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2006年01月02日 儲かるビジネスアイデア

新聞は折り込みチラシの包み紙

今日も寝正月。こんな幸せは何年ぶりだろうか?

せっかくの寝正月なので、Blog書きます。



電子金券開発(株)の為政社長が経営会議の最中に言った言葉が印象に残っている。

「今や、新聞は折り込みチラシの包み紙」

新聞販売店の売り上げの半分近くが、新聞の販売売上ではなく、折り込みチラシの広告売上らしい。しかもその比率は年々上がっているらしい。
もし、それが本当なら、新聞社の経営戦略の一つとして、次の戦略があり得ることになる。

新聞を無料にしては如何ですか?




太田光の私が総理大臣になったら」の放映を自分で見ました。実際の収録現場では議論をリードしていたはずの、俺の発言はほとんどカットされてました。番組的には無名のIT社長の発言を流しても面白く無いよなぁ。
 



「新聞を無料にしては如何ですか?」

一つの仮説を書いてみた。「新聞は文化であり、金儲けだけで考えてはいけない。」という反論が有ることを承知の上で仮説を提言している。反論が起こらない仮説は、建ててもつまらないし、反論が無い時点で、仮説としての使命を既に失っている。私は「あり得ね〜!!」と言われる仮説をどんどん考えて行きたい。

新聞代金を無料にすると、購読世帯数は、飛躍的に拡大するはずだ。これは下位であれば、あるほど、その増加率は大きくなる。悲しいかな、ほとんどの国民が内容で新聞を選んでいない。折り込みチラシのビジネスは、恐らく部数に比例した課金制度になっているはず。購読世帯が倍になれば、広告売上は倍になる。ある一定以上の購読シェアに達して初めて広告出稿するクライアントもいるので、産経新聞のようなシェアが下位の新聞なら、購読世帯が倍になれば、広告売上は倍どころか、2.5 倍になるかもしれない。

購読料を無料にすることにより、増加する購読者数と広告収益 VS 喪失する購読料収益 これのどちらが多いのか?それを検証する手段を私は持たない。新聞社と販売店では答えが異なる可能性もある。新聞社は、購読料収入が大きいと信じて疑わない、または広告料収入に依存すれば公平な報道が出来なくなると考えているから、今のビジネスモデルを変更しないんでしょう。それが正しいのかもしれません。

一方で、USENの完全無料パソコンTV GyaO。他の動画ダウンロードが全て有料の中、やっちゃいました無料放送。宇野さんの勇気と先見性(と、後生に評されるはず)に拍手です。ソフトバンクも猿まね始めましたが、私はパイオニアの宇野さんを尊敬します。

さて、話を戻して、「今や、新聞は折り込みチラシの包み紙」という為政社長の言葉を、良く考えてみると、包み紙は、「新聞」である必然性が有るのだろうか? という疑問が沸いてくる。今や、新聞受けを開けると、ポスティングチラシが増えすぎて、うざったいチラシが山盛りだ。だから、チラシは読まずに捨てる。でも、新聞だけは、部屋に持って上がる。そこに、新聞の新たな価値がある。それが、「今や、新聞は折り込みチラシの包み紙」という言葉の本質だ。つまり、本質は、「チラシ広告は、部屋に持って上がるモチベーションのある紙メディアで包めばよい」ということだ。

え〜、だったらイロイロとアイデア出るよ〜。


新聞のビジネスをネットの世界から眺めると非常に不思議な構造をしている。まるで分業が進んでいないのだ。ネットのビジネスは、NTT東西のようなインフラ敷設する会社、ISP、iDC、SIer、アプリケーション開発会社、ポータルまたはアグリゲーター、コンテンツホルダーというように水平分業が進んでいる。パソコン通信の時代、USのAOLや日本のNiftyはコンテンツアグリゲーター兼ISPという存在だったが、その後、競争により分業が進んだ。唯一ソフトバンクだけが垂直再統合を目指した活動をしている。

それに対して、新聞の世界は未だ垂直統合しか存在しないのだ。朝日新聞は社員が取材をして、社員が記事を書き、系列の印刷会社で印刷して、系列の販売店が営業をして新聞を配布している。ネットの世界に例えれば、インフラもISPもiDCもコンテンツも1つのグループでやっているようなものだ。

え!今は2006年ですよ。なんで、変革が無いんですか?
 

その秩序に割って入ったらダメですか? 

電電公社が民営化されて以来、日本には多数の電話会社が生まれた。でも誰も手を出せなかった領域がある。それがラストワンマイルだ。ところが、新聞の四大紙は、それぞれ、販売店という独自のラストワンマイルを持っている。今から、ラストワンマイルの全国網を構築するとなると、それは大変なことだ。新聞社のコアコンピタンスって記事というコンテンツではなく、このラストワンマイルの全国網なのでは?このコアコンピタンスのお陰で、新規参入がなく、だから変革がないのでは?

しかし、新聞社のお偉方は、自らのコアコンピタンスをコンテンツ制作能力だと勘違いしているに違いない。だから、単行本や雑誌の出版などの方面に事業拡張したがる。

郵政公社や宅急便に匹敵する全国デリバリー網が新聞という単一コンテンツのデリバリーにしか活用されていないのは、余りに勿体ない。
新聞社と系列販売店の契約内容を私は知らない。しかし、どの新聞も販売部数が純減している現状では、儲かるなら、他のものでもデリバリーするのでは?もし、このラストワンマイルの全国網に相乗りすることが出来れば、いろんなビジネスが創出できるはず。

主題の「新聞は折り込みチラシの包み紙」に立ち返る。前回、「本質は、チラシ広告は、部屋に持って上がるモチベーションのある紙メディアで包めばよい。ということだ。」と書いた。

世の中フリーペーパーが花盛りだ。似たり寄ったりのフリーペーパーが多数配布されている。が、どれだけ読まれているのか、そろそろクライアントも疑問に感じ始めているだろう。


そこで、こんなビジネスはどうだろう?

新聞販売店と個別に契約して回って、独自の宅配デリバリー網を作る。
そのルートで配布する新たなフリーペーパーを創刊する。ローカル広告、狭域広告のマーケットはまだまだある。この広告収益を収入とする。
フリーペーパーの内容は何でも良いのだが、無難なところは、TV番組情報なのでは?

おい! それだけかよ!!
前振りが長かったわりに、どシンプルな、どうってことないアイデアでした。

お詫びとして、最後に新聞に関するジョークをオマケで。

朝日新聞ジョーク集より、

イギリス人とフランス人と在日朝鮮人が、

エデンの園にいるアダムとイブの絵を眺めていた。

「二人は間違いなくイギリス人です」とイギリス人が言った。
「イブはたった一つしかないリンゴをアダムに食べてもらおうとしているんですから」

「いや違う」とフランス人「二人とも裸でリンゴを食べている。フランス人に決まっているじゃないか」

すると在日朝鮮人が自信たっぷりに言った

「二人は朝日新聞記者さ。

着るものも無ければ、食べるものも満足にない。
それなのに、あそこが楽園だと信じていたんだからね」


sana3991 at 15:15│儲かるビジネスアイデア 
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KLab(株) 代表取締役社長

19歳で株式会社リョーマを起業して以来、数々のベンチャーを起業。地獄と天国を経験し、それでもベンチャー起業と経営にこだわり続けます。


趣味:音楽(オールジャンル)、酒(飲み過ぎ)、ゴルフ(下手くそ)、サーフィン(過去形)、旅行、
出没地:六本木、西麻布、麻布十番、豊洲、沖縄

真田が登場する本

Director'sMagazine
巻頭特集では未公開の幼少期や学生時代の半生記が描かれています。


TechnoTokyo

IT系のベンチャーの受付や応接室でよく見かけるTECHNO TOKYOカレンダーの書籍版。巻頭のカラー特集では、GMOの熊さん、インデックスの小川さんなどと共に、KLab(株)、真田も掲載されています。


モテカフェMesseage
Tokyo FMの人気番組「モテカフェ」が本になりました。ゲストとして登場した13人のベンチャー社長が"モテる"秘訣を語っています。
六本木ヒルズ
真田哲弥が、三木谷浩史、藤田晋(敬称略)などとともに、10人の21世紀勝ち組企業家の1人として紹介されています。
勝ち組と言われても、今は、再び挑戦者なんですけど。。。

本表紙_あのバカ
真田哲弥の学生起業家時代からサイバードの公開直前までが描かれています。
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