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2006年07月16日 儲かるビジネスアイデア

CGMをリアルのビジネスに活かすアイデア

本来メディアというモノは、メディア会社が設備投資をし、エディターやライター等のプロが作り、情報発信するモノだった。
ところが、インターネットの普及、そしてブログやSNSなどの登場により、プロではない一般消費者が情報を発信できるようになった。

私の習慣の一つが、何か流行っていることを見つけると、真田流発想術で応用してみることだが、ネットで流行っていることの場合はオフラインに流用できないか考えてみることにしている。CGM(Consumer Generated Medea)の考え方をオフラインのビジネスに活かす事は出来ないだろうか?

プロと素人の差が最も少ないのが、世界最古のビジネスである風俗。この世界にもは、CGF(インスタントコーヒー屋ではない。Consumer Generated Fuzoku)と言えるビジネスが勃興しているらしい。その名は「出会い喫茶」。店舗側は出会いの場を提供して場所代を取るだけ。そこに、体を売りたい素人(?)女性と男性が集まる。合意すれば、店を出て、後は当人同士の交渉。店はベッドもシャワーも要らない。男性は、「自分の実力で口説いた」という幻想を味わえるから流行っているらしい。(私は行ったことは無い。念のため。とか書くと余計に言い訳してるみたいやなぁ。。本当に行ったこと無いって!)

もう一つのCGM、Consumer Generated Mizusyoubai

CGFがあるならCGMもあるのでは?と考えてみる。

 


 

もう一つのCGM、Consumer Generated Mizusyoubai

CGFがあるならCGMもあるのでは?と考えてみる。


WEB2.0の特徴として良く取り上げられるのがロングテール現象だ。BlogSNSでもこの現象が現れている。個々人のブログやSNSは、大したページビューが無くても、尻尾の部分をかき集めると、とんでもないトラフィックになる。
SEOToolsによると国内トラフィックランキングは
1位 Yahoo
2位 Google
3位 Mixi
4位 楽天
5位 Livedoor

なんとMixiが楽天を抜いている。Livedoor内のトラフィックももブログがニュースなどのいわゆるポータル系より多いと発表していた。
ブログやSNSの99%は、読むに足りないというか読むに耐えない内容だ。(自分のことを棚に上げて、傲慢発言で失礼します)内容にかかわらず1人の人間が何か書けば、本人とその友人と親戚と、、、で2〜30人ぐらいの読者はいる。
ましてや、多少なりとも専門性がある人物が書けば、その10倍ぐらいの読者が出来る。

水商売、Bar、昔の喫茶店でもこれと同じ事が言える。アルバイトを1人雇えばそのや友人が来店する。昔の小さなBarや小さな喫茶店は、マスターが、例えばソウルミュージック通だったり、ハーレーダビットソン・マニアだったり、それなりのウンチクがあり、その会話を楽しむ為に客が集まった。今のブログにかなり近い現象だ。

そこで、こんなアイデアはどうだろうか?

■店舗名:
「Blog Bar」
または「Bar2.0」(最近は何でも2.0と付ければ良いらしい)




■店舗名
「Blog Bar」
または「Bar2.0」(最近は何でも2.0と付ければ良いらしい)

■立地、物件
  ・大型、駅前立地カラオケボックスで不採算店を改造する。
  ・各部屋に簡単なカウンターなどを設置する。

■概要
・カラオケボックスの各部屋を一つづつバラバラにウンチクのある素人(Consumer)に貸す。ブロガーでなければならい訳ではないが、販促活動を考えると、結果ブログかSNSを活用することになる。
 ・テナントとなった素人さんは、Barの経営者となって店舗運営をする。
・昼間、深夜などテナントが居ない時間帯はカラオケボックスとして営業する?
■一般の商業不動産との違いは
 1)敷金礼金不要、1ヶ月単位で貸す。
 2)週1回から借りられる。例えば、毎週月曜日の夜帯、毎週火曜日の昼帯
    曜日や時間帯によって家賃が異なる。当然金曜の夜は高い。
3)共用設備として、カラオケBoxとほぼ同じフロント、キャッシャー、厨房、トイレなどを用意する。
 4)貸し主側が、共用サービスとして基本的な料理、酒、レジ、掃除、経理業務などを引き受ける。
5)家賃の支払いは、後払い。

■お金の流れ
・貸し主は、料理、酒を一定の利益がでる価格で、テナントに卸す。
テナントは、貸し主から仕入れた料理、酒の卸価格に自分の利益を乗せ、自由に価格設定をすることが出来る。また各種のチャージなども自由に価格設定することができる。
・お客様は、飲み食いして帰るときには、各テナントで伝票を受け取り、貸し主側の合同キャッシャーで支払いをする。お客様が、複数テナントをハシゴした場合も支払いは最後に1回。
・売上は全額貸し主側に入り、月末まで貸し主が留保する。
・貸し主側は、売上と、テナントへの飲食卸売り金額と家賃を月末に精算して、精算書類とともに差額(=テナントの利益)をテナントに支払う。

  



私はIT系の社長なんですが、飲みながらビジネスの話で盛り上がっていることが多いため、どうしても飲食のビジネスの話が多くなる。(このブログ読んでると「真田って何屋さん?」って感じですね (笑)) 初めて行った店では、「この店の、価格設定がどうのこうの」と、ついそんな話になってしまう。

そんな中で、よく辿り着く結論は、

「結局、ハード(箱)じゃなくて、ソフトなんだよねぇ」

飲食店に限らず、箱ものビジネス全てにおいて良く言われることだ。箱は金さえ払えば専門家に作ってもらうことが出来る。ソフトこそが難しい。多くの場合、ソフトは人に付属しており、コピー(拡大再生産)が難しい。

いくらマニュアル化に取り組んでも、全てをマニュアル化することは不可能なことが多い。
ならば、ソフトを持った人材が集まる仕掛けを作れば良い
ということになる。Barという業態にとっての最大のコンテンツは「人間」そのものだったりする。

私も「バーのマスターをやってみたい」と思ったことがある。研究熱心な人は、表現欲も強いので、表現の一つの場所としてBarのマスターをやってみたい人も多いはず?? んなことないか。私の場合は、どうせ毎晩飲んでいるので、、、

ところが、他に本業を持つ素人が店をやるにはハードルがある。そのハードルを下げられれば、優れたソフトを持っている(=集客力の有る)人材に店を任すことが出来るはず。そうすれば店は流行るはず。実はBlogがトラフィックを集めている理由と全く同じだ。

課題の解決についてBlogと本企画「仮称Blog Bar」を比較してみたい。

●イニシャルの資金が無い、または資金投入してまでは、、、
<Blogの場合>サーバーの購入費用やシステム開発等の費用は不要

<店舗の場合>保証金や内装費その他の初期コストを無料にし、家賃も後払いにする。その代わり、お金の流れを逆転させて財布を握る。


●面倒なことをしたくない
<Blogの場合>サーバーの運用監視、メンテナンス、セキュリティ対策等は不要

<店舗の場合>掃除、洗い物、お金の管理など、面倒なことは全て貸し主側で代行

 

●専門知識が無いから出来ない
<Blogの場合>HTMLの知識すら無い人でも書ける。

<店舗の場合>食材・酒の仕入れから調理など全て貸し主側で行う。

 

●毎日は無理、いつまで続くか分からない。
<Blogの場合>
好きな時に書けば良い。私の場合も、「試しに」ブログを書き始めて、はや半年以上。辞めるに辞められない状況になっている。ふ〜。

<店舗の場合>無限大に箱を供給できるネットビジネスと異なり、リアルの箱ものビジネスは箱の稼働率が利益に直結する。本業があって働いて居る人でも、「週1回ぐらいなら可能かな?」という訳で、週1回だけ、一定の時間帯だけの賃貸とする。週一ぐらいなら、そんなに集客力が無い人でも満卓に出来る。また、自分1人で店舗経営をやらずに、仲間と組んでやったり、友達を雇ったりすれば、どうにでもなる。

また、1ヶ月単位の契約で2週間前ぐらいの解約予告義務とする。これなら気軽に「試しに」始められる。そして、息切れしてくれば辞めれば良い。貸し主側は、テナントの順番待ちが出来るのが望ましいが、テナントが開いている曜日や時間帯はカラオケボックスとして営業できることが望ましい。

 

●自分の個性を主張したい。
<Blogの場合>デザインをテンプレートから選んだり、CSSやHTMLを書ける人は独自にデザイン変更が可能。またプラグインの追加が可能。

<店舗の場合>ここ一番悩みました
  ・時間帯、曜日によってテナントがころころ変わるので、内装の変更は不可能
  ・壁一面にポスターハンガーを取り付け、ポスターを取り替えることが出来る。またライティングを多彩にし、調光を変えることが出来る。カラオケ用のモニターに自分が持ち込んだ動画・静止画を流すことが出来る。自分でオブジェ等を持ち込むことが出来る。それらを預かっておくロッカーを用意しておく。 ん〜内装に関してはこれが目一杯だな。
  ・自分でCDを持ち込んで、自分の好きな音楽を流すことが出来る
  ・標準メニュー以外に、コダワリの酒をキープしておく事が出来る。但し、酒の持ち込みは出来ず、貸し主を通して発注。
  ・料理をウリにしたい人は、1)厨房を借りて自分で料理をする  または2)自宅で調理して持ち込むことが出来る。但し、一定の持ち込み料が発生。
  

と、ブログの流行をかなりトレース出来ることが分かります。

ここまで、仕組み中心に書いてきましたが、具体的なイメージはこんな感じです。

こんなテナントが入れば、、、

●真田のアイデア・フラッシュ Bar
  ビジネスに限らず、何か思い付いた人が飲みに来るBar。毎夜アイデア・フラッシュをしている。何か面白いことを言えば、店主真田やお客様が酒をおごってくれる。
  
●株取引ブロガーが主催するインサイダーBar
個人投資家が集まり、怪しいインサイダー情報を小声で囁き合うBar。

●ストリート・ミュージシャンが主催する弾き語りBar
いつもは駅の通路で演奏している彼が、週1回だけはお店で。

●カリスマ・コスプレイヤーが主催するコスプレBar
  会社帰りにトイレで着替えて、、、、
  
●OL3人組のキャバクラ未満Bar
  OLや女子大生がキャバクラでアルバイトするとなるとナイショでやることになるが、「自分で店を始めた」となると親や友達にも公表しやすい。やはり、飲食店では美人に勝てるコンテンツ無し。周囲のテナントからリンク(店内に貼り紙)やアフェリエイト(店内に割引券)(笑)してもらいやすいので、結局一番流行ったりする。


この様に多種多様な個性のある店が、集まっていれば、楽しい。初めは、知り合いに呼ばれて行って見た人も、他の店をハシゴするに違いない。ネット上にもポータルサイトを作り、テナントのブログへのリンクと店舗紹介。全国展開になれば、出張の時に1日出店とか出来る。

飲み屋ネタのついでに、次回、その内、「株式制のクラブ」について書きたい。メンバーズカードやポイントカードを発行する飲み屋はあるが、株券を発行して配当がつく飲み屋があったらどうだろう?というお話です。



sana3991 at 17:51│儲かるビジネスアイデア 
Profile
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KLab(株) 代表取締役社長

19歳で株式会社リョーマを起業して以来、数々のベンチャーを起業。地獄と天国を経験し、それでもベンチャー起業と経営にこだわり続けます。


趣味:音楽(オールジャンル)、酒(飲み過ぎ)、ゴルフ(下手くそ)、サーフィン(過去形)、旅行、
出没地:六本木、西麻布、麻布十番、豊洲、沖縄

真田が登場する本

Director'sMagazine
巻頭特集では未公開の幼少期や学生時代の半生記が描かれています。


TechnoTokyo

IT系のベンチャーの受付や応接室でよく見かけるTECHNO TOKYOカレンダーの書籍版。巻頭のカラー特集では、GMOの熊さん、インデックスの小川さんなどと共に、KLab(株)、真田も掲載されています。


モテカフェMesseage
Tokyo FMの人気番組「モテカフェ」が本になりました。ゲストとして登場した13人のベンチャー社長が"モテる"秘訣を語っています。
六本木ヒルズ
真田哲弥が、三木谷浩史、藤田晋(敬称略)などとともに、10人の21世紀勝ち組企業家の1人として紹介されています。
勝ち組と言われても、今は、再び挑戦者なんですけど。。。

本表紙_あのバカ
真田哲弥の学生起業家時代からサイバードの公開直前までが描かれています。
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