株式会社 サンエー

畑作園芸製品メーカー。安心して楽しくご利用いただける製品造りに努めています。 ビニールハウスの組立・解体用具、パイプベンダーの活用法、単管パイプ打ち込み器、マルチ穴あけ兼苗の移植器、インファロー散布機、ネギの皮むき機などのお話やたまに野菜を使ったお料理のお話など掲載中。

エポックノズル

「モモせん孔細菌病」防除にエポックノズルPCシリーズ

新聞の記事で目にしたのですが、「モモせん孔細菌病」という、モモの果実に黒い穴のような病斑を作る細菌が問題になっているそうです。
momosenkou兵庫県伊丹市の梅の名所で、果樹の病気「ウメ輪紋ウイルス(プラムポックスウイルス)」の感染が基で、ほぼすべての果樹を伐採して対処されたことが記憶に新しいのですが、たまたまお客様からその時の断腸の思いをしたお話を聞いたばかりだったので、とても気になりました。(※全く別の病気なのですが・・・)

この「モモせん孔細菌病」なのですが、風などでも飛散し、落ち葉からも感染するようですので、防風対策や袋による果樹の保護、そして薬剤散布による防除で総合的に拡大を防止する必要があるそうです。

PC30_01収穫後や重点防除時期に防除暦に合わせて散布することが大切とのことで、果樹の高さからすると弊社のエポックノズルPCシリーズがお力になれそうです。

モモせん孔細菌病防除には「ICボルドー412」「アグレプト水和剤」「マイコシールド」などや、場所によっては「スターナ水和剤」「バリダシン液剤5」「チオノックフロアブル」「トレノックスフロアブル」「マスターピース水和剤」などを使用するそうですが、エポックノズルPCシリーズは、散布液粒が200~500μmの粗い粒子で直進性が良く、ドリフトを低減しながら低圧広角に散布します。
薬液は噴射されると、扇型に広がり薄い水膜状になり、空中で雨粒の様に分散され、200μ程度の水滴となって作物の表面に散布されます。
さらに、粒になった薬液が葉などにぶつかると、雨がはじけるように二次霧化し、より細かい霧となり、さらに随伴気流に乗って葉の裏表にもまんべんなく付着します。
本当に雨の後のように葉や枝の表面がベッタリ濡れた感じになります。

PC10エポックノズルPCシリーズはスピードスプレイヤー(SS)でもご利用いただけます。

果樹を失うと一年二年でどうにかなるものではありません。
先日伺った梅の木を失ったお客様のご苦労を思うと、「やりたいけど圃場が広くてできない事」をなんとかスピードアップによる時間確保で減らして差し上げたい。
SS_PCスピードスプレイヤー(SS)で作業される場合、果樹の圃場ではよく「午後からの風」で薬が流れてしまい、「薬剤の飛散(ドリフト)」や「薬効の低減」で防除がやりにくいとお聞きします。
エポックノズルPCシリーズは「風に強い」ドリフト低減ノズルなので、いつもならあきらめていた風の状態でも、さらに防除作業時間を確保いただけるので、ぜひご活用ください。

なんとか、「モモせん孔細菌病」の拡散を防止して、これからもおいしい桃を食べさせていただきたいです。
                   株式会社サンエー (private KI)

SKシリーズ エンジン式ポンプ その1

今年からSKシリーズにエンジン式ポンプが登場しました。
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今回、お客様のご要望で、
散布幅2.8m。
8頭口形式で組立てました。
(写真は台車固定でテスト中)

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弊社のエポックノズルPC50を付けて、エンジンフルスロットルで散布圧0.25MPa、散布量毎分約18リットル。
100リットルなら約5分30秒で散布できます。


エポックノズルPC30の場合は、エンジンフルスロットルで散布圧0.3MPa、散布量毎分約16.7リットル。
100リットル約6分で散布。

工場のシャッター前で散布試験をしていたのですが、社員の方から「涼しい」と好評でした。うち水効果出た?

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もともと、少量散布の為に作ったポンプなのですが、なぜエンジン式にして大量散布化、高速散布化しているのかと言いますと、ちょっとお話が長くなります。


昨年、岐阜県で見た大豆の中耕同時除草剤散布のときに、中耕ならトラクターはもう時速6kmで走ることが出来ると伺いました。
(作物をつぶさずに走れるかどうかは別としてですが…)


時速6kmを秒速に換算すると秒速1.66mとなります。
一般的(速め)な播種スピードの時速4kmだと、秒速1.11m。
一秒に1歩進むか、1歩半進むかの差くらいになります。
(ちなみに時速5kmは秒速1.38m)


先日お伺いした北海道では、馬鈴薯の植付けスピードは時速4.5~5kmだと聞きましたし、年々早くなっているとも聞いています。


たとえば、
10aに100リットルの薬剤を散布するとします。
農機の作業幅が仮に2.4mとすると、

10a=10m×100m=約1000平方メートル
1000平方メートル÷作業幅2.4m=約416m


10aを作業するのに、トラクターは約400m走ることになります。


この400mを走るのに・・・、
時速4kmなら 400m÷秒速1.11m=360秒(約6分)。
時速5kmなら 400m÷秒速1.38m=289秒(秒5分)。
時速6kmなら 400m÷秒速1.66m=240秒(約4分)。


お、きれいに並びましたね。偶然ですがわかりやすい。
これを100リットル÷OO分とすると必要な毎分散布量が出るということになります。


時速4kmで走るなら 100÷6分=毎分16リットルの散布量が必要となり、
時速5kmで20リットル、時速6kmで約25リットルとなります。


作業幅によって走る距離も変わりますので、一概には言えませんが、散布量を毎分20リットルくらいにできると、時速5kmの作業速度に対応できる液剤散布装置ということになります。
このためにもともと案があったエンジンタイプのポンプを作ることになりました。

今回の8頭口はテストのためにフルスロットルで行きましたが、実際の散布量は10aで80リットルの薬剤散布予定なので、毎分約15リットルあれば十分な計算です。

 1000平方メートル÷作業幅2.8m=357m
 357m÷秒速1.11m(時速4km)=321秒(約5分12秒)
 80リットル÷5.35(約5分12秒)=14.9リットル

こんな感じで計算すると、使いたい機材が割り出せるようになります。
ぜひ、お試しくださいませ。

また、高速播種や高速中耕処理をお考えの場合は、ご相談ください。
                   株式会社サンエー (private KI)

エポックノズルとスピードスプレイヤー(SS)

スピードスプレスヤー(ss)にドリフト低減ノズル取付けたいというご要望があり
弊社のエポックノズルをお勧めしました。
その後、ブドウ農家さんに取付後の状態を見せていただきました。

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農場が高台にあるため、風にも強い散布がしたかったとのこと。
ご要望の通りにいい感じで粗い粒子が飛んでいるのがわかります。


取付構成はPC30(0.5MPa時散布量毎分30リットル)の散布角100°のものを中央に2個。
散布角50°のものをその横に2個の合計4個での散布状態です。
その他のスピードスプレイヤー(SS)の噴口は閉じた状態です。

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この構成で噴霧すると上のような感じになります。
圧力メーターが壊れているとのことで散布圧は不明なのですが、「全開から見ると半分よりさらに少な目で十分」とのこと。

なにより液剤が考えていたくらいの粒子で出ていることにご満足いただけていたようでなによりでした。

エポックノズルの薬剤散布の様子は動画ではこんな感じです。
「高台の農場は薬剤散布したい午後には風が強い」今回学んだ現場の声でした。
               株式会社サンエー  (private KI)

ドリフト低減ノズル

今日、業界新聞で、公的機関が棚栽培果樹において、
SSでのドリフトを低減する新開発の防除機を検討している、
という内容の記事を見ました。

元来SSは薬剤を飛散させることが目的のはずで何やら矛盾
するように思えるものの、ポジティブリスト制度の施行以来、
SSも例外なく飛散低減が求められるようになりつつあるようです。

当社ではすでに4年前に、独自のPCノズルで
SSでのドリフト低減技術確立に取り組んできました。

今までにナシ、ブドウの棚栽培や、柿園にて試験を行ってきましたが、
特に柿園では非常に良好な試験結果が得られました。

SS画像1
  従来のノズルでの散布状態(粒子がこまかく煙のように漂っている)



SS画像2
 当社のPCノズルでの散布状態(粒子が粗いので、中空で漂うことがない)


今後より一層ドリフト低減が求められるなかで、当社のPCノズルも
今以上に注目されることを期待しています。

PCノズルの詳細は以下のページに掲載されております。
http://www.san-eh.co.jp/pc_nzl/pc_nzl.html



(TY)


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