「国家戦略局はなにもしていないじゃないか。予算の概算請求は従来通りに財務省が、スクリーニング(選抜)はごらんの通り、行政刷新会議がやっている。するとやることがないのは当然で、描いていた『政策の中心的な』役割など遠い夢となりました」(霞ヶ関関係者)
現実として「国家戦略室」はスタッフは官民10名だけなのに、予算は4億円もついている。
「とても政権内での存在感は薄い。10月28日の衆院代表質問では、自民党の西村康稔政調副会長に「鳴り物入りで就任した菅副総理に存在感がない。まさに看板倒れ。一体なんの仕事をしているのか」と挑発されたほどです」
(国会ウォッチャー)
各省をまたぐ政策調整の役割は平野博文官房長官に集中。予算編成でも無駄削減の担当の行政刷新会議と、実務を担う財務省の影に隠れている。戦略室の「局」への格上げ法案提出も年明けの通常国会に先送りされた。
「今、国会内で菅さんは『ダマ菅』といわれるほど何も発言していない。小沢や鳩山の失策に乗じて浮上するとう作戦なのだろうか。当初、年越し派遣村の元村長の湯浅誠氏を政策参与とするはずだったのに、いつのまにか内閣府参与として別館で仕事しています。これもまた不可解」(国会詰め記者)
11月2日にスタッフ全体会議が初めて開かれた際、菅氏は「ある意味で『何をやるか』を考えること自体も私たちの仕事だ」とあいさつ。入れ物が先で中身はあとで考えるということか。税金をなんだと思っているのだろうか。呑気と言えばあまりにも国民を愚弄している。
現実として「国家戦略室」はスタッフは官民10名だけなのに、予算は4億円もついている。
「とても政権内での存在感は薄い。10月28日の衆院代表質問では、自民党の西村康稔政調副会長に「鳴り物入りで就任した菅副総理に存在感がない。まさに看板倒れ。一体なんの仕事をしているのか」と挑発されたほどです」
(国会ウォッチャー)
各省をまたぐ政策調整の役割は平野博文官房長官に集中。予算編成でも無駄削減の担当の行政刷新会議と、実務を担う財務省の影に隠れている。戦略室の「局」への格上げ法案提出も年明けの通常国会に先送りされた。
「今、国会内で菅さんは『ダマ菅』といわれるほど何も発言していない。小沢や鳩山の失策に乗じて浮上するとう作戦なのだろうか。当初、年越し派遣村の元村長の湯浅誠氏を政策参与とするはずだったのに、いつのまにか内閣府参与として別館で仕事しています。これもまた不可解」(国会詰め記者)
11月2日にスタッフ全体会議が初めて開かれた際、菅氏は「ある意味で『何をやるか』を考えること自体も私たちの仕事だ」とあいさつ。入れ物が先で中身はあとで考えるということか。税金をなんだと思っているのだろうか。呑気と言えばあまりにも国民を愚弄している。