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2006年09月19日 儲かるビジネスアイデア

会員制ならぬ株主制のレストラン・バー

しばらく更新が止まってました。
これから再び平日毎日更新を目指したいと思います。
寄付の話もまだ続きがあるのですが、堅い話が続いているので、息抜きに軽い、くだらない話を。


最近、会員制のBar、レストラン、高級カラオケなどが相次いでオープンしている。2005年12月30日のエントリー「バブル時代に流行ったものがもう一度流行る」で指摘した現象の一つだ。

一般客の入れるスペースの奥に、会員だけが入れるVIPルームが有るという構造は、バブル時代のマハラジャというディスコと何ら変わらない。

マハラジャではVIPの入口に黒服が立っており、ユーザーの顔を黒服が人力顔認証するというシステム(いわゆる「顔パス」)だったが、テクノロジーの進化によって最近の会員制店舗では指紋認証や静脈認証などのギミックが取り入れられている。
この場合の認証は、精度やセキュリティなどはどうでもよく、そこで仰々しい入場の儀式を行うことにより、同伴者に対して、「ここから先は限られた者しか入れないんだよ」ということが暗黙の内に伝われば良い訳だ。

通常、会員になるためには入会金を支払う。入会金が5万円から10万円ぐらいの店舗が多いようだ。六本木ヒルズクラブのように名目上は100万円以上するところもある。この入会金は、資産性が無く、譲渡も出来ない。

会員制の店舗に入会する会員が、入会金の対価として求めているものは一言でいうと「見栄」。店舗側が会員に求めているものは、安定集客と高い客単価の維持。ところが、会員制の店舗が増えてくると、相対的に「見栄度」も話題性も下がってくる。すると、入会金を支払ったぐらいでは、リピートしなくなる。

 



そこで、会員制ならぬ株主制の店舗はどうだろうか?
 

本当の富裕層には見向きもされない子供だましだが、遊びたい盛りのM1層には効き目があると思う。

マハラジャの「顔パス」にあって、会員制店舗の会員に無いのが、「縁故」感だ。マハラジャの「顔パス」は金を払っても成れないが、会員制店舗の会員は金を払えば成れる。M1層の見栄の張り方は、金が有ることよりも、「俺、●●なら知り合いだよ」という「縁故感」の方が重要だ。
その点、会員制の店舗は、この「縁故感」が無い分、「見栄度」が低い。

「俺が会員になっている店があるから、そこ行こうよ」
は別に格好良くないので、あまり使われないセリフ。

例え3万円でも、入会金ではなく資本金になれば、

「俺が出資してる店があるから、そこ行こうよ」

というセリフが使える。M1層のサラリーマンにとって、このセリフは言ってみたいはず。この一言の為に3万円や5万円程度を払う人は沢山いるはず。

●もちろん株券も発行する。

未上場なので、株券の仕様に関する規定は特にない。持ち歩けるようにカードサイズの株券を作ってみる。会員カードではなくあくまでも株券だ。
株式投資をしている人でも自分の手に株券を持ったことがある人は少ないはず。だから、株券を手にすると少し嬉しい?少なくても話のネタにはなる。それは店舗にとってはクチコミ宣伝力になる。
いっそのこと、カード型株券を非接触ICカードにしてみる。もちろん世界初!非接触IC株券。店舗の奥にある株主専用ルームに入るためには、この非接触ICカードをかざすと、シャリ〜ンという音とともにドアが開く。

●もちろん株主総会も開く。

しかも、年1回と言わず、年4回ぐらいは開きたい。もちろん場所はこの店舗。しかも飲食しながら。飲食代金はしっかり頂く。

●月次の決算報告をする

月次の決算報告をメールで毎月送る。
入会金を払って会員になった店の収支など全く気にならないが、これが出資となると、なぜか業績が気になるのではないだろうか?なにせ株主様だから。株券は、店が潰れない限り資産価値があるが、店が潰れたらタダの紙切れ、いや板きれになる。
月次の決算報告が送られてきて、業績がイマイチだったら、客を連れて店に顔を出す律儀な株主様もきっといるはずだ。

●もちろん配当も出す。

但し、現金で出すのではなく、この店舗でだけ使えるお食事金券で出す。株主の皆さんが客を沢山紹介して下されば、その分、配当が増える。会社の接待交際費をこの店舗で使えば、自分に配当で返ってくる。

●問題点

何かと面倒なのが問題点。
50人以上の株主の公募なので目論見書を作らないといけない。資産(店舗の保証金や什器備品など)を持つ会社と、運営会社を分離して運営会社の株主を募集する形をとり、公募株主のシェアを33%未満に抑えておけば、基本的にたいていの問題は解決できるが、店を閉じるときなど、何かと説明が面倒。

 

この面倒さを厭わなければ、この手法は飲食店に限らず、あらゆる客商売で応用が効く。
話題性があるのは1店舗目だけ。やって見たい方はお早めに。


sana3991 at 18:56│儲かるビジネスアイデア 
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KLab(株) 代表取締役社長

19歳で株式会社リョーマを起業して以来、数々のベンチャーを起業。地獄と天国を経験し、それでもベンチャー起業と経営にこだわり続けます。


趣味:音楽(オールジャンル)、酒(飲み過ぎ)、ゴルフ(下手くそ)、サーフィン(過去形)、旅行、
出没地:六本木、西麻布、麻布十番、豊洲、沖縄

真田が登場する本

Director'sMagazine
巻頭特集では未公開の幼少期や学生時代の半生記が描かれています。


TechnoTokyo

IT系のベンチャーの受付や応接室でよく見かけるTECHNO TOKYOカレンダーの書籍版。巻頭のカラー特集では、GMOの熊さん、インデックスの小川さんなどと共に、KLab(株)、真田も掲載されています。


モテカフェMesseage
Tokyo FMの人気番組「モテカフェ」が本になりました。ゲストとして登場した13人のベンチャー社長が"モテる"秘訣を語っています。
六本木ヒルズ
真田哲弥が、三木谷浩史、藤田晋(敬称略)などとともに、10人の21世紀勝ち組企業家の1人として紹介されています。
勝ち組と言われても、今は、再び挑戦者なんですけど。。。

本表紙_あのバカ
真田哲弥の学生起業家時代からサイバードの公開直前までが描かれています。
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