株式会社 サンエー

畑作園芸製品メーカー。安心して楽しくご利用いただける製品造りに努めています。 ビニールハウスの組立・解体用具、パイプベンダーの活用法、単管パイプ打ち込み器、マルチ穴あけ兼苗の移植器、インファロー散布機、ネギの皮むき機などのお話やたまに野菜を使ったお料理のお話など掲載中。

種や苗の定植・移植器・補植器

アスパラガスの新規農法にホーラーH150

お客様から「アスパラガスの伏せ込み促成栽培」に適したホーラーを教えてほしいとのお問い合わせがありました。
アスパラガス_ホーラー01新たに開発された「新規農法でマルチを使ったアスパラガスの早期定植」に使用されるとのこと。

伏せ込み」という言葉がわからなくて調べてみたところ、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(通称:農研機構)様が2009年から2011年に福島県で行っていた研究が元であることがわかりました。
改良マルチ栽培による促成アスパラガスの早期根株重増加
寒冷地特性を活用し国産アスパラガスの周年供給を実現する高収益生産システムの確立がテーマの研究で、古くからは「穴底植え」や「溝底植え」「深植え」と呼ばれる霜よけなどするための栽培方法と似ています。
霜をよけで早く植えられる分、活着が早く、暖かくなると普通の時期に植えた苗より大きくなるのが早くなるという農法です。
アスパラガス_ホーラー02

今をさかのぼること45年前、当時のタバコ栽培が日本専売公社(JT)様の指導により空き缶を押し付けて畝に穴を開け、上からマルチフィルムで覆った「穴底植え」といわれる改良マルチ栽培が普及していたことがあります。
その時に弊社は、とある問題からJT様のご依頼でホーラーH120を利用した新規の「穴底植え」農法の開発に協力し、タバコ栽培に注力して開発を手掛けたことがあります。
問題というのは、空き缶を押し付けてあけた植え穴は土質よって固くしまっていることから、植え付け後の苗の初期育成に影響が出てしまい、せっかく早期に植えているのに普通の時期に植えた苗との差が出ない地域があるというものでした。
アスパラガス_ホーラー03
これに対して、ホーラーの「土を取り除く穴」は土を押し固めない分、ふんわりとした植え付け面を作ることが出来て、押し付けると固く締まる土質の影響を受けずに「穴底植え(伏せ込み)」が行えるという点で優れた成果を出すことができました。
JT様の規格サイズの穴が開けられること、他に類似品が無かったこともあって当時の農家様には非常に重宝されたことがありました。
アスパラガス_ホーラー04たばこの苗は小さいのでH120で「穴底植え」の穴があけられましたが、今回のアスパラガスは苗の根が多く、植えにくいのでホーラーH150をお勧めすることにしました。
実験であけた穴は十分に作業性が高く、ホーラーの穴あけ時に穴ふちにできる盛土も、植え穴を崩すことなくアスパラガスのわさわさした根を隠すのに役立っていました。
アスパラガス_ホーラー05
昨今取扱いのあるアスパラガスのセル苗の場合でも、H150の作る穴は手が差し込みやすく、簡単に深植え定植できます。

アスパラガスの早期定植や伏せ込み促成栽培にホーラーH150がお役に立てればなによりかと思います。
                   株式会社サンエー (private KI)

サツマイモの植え付けにさすけAP-02

昨年の梅雨明けに「かんしょ植付器さすけAP-02」を利用されたサツマイモ農家さんを取材しました。
サツマイモ初期育成01こちらでは、さすけAP-02を導入するにあたり、約半分を従来の植え付け方法で作業し、比較検証されていました。
というのは、さすけAP-02が写真のように甘藷の苗づるの尻をさすけ先端のU字溝に引っかけ、大小2つのフィンに巻きつけるようにして引っ掛けることで手を放しても、芋づるはさすけに保持された状態になり、立ったまま地面に刺せるようになるところを気しておられ。sasuke01

この引っ掛けることで、芋づるにダメージなどがないか、育成不良になったりしないかをチェックするため、同日の定植作業に一人はさすけAP-02を使用して、もう一人は従来の植え方で作業したとのことでした。sasuke02



この写真の状態は、7月の末でちょうど植え付けから1ヶ月くらいが経過していて、作物に目立った差が見られないので、翌年から全面での導入を考えていただけました。サツマイモ初期育成03

この圃場は紅あずま、鳴門金時、安納芋などサツマイモ3種類を1種につき約700本ずつ植え付けてあります。
この広さの圃場が2段にわたってあり、毎年5000本ほどの植え付けを梅雨の合間を縫って行っておられ、大変な負担だったとのこと。
今年はさすけAP-02で半分以上を作業して、「まず腰が楽なのが大変助かった」「作業の早さも3~4割上がった」とのご感想でした。

また、参考になったのが、さすけの小フィンという、先端側についているハネのような部分でマルチに開く穴が、サツマイモの育成にちょうど良い湿度を保つのに一役買っているらしいということでした。
さすけでできるマルチの穴の大きさが、苗のふちに少しだけ隙間ができる程度なので、雨水や露は少し入るけど、派手に水分が抜けたりしないちょうどよい穴なのだとのことでした。さすけでマルチに開く穴
従来のやり方では、大抵マルチの穴が大きくなり、雨がない時には苗の周りだけ土が乾いているということが度々あり、明らかな育成不良などよほどのことがある場合は水やりが必要なこともあるそうです。
(写真:従来作業の穴-周辺の土は確かに少し乾いている)
また、さすけで刺すと下葉がピンと起きて、マルチに触れないため枯れないというのも、喜んでいただけていました。
今年はさすけの本数を増やしていただけるご予定で、そろそろ準備に入られる頃です。

ぜひ、サツマイモの植え付けは、さすけAP-02を使って、立ったまま楽に植え付けを行ってください。
                   株式会社サンエー (private KI)

新潟で里芋植付け作業実演会に参加しました。

新潟で里芋植付け作業の実演をするため、弊社の畝立て同時除草剤散布機KT20A-80Wを使用していただく機会がありましたので、実演会にも参加させていただきました。
畝立て同時マルチ薬剤散布01
粒剤散布機KT20A-80Wは畝立て機とマルチャーの間に拡散部を取り付けることで、畝立て→除草剤散布→マルチ張りを同時にできる機材となります。


畝立て同時マルチ薬剤散布02
今回は平高畝と呼ばれる畝高さ25cm、畝肩幅約60cmの畝型に135cmの透明マルチなどを張るトラクター用可変台形うね成形ロータリー(VTRN型)の作業機に弊社の粒剤散布機を取付けしました。


畝立て同時マルチ薬剤散布03
下からのぞくとこんな感じで、粒剤の拡散部2機がマルチの前に入ります。
KT20A-80Wの「80W」は「拡散部ダブルで散布幅約80cm」という仕様を示しています。
今回トラクターと作業機が新品なのでとてもわかりやすい写真が撮れてます。
粒剤の散布状態マルチをめくると散布状態はこんな感じです。
この除草剤は細粒剤なので粒までは見えないのですが、土の表面が黄色っぽくなっているところまでが散布した場所です。黄色い線のようなところはトラクターが停止したのと、作業機が上がって揺れたのとで粒剤が多く落ちたところです。

野菜植付器01実演会では野菜植付機の新型が来ていました。
以前より少し赤くなってます。なんか速そうです。
(通常の3倍?←注:妄想です)

これは里芋仕様になっているとのことで、開孔器(植付部)の交換でいろいろな野菜に対応できるとか。
今回は必要ないですが、潅水装置や薬剤散布機も取付けして植付同時に使用できます。
里芋の種いも今回主役の里芋の種芋です。
芽が1つだけ出でいてとてもいい状態です。
なんでも2つ以上芽が出ている場合は、強い方を残してほかの芽はカキ取るのだそうです。

野菜植付器02
野菜植付機に並ぶロータリーポット部分に種芋を入れていくと回転して開孔器のところに運ばれていきます。
ちょうど弊社の開閉式ホーラーのような開孔器がマルチに穴を開けて同時に種芋を移植します。

←フェラーリのピットイン?
野菜植付器03s
里芋の植付は10aで約1700~2000株くらいとのこと。

今回の実演は、約20aをゆっくり目に作業して2時間半くらいで植付完了しました。



里芋の植付実演02こちらでは、里芋を植付した後に培土してマルチを押さえるようにするそうです。

天候に恵まれて、汗ばむほどの晴天の中、実演会は盛況のうちに終了しました。

弊社の薬剤散布機をご利用いただき、また、参加させていただいた新潟のみなさま本当にありがとうございました。
里芋の植付け、良い経験になりました。
                   株式会社サンエー (private KI)



玉ねぎの苗植え付けられます開閉式ホーラーH70P

「玉ねぎの苗植え付けできますか?」お客様に聞かれることがあります。
玉ねぎ栽培に強い味方。植え付けに便利な開閉式ホーラーH70Pの使い方をご紹介します。
玉ねぎの植え付け01確かに玉ねぎの苗は小ネギのようなもので、とても小さいので、よく割り箸を割らずに土に差し込んで植穴をあけておられるのを見かけます。

開閉式ホーラーH70Pは、玉ねぎ栽培に欠かせないマルチの穴あけ、植え穴あけ、玉ねぎ苗の植え付け定植が同時にできる便利な移植器です。
立ったまま作業ができるので、多い植え付けもスピーディ。
腰への負担も大変軽減できます。

玉ねぎの植え付け02


開閉式ホーラーH70Pの先を閉じた状態でマルチの上から差し込むと、畝に半月型のマルチ穴と楕円の植穴ができます。
玉ねぎ苗をホーラーの上に差し込んで、ハンドルを閉じながら引き抜くと、ホーラーの先が開いて玉ねぎ苗が植穴に落ちます。
土の状態がよいと、ホーラーを引き抜くだけで植穴が崩れ、覆土してくれます。

等間隔に植え付けのできる間尺棒(定規)が付いていますので、植え付けた苗に合わせると次の植穴を等間隔に作れます。
次々と植え付けていきましょう。
玉ねぎの植え付け動画
←画像をクリックすると動画が見られます。

玉ねぎ栽培 玉ねぎ苗の植え付けに便利な開閉式ホーラーH70Pの使い方



何百何十という植え付けの場合、屈みながら、座りながらの作業は大変負担になります。
開閉式ホーラーH70Pを活用して、ぜひ玉ねぎ苗の植え付け作業を楽にしてください。
                   株式会社サンエー (private KI)

社内研修第2回 ホーラーの「マルチ穴あけ補助力」

少し前のことですが、販売している商品をどう使うか、使うとどう便利かなどを体験するため、試験圃場で商品について社内研修を行いました。

主な商品すべてを使用してみたのですが、第2回目は1969年の株式会社サンエー設立と共に販売を始めた「ホーラー」ついて説明します。
お客様に40年以上変わらぬご愛顧をいただいている弊社の看板商品です。
H90_04H90_05昨今、植え穴あけ器、マルチ穴あけ器、施肥穴あけ器、定植・移植器と役割を果たす様々な呼び方をしますが、発売当時は単純に「穴あけ器」と呼ばれていました。
鋼製の刃がマルチごと土をくり抜き、間尺棒を目安にすれば簡単に均等間隔に植え穴をあけることができます。 (写真はホーラーH90)

H90_06アップマルチのヌキカス回収針を標準装備していて、穴あけ時にクラウン内(筒状の部分)にたまった土が勝手にマルチのヌキカスを持ち上げて針に刺すようになっています。
マルチのヌキカスは圃場に残してしまうと、後で作物に絡んで、初期育成を阻害したり、場合によっては作物を枯らしてしまうことも。
よその圃場に飛んで行って迷惑をかけることもありますので、気を使うところです。

H90_07

ホーラーで穴あけした所には、苗を植え穴に入れた後の土寄せに使う土が用意できています。

ホーラーで穴あけすると、「立ったまま作業でき」「マルチ穴くり抜き」「植穴あけ」「マルチのヌキカス回収」「土寄せ」までを補助します。

ご使用のポリポットサイズに合わせてマルチ穴と植穴をあける普通穴用が、
H150(野菜の5号ポット苗用)、H120(野菜の4号ポット苗用)、
H105(野菜の3.5号ポット苗用)、H90(野菜の3号ポット苗用)の4種類。
さらに、普通穴と深穴兼用のH75D(野菜の2.5号ポット苗用)があります。こちらは地面に深く刺すためのステップ付の形状で里芋・馬鈴薯深植えに対応できます。

H50また、H50はマルチに直径5cmの穴をあける点播用マルチ穴あけ器です。大根・レタスなどの種まきにご利用ください。
(※こちらはマルチ穴あけ専用で植穴はあきません)

いずれもマルチ抜きカス回収針付き、野菜苗の形状、大きさや植え方に合わせて最適な型式をお選びいただけます。

立ったまま作業ができて、作業負担も少なく、改良とシリーズの拡充を重ね、ホーラーはマルチ穴あけ植え穴あけを補助する力を高めてきました。
(次回にしますが、逆に開閉式ホーラーなど農家の皆様の作業の変化により追加した商品もあります)

ビニールハウスなど機械の入らない農地や手植えでないとその品質を出せない野菜などこだわりのある農地では、ホーラーの「補助力」を活用して、ぜひ苗の植付作業を楽にしてください。
                   株式会社サンエー (private KI)

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