2008年11月11日

田母神前幕僚長、参院招致に思う

7a15716c.jpgこの欺瞞こそ、


子供らに見せよ!



 平成20年11月11日、国会および参議院議員会館前にて参院防衛委員会に参考人招致された田母神俊雄・前航空自衛隊幕僚長を支持する街頭演説・抗議行動を展開させた。

 この日は国会見学に来ていた小学生の数が多く、周辺で警戒にあたっていた警察官の話では「のべ約2千人の小学生が見学に来るだろう」とのことだった。

 小学生が国会を見学することで政治の仕組みなりを社会見学するのだろうが、彼らは学校の歴史の授業でどのような歴史教育を受けているのだろうか。

 当日、「日本は侵略国家ではない」とする論文を発表したことで航空自衛隊の偉い人が総理大臣によってクビを飛ばされる羽目になったわけだが、日本人として当然のことを述べたに過ぎない人が国会に招致され、まるで疑惑や不正を追及するかのように吊るし上げられた異様な有り様を広く伝えるのが大人としての責務だと思う。

 かつて政界の暴れん坊と称された爛魯泪魁辞は常々他の政治家らに対して「お前らのために政治があるんじゃねぇ! 日本の未来を担う可愛い子供達の為にあるってことをわすれるんじゃねぇぞ!」とする旨の発言をしていたが、その倅である浜田靖一・現防衛省大臣は田母神前幕僚長を参考人招致した事実について、子供達を前にどう考えているのだろうか。

 今は理解されなくてもいい―。
 後に日本の国会を見学に訪れた彼らのうち多くが、かつて国会という場で歪な参考人質疑によって愛国者たる一人の元自衛隊幹部を見せしめに締め上げたことを振り返って指弾し、公人が公然と「日本が侵略国家だったとはトンでもない濡れ衣だ」と言える国を構築することが急務である!

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「そんなに悪いことか」

=退職金返納しない意向−前空幕長

 参院外交防衛委員会での参考人質疑を終えた田母神俊雄前航空幕僚長は11日後、記者団の質問に答え「長い間自衛隊にいたのに離任式もできなかった。『国家国民のため』と思ってやってきたのに…。そんなに私が悪いことをしたのか」と語気を強めた。退職金については「生活が苦しいので使わせて頂く」とした。
 田母神氏は終始やや興奮気味。「私は『自分の国は良い国だ』という論文を書いた。野党は任命責任を問うと言うが、それはつまり『日本はろくでもない国だ』と言う人を空幕長に就けなさいということだ」と主張。日本の侵略行為を認めた村山談話については「言論弾圧の道具だと気付いた」と話した。
(時事通信 社会部)

何もするな―という日本を支配する本質!

 民主党議員をはじめ参院防衛委員会への抗議の最中、その周辺を多くの政府および議員関係者が通行し、付近には多数の警察官が警戒にあたっていた。

 田母神発言は何も一自衛隊幹部のみの問題ではない。

 彼ら政府・議員関係者・警察官らの中にも、心の奥底では田母神論文を支持する者は少なくないだろう。

 彼らの上司が田母神氏と同様の発言を行なえば、たちまち同じ末路を辿ることを意味するのだ。

 この日、参院を訪れた田母神氏には長らく自衛隊幹部として国土防衛を担ってきた男としてのプライドがあり、それゆえに自らを招致するとした決定に対する強い憤りがあったことと思う。

 戦争美化でも極右的でもない、ごく普通のことを述べただけで何故に自分が招致されなければならないのか。

 然るべき場で思いのたけを余すところなく主張して自ら「火の玉」と化す決意がマスコミには興奮気味に見えたのだろうか。

 麻生太郎首相が述べたように日本では一自衛官と言えども言論の自由が保障されているが、実のところ北朝鮮顔負けに政府見解と異なる言論封殺が巧妙に行なわれている。

 完全なる言論封殺・言論リンチである。

 その論拠となるのは日本が従軍慰安婦強制連行を行なったと規定する「河野談話」であり、アジアの国々に多大な不幸を及ぼしたとする「村山談話」だ。

 一点、田母神氏は「私は『自分の国は良い国だ』という論文を書いた。野党は任命責任を問うと言うが、それはつまり『日本はろくでもない国だ』と言う人を空幕長に就けなさいということだ」と主張した。

 しかし、国家防衛の指揮官たる者は「何も言うな」「余計な波風を立てるな」というのが今の日本を支配する空気であり本質であると思う。

 以下に引き続いて述べる。


「いささかも間違ってない」=制止顧みず、
持論展開―顔紅潮させ反論も、前空幕長
 「いささかも間違っていると思わない」。田母神俊雄前航空幕僚長(60)は制止されていたにもかかわらず、とうとうと持論を展開した。11日の参院外交防衛委員会。文民統制への危機感をあらわにする野党議員の質問に自説を繰り返し、委員席からは失笑すら漏れた。
 同委員会の北沢俊美委員長は冒頭、「参考人の個人的見解を表明する場ではない」と田母神氏にくぎを刺し、論文を「内閣の方針に反することを公表した驚がくの事態」と強い口調で非難した。
 「改正すべきだと思っている」。濃いグレーのスーツにピンク色のネクタイ姿の田母神氏。参考人席では胸を張り、正面を見据えた。民主党の浅尾慶一郎議員が「憲法は改正した方がいいのか」と尋ねると、立ち上がり「はい。国を守ることについてこれほど意見が変わるものは直した方がいい」と力を込めた。
 「いささかも間違っていると思っていない。日本が正しい方向に行くため、必要と思っている」。自らの論文の正当性を繰り返し主張。空幕長を更迭された理由を「(論文が)多くの人の目に付き、マスコミに騒がれたと思う」と説明すると、委員席からは「その程度の認識か」とやじが飛んだ。
 民主党の犬塚直史議員が「立法府への挑戦」と指摘すると、反論したそうに右手を何度も挙げた。
 発言の機会が来ると「立法府に対して挑戦というのは妥当ではない」と顔色を紅潮させ、「自衛官にも言論の自由が認められているはずだ」と強調した。

 社民党の山内徳信議員から「集団的自衛権を行使し、武器を堂々と使いたいのが本音では」と問われると、顔色ひとつ変えず「私はそうするべきだと思います」とだけ答え、席に戻った。 
(11月11日13時41分 / 提供:時事通信社)

 参院での質疑の詳細を聞いた然る警視庁関係者は激しく憤っていた。

「なぜ、自衛官の武器使用が認められないのか!?

 何も人を殺したいとか、人を傷つけたいから武器使用させろと言っているのではない!

 敵が襲って来れば武器を使って応戦しなければ自分の身を守れないし、第三者も守ることは出来ないじゃねぇか!」

 いかに法改正で発砲基準が緩和されたとは言え、警察官として拳銃使用が厳格に制限された状況下がそのような自衛官の憤りを代弁するのだろう。

 治安維持にかかる警察官の拳銃使用にせよ、平和維持にかかる自衛官の武器使用にせよ、抱える問題は似通っている。

 以下にウェブサイト上における私と然る者の論争の中から一つの発言を抜粋・紹介したい。

「事実誤認に満ちた論文を発表するアタマのイカレた奴」

 ↑ 上記は田母神前幕僚長を指しているようだが、これは事ある度に自衛隊への批難・誹謗中傷を繰り返す左翼による発言ではない。

 長らく自民党を支持していたと思われる、それも自民党の保守本流の流れに属すると思われる者の発言である。
 
 これが今の政府・与党の本心である。
 田母神氏の参院での発言を聞くに、溜息を漏らしたとされる防衛省幹部らの反応が報じられていたことからも想像に難くない。

 何もするな何も言うな、波風を立てることはしないでくれ―というのが政府・与党ひいてはわが国の保守本流と称される者らの偽らざる本心である。

 持てる力があるのに、それを発揮されては困る。
 拳銃を扱う警察官の質や高度な武器・兵器を扱う自衛官の質は世界屈指だというのに、それをさせようとはしない。

 件のウェブサイト上における発言を目にして、私はわが国の国家権力を握り、押しも押されもせぬ自民党の金看板を背負った保守本流でさえも戦後イデオロギーのぬるま湯に浸かってしまうと、ここまで鈍してしまうのかと思わされたものだ。

 凶器を振りかざした犯罪者には発砲すべき―、侵略に対しては反撃すべき―という誰もが思っていることなのに誰も表立って言わないし言おうとしない、いや、言うことさえ躊躇うばかりか、当然のことを言うべきだと考える者を口汚く罵るまでに堕してしまっている。

 当然のことを当然のこととして実行すべきと主張することさえ憚られる―、その風潮こそ戦後イデオロギーの正体であり、これこそを打破しなければならない。

 そのように認識させた田母神前幕僚長の参院招致であった。

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Posted by samuraiari at 23:59 │ このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
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私は「NTT食品」という名前でmixiもやっている。 http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2501670 そのmixiで私みたいな変人(笑)とマイミクしてくれている貴重な方々の一人に、 Seanさんという御方がいらっしゃる。 そのSeanさんが昨日、下記の様な日記を書かれた。
★愚民劣等人「日本人」、覚醒せよ!【草莽崛起 ★日本の学校で教えられる近代史は嘘です★】at 2008年11月12日 15:23
この記事へのコメント
お疲れ様でした。

当日、仕事で参加出来ませんでしたが
動画を拝見致しました。
感謝であります。
Posted by 原田 at 2008年11月12日 15:20
質疑のビデオ見たが
あれは集団リンチだよ
社民党なんか田母神氏にまったく話させず
自虐の持論を延々と演説してただけ
そんで彼に対し反省しろと脅迫してる
他の議員も論文の内容と関係ない話ばかりで攻撃してる
国会議員ってのはつくづく卑しい職業だね
Posted by taro at 2008年11月12日 16:22
5
『政府見解と違う』と言うならば『政府見解はこうである』と説明すべき。しかしこのテのニュースは『退職金の自主返納』や『公職の人の勝手な発言』にいつの間にか論点がすり替わっている気がする。
政府見解とは違うという人は『政府見解』とは、『こうである』と説明すべき。
Posted by ららら at 2008年11月12日 19:07
2ちゃんねるにもあったが、政府見解を守れと言うなら日教組教師も日の丸掲揚、君が代斉唱をきちんとやってもらおうじゃないか。やらなければ有無を言わさず懲戒免職でも文句はないよな!
田母神氏を応援します。
Posted by 鬼 多和司 at 2008年11月12日 20:30
なんかここ最近のニュースで元空幕長を扱うニュースが少なくなったな・・・。
もう『問題』として扱う必要無くなったのかな?まあこの『問題』はあくまでマスコミの側が問題だといって騒いで、騒ぎたいだけ騒いだから、
『もういいや』と、いうことになったのかな?
退職金や懸賞金のことはもう追求しないのかな?
マスコミもここまで騒いだのだから結論が出るまでしっかり報道してほしい。
それがマスコミの責務でしょう。
Posted by ららら at 2008年11月12日 22:38
 社民党の議員は、社会党時代の「浅沼委員長暗殺事件」をすっかり忘れたみたいですね。それとも自分達にはSPを付けておいて、国に対しては丸腰でいろ、と支離滅裂な持論をぶっているという自覚が無いのでしょうか?
Posted by KY at 2008年11月12日 22:57
5
各位 返信が遅くなりました。

>原田さん
本日のシンポジウムではご苦労様でした。

>taroさん
まさに戦後体制による言論封殺であり締め付けであり、吊るし上げです。

>らららさん
政府見解とは違うとして異論を一切認めないのであれば、それこそ田母神さんの言うとおり北朝鮮と同じです。ただ違うのは独裁権に基づく殺生与奪の権限がないこと。ただし日本も法律的な根拠さえあればいかなる処罰も容赦なく科す国になり得るでしょう。そのための空気づくりかも知れません。
Posted by 侍蟻 at 2008年11月17日 01:16
5
>鬼 多和司さん
そうですね。
何も日の丸・君が代を好きになれと強要しているわけじゃない。
きちんと学校で掲揚、斉唱さえしていれば、日教組教師が個人で国旗・国歌を否定する如何なる見解も、それを発表する自由は容認しようじゃないですか!

>KYさん
浅沼事件が起きたのも時の運でした。社会党以外の自民党議員も暗殺リストに入っていた中で、暗殺の機会に恵まれた浅沼が暗殺されました。そうなる必然性があったのでしょう。今、自民党議員こそ、その恐怖に晒されるべき必然性があると思えてなりません。
Posted by 侍蟻 at 2008年11月17日 01:35