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2006年01月09日 儲かるビジネスアイデア

イケメン喫茶

KLab若手社員ブログにビジネスアイデアを書き始めましたが、その以前から、KLab(株)の社内のメーリングリストに、時々、チョットした思いつきを投稿していました。変な社風で、たちまちレスが付き、盛り上がってしまうことも、しばしばです。私だけが投稿しているのではなく、平社員から役員・社長まで、いろんな人がいろんなアイデアを投稿してきます。
私がブログを書き始めたところ、それを見て、入社3年目の石黒君(写真の前列右から二人目)が、社内のMLに、こんなアイデアを投稿してきました。そのメール文をそのまんま転載します。


「イケメン喫茶」

今、巷ではメイド喫茶なんていうものが竹の子のように出てきているが、
今年1年の内にブームが去って多くが淘汰されると予想した。(明らかに供給量が多すぎかと)


そもそも、他がやっているからうちも・・・なんて参入しても、そううまくいくわけない。どうせやるなら別のターゲットに向けてやるのはいかがだろうか。

例えば着眼点を変えて、女性向けの喫茶店はどうだろう?
名づけて『イケメン喫茶(仮称)』

女の子目当てで喫茶店に通う男性客がいるなら、
男目当てで喫茶店に通う女性のためのお店があってもいいんじゃないか?
という発想です。

狙うのは、ホストクラブに行くのにはお金や心の面で障壁を感じているけれど
カッコイイ男と(何らかの方法で)時間をすごしたいという女性です。
風俗店ではなく、あくまで喫茶店ということでお金や心の面で敷居は低く、
場所もいわゆる風俗街ではなく、オシャレな街(表参道や原宿近辺など)の中にあるというイメージ。

ターゲットは10代末〜20代の独身女性層。
(ジャニーズやビジュアル系バンドに関心の強い層?)
彼女等好みのカッコいい男ばかり集めて接客させるお店。
 ⇒このお店に通えば、イケメンと親しくなれるかも?・・・と錯覚をさせる。
出店場所は、原宿や表参道。料金は高めに設定し、高い客単価で儲ける。

こういう店は、いかにリピーターを増やすかという点が重要だと思うので、
例えばお店に来るたびに、自分の目当てのウェイターの名刺がもらえる
(写真入でバリエーションがいくつもありリピート回数が多ければ特別なのをもらえる)
などといったサービスがあればおもしろいのではと考えた。

なお、実現するには、
・どういう基準(どういう層に受けが良い)のカッコイイ男(イケメン)を集めるのか?
・どうやってそういう男たちを集めるのか?
などなど検討しなければならないことが山積みですが・・・。
 



如何ですか?
KLab若手の石黒君のアイデアは?
読者の皆さん、是非、評価をコメントして下さい。
特に女性の評価を聞きたいです。
ついでに石黒君、独身で、恐らく彼女いません。(真田の推測)どうでもいいか。。。


私は既に、このアイデアに対する評価の文章を書いてありますが、私の評価を先に公開してしまうと、面白くないので、何日か後に公開します。(ていうか、最近は省エネ・ブログ投稿を覚え始めました。)



女性社長から、このビジネスアイデアへコメントして貰いたいので、そのなかでも、特にコメントしてほしい、面白いブログを書いている女性社長のBlogを厳選してみました。面白いブログばかりですのでアクセスしてみてください。

  


 お〜オモロイ!!やないか、石黒君。

でも待てよ。
メイド喫茶って行ったこと無いけど、客単価、いくらぐらいなの?メイド喫茶の客単価はどのぐらいで考えているの?

「売上=客単価× 客数」だから、売上を増やすには、客単価か、客数のどちらかを伸ばさなければならない。

客単価を上げるには、高い商品単価の商品を売るか、沢山の商品を買って貰うかすれば良い。飲食業と一口にいうが、飲み屋の場合は、長時間滞在してもらえば沢山飲んで客単価が上がる。物販ではない店舗サービス業は一般に滞在時間と客単価が比例する。

ところが、飲食でもレストランと喫茶店は、滞在時間と客単価が比例しないのだ。飲み屋で酒を十杯頼む人は居ますが、喫茶店でコーヒーを十杯頼む人は居ますか?一本10万円の酒は有りますが、一杯1万円のコーヒーは有りますか?
つまり、喫茶店のビジネスは実質的な固定課金制なのだ。つまり、10分でも1時間でも2時間いても、売上は同じ。

気付いてましたか、この事実? どんなビジネスでも、課金体系が変われば、ルールが逆転することがあります。飲と食では方程式が違います。

今日はここまで。最後まで原稿は既に書いたので、続きは直ぐに公開です。 




 首都圏では13日19時半から、NHKの特報首都圏という番組でKLabが

25分間に渡って取り上げて頂ける予定です。
その後1月22日10時05分からNHK総合テレビ(全国ネット)の「ネットワーク54」で再放送されます。
どういう編集になっているのか、俺もわかりません。昨年の12月の忘年会シーズン1ヶ月間、密着取材され、途中、辟易としたことも有りましたが、担当ディレクターの報道マンとして真摯な姿勢に打たれて、取材に協力させて頂きました。




飲食店などの店舗の場合、客席数を増やせば、その分だけ家賃や内装費が上昇するので、むやみに客席数を増やせない。ネットのビジネスが優れているところは、客数が少々増えようが、投資コストは全く変わらないところだ。店舗の場合、ある一定以上客数を増やす為には、回転率を上げなければならない。回転率を上げる方法は、 ̄超隼間を長くするか、⇒菘校間帯を平準化するか、B攤濟間を短くするしかない。,亙未量簑蠅発生するし、△聾充妥に難しい。そこでの滞在時間を短くするのが手っ取り早い。

イケメンがいたら、長居して、回転率が落ちる!!
これが、ホストクラブやイケメンBarだったら、実質的に時間従量制なので、お客様が長時間居てくだされば、回転率(客数)は落ちるが、客単価が上がるから、帳尻が合う。問題は、喫茶店が実質的に固定課金制で、長時間滞在することにより客単価が上がらないのに、回転率だけ落ちることだ。

しかも、本当に男前のイケメンを集めようとすると、市場相場以上のアルバイト代を支払う必要があるので、固定費が上がる。

じゃあ、このビジネスは儲からないのか?

 


 
ドトール、スタバ以来、喫茶店ビジネスは薄利多売の方向に向かっている。10年前に比べて、喫茶店の使われ方が変わり、客単価が落ち、回転率が上がっている。そんな中、イケメン喫茶は回転率が低くならざるを得ない。

じゃあ、このビジネスは儲からないのか?

いやいや、そんな事はない。
人の行く裏に道あり花の山
という相場格言があるが、ビジネスにも同じ事が言える。喫茶店ビジネスのほとんど全てが、薄利多売の方向に向かってしまっている時に、その後追いをして、薄利多売の店を小資本でやるというのは、失敗するか、相場でいうところの「高値掴み」で、短命に終わる可能性が高い。
バカは成功に学んで失敗し、利口は失敗に学んで成功する
(渡辺 仁さんの名言)

そういう時は、「逆張り」を検討してみるというのが、鉄則。(あくまでも「検討」だけど) 喫茶店の例でいうと、厚利少売だ。スタバやドトールがどこにでもある今だからこそ、値段は高いけど高付加価値な喫茶店が流行る可能性は充分ある。

ちなみに、商売には、薄利多売か厚利少売の二種類しかない。中利中売が儲かることはあまりない。

ここまで喫茶店ビジネスという観点からビジネスの基本を点検してきました。
次は、そもそも、「イケメン」という付加価値は、価値を付加出来るのか考えてみます。
 


 
本日の日経新聞朝刊1面に

「USEN、携帯電話向けに有線放送番組を無料配信」

という記事が掲載されています。この配信システムは、KLabが、独自の「モバラジ」という技術を用いて、開発し、運用しています、大容量のデータを安定的に配信するのは、実際にやってみるといろんな問題が発生するので、KLabでは、これに先駆けて、アカマイ社と実証実験もやっています。この技術を応用すれば動画のオンデマンド配信なども可能になります。

この企画は、「有線放送 を無線で放送しよう」という、奥の深い企画です。英語にすると「Wireless USEN」、いや「Mobile USEN」を略して
「MUSEN」、ぜんぜん英語じゃなかったです。
も一つ、奥深いのは、「通信網を使って放送をやる」という点です。このテーマは奥深すぎるので、別の機会に書きます。


それ以上に奥深いのは、ITの話を書いた直後に、「イケメン喫茶」完結編のコラムを掲載してしまおう、という構成の意味不明さですね。

完結編は 、女性向けのビジネスの経営者または、それを目指している人必読です。


これまで喫茶店ビジネスの側面から考えてきたが、今度は付加価値の「イケメン」の側から考えてみよう。

少なくても日本の伝統的な倫理観では、女性は男性に対して受動的な姿が正しいとされ、今でもその倫理観に呪縛されている女性は多い。

男が女を口説いてホテルに誘う時、古来からの儀式では、「何もしないから、ホテルに行こう」。女も、そんな事は無いとわかりつつ「何もしないなら、いいわ」。
(俺の話では無いですよ。もちろん)

女性は、「自分から男を求めている」と思われたくないという心理が少なからずある。男性で、水商売の店に行ったことがないヤツは、まず居ないが、女性でホストクラブに行く女性が少数派なのは、この心理が原因なのでは無いだろうか。ホストクラブに通う女性に風俗・水商売の方が多いのは、職業柄、この倫理観を突き抜けるからなのでは?

「イケメン喫茶」は事業計画上のコンセプトで有って、実際の店名がそれではいけないと思う。特定の俳優やアイドルのファンで有ることを女性は公言するが、あれはアイドル(偶像)だから出来る行為で、イケメン喫茶では生々しすぎるのでは?やっぱり「私はイケメン目当てで言ってるのではなくて、○○目当てで行っているの」というなにか「言い訳」を用意してあげる必要があると思う。

それと、石黒君は「場所もいわゆる風俗街ではなく、オシャレな街(表参道や原宿近辺など)の中にあるというイメージ」と書いてますが、これは違う気がする。

オシャレな街に集まる女性は、あるいは、オシャレな街にいる時の心境は、普通より、「オシャレでいたい」「格好いい女でありたい」という願望が強い「戦闘モード」になっている。
女性は、近所のコンビニにジャージで行くときの「すっぴんモード」、普段の「普通モード」からビシッときめた「戦闘モード」に変身すると、購買行動が一変する。「戦闘モード」の時は、店員に「お似合いですよ」と洋服やバッグをすすめられると、ついつい買ってしまいがちだ。物を売りつけるなら、「戦闘モード」の時に限る。

しかし、イケメン喫茶に通う自分は格好良くないから、オシャレな街では、イケメン喫茶には行かない気がする。

石黒君のアイデアが面白いと思った一番の理由は、実は、発想のプロセスだ。。今、流行っているメイド喫茶に着目し、それを一部変を入れ替えることによって、別のビジネスにしている。

アイデアそのものは、どんなアイデアでもその内、陳腐化する。それに対して、アイデア発想のプロセスさえ、正しければ、また新しいアイデアが浮かんでくる。

そのプロセスを体系化した「真田流ビジネスアイデア発想術」を、別のコラムで近々公開します。その中でも、「イケメン喫茶」を例に取り上げ、発想を広げる方法を書きます。
「イケメン美容室」「イケメン・ネールサロン」「イケメン英会話教室」。。。

この奥義を体得すれば、発想は湯水のごとく沸き出でて、このブログを読む必要がなくなる。(-_-;)

乞うご期待


sana3991 at 00:57│儲かるビジネスアイデア 
Profile
プロフィール用写真


KLab(株) 代表取締役社長

19歳で株式会社リョーマを起業して以来、数々のベンチャーを起業。地獄と天国を経験し、それでもベンチャー起業と経営にこだわり続けます。


趣味:音楽(オールジャンル)、酒(飲み過ぎ)、ゴルフ(下手くそ)、サーフィン(過去形)、旅行、
出没地:六本木、西麻布、麻布十番、豊洲、沖縄

真田が登場する本

Director'sMagazine
巻頭特集では未公開の幼少期や学生時代の半生記が描かれています。


TechnoTokyo

IT系のベンチャーの受付や応接室でよく見かけるTECHNO TOKYOカレンダーの書籍版。巻頭のカラー特集では、GMOの熊さん、インデックスの小川さんなどと共に、KLab(株)、真田も掲載されています。


モテカフェMesseage
Tokyo FMの人気番組「モテカフェ」が本になりました。ゲストとして登場した13人のベンチャー社長が"モテる"秘訣を語っています。
六本木ヒルズ
真田哲弥が、三木谷浩史、藤田晋(敬称略)などとともに、10人の21世紀勝ち組企業家の1人として紹介されています。
勝ち組と言われても、今は、再び挑戦者なんですけど。。。

本表紙_あのバカ
真田哲弥の学生起業家時代からサイバードの公開直前までが描かれています。
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