活動に無理に参加する必要はないし、近隣住民の全てと無理に仲良くする必要もないから、最低限、自宅や勤務先の周辺で起きていることには気を配ってくれということだ。
 我が外国人犯罪追放運動のメンバーには会員証を携行してランニングなど野外での体力強化に取り組んでいる者もいる。また、メンバーが揃って飲食をした際にも、行き帰りの行動が即ちパトロール活動にも直結している。そのように妙に型にはまった仰々しいことをしなくても良いから、目の届く範囲で可能なことから始めてくれればいい。
 
 過日、事務所周辺の道沿いで花壇に腰掛けている老婆に声をかけた。どうやら買物帰りで、疲れたので一休みしていたようだ。自宅はすぐ近所だという。この老婆と会うのはこれで2度目だった。この時は急用のため先を急いだが、次に会った時は荷物を持ってあげようか。
 これは何も特別なことではないが、私は顔見知りの御老人と道でばったり出くわした時、代わって荷物を持ってあげることがよくある。老体にムチ打つかのように重い(我々にとっては軽いが)買物袋を提げていたなら、目の届く限り、若い者が手助けするのは至極当然だろう。その御礼の意味もあるのだろうが、我々が深夜まで業務を行なっている時、彼ら近隣住民が「ご苦労様」と言って、缶チューハイなどの差し入れをくれることもある。このたった一言がとてつもなく有り難く感じられるものだ。
 そうした積み重ねが地域の信頼・協力関係を構築し、やがては防犯・治安の回復にも繋がると信じてやまない。
 
 何も常時、困っていそうな人を探してキョロキョロする必要はないのだ。道行く女性に声をかけたいほどハイ・テンションになった時、その意気を近隣住民への挨拶に転化させても良いのでは?
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