掲載中の植物の数/Nos of plants posted:

June 26, 2014

タイリンインドソケイ/Plumeria obtusa Lour.

続けてのアップです。

以前アップしたソケイですが、和名が間違っていましたので修正です。シロバナインドソケイではなく、タイリンインドソケイのようです。シロバナの方の学名はPlumeria albaでした。

ところで、もともとこのページに書いてあったミルチに関する文章は残しておきます。

インドで食べられているミルチ(トウガラシ)は、元々インドにあったものではなく南米から渡ってきたものです。私が推測するにインドは昔から黒胡椒の産地でしたが、黒胡椒は高くて(現在でもキロ400ルピー=800円)刺激も少ないので、安くて刺激の高いトウガラシ(キロ40ルピー=80円)が普及したのではなかと思います。







木全体





タイリンインドソケイ(大輪印度素馨)

英名:White Frangipani,Cuban Frangipani,Singapore plumeria, temple tree, lily of the coast

ヒンディー名:khair champa, safed champa,champa
マニプリー名:Khageleihao angouba
ベンガリー名:Kathgolop
マラーティー名:Chafa
コンカニー名:Chaempae

学名:Plumeria obtusa Lour.
分類:キョウチクトウ科インドソケイ属
原産:西インド諸島、メキシコ
タイプ:常緑低木
花の咲く時期:インド北部では、4月〜5月、8月〜9月、実は5月に熟すようです。


和名の「ソケイ=素馨」は中国の絶世の美女の名に由来するとか。

英名のFrangipaniは12世紀に初めて揮発性の香水を調合したイタリア人に因んだものです。16世紀にカリブ諸島に入植したラテン系の人々は、メディチ家の貴婦人方に愛用されてたフランジパーニの香水にそっくりの香りを放つ花木を見つけ、
この花をフランジパーニと呼ぶようになったそうです。

ヒンディー名でChampaと呼ばれていますが、本物のChampaはキンコウボク(Milchelia champaca)ですが、勘違いでchampaと呼ばれてしまっているようです。

大きくなると6-7mになります。葉先が丸まっているのが特徴です。とがっている方はPlumeria rubraのほうです。日本のサイトで調べると両方が混同されているのでよくわかりません。

名前にインドを冠してますが、西インド諸島のインドからつけられたのか、インドから中国経由で日本に来たためなのかは謎です。

インドでは薬としては使われていませんが、他の国では避妊薬として使われていたことがあるようです。枝をきるとでる乳液には毒があります。

(異国に咲く花、Trees of Delhiより)

タベブイア・ロゼア/Tabebuia Rosea

かなり、久しぶりです。

デリー近郊はもう夏休みも終わりで、ラストスパートで娘の夏休みの宿題を手伝っているのですが、宿題の一つに植物の写真や情報をとあるサイトにアップするというのがあります。こんなの小学校の宿題ですか・・っていう感じですが。

それでアップしたところ、学名が違うと突っ込まれました。それで修正しました。

Tabebuia Impediginosaではなく、Roseaとのことです。Impediginosaは中心部がオレンジで、Roseaはピンクなのだそうです。

花(花径:3cm)
タベブイア・インペティギノーサ(花)



ピンク・トランペット・トゥリー(葉の様子)


樹肌
ピンク・トランペット・トゥリー(樹肌)


全体
ピンク・トランペット・トゥリー(全体)


タベブイア・インペティギノーサ

英名:Pink trumpet tree, Pink poui, Pink tecoma, Rosy trumpet tree, palmer trumpet tree,Pink lapacho
ヒンディー名:Basant rani

学名:Tabebuia Rosea
分類:ノウゼンカズラ科タベブイア属
原産:熱帯アメリカ
タイプ:落葉高木

インドでは公園などでみることができます。ヒンディー名では春の女王(Basant rani)という名がついていますが、北インドでは12月から2月にかけて花が咲きます。

(Flowers of India、ボタニックガーデン より)

August 24, 2012

ベニデマリ/Ixora coccinea

お久しぶりです。

最近悩んでいることがあります。

まさら通りのフェイスブックを開けようか開けまいか・・・・。

アーカイブが得意で、小刻みな情報発信できない私だとフェイスブックを開けても意味ないかな・・・。

ましてやツイッターは、絶対必要ないでしょう。あんなに細かく情報出して疲れないのでしょうか。

あれって大公開チャットでしょ。

会社でもかなりの人がフェイスブックをもっていますが、同僚たちが友達と会話している内容が公開されていて、この人会社では結構おとなしいけど、実はすごいおしゃべり?みたいな、プライベートな部分がよくわかるんですよね。

それが目的なのかな。

まさら通りのアドバイザー同士がつながるのはいいかもしれないけれど、フェイスブックのシステムだと実名バレてしまいますね。

アドバイザーの中には実名を隠したい人もいると思うので、結局フェイスブックは開けません。

という落ちでした。(笑)

そういえば、うちのベランダに恐らくヘチマと思われる蔓が絡まり、黄色い花まで次々と咲かせてしまっています。

朝の忙しいときに窓の外に黄色い花が風にゆれていて、ちょっと和みます。

あの花序すべてに実がなったら一体どうなるのかが楽しみです。

今日はもう一回ベニデマリな雰囲気だったのでベニデマリにしました。

花(花径:1.5cm)
ベニデマリ(花)



ベニデマリ(葉)


全体
ベニデマリ(全体)


ベニデマリ(紅手毬)

別名:イクソラ・コクキネア、スカーレット・イクソラ

英名:Jungle Geranium, Flame of the Woods, Jungle Flame
ヒンディー名:Rugmini
タミル名:Vedchi
ベンガリー名:Rangan
マラヤラム名:Chethi

学名:Ixora coccinea
分類:アカネ科サンタンカ属
原産:東南アジア、インド南部、スリランカ
タイプ:常緑低木

インドでは公園や私邸の生垣としてみることができます。

(Wikipedia、麹町便り、Flowers of India より)

December 04, 2011

トゲミノキツネノボタン/Ranunculus muricatus L.

こんにちわ。

最近書き込みして下さったモンチさんの励ましもあって、また同定作業を始めました。

私の場合、同定作業に行き詰ったらすぐに音を上げてインドの学者・専門家の皆さんに教えてもらっている怠け者です。

皆さんとても親切で、大体3人の方からすぐに回答がきます。退官した大学教授とか、森林管理局でお勤めの方、愛好家のインド人の方々は常にPCの前に座っているのか、もしかしてスマホですぐに見れるようになっているのか、よくわかりませんが本当にありがたいです。

このブログのホームページである「まさら通り」内にある「まさらQ&A」もインド留学を目指す方が気軽に相談できるようにという思いで作りましたが、早いものでサイトができてから10年が経とうとしてます。
  
最近ブログを整理したのですが、リンクを貼らせて頂いているサイトもなくなっていたり、2年前に更新が止まっていたり、すでに日本に帰られている方もいました。アドバイザーの方も大学を卒業して就職されている方が増えました。

7年間の大学生活が終り、社会人になって3年経ったくらいの時に友人達と作ったサイトですが、あれからもうすぐ10年経つんだなぁ、と上を向いて感慨深そうにしていたら、鼻に蚊が入りました。

話は変わりますが、歩きながら急いで撮影している性もあるかもしれませんが、自分の写真ってやっぱりピントとか露出とか上手く合ってないです。

植物との出会いって、タイミングを外すと二度と会えないことがよくあるので、身近に生息していない植物は丹念に観察して写真に収めようと改めて思いました。

偶然、最近もう1台カメラ&超広角レンズを買って、贅沢なことにレンズ付けっぱなしができるようになったので、
マクロ用カメラには、拡大鏡ファンダーと小型三脚をつけたままで、小型レフ板を片手に撮影してみようかと思ってます。

さて今日は、トゲミノキツネノボタンです。ウッタラーカンドのラームガルで5月末に撮影しました。

花アップ(花径:1cm)



花序と葉の様子







全体(草丈:20cm)




和名:トゲミノキツネノボタン(棘実の狐の牡丹)、トゲミキンポウゲ(刺の金鳳花)

英名:Spinyfruit buttercup, rouch seed buttercup

パンジャブ語:Jal jarhi

学名:Ranunculus muricatus L.
属名:キンポウゲ科キンポウゲ属
原産:南ヨーロッパ地域、西アジア
タイプ:約300種あり、種によって多年草、二年草、一年草がありますが、インドに生息している種は多年草ようです。

草の全ての部分に毒が含まれている毒草です。

インドでは薬草として栽培されていて、リウマチ、喘息、間欠熱の治療に使われるそうです。

(デジタル植物園、Wikipedia、PlantNet、Florence Grovida Gardening、Plant for a futureより)

November 05, 2011

トウワタ/Asclepias curassavica L.

ご無沙汰しています。

2月に書いたっきりで、もう11月です。同定作業に飽きた・・・。というのはちょっと本音です。

また同定作業を再開しようと思っています。残り26種で300種になるので、まずはそれを目標に。

まったく関係ないですが、これから寒くなるのでラクシャドゥイープにいきたいです。(寒さが苦手です。)

さて、今日は唐綿です。どこで撮影したのか、すっかり忘れてしまいました。

花(花径:1cm)
トウワタ


花序
トウワタ(花序)


全体
トウワタ(全体)


葉の様子
トウワタの葉



トウワタ(唐綿)

英名:Bastard, blood-flower, bloodflower milkweed, butterfly weed,ipecuaha, mexican milkwee, milk weed, scarlet milkwee, silkweed, swallow wort,Indian root

ヒンディー名:Kakatundi
マラーティー名:Halad kunku、Pivla Chitrak
マニプリー名:Krishnachura
クキ名:Langthlei

学名:Asclepias curassavica L.
分類:ガガイモ科(トウワタ科)トウワタ属
原産:メキシコ、南米、中米、西インド諸島
タイプ:一年草

インドでは吐剤、発汗剤、駆虫剤、下剤としての効果があるとされています。また胃腫瘍、熱、痔、淋病,寄生虫、吐き気にも効くとされています。

南米では、根を吐剤や下剤として使用されています。葉と花に毒があります。草を煮出したものは妊娠中絶剤として使用されます。

スリナムでは、根は、「胸膜炎の根」と呼ばれ、肺炎、胸膜炎、肺疾患の去痰薬として使用されています。

ジャマイカでは白癬と止血、カリブ地方では解熱に、アフリカでは子供の腸疾患の治療に使用されるそうです。

西カナダ及び北米では乳液は吐き気、皮膚の寄生虫に、根を煮出したものは便秘、腎臓結石、癌、喘息、性病に効果があるとされています。

1880年代にはアメリカの原住民が、蛇にかまれた傷の治療や避妊薬として使用していたという記録が残っているようです。

(科学技研研究所、フィリピンの植物、Rain Tree、Flowers of India)

February 13, 2011

コバノコショウソウ/ Lepidium ruderale L.

どうもです。

ちょっと同定の速度が進みました。

ドラマを見るのはひと段落したので、音楽をダウンロードしていました。スムーズジャズのEarl KlughやFourplayが好きなのですが、Youtubeに80曲以上アップされていて、落とすのに時間がかかりました。しかし、Youtubeってすごいですね。これでかなりのアルバムをカバーできたと思います。以前ダウンロードしたときは、20曲くらいしかなかったのですが、今みたら80曲もありました。

一回検索して見つからなくても、1ヶ月後、半年後とかにまた検索したら新曲とかも含めて曲数が増えているかもしれませんね。

ところで、この前ようやくThree Idiotsをみました。ヒンディー映画ってたぶん2年ぶり?しかもネットでダウンロードして、当然歌は飛ばして(笑)

単なるくだらないコメディーかと思っていたのですが、面白かったです。インドの暗記教育と過剰な競争の批判ですね。Balatkarのところとか、かなり笑いましたが、かなりシモネタ多いですよね。子供に見せる映画じゃないと思いますが。

さて、今日はコバノコソウショウです。5月にラームガルで撮影しました。

花序
コバノコソウショウ(花序)


全体
コバノコソウショウ(全体)


種子
コバノコソウショウ(実)



コバノコソウショウ(葉)


コバノコショウソウ(小葉の胡椒草)

英名:Stinking pepperweed、Narrow-Leaved Peppergrass, narrow-leaved pepperwort, peppercress, peppergrass, roadside peppergrass

学名:Lepidium ruderale L.
分類:アブラナ科マメグンバイナズナ属
原産:ヨーロッパ、西アジア
タイプ:一年草

インド北部のカシミール地方、クマオン地方からブータン、西ベンガルにかけて生息しする野草です。薬用としては、皮膚感染症の一種である膿痂疹(のうかしん)やその他皮膚疾患の治療に使用されるそうです。

ヒンディーやベンガリー名がきっとあるはずだと思いますが、ウェブ上では見つかりませんでした。どなたかご存知のかたがいたら教えてください。

(oNLINE植物アルバム、Alien Plants in korea、Indian Medicinal Plants,Flowers of India より)

February 11, 2011

ルエリア・トゥベローサ/Ruellia tuberosa L

どうもです。

毎年、車の保険の更新が面倒なのですが、今年から保険会社を変えました。

ちなみに今の車はもう11年以上乗ってます。

最初はOriental Insuranceという会社。ここは知人が働いていたにも関わらず対応は最悪でした。

そこで次にHDFCに切り替えました。しかし、人の名前は間違うし、引越しの連絡をしたにもかかわらず古い住所に更新の手紙を送って(手紙と一緒に更新の電話とかメールとか送れよ・・)更新できずに保険が切れてしまい、全てのボーナスポイントがなくなりました。

そんなとき、突然おっちゃんが家にやってきて、Reliance General Insuranceが安くていいのでどうですか?と勧誘にきたのでいちいち探すのも面倒だったので乗り換えました。しかし、書類の書き方はずさんで、かなり胡散臭かったです。名前は案の定間違ってるし、住所も適当。でも一応Policyは届きました。

で、今回はいろいろと調べて、Bajaj Allianzに変えました。決め手はネット上でオプションが選べて、合計額もその場ででてきて詳細が明確。しかもネットで購入すると5%のディスカウント。支払いはインターネットバンキングで5分もかからず完了。

自分で情報を入れるので、名前や住所も正確に書ける。Policyも1週間でしっかり届きました。

Bajajは民間保険業界の老舗ですが、噂どおりしっかりしてました。

次の更新もネットで簡単にできるので、今までの面倒くささから解放されそうです。

話はそれますが、今乗っている車はトヨタのクオリスです。まだ10万キロしか走ってませんが、エンジンはまったく問題なく。ステアリングを2度ほど、セルフモーターとベルトを1度交換しましたが、後は大きな問題はなく快適です。

サスが板バネで乗り心地はそれほどよくないですが、その分が重量に耐えられ、車内も広いためかなり大きなものも運べます。子供も後ろでゆったりと寝れます。後部座席が横向きで折りたたみになっている9シーターが最高です。あれを改造したらかなり快適な車内になると思います。

問題があると言えば交換タイヤの位置が車の下にあり、非常に交換しにくいことくらいでしょうか。あれはかなりコツがいるので、タイヤがなかなか降りてこないとイライラします。電動で上げ下げできるとか、もっと簡単にして欲しいです。

ドライバーの間では根強い人気があり、今でも中古市場では高値で取引されているようです。

といっても、もう販売中止になっているので新車は買えませんが、再びリニューアルして復活して欲しい車種です。

クオリスファンなので、イノーヴァーとかああいうタイプはあまり好きになれないですねぇ。乗り心地はいいですが、スペースがない。

とぼやきつつ、今日はルエリア・トゥベローサです。チェンナイで撮影しました。

ルエリア・トゥベローサ(花)


ルエリア・トゥベローサ(蕾・葉)


ルエリア・トゥベローサ

別名:ルエリア・チューベローザ
英名:Waterkanon, Watrakanu, Mnnie Root, Iron root, Feverroot, Popping pod, Menow-Weed, Snapdragon

ヒンディー名:Chatakni Phali
マラーティー名:Ruwel
ベンガリー名:Baro Patka

学名:Ruellia tuberosa L
分類:キツネノマゴ科ルエリア属
原産:北アメリカ南西部、西インド諸島、アフリカ
タイプ:一年草、多年草(地域によって変わるようです。)

インドではタミルナードゥー州、ベンガル州、マハラーシュトラ州など広範囲にわたって生息が確認されています。

薬草として有名で、アーユルヴェーダでも使用されています。

スリナム、フィリピンなどでも古くから薬草として使用されています。

虫下し、関節痛、筋肉痛、胆嚢疾患の治療、また妊娠中絶薬の効果があるようです。また根は腎臓疾患、百日咳の治療、絞り液を点滴すると血の洗浄、根と葉は尿閉を緩和する働きがあるそうです。

葉にはアピゲニンとルテオニンが含まれ、種子からはミリスチン酸、カプロン酸、ラウリン酸が取れます。

(フィリピンの植物、光と風と、Flowers of India、Indian Birds Photography、Treknature、Tropilab Inc より)


February 07, 2011

ヒメフウチョウソウ/Cleome viscosa L.

お久しぶりです。

最近植物写真の同定が止まってます。なので日記も更新が止まってる次第です。写真はとってるんですけどね。しかし、花はいいですね。

最近日本のドラマとかアニメとか全然見てなかったのですが、発作でも起きたかのようにまとめて見てます。もうちょっとネットのスピードが上がれば快適にみれるのですが、今いる地域は512kbと遅いです。地域によっては2MBとか10MBとかカバーしているようで、TATA Docomoの10MBが気になりますが、地域限定でハリヤナにはまだきてないみたいです。それくらいあれば、途中で途切れることなくみれるのでしょう。

今の職場は、人に恵まれた職場でストレスはかなり少ないといえます。それでもやはり育ってきた環境の違う人たちと仕事しているのでいろいろと溜まってきます。

仕事は人との信頼でなりたっています。信頼がなければ仕事はもらえませんし、仕事をあげることもできません。

でも、インド人の信頼への考え方って人によってレベルが違う。仕事の完成度を50%でOKとする人、70%でOKとする人、90%でOKとする人。いろいろです。

特に生産現場は、独特です。どうにか50%〜70%にまず落とし込んでいこうという駆け引き。見落としだらけの仕事を手直し・フォローする陰の作業。1ヶ月で1つしか進んでいない現状をよくぞ1つ進んでくれたと喜んで、50%の次は51%を次は60%をと積み上げていく根気。70%になったと喜んだら、すぐに30%まで崩れ落ち、また立て直す不屈の希望。

話はそれますが、インドでの理想の生産現場を考えました。結局分業です。

これやると間接かなり増えますが、これだけいたらかなり高速に改善が進むような気がします。インド人は仕事を掛け持つと必ず、仕事がずさんになります。タダでさえずさんなわけですから、専業にしてかけもっても2個くらいにしておくのがよいと思います。そういうことで、まとめました。

1.情報の流れを良くするために作業者レベルでの朝礼はかならずやる
2.組合は作らせないで、社員同等扱いの契約社員が主体の工場運営。
3.労務管理とトラブルシューティングを担当するTL
4.段替専業者
5.改善後の現場維持専業者(躾がかり)
6.現場に入って意見を聞き、作業者と改善を検討・立案する現場技術員チーム(複数)
7.立案後にアドバイス、改善の進行状況確認を行う課長クラス
8.機械設計や保全の知識をベースに新しい改善技術の収集・提供する技術員
9.書類・システムなど現場への落とし込みを行う現場技術員チーム(複数)
10.物理的に改善を実際に行う現場技術員
11.改善後の品質保証レベルを確認するチーム
12.費用対効果の改善予算と改善実験予算をわけた予算

結局、人ですね。

ところで、改善して仕事が楽になっても屁理屈をつけて生産数を増やさない組合は要らないと前から思っています。それよりも組合を作らせず、全員契約社員にして、社員同等の待遇にするのがよいと思います。ボーナスや手当ても社員同等です。人がころころ変われば現場は不安定になり安定した品質ができません。改善しても維持しにくくなります。

さて、今日はヒメフウチョウソウです。


ヒメフウチョウソウ/Cleome viscosa(花)



ヒメフウチョウソウ/Cleome viscosa (葉)


種嚢の様子
ヒメフウチョウソウ/Cleome viscosa(実全体)


種嚢を割った様子(全長:4-5cm)
ヒメフウチョウソウ/Cleome viscosa(実割った様子)



ヒメフウチョウソウ/Cleome viscosa(実の中身)


ヒメフウチョウソウ(姫風蝶草)

別名:キバナヒメフウチョウ(黄花姫風蝶)

英名:Yellow Spider Flower、Tickweed、Wild caia
ヒンディー名:Hurhur、Arkakanta
ベンガリー名:Hurhuria
タミル名:Nayikkadugu

学名:Cleome viscosa L.(Syn.:Cleome icosandra L.; Polanisia visocosa DC.; P. icosandra Wight et Arn.)
分類:フウチョウソウ科フウチョウソウ属
原産:アラビア半島からアフリカ地域

インドでは古くから薬として使用され、下痢、熱、炎症、肝臓疾患、皮膚疾患、気管支炎、マラリア熱の治療に使われてきました。葉は外傷や潰瘍、葉汁は、痔、腰痛、耳痛の治療に使われてきました。

(Shu Hompage、フィリピンの植物、Indian Journal of Pharmacology、Science Direct より)

November 14, 2010

フィオリア・ウィティフォリア/Fioria vitifolia (Linn.) Mattei

どうもです。

会社の人に聞いたのですが、インドでオーガニックフードが徐々に人気になってきているそうです。

というのは、インドの葡萄農園の中には、農薬を小さな容器に入れて、垂れ下がる葡萄をそれにどっぷりと漬けている農園があったり、カリフラワーもキャベツも農薬だらけだそうです。

普通の市場の安い野菜ほど農薬漬けとのこと。

ということで、農薬をどうやって落とすかを調べました。

1.冷蔵庫への保存前の除去手順
1)野菜や果物を水で2度洗いします。

2)水カップ一杯、白酢カップ一杯、重層(ペーキングソーダー)ティースプーンで2杯をボールに混ぜます。

3)そのボールに洗った野菜や果物を数分漬けて拭き取り終わりです。

2.調理前の除去手順

1)お湯をボールに入れます。

2)ボールにカップ2杯の塩とカップ2杯のお酢を入れ塩が溶けるまでかきまぜます。

3)ボールに野菜や果物を入れて、ブラシでごしごし洗います。

4)ボールから野菜を出して、よく水洗いして終わりです。

話はそれますが、インドではコーラーを農薬代わりに使っている農家があるそうです。やっぱりコーラ農薬説は本当なのでしょうか。

ついでに、コーラーの用途を説明しているサイトがあったので貼りました。

http://vesta-market.jugem.jp/?eid=190

サビ落とし、窓拭き、料理、体臭落とし、髪のトリートメント、くらげ刺されの痛みを和らげる効果、鍋の焦げ落とし、衣類の汚れ落とし、ナメクジの駆除、お腹を整えるなど数々の用途があるんですね。コーラーで体臭落とし&髪のトリートメント・・・・一度やってみようと思います。

それと、数年前に写真つきで会社のメールで回ってきたことがありますが、ソフトキャンディの『メントス』をコーラに入れると炭酸が急激に気化して泡が数mの高さまで飛び出します。ブラジルで子供がメントスとコーラーを一緒に食して死んだという事故もメールで回ってきました。

インド人もメントスが好きなので、きっと恐怖を感じたことでしょう。これでメントスの売り上げが落ちた・・・ということはないかもしれません。


ちなみに、この現象、『メントスガイザー』って呼ばれてるんですね。そういえば、アステカイザーっていうアニメと特撮をミックスした渋い番組が昔ありましたが、かなりくだらないオヤジギャクになっているのでこの辺で辞めときます。ちなみにこのアステカイザーに今は亡きアントニオ猪木さんがでています。

今日は、フィオリア・ウィティフォリアです。チェンナイで6月に撮影しました。


花(花径:4.5cm)
フィオリア・ウィティフォリア(花)


フィオリア・ウィティフォリア(花横)


フィオリア・ウィティフォリア(しべ)


フィオリア・ヴィティフォリア(つぼみ)


フィオリア・ウィティフォリア(葉)



フィオリア・ウィティフォリア(茎)


種嚢の様子
フィオリア・ウィティフォリア(種嚢)


実の様子
フィオリア・ウィティフォリア(実)


全体(草丈:1m)
フィオリア・ウィティフォリア(全体)


フィオリア・ウィティフォリア

英名:Grape Leaved Mallow, Tropical Fanleaf
マラーティー名:Van kapus
グジャラーティー名:Hakto Kalo bhendo
Adavi benda, Kaaru patti

学名:Fioria vitifolia (Linn.) Mattei(Syn.:Hibiscus vitifolius, Kosteletzkya vitifolia)
分類:アオイ科フィオリア属
原産:不明
タイプ:多年草

園芸種として流通していますが、インドでは野草として自生しているものもあります。

バングラディーシュでは、根の汁が腎臓をきれいにする効果があるとされています。ヴィティフォリアから採取されるゴッシピンというフラボンには血管新生、炎症、発癌を抑える働きがあり、花弁から採れるフラボノールは血液中のブドウ糖値を下げる働きがあるそうです。

(Flower of India、metabolomics.jp/wiki、Pub Medi Central Journal、BHJ Hospital Journal List、Garden Guides.com より)



October 29, 2010

アルテラナンテラ・フィコイデア/Alternanthera ficoidea (L.) P. Beauv.

どうもです。

デング熱で倒れた知人も退院し、回復しているようです。ほっとしました。

もうすぐディワリーですね。ディワリーには家に戻ろうと思ってます。

ところで出張先で一緒にいた出張者がタミル語を学びたいというので、Higginbothamsにいきましたが、なかなか良いタミル語の教科書を発見しました。

「Conversational Tamil-A Mircrowave approach」

著者:Dr. U.P. Upadhyaya, N.D. Krishnamurthy, M. Sadasivam
出版社:PRISM Books Pvt. Ltd.
第4版(2010年)
価格:Rs.325

Prism BooksのメールIDは

prismchennai@prismbooks.com
prismhyderabad@prismbooks.com
prismkochi@prismbooks.com
prismkolkata@prismbooks.com

です。

ローマ字で発音が書いてあり、会話もすぐに使える例文なので、誰でもすぐに使うことができます。

またそれぞれのレッスンごとに文法が丁寧に説明され、各レッスンを学んでいくと自然と基本文法をカバーできるようになっています。本の後ろの方にはローマ字とタミル語文字の発音記号表があり、ローマ字からタミル語に変換することも簡単です。

この一冊をしっかり勉強して練習したら日常会話はほとんど問題なく使えるようになると思います。

ただし、大きな欠点として誤字をよく見かけます。他の本と辞書などでしっかり調べて発音を確認しないと間違いますね。ということで発想は良かったのですが精度が悪いので50点ということろでしょうか。

しかし、タミル語の精度の高くて学びやすい文法書がないのはなんででしょう。ヒンディーに比べてマイナー言語だからでしょうか。

こういうの見ると、自分で完成度の高い文法書を作りたくなってきます。

サボり魔の自分ですが、現場の作業者と問題なく意思の疎通をすることを1stステップの目標にして勉強しています。ヒンディー語圏の作業者と同じように、タミル語圏の作業者と、いつでも彼等・彼女等が気軽に相談に来てくれる関係を築くのが2ndステップの目標です。

ちなみにHigginbothamsは今から160年前の1860年に英国人Abel Joshua Higginbothamがチェンナイ(当時マドラス)に設立したインドで一番古い本屋です。イギリス植民地時代は、インドにおける英国王室ご用達の出版社兼本屋・文具屋だったそうです。

現在南インド4州に22店舗をもっていて、Landmarkができるまでインド最大の本屋チェーンだったとのこと。南インドから外にでれなかったのが敗因でしょうか。

マウントロードにある本店は1989年にリノベーションをして当時の建物を再現しているそうです。買った本はすべてこの本店で買いましたが、天井がやけに高く、入口にはステンドグラスもあって古めかしい感じですが、ある意味小奇麗でさっぱりした感じの本屋という感じです。

さて、今日はアルテラナンテラ・フィコイデアです。チェンナイで9月に撮影しました。

花序
アルテラナンテラ・フィコイデア(花序)


花(花径:1cm)
アルテラナンテラ・フィコイデア(花)



アルテラナンテラ・フィコイデア(葉毛)


柱頭
アルテラナンテラ・フィコイデア(柱頭)



アルテラナンテラ・フィコイデア(茎)


全体(草丈:40cm)
アルテラナンテラ・フィコイデア(全体)


アルテラナンテラ・フィコイデア

英名:Sanguinarea
マラーティー名:Kusal
テルグー名:adavi punnaganti aalamu

学名:Alternanthera ficoidea (L.) P. Beauv. (Syn.:Gomphrena ficoidea, Alternanthera tenella)
分類:ヒユ科ツルノゲイトウ属
原産:南米
タイプ:多年草、一年草

日本では、Alternanthera ficoidea cv.amoenaなどの種が園芸用に育てられていますが、この種はインドの道端、空き地などに自生しています。

(Flowers of Indiaより)

October 25, 2010

フイリゲットウ/Alpinia zerumbet 'Variegata'

 どうもです、久々です。南インドに再び出張中です。

北インドでデングが猛威を振るっています。友人がデング熱にかかり入院しました。ご存知の通り、デング熱にはワクチンがないです。

デング熱になると血小板が減るケースが多いそうです。通常血液中の血小板数は12万〜40万ですが、友人は25000になりました。1万まで減ると輸血が必要になるそうで、1万以下になるとデングショック症候群(DSS)になる可能性が高く、DSSになると血液中の水分が漏れ出し、急激に血圧が下がり死に至る確率が上がるようです。

無事回復してくれることを祈ります。

ちなみにこの血小板は、骨髄の中にある造血幹細胞(ぞうけつかんさいぼう; hematopoietic stem cell - HSC)が作り出します。

うちに会社の社内メールや掲示板には、デングになったらパパイヤの葉の汁を患者に飲ませると血小板が急激に増加するという情報が数年前から出回っています。本当なのか?と思ってネットで調べると、パパイヤの葉汁を飲むと血小板数が正常に戻る症例を沢山見つけました。血小板が増えるメカニズムについては現在研究中のようですが効果はあるようです。

ところで、インドに来てからデング熱の名前を聞いたのでインドだけなのかと思ったら世界的に流行しているのですね。現在フランス南部でもデング熱が国内流行しています。また今年2010年だけで、台湾(3000人近く)、フィリピン(6万2503人が感染、その内死者465人)、シンガポール(感染者3377人)、マレーシア(34,730人が感染、うち死者105人)と感染者、死亡者がでています。

Wikiで調べてみたところ日本でも流行った時期があったようです。

「日本でも第二次世界大戦中、戦地から持ち帰られたウイルスが、日本にも生息するヒトスジシマカによって媒介され、長崎市、佐世保市、広島市、神戸市、大阪市など西日本で流行し20万人が発病したことがある。その後、日本国内での流行は無いが、海外からの輸入症例(海外で感染してデング熱を発症する症例)は、毎年数十例(2005年は73症例)報告されている。」

そして、日本でも2010年だけで204人が感染しているようで、しかも媒体となるネッタイシマカとヒトスジシマカもが東北地方以南に生息しているので日本でも感染する可能性があるようです。

デング熱は媒体となるネッタイシマカとヒトスジシマカから感染します。この蚊は昼間に活動し人を刺します。

ですので、昼間の防御が大事のようです。

参考:国立感染症研究所

http://www.nih.go.jp/vir1/NVL/dengue.htm

 さて、今日は再びフイリゲットウです。

アルピニア・ゼルンベト・ヴァリエガータ(全体)


アルピニア・ゼルンベト・ヴァリエガータ(葉)



フイリゲットウ(斑入り月桃)

別名:キフゲットウ

英名:Variegated Shell Ginger

学名:Alpinia zerumbet 'Variegata'
分類:ショウガ科アルピニア属
原産:インド、東アジア
タイプ:多年草

インドでは観賞用として公園などでみることができます。香りのある花を咲かせます。

(ウィキペディア、観葉植物データベース、Exchange 3D.com より)

August 15, 2010

ルメクス・ハスタトゥス/Rumex hastatus D. Don

どうもです。

引き続き南に滞在中です。蒸し暑いです。

マンゴーは季節が終わってしまったようで、マーケット探してみても見つかりませんでした。探したといっても一箇所ですが・・・。

毎回ここにくると昼は社員食堂のミールス、夜は韓国料理の生活です。

昼食は本社の北インドターリのまずさに比べれば天国です。でも、夜はやはり妻の手料理がほっとしますね。

話は変わります。異常気象といわれ続けて10数年が経ちましたが、今朝の朝刊で80年後にはチェンナイは海の底に沈むと言う記事がありました。

今更ながら温暖化は止められるものなのでしょうか?調べて始めたのですが・・・・

ホテルのネット環境が良くなくて挫折しました。

調べたところまでの結果としては、


一般的には、人間の活動により二酸化炭素の排出量が増え、森林伐採により吸収量が減ったため、二酸化炭素の排出量が吸収量より上回り大気中の二酸化炭素の濃度が濃くったのが原因とされている。

このため、二酸化炭素を削減し、吸収量を増やさないといけないということになり、ます。同時にメタンガスなどの温室効果のあるガスの濃度も下げなければいけない。というのが京都議定書などの流れになっている。

ただ、この他にも温暖化の原因とされているものがある。

1)太陽の活動には周期があり、現在は活動が活発になっているので太陽熱が強くなっている。

2)自然界の長い時間の中で変動する“気候の揺らぎ”が存在し、これによって気温が変動している。説として、10万年に一度の周期で氷河期が来ているが、氷河期に向かって温度が下がる前のピーク時は過去にも今の温度と同じくらい温度が上がっていた。ちなみに10万年前は今より1度温度が高かった。

3)簡易実験によると乾燥した状態で二酸化炭素の濃度を倍にしても温室効果はあまり得られなかったが、湿度を増やすと(水蒸気)大きな上昇がみられた。これは水蒸気の方が二酸化炭素よりも3倍の赤外線を吸収する性質があるため。

ちなみに、大規模な火山噴火や人間活動に伴う大気汚染物質の放出は、温暖化の原因の一つとされていますが、実際は地表面に届く日射を遮ることで気温の低下を引き起こすので温暖化ではなく寒冷化を引き起こすようです。

自分なりの結論ですが、二酸化炭素原因説は政治的なものだという意見もありますし、見た感じ温暖化の原因として二酸化炭素の他にもいろいろと要因がありますが、人間としてまずやるべきことは今まで汚してしまった地球を出来る限り元に戻すことではないかと思います。

とはいってみたものの車や冷暖房の便利さ、消費生活に慣れてしまった人間が元の生活に戻ることはほぼ不可能だと思います。インドなんかどんどん車が増えて、発電所も増えて、人口も毎年1000万人増えて、どうみても温暖化に貢献してます。

なるべく、水や電気を節約して、地球を汚さないようにして。後は石油や原子力に代わって、期待されている地熱エネルギーの技術が進むことを祈ります。

さて、今日はルメクス・ハスタトゥスです。カソウリで6月に撮影しました。

花(花径:7mm)
ルメクス・ハストゥス/Rumex hastatus (花)


全体(草丈:1m)
ルメクス・ハストゥス/Rumex hastatus (全体)



ルメクス・ハストゥス/Rumex hastatus (葉)



ルメクス・ハスタトゥス

英名:Arrowleaf Dock, Yellow Sock, Curled sock,Bladder dock
ヒンディー名:Churki,churka,bhilmora
ウルドゥー名:Khatti Buti,Chhika
パンジャービー名:Salui
ネパーリー名:Amile, Chukya

学名:Rumex hastatus D. Don
属名:タデ科ルメクス属(ギシギシ属、スイバ属)
原産:不明
タイプ:一年草・多年草

標高700-2500mほどの崖や岩に生息していて、北インドの山岳地帯で多く見られる潅木です。酸味があり、ウッタラーカンドではチャツネにして食されるようです。

薬草として非常に有名で、インドでは、葉の汁には傷の治癒や血止めの効果があるとさています。根は下剤、強壮剤、抗リウマチや皮膚の疾患に効果があるようです。またイラクサの刺し傷にも効果があると信じられています。

パキスタンでは、上記の効用の他に、葉の汁を消炎剤、収斂剤、利尿剤、緩下剤として利用しています。また蛇の解毒にも使われるようです。実は消炎、赤痢やサソリの毒に効くとされています。また野菜として食されるようです。

(Flowers of India、Corbett National Park、WEED SCIENCE SOCIETY OF PAKISTAN より)

August 09, 2010

ニコティアナ・プルンバギニフォリア/Nicotiana plumbaginifolia Viviani

南に来ています。

8月15日が近いということで、空港は厳戒態勢でした。

マンゴー買って帰るかな・・・、全然関係ないけど・・・。

バンガナパッリがまだ出回っていればいいんですが。

先週買ったチョーサーは大当たりでした。あっさりした甘みもいいものです。

そろそろマンゴーの季節も終わりですね。

今日は再びニコティアナ・プルンバギニフォリアです。(ラームガル撮影)

花(花径:8mm)
ニコティアナ・プルンバギニフォリア(花)


全体(草丈:20cm)
ニコティアナ・プルンバギニフォリア(全体)


葉の様子
ニコティアナ・プルンバギニフォリア(葉の様子)


ニコティアナ・プルンバギニフォリア

英名:Tex-Mex Tobacco
ヒンディー語:Ban tamaku,Jangli Tambakoo
ベンガル語:Bon Tamak

学名:Nicotiana plumbaginifolia Viviani
分類:ナス科タバコ属
原産:中南米
タイプ:一年草

タバコ属で最小のゲノムをもつ植物で、インドでは北インドから東インドにかけて多く見られます。

タバコ属ということで、インドのある山岳部族はタバコの代用として使っているという話を聞きました。インドじゃありませんが、バングラデーシュのある村では、痔の薬として根のペーストを黒胡椒に3:1の割合でまぜて空腹時に飲むとのことです。(しかも、服用期間は牛肉を食べてはいけないとか)

(Flowers of India,metabolomics より)

July 29, 2010

キソケイ/Jasminum humile var revolutum

どうもです。

カソウリで撮影した植物の同定作業を地道に進めています。亜種レベルの同定はかなり難しいです。

アクセス解析をみたのですが、1ヶ月のヒット数(重複なし)で1位がQ&Aで2000ヒット、2位が室長の部屋で700ヒット、後はインドの釣り糸、マンゴー伯爵、クリケットガーデン、リンク広場(生活編)、リンク広場(就職編)、そしてなんとこのブログがそれぞれ100ヒット台でなんとか生きてます。解析にはNinjaをつかっているのですが、livedoorのアクセス数とNinjaのアクセス数が合わないです。livedoorの方が全然多くて、計算上は重複で600ヒットくらいになっていることになります。良く分かりません。

このブログにリンクを貼らせて頂いているブログを久しぶりに回り、リンク切れのブログを削除・引越ししているブログを更新しました。そのときに前から気になっているTwitterを初めてみました。情報発信型のチャットって感じで、写真付の日記を落ち着いて書きたい自分には向いていない気がしました。

さて、今日はキソケイです。カソウリで撮影したものです。

花の様子(花径:2cm)
キソケイ(花)


葉の様子(奇数羽状複葉)
キソケイ(葉の様子)


キソケイ(木素馨)

英名:Yellow Jasmine,Italian Jasmine
ヒンディー名:Peeli chameli
ネパーリー名:Masino Jaai

学名:Jasminum humile var.revolutum
分類:モクセイ科ソケイ属
原産:西アジア、中央アジア、中国、インド、その他熱帯アジア
タイプ:常緑半蔓性低木

4月〜6月にかけて花が咲き、黒い実がなります。

インドではヒマラヤ地方で多く見られます。

花は心臓や腸への収斂(しゅうれん)作用や強壮作用があり、花で作ったペーストは腸の疾患に効くとされています。

また根から取れる汁は白癬{はくせん}の治療に使われます。樹液は慢性鼻炎やその他瘻孔(ろうこう)の内壁異常を正常にする働きがあるようです。

この種類には他にヒマラヤソケイ(var. humile), ウンナンソケイ(var. glabrum)などの亜種があります。

(Germplasm Resources Information Network、Flowers of India、ハーブ&カレーガーデン 浜名湖グリーンファーム より)

July 22, 2010

オキザリス・ラティフォリア/Oxalis latifolia Kunth

こんにちわ。昨日の今日ですが、カソウリで撮影した写真をアップします。このピンクの小さな花があちこちに咲き乱れていました。ピンクの花が咲いていると何の変哲もない道がとても美しく見えます。

さて、今年も納税の季節がやってきました。もうすぐ締め切りなので書類を揃えたところです。そういえば新しい税制のNew Tax codeが2011年までに実施されるという話ですが、あれが実施されれば少しはこの重税も軽くなるかな・・・。

昨年のベースが低かったとはいえ、消費者物価指数上昇率が二桁と一応ハイパーインフレですし、しかもこのタイミングで石油の自由化をしてしまったので庶民の財布は・・・。(かろうじてデリーはディーゼルを下げましたが)こうなると後は賃上げでしょう。どおりで最近うちの会社で転職する人が増えた訳です。

経済成長にインフレはつきものなので、もう物価が下がる見込みはないということでしょう。早いうちに石油を自由化して民間石油会社や外資系石油会社に参入してもらいましょうというところでしょうか。石油・・・米国の作戦?

さて、冒頭にも書きましたが今日はオキザリス・ラティフォリアです。久々に植物の数が1件増えました。

花アップ(花径:1-1.5cm)
オキザリス・ラティフォリア/Oxialis latifolia(花アップ)


全体(草丈:10cmほど)
オキザリス・ラティフォリア/Oxialis latifolia(全体)


葉の様子
オキザリス・ラティフォリア(葉)


オキザリス・ラティフォリア

英名:Broadleaf woodsorrel, Mexican oxalis
ヒンディー名:Katmitthi
マニプーリー名:Yensil

学名:Oxalis latifolia Kunth
分類:カタバミ科オキザリス属
原産:熱帯アフリカ(中米・南米)
タイプ:多年草

この個体はカソウリで撮影しましたが、インド全体でみられる野草だそうで、公園でも栽培されているようです。

オキザリスは800種くらいあって、いくつかの種は、古来から薬用・食用として使用され、現在でもインドのある地域ではO.corniculataを、南米のコロンビアやアンデス地方ではO.tuberosaの実を食用として使っています。O. acetosellaの葉を乾燥させたものをお茶にして飲むところもあります。

実に含まれる成分のOxalic acidには微弱な毒性があるようですが、人体には大きな影響はないとされています。


(Flowers of India より)

July 21, 2010

チョウマメ/Clitoria ternatea L.

お久しぶりです。6月、7月と出張が多くて疲れました。出張先からマンゴー(Banganapalli)を買ってきたので堪能してます。本当は友人に配る目的で買ったのですが、ボケて渡し忘れてしまいこのざまです。

ところで出張の合間にチャンディーガル近郊にあるカソウリに家族で旅行にいきました。標高2000ちょっとなので、たいして高くありませんし、それほど山奥でもないですが自分で車を運転してドラクエ気分で旅行するのは楽しいものです。カーナビがついてないので、グーグルマップから印刷して妻にナビしてもらいましたが、去年のラームガル(ナイニータールの奥)よりも苦戦しました。

まずしょっぱな、踏切が工事中で行き止まりだったのですが、その時点で「今日中につけば十分」と言う気持ちになりました。

次にチャンディーガルで休憩したショッピングモールのお昼ご飯がまずかったです。山奥にいくのにショッピングモールで休憩するなよって感じですが・・。

今回の旅で学んだのが、距離が最短でも時間が最短とは限らないということです。道路状況により1-2時間の差がでます。後から同僚に何でこの道からいったんだ?というお決まりの「俺の道が正しい」的な突込みがありましたが、マップ情報とともに周りの人の情報も参考にするのが大事だなと思いました。

出張中の機内の雑誌をみたらmapmyindia.com/というところでカーナビを販売しているみたいで、まあまあ役に立ちそうな感じです。

カソウリに到着していろいろありましたが、まあここで植物の写真は撮らないだろうな、とか思ってたのですが、見るとやはり撮りたくなり(綺麗なんですよ本当に)・・・。結局9種ほど撮影してきました。未だ同定できていませんが、名前がわかるとやはり親近感がわくので、ようやく人に聞いたところです。

さて、今日は再びチョウマメです。

花(花径:2cmx4cm)




花と実




葉の様子




全体




チョウマメ(蝶豆)

英名:Butterfly Pea
ヒンディー名:Aparajita
マニプリー名:Aparajit
タミル名:Kannikkodi
マラヤラム名:Sangu pushpam
マラーティー名:Shankha Pushpa
コンカニー名:Shankha Pushpa

学名:Clitoria ternatea L.
分類:マメ科チョウマメ属
原産:インド、東南アジア
タイプ:蔓性多年草(非耐寒性)

アパラージターは、ドゥルガー女神の異名の一つで、意味は「不屈、不敗」。
インドでは、戯曲「シャクンタラー」)(カーリダーサ著)にも出てくるほど古くから、これを腕にお守りとして巻く習慣があるそうです。

同属の植物は30種ほどあるそうですが、この種はインドで1739年に発見され、バタフライ・ピーの英名がつけられたそうです。蝶豆とうい名前はこれが語源になっています。

(インド花綴り より)

June 01, 2010

オオバナサルスベリ/Lagerstroemia speciosa Pers.

お久しぶりです。明日から南にいくのでちょっと書いてみました。

2月から放置状態ですが、鳥肌が立つくらいの速さと正確さて同定してくれるお気に入りの植物同定サイトが閉鎖してしまったので、一つ同定するのにものすごい時間がかかりそれがやる気を殺いでいるのだと思います。

南にいくので釣りしようかなと思ったんですが、もっている装備の情けなさとこの暑さを考えるとやる気がなくなってきます。

ところで、1ヶ月前にリコーのR10に引退してもらってパナソニックのLX3を買いました。フィルターをつけたかったので長いアダプターをつけっぱなしで、コンデジにしてはかなり大きいです。大きいながらもウェストポーチに入れて常に持ち歩いています。

基本は仕事用なのですが、写真写りは仕事にはもったいないくらい綺麗です。しかも長さは24mm-60mmしかないですが、24mmでF2で、60mmでも2.8と恐ろしい明るさです。

今度これで植物を撮って写真アップできればと思います。できればっていう発言自体が、可能性の低さを物語ってますが。

さて今日は再びオオバナサルスベリです。好きな花の一つです。

今が満開です。

花(アップ)



花の様子




実(未熟)




実(熟)




落葉




樹皮




木全体




オオバナサルスベリ(大花百日紅)

英名:Queen's crape myrtie,queen's flower,pride of india, rose of india
ヒンディー名:Jarul, motabandara, arjuna,Saoni
マニプリー名:Jarol
タミル名:Kadali
マラーティー名:Taman

学名:Lagerstroemia speciosa Pers.
分類:ミソハギ科サルスベリ属
原産:インド、東南アジア
タイプ:落葉高木

樹皮、根には収斂作用と下剤の効果があります。種子には麻酔効果があるともいわれています。
インドネシアでは、腹痛の鎮痛剤としてに使われ、樹葉せんじ薬は、糖尿を減らす効果があるとされてきました。
19世紀のビルマでは、チークについで高価な木とされ、現在のインドでも建材やボートなど多様な用途に使われています。


北インドで花の咲く時期:4月〜6月
北インドで実の熟す時期:8月以降

(Trees of Delhi、続インド花綴り より) 



March 02, 2010

ノシラン/Ophiopogon jaburan Lodd.

休みなのでコーヒーすすりながら植物の同定作業が進めていました。

しかし、大きな問題にぶち当たりました。インド庶民が生オレンジジュースとしてこよなく愛するムサンビー/モースミー(Mosambi,Mousambi)ですが、その学名がCitrus limettaなのかSinensisなのか書籍によってもサイトによっても分かれます。

そこで、私が登録しているメールグループのインド人アマチュア・プロ達に質問してみたのですが、Sinensisが濃厚でありつつもlimettaも打ち消せない状態です。

Citrusは基本的に同定が難しい植物のようです。個人的にはlimettaっぽい気がしないでもないです。味がちょっとオレンジから微妙にずれてますよね。

ちなみにヒンディー名はSathukudiでMosambiではないです。実はMosambiは東アフリカ原産で名前もモザンビークからついたという説があります。

このなことして休みは終わっていく・・・・。

さて今日はノシランです。ようやく今年2件目の植物アップです。

花アップ
ノシラン(花アップ)









花序
ノシラン(花序)












全体の様子
ノシラン(全体)













ノシラン(熨斗蘭)

英名:Aztec Grass, Giant Lily Turf, Giant Lilyturf, Lilyturf, Mondo Grass, Snakebeard, White Lilyturf

学名:Ophiopogon jaburan Lodd.
分類:ユリ科ジャノヒゲ属
原産:日本、朝鮮半島
タイプ:常緑多年草

インドでは観賞用として公園などで見ることができます。

(身近な花図鑑 by 種まきマニアT、Zipcodezoo.com より)



March 01, 2010

ハメリア・パテンス/Hamelia patens Jacq.

こんにちわ。3月1日になりました。今年はまだ1件しか新しい植物をアップしてませんが、今日は情報の訂正です。

今までずっとレッドベルブッシュだと思っていたものが、実はハメリア・パテンスだと最近わかりました。今まで間違った情報を掲載していたことに対して深くお詫び申し上げます。

ところで、今日はホーリーですね。やはりデリー近郊の北インドではホーリーの日は必ずといっていいほど暑いです。ここから夏へ向けてエンジン全開という感じでしょう。毎年、この時期に水分補給量と蒸発量のバランスが崩れて必ずといっていいほど熱を出すので気をつけて水を飲むようにしようと思っています。


レッドベルブッシュ(花)
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葉の様子
レッドベルブッシュ(葉の様子)
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木全体
レッドベルブッシュ(木全体)
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ハメリア・パテンス

英名:Firebush, Scarlet bush, Hummingbird bush
ベンガリー名:Muna

学名:Hamelia patens Jacq.
分類:アカネ科ハメリア属
原産:西インド諸島
タイプ:常緑低木

アメリカ大陸に広く分布していて、メキシコでは生理不順の治療に使われるようです。強くは無いようですが筋弛緩作用があるようです。デリー近郊では観賞用として公園でよく見かけます。4.6mくらいまで伸びるようですが、公園では手入れされていることもあり1mくらいのものしか見かけたことがありません。

(Flowers of India より)

February 15, 2010

セイヨウスイレン/Nymphaea alba L.

どうもです。今年は植物写真を月に2回アップするとかいいながら、すでに2月になってますが、ようやく今年一件目です。

言い訳ではありませんが、人生歩くのをやめないことが一番大事です。諦めたらそれでおしまいですので。

ところで、ご存知の通りプネーで爆弾テロがありました。今回は完璧に外国人をターゲットに絞ってきました。プネーでは多分誰でも気軽にいく身近なお店なのでしょう。今回の爆発は、ウェイターが店に置き去りにされていたバッグを開けたら爆発というパターンでしたが、店の人がお客さんの忘れ物かなと思って中身を確かめるのは普通のことですよね。たかがバックと思って油断しているとこうなることがわかりました。本当に怖い世界です。ただ怖がっていても何も変わりませんのでこれを機に身近なところから暴力は絶対に悪だということを繰り返し語っていくしかないと改めて思いました。

さて、今日はセイヨウスイレンです。去年の秋口にグルガオンの公園で撮影しました。

セイヨウスイレン


セイヨウスイレン(西洋睡蓮)

別名:シロスイレン(白睡蓮)、ビャクレン(白蓮)

英名:White lily、European White Waterlily
ヒンディー名:Rajive

学名:Nymphaea alba L.(Syn. Castalia alba - (L.)Wood)
分類:スイレン科スイレン属
原産:チリ
タイプ:常緑水生(多年草)

学名のNymphaeaの語源はギリシャ語のニンファイア(妖精)だという説があります。妖精はみたことはありませんが確かに心が洗われるような美しさです。

インドではWhite Lotus(白蓮)と呼ばれていて、仏教、ヒンドゥー教では清浄の象徴とされています。

鎮静、保湿の効果があるとされていますが、同時に抗癌作用のある腎臓のグルタチオンや抗酸化物質を減少させる効果もあるとされています。また花弁や額、おしべには紫外線反射作用があることも確認されています。

(植物・Plants・Pianta・・、Anticarcinogenic effect of Nymphaea alba against oxidative damage, hyperproliferative response and renal carcinogenesis in Wistar rats  より)

January 14, 2010

ブラック・ティー・トゥリー/Melaleuca bracteata F.Muell.

デリーは寒いですね。チェンナイに最近出張にいくのですが26度と夏みたいない感じです。クーラーつけてますし。今だけチェンナイは天国ですね。

最近タミル語を勉強し始めました。チェンナイに出張でいってますし、タミル語話せたら現地の人と話できるし、あのクルクル文字も読めるし、という単純な動機です。しかし、タミル語を勉強するための本ってないですね。

仕方ないので文字はネットで自力で練習して覚えました。発音はネット+同僚に習ってます。で、文法は空港で探しあてたタミル語で学ぶヒンディー語というすごいマニアックな本を使ってます。でもヒンディーも結構システマティックですし、両言語とも同じサンスクリットから派生した言語なので読んでてわかりやすいです。日本語や英語で勉強するよりも自分にとってはわかりやすいかも。

話は変わりますが、正月に決めた目標ですが早くもぼろぼろと崩れてます。でも、それが普通です。全部初めからできたら目標になりませんし。要は決意が崩れても、決意の上に更に決意して心を決意で塗り固めるしかないです。

今までは努力し始めると「まあこんなもんでいいか、人生まじめばかりじゃつまらない。みんなも楽しんでいるし、そういう風に自分も人生を楽しまないと、まじめ一本じゃ生きてて面白くないでしょ」みたいな気分になってきてました。

しかし・・・他人と自分を比較して一時的な自己満足に浸ったり、他人をうらやんで悲哀に溺れたりしても結局自分はまったくといっていいほど成長してません。

ということで、今はとにかく、自分に勝つこと・・ただただ、この一点だけに一念を集中させてます。というか自分が成長するにはこれしかありません。このほかの方法は無駄とはいいませんが、すべて枝葉末節です。

と、独り自分に向かって力説してみました。

今日は再びメラレウカ・ブラクテアタです。






葉の様子




樹皮









木全体




ブラック・ティー・トゥリー

英名:Black/river tea-tree,prickly-leaved tea tree,Golden Bottle Brush, River Tea Tree

学名:Melaleuca bracteata F.Muell.
分類:フトモモ科メラレウカ属
原産:オーストラリア
タイプ:常緑低木(半耐寒性)

メラレウカ属のほとんどはオーストラリアの原産で、短い針状や鱗片状の葉を多数着け、針葉樹のような雰囲気のある植物です。また、ほとんどの種類はカリステモンのようなブラシ状の花を着けます。花は円筒状の穂状花序で、白またはクリーム色です。本種には樹姿や葉色の異なる数品種が流通しています。


January 02, 2010

ゴクラクチョウカ/Strelitzia reginae var. regina

明けましておめでとうございます。去年は途中からかなり減速しましたが、今年はコンスタントに月2種くらいは植物をアップして行きたいと思っています。趣味を楽しむ心の余裕は必要ですね。自分の場合趣味ばっかかもしれませんが。

今年も、いろいろ目標を決めました。内容は秘密です。

三国志の呂蒙は私の中では孫策と共に好きな武将の一人ですが、彼の「士別れて三日、即ち更に刮目して相待すべし」という言葉が好きです。

彼は武将としては強かったのですが、教養がありませんでした。しかし、その後主君に教養の大切さを諭されて勉学に励み、学者に勝るレベルに達したそうです。

そんな彼をみて軍師の魯粛が「呉下の阿蒙に非ず」(呉にいた頃のお馬鹿な蒙ちゃんではない)と評したのに対して呂蒙は「士別れて三日、即ち更に刮目して相待すべし」(日々鍛錬している者は三日も会わなければ見違えるほど変わっている。)と答えました。

ちなみに、「士別れて三日〜」の意味は、いつまでも同じ先入観で物事を見ずに常に新しいものとして見よという意味なのだそうです。

ただ、なぜか自分の中でこの言葉は人間死ぬ気になれば3日で変われるという意味でインプットされています。目標を決めるということは、今までの習慣を変えるということですが、なかなか3日で変わるものではないですが、そういう気持ちで毎日挑みたいなと思っています。


さて、今日は再びゴクラクチョウカです。華やかなので正月らしくです。インドの花屋で良く見かける花ですね。





花のアップ




ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)

英名:Bird of paradise
別名:ストレリチア・レギーネ

学名:Strelitzia reginae var. regina
分類:バショウ科ゴクラクチョウカ属
原産:南アフリカ
タイプ:

Strelitzia はゴクラクチョウカ属、reginaeは女王のという意味だそうです。
Strelitzia(ストレリチア)は、イギリスのジョージ3世の妃の「ストレリッツさん」のにちなんでいるようです。

極楽鳥は、風鳥(ふうちょう)という鳥の別名で、 金色の美しい飾り羽を尾の部分にもっています。
この鳥に似ている花、ということで「極楽鳥花」と命名されたようです。

12月16日の誕生花、で花言葉は「万能」だそうです。

(季節の花300 より)

November 22, 2009

ウドンゲ/Ficus racemosa L.

暇ではないですが、時間ができたので書いてます。毎日書いてたあのペースがいまや月一回になってます。まあ、あの頃は書きすぎだったのでしょう。

鉢植えで育てているトマトの実が徐々に増えていってます。なにせこの時期の市場ではRs.30/kgですからね。ここで30ルピー浮かせたいというせこい考えです。

でも、植物を育て始めてから、あせらず根気よく続けることの大事さが身にしみて分かりました。継続は力なりです。 

トマト、トマト、トマト。もう寝てもたってもトマトです。夢にまでトマトです。夜ご飯もトマトです。

冗談です・・・。

植物を育てることは子育てに通じると思いました。あせって一度に水をやりすぎるといつの間にか根が腐って枯れます。長い目で見守りながら毎日根気よく・・・ですね。


なんて・・・子育て語れるようなレベルではないですけど。まあ、大人でも同じですけどね。会社の同僚とか現場の作業者とか。地道な作業の繰り返し、地道な人間関係作りが大事ですね。

あとはやはりなんといっても土をいじると心が和みます。ガーデニングをやっている方は皆そういわれますが、確かに・・・なぜか畑で一休みしているような気分でボーっとしてしまいます。

で、ふとそばをみると子供が砂遊び・・・で、いつの間にかベランダは砂だらけ・・・・。

ちなみにこのガーデニングのために、pHメーターまで日本から取り寄せました。今のところ問題ないので使ってませんが。それとスコップ(鉄べら)とフルイ(土を細かくするのに使います。)はインドでそろえました。

このフルイはアータ用なので、パンチで穴をあけて、ハンドグラインダーでバリを削って作りこみました。ハンドグラインダーもっててよかった。ちなみに電ドルで穴を開けようとしたら、逆にむちゃくちゃ時間がかかったので日曜の昼過ぎにパンチをがんがん叩いて近所迷惑なやつになってました。

それとメキシカンライム剪定用に枝きりバサミもインドでそろえました。切れ味抜群です。肥料はビルラ製。ビルラってこういうこともやってるんだぁって思いました。

剪定・・・もうこれやり始めたらかなり爺くさいです。しかも針金で模様木風にして盆栽チックになってますし・・。

しかし、ニンブー(メキシカンライム)は高いですね。Rs.30/250gですよ。苗が80ルピーで、それを入れるかなりでかい鉢が90ルピーだったので1年で2kg採れれば元とれますね。2kgっていうと50個弱になります。これは・・・2年がかりかも。


さて、今日は再びウドンゲです。やっぱりこれを見るとトトロを思い出します。和むんですよねこの木。1000年に一度咲くといわれていますが、イチジク属なので花は咲きません。誰が花を見たんでしょうかね。それとも実は本当は咲いたりして?1000年に一度だったら今から逆算しても1009年に一度咲いたことになりますね。

花嚢の様子




花嚢のアップ








花(花嚢の中身の白い部分)



熟した花嚢(実と思って食べているもの)



花(白い部分)と実(真ん中の茶色い部分)



樹皮




葉の様子




木全体




ウドンゲ(優曇華)、フサナリイチジク

英名:cluster fig,countery/red river/redwood/blue fig,crattock
ヒンディー名:Golar,umar,umri,trimbal,lelka,dimeri,batbar,palak,daduri
サンスクリット名:Udumbara
ベンガル名:Jajuna dumur
マニプリー名:Heibong
テルグー名:Paidi
マラーティー名:Umber
マラヤラム名:Atti
タミル名:Atti
カンナダ名:Rumadi
オリヤー名:Dimri

学名:Ficus racemosa L. (Syn.Ficus glomerata)
分類:クワ科イチジク属
原産:インド、ミャンマー
タイプ:常緑高木


仏典では三千年に一度しか咲かない花とされていますが、実際には毎年咲いているとのこと。

それは、イチジクの仲間は、花托が袋状に発達した花嚢の中に小さな花を詰めているので、外から見えないために実がいきなりなっているように見えるようです。

イチジク科は、イチジクコバチ科の虫が必ず花粉を運んできてくれて受粉してくれるので、他の花のように表に目立った花をつけないでもよいので、このような場所に花を咲かせているといわれています。

ウドンゲの木は、ヴェーダ時代から邪気をはらう木とみなされていました。5種の聖木の一つです。

その他は、ベンガルボダイジュ(バンヤンジュ)、インドボダイジュ、パカル(Ficus infectoria)、マンゴ

ー。

実はベンガル地方では食用にされます。
樹皮は収斂剤(しゅうれん)や消炎剤、実は痔や下痢の治療に使われます。

(Trees of Delhi、続インド花綴り、シンガポール熱帯植物だより+アルファより)

November 07, 2009

ダイオウヤシ/Roystonea regia O.F.Cook

一ヶ月ぶりです。やばいですね、このブログの鮮度。

生後2ヶ月のトマトが今満開です。もうすぐ収穫できる?・・・はず。冬になる前にお腹に入れて置きたいところです。しかし、30株近くあったトマトは鉢への移し変えに次々と失敗し。結局ひとつも成功せずにいまや5株・・・。トマトの間引きは難しいということがわかりました。

マンゴーはほぼ成長が止まってます。最近朝晩冷えるせいかもしれません。メキシカンライムもしんみりしてます。もうすぐ冬ですね。巷では街路樹のカソード(タガヤサン)が咲いてます。

さて、今日は再びダイオウヤシです。




樹皮



葉の様子



ダイオウヤシ(大王椰子)

英名: Royal palm, Cuban royal palm。
ヒンディー名:なし

学名:Roystonea regia O.F.Cook
分類:ヤシ科ダイオウヤシ属
原産:キューバー
タイプ:常緑高木
花の咲く時期:北インドでは、5月〜6月または9月〜10月
実のなる時期:北インドでは、10月か12月

キューバーでは、葉はタバコの包みに使われていて、果実からは油脂が採れるそうです。
インドでは(北インド)で葉などが何かに使われている例は聞いていません。

(ボタニックガーデン、Trees of Delhi)


October 09, 2009

サトウナツメヤシ/Phoenix sylvestris Roxb.

どうもです。かなり久しぶりに日記を書いてます。

毎月日本に業界、経済レポートを書いていてそのためにニュースを毎日読んでます。

しかし、この前ネットの情報をそのままコピーして送ったら、ネットの記事に誤記があったことが送付先の指摘でわかりました。「ホンダCivic、価格は11万〜14万ルピー」、「マルチ売り上げ293%増」

いずれも110万〜140万ルピー、29.3%の間違いでした。

「ホンダCivicが11万ってナノと同じですか?」って思いっきり突っ込まれました。

どこに目をつけてんだ!みたいな突っ込みはやめてほしいです。普通に注意してほしいんですけどね。って人の振り見て我が振り直せです。自分もやってました。自省したいと思います。

さて、今日は再びサトウナツメヤシです。

木全体の様子



葉の様子



樹皮の様子



サトウナツメヤシ(砂糖棗椰子)

英名:Wild Date Palm, date-sugar palm, Indian wild date, Indian winepalm, silver date palm, sugar date palm, sugar palm
ヒンディー名:khajoor, hkajoori, khaji, salma, sendhi,khajur,sendhi
マニプリー名:thangtup
マラーティー名:kharik, kharjur, kharjuri, shinda, shindi
タミル名:inthupaanai, kattinchu, Icham
マラヤラム名:kaattiintha, kaattiinthal, niilanthent
テルグー名:ita
カンナダ名:ichalu, kharjura
ベンガリー名:kharjura, khejura
オリヤー名:khorjurri
コンカニー名:khajjur
ウルドゥー名:khajur
アッサミー名:khaajuri
グジャラーティー名:khajuri
サンスクリット名:kharjurh, kharjuri,
ネパーリー名:kandela, taadii

学名:Phoenix sylvestris Roxb.
分類:ヤシ科ナツメヤシ属
原産:インド
タイプ:常緑高木
花の咲く時期:北インドでは、3月〜4月
実のなる時期:北インドでは、6月〜8月(遅れる場合もある。)

学名のsylvestrisは、ラテン語で「森の、野生の」を意味するそうです。

インドでは、葉は、玄関のマット、かご、ウチワ、ホウキなどに使われます。また葉の茎は紙やロープに加工されます。
実と種は民間療法で、強壮剤や、心臓不快感、腹部の痙攣、熱や吐き気の治療に使われます。

葉の根元を切るとでる樹液は甘く、この木から砂糖をとる産業が昔はあったようです。

(My self、Desert Tropical.com、Trees of Delhi より)


August 27, 2009

ビルマネム/Albizia lebbeck(L.)Benth.

どうもです。

豚インフル、止まりませんね。試験代が高いのが元凶のひとつかと思います。

現在のところ死者は76人で、感染者は政府のサイトでは約3000人。インド全国での感染者の分布状況ですが、ベスト8はプネー、ムンバイ、バンガロール、ベルガオン、ハイデラバード、デリー、チェンナイ、グルガオンのようです。

街ではマスクをすると感染者と間違えられるのでしてないですが、現場にいくときは密着型の防護メガネをしています。明日からマスクもしようと思ってます。

http://www.swinefluindia.com/data-visualization.html

マンゴー(サフェーダー)はすくすくと育ってますが、その後で植えたラングラーの2つの種が両方とも芽を出して、これからサフェーダーを追いあげる体勢です。サフェーダーとラングラーどっちが成長が早いんでしょうか。

といことで、3本のマンゴーと1本のメキシカンライム(カーガジーニンブー)、そして常に土を替えてトマトを植えるというパターン(連作しちゃいけないらしいですが。)でガーデニングをしようと思っています。

さて今日は再びビルマネムです。






花と実




実のアップ




葉の様子




樹皮




木全体-黄金の実を鳴らすビルマネム




木全体-花をつけたビルマネム







ビルマネム

別名:ビルマゴウカン

英名:koko,east indian walnut, frywood shack shack rattlepod lebbeck,Woman's tongue
ヒンディー名:Siris、siros,sirish,sirin,sirar, kalshish,tantia, Saras
マニプリー名:Khok
タミル名:Siridam
マラヤラム名:Vaga
ウルドゥー名:Tinia

学名:Albizia lebbeck (L.) Benth.
分類:マメ科ネムノキ属
原産: インド、エジプト
タイプ:落葉高木

花の咲く時期:北インドでは4月〜5月
実の熟す時期:11月〜3月

街路樹として親しまれていますが、種はライ病の治療薬として有名です。葉は家畜の餌に使われます。
花は蜜をふんだんに含んでいます。1900年の始め頃、木はヨーロッパへ輸出され、Kokoまたは East Indian walnutとして親しまれていました。
戸棚などの木材としてまだときに使われることがあるそうですが、ノコギリでの加工時に細かいオガクズがでるため、大工はこの木を避けるそうです。

August 18, 2009

タチアオイ/Althaea rosea Cav.

どうもです。雨が降ったり暑かったりですね。

最近、メキシカンライムの剪定をするのにレモンの剪定方法を調べていていろいろな情報を集めているのですが、うちに住んでいるライムの実際どの枝を切ればよいのかまったわかりません。園芸専門の掲示板で写真付きで問い合わせているのですが、まったくレスがつかないですし、頭が痛いところです。そんなことで頭を痛めるなって感じですけど。

ところでインドクリケット協会がなぜかサッカー普及のための資金を投入する決定をしました。その額2億5000万ルピーと日本円で5億円です。他のスポーツがクリケットの性で発展しないという非難を受けていたために今回の決定となったらしいです。かつてのクリケット王国西インド諸島はサッカーのために衰退してますが、インドは絶対そうならないという自信からくるものでしょうか。西ベンガルはサッカー文化が強いのでワールドカップにでれるレベルに成長できる可能性はありますね。ブティアーレベルの選手が控えに沢山いるくらいのレベルにならないとだめでしょうけど。
http://www.voiceofindia.co.jp/sports/3035-0818

さて、今日は再びタチアオイです。デリーの病院に咲いていました。

花(花径:8〜11cm)



葉の様子



全体(草丈:1m)



タチアオイ(立葵)

別名:アオイ(葵)、ハナアオイ(花葵)、ツユアオイ(梅雨葵)、カラアオイ(唐葵)、ホリホック、ホリーホック

英名:Hollyhock

学名:Althaea rosea Cav. (Syn. Alcea rosea)  
分類:アオイ科アルテア属
原産:中国から東欧、シリアまでにかけての地域とされています。
タイプ:二年草、多年草

薬効があることから、Althaea(アルテア)は、ギリシャ語の「althaino(治療)」が語源になっています。


日本では、中国から薬として入ってきたので、平安時代には「唐葵」と呼ばれていたそうで、 江戸時代に入ってから「立葵」になったようでうす。

英名のホリーホックは聖地からついた名前で、12世紀頃の十字軍がシリアからこの花を持ち帰ったことに因んでいます。

(季節の花300 より)

August 17, 2009

アカバナアラマンダ/Allamanda blanchetii A.DC.

どうもです。昨日は雨が降りました。

風が強くて折れそうだったので生後2ヶ月のマンゴーの苗を部屋に入れてしまいました。メキシカンライムは2年ものなのでそのまま放っておきました。一時水を上げ忘れてマンゴーが死にそうになりましたが、水を毎日上げるようにしたら復活していまは青々とした葉をピンと平行に伸ばしています。

豚インフルが猛威を振るっています。死者25人、1000人以上の感染者がでてます。

テロと同じように油断したときが怖いですね。インドはシステム維持が弱いのでその弱さがでたといえるでしょう。特に医療施設などで対応準備(教育、薬の備蓄、検査のコスト削減など)を怠った人災だと私は思います。

衆院選挙のため、外務省は注意喚起をしていますが、ネット上では日本の報道機関で騒がれてませんね。知らないで出張者が感染した時点で大騒ぎするのでしょうか。

巷では外国人の側にいくと豚インフルがうつるとかいう噂まででてきて、関東大震災の朝鮮人のような仕打ちになってきそうな雰囲気です。とにかく早く収まって欲しいものです。
http://www.hindu.com/2009/08/17/stories/2009081759970100.htm

今日はアカバナアラマンダです。

花(花径:3cm)
アラマンダ・ブランチェティ(花)


アラマンダ・ブランチェティ(葉と蕾)


アカバナアラマンダ

別名:ムラサキアリアケカズラ、アラマンダ・ブランケティー

英名:Alamanda morada, Purple allamanda

学名:Allamanda blanchetii A.DC.(Syn. Allamanda violacea)
分類:キョウチクトウ科アラマンダ属
原産:北米南部から南米にかけての熱帯アメリカ
タイプ:常緑つる性低木

インドでは園芸植物として公園や私邸の庭でみることができます。他のキョウチクトウ科の植物と同じように樹液からでる乳液には毒があります。

(植物園へようこそ、フィリピン植物研究会、Flowers of India より)

August 12, 2009

マツバボタン/Portulaca grandiflora Hook.

どうもです。

プネーの少女死亡に端を発した豚インフルはどんどん広まって大変なことになってきました。冬までにはワクチンができるという噂ですが、どうなるんでしょうか。かからないように小まめに手を消毒してBetadine Gargle(インドの薬局で手に入ります。)でウガイするしかないです。

最近写真教室に通い始めました。小道具などの写実的な写真も嫌いじゃないですが、写真から物語が感じられるような写真を撮りたいと思ってます。

釣りですが、沖釣り一本に絞ることにしました。理由は、近海・磯・丘釣りだと工場から垂れ流される汚水でイタイイタイ病になりそうですし(チェンナイではそういう事例があるそうです。)、トローリングでのカジキ釣りは疲れそうですし、それに釣っても全部食べきれないですし。デリーから比較的近い川だとマス釣りになりますが、骨が多くて子供も妻は食べれそうにないので、沖釣りという結論に達しました。

要は食べれるか食べれないかが基準です。釣れたてで、その場でさばいて醤油つけて食べたいです。

そこで、考えたのが土曜の夕方のフライトでタミルナードゥ、カルナータカ、ケーララのどれかの都市に飛んで、日曜の朝に沖で釣ってすぐにさばいて氷付けにし、夜のフライトでデリーにもって帰ってくる。問題は、機内または預け荷物に魚の切り身を持ち込めるのかどうかです。赤坂にきいてみることにします。でも飛行機代出すくらいだったら素直にデリーで刺身買ったほうがいいかもしれないですね・・・・。イソマグロとかロウニンアジとかヨコフエダイとか10匹くらい釣れればお釣りがくるでしょう・・・・釣れればですけどね・・・・・大体期待すると釣れません。しかも南ってヒンディー語通じないんでマハラーシュトラ、ゴア圏まで上ってこないと漁師との会話ができないかもしれません。漁師情報、大事ですしね。ゴア沖かな・・・・。有名なゴアンカレー食べてみたいし。

というか、そのまえにこの豚インフルが収まらない限り危険な南にはいけませんね。

さて今日は、今が旬のマツバボタンです。この花はものすごい繁殖力をもっています。一部をちぎって土に刺して置くだけでどんどん成長します。写真のものは八重咲きの品種です。グルガオンの自宅(借家ですけど)で撮影しました。

花(花径:3-4cm)
マツバボタン(花)



マツバボタン(葉)


全体
マツバボタン(全体)



マツバボタン(松葉牡丹)

別名:ツメキリソウ(爪切草)、ヒデリソウ(日照草)、ハナマツナ(花松菜)、ホロビンソウ(滅びん草、不亡草)

英名:Moss rose, Portulaca, Mossrose, Perslane, Purslane, Rose Moss

ヒンディー名:Nonia, Office ka babu
マニプリー名:Pung mapan satpi
ウルドゥー名:Gul-e shama

ヒンディー名:Office ka babu

学名:Portulaca grandiflora Hook.
分類:スベリヒユ科ポーチュラカ属
原産:南アフリカ
タイプ:一年草

インドでよくみられる園芸種で公園や私邸の庭などで見ることができます。8月3日の誕生花で、花言葉は無邪気、可憐、忍耐だそうです。

(Indiatreepix、Wikipedia、その辺の花、花鳥風月 より)

August 06, 2009

ハナチョウジ/Russelia equisetiformis Schltdl. & Cham.

どうもです。

プネーで14才の少女が豚インフルの治療が遅れて亡くなりましたが、その後プネーでは少しでも疑いがある人はみな病院に駆け込んで診察してもらっているため病院が混雑してしっているとのことです。パニックと書いていますが、それはあせりますよね。ひとつの病院で3人くらい陽性だったらしいので、更に陽性患者が増えそうです。
http://www.hindu.com/2009/08/06/stories/2009080658700100.htm

豚インフル、あまりまじめに症状とか読んでなかったので国立感染症研究所のサイトを見てみました。

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あなたの具合が悪くなり、次のような危険な症状のいずれかがある場合は、救急医療機関を受診してください。

子供の場合、緊急の医学的監視が必要な「危険信号」には次のようなものがあります:

呼吸が速い、または息がしにくい
皮膚の色が青白い
水分をあまり摂れない
起きないまたは他人と関わりたがらない
子供がイライラして抱っこをされたがらない
インフルエンザのような症状が改善したが、再び症状が現れ、熱と咳が悪化した場合
発疹を伴う熱

大人の場合、緊急の医学的監視が必要な「危険信号」には次のようなものがあります:

呼吸困難または息切れ
胸またはお腹の痛みまたは圧迫感
突然のめまい
精神錯乱
重度または持続的な嘔吐

http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/QAindex.html
--------------------------------------

ひとつでも当てはまるものって書いてありますが、子供の症状をみると別の病気でもかなり似たような症状が出ることがあるので安易に考えてしまいそうです。

大丈夫、大丈夫、平気、平気・・なんていっていて死なれてしまっては悔やんでも悔やみきれないので無駄足でもいいから医者に見せたほうがよさそうです。

さて、今日は再びハナチョウジです。

花(花径:1.5cm)



葉の様子



全体



ハナチョウジ(花丁字)

英名:Coral plant, Firecracker plant
ヒンディー名:Rasili

学名:Russelia equisetiformis Schltdl. & Cham.
分類:ゴマノハグサ科ハナチョウジ(ラッセリア)属
原産:メキシコ
タイプ:常緑低木

8月23日の誕生花、花言葉は「旅立つのは今」だそうです。

(植物園へようこそ tomoの押し花工房 より)

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