ブログは日記では有りません。過去記事に面白い記事、役立つ記事が有るかもしれません。こちらの目次より、興味の有る記事を探してご覧頂けると嬉しいです。

2007年01月03日 モバイル&インターネット

モバイルの広告市場は07年から急成長する

明けましておめでとうございます。

「新年1発目、さて何を書こうか?」  「あれ、昨年は新年最初は何を書いたのかな?」と思って昨年の1月を見てみました。

「携帯公式IPのビジネスモデルは緩やかに崩壊する」

そうか、1年前には、そんなことを書いてたんだ。モロ当たってるじゃないか。
昨年は、Cy社、Dw社、FS社などモバイルコンテンツプロバイダーは大手でも赤字となる会社が多かった。この傾向は今年はより深刻になる。

ん〜新年早々暗いなぁ。
ということで、今年は、明るい事を書こう!

モバイルの広告市場は07〜09年の3年で急成長する。

そんな事は、何年も前から言われており、「今更何を、、」という感じですね。世の中に出回っている市場予測の類は、成長分野を予測するので、必ず成長する予測になってます。だから、明るい事を書こうとすると、当たり前の事にならざるを得ないんですね。

モバイル広告市場規模をおさらいしてみましょう。

 2003年 100億円
 2004年 180億円
 2005年 288億円
 ※電通 2006年調べ

そして、既存の市場規模予測では

 2006年 364億円
 2007年 444億円
 2008年 523億円
 ※野村證券金融経済研究所 2005年調べ

でも、私が主張しているのは、過去3年の延長線上に成長するのではなく、今年がターニングポイントとなって急成長する。そして新たなフェーズに入る。

私は、3年後の2009年には、モバイル広告の市場規模は1500億円を突破していると思います。音楽DL(着うた、着うたフル)を除く有料課金コンテンツの市場規模を抜き去るはずです

ちなみに、1999年当時241億円の市場規模だったインターネット広告はその後の6年間で10倍以上の2800億円に成長しています。

今まで、モバイル広告業界は、少し怪しい臭いのする業界でした。広告クライアントは、消費者金融と出会い系が目立つし、ユニークユーザー数を誤魔化すような怪しい業者も居ました。それは、何業でも市場黎明期にはよく見かける現象。これから市場規模が急拡大することによって状況は一変するはずです。

では、なぜモバイル広告市場は伸びるのか?

 

ミクロから見ていくなら、媒体ごとの広告売上は、その部数、視聴者数、PVなどその媒体が「見られた数」に比例する傾向がある。(相関関係がある。)

モバイルの広告市場とは、モバイルサイトごとの広告売上の総和である。従ってサイト毎の売上の増減と、サイト数の増減のかけ算がモバイル広告の市場規模の増減ということになる。
別の言い方をすると、モバイル広告の市場規模は、モバイル(の無料サイト)全体のPVの増大に呼応して拡大する。
「モバイルの広告市場は07〜09年の3年で急成長する。」という予測は、モバイル全体のPVがこの3年で急拡大することに他ならない。

理由を見ていこう。

1)携帯キャリア間の競争激化によって、パケット定額制が標準になる。

競争によってキャリアの料金プランはどんどん変わっていく。キャリアの収支構造も、「パケ代で稼ぐ」から「パケットをつかったサービスで稼ぐ」に変わっていくので、パケット定額制がデフォルトにななり、定額制加入率は100%となるだろう。そして、一定までなら定額というような現在の準定額せいではなく、完全な定額制になるだろう。

2)今後発売される端末はほとんど3.5Gなので、3.5G比率が急速に高まる。

私は、昨年、個人で使用しているメインの携帯電話を3Gから3.5Gに変えた。個人的な体感値で言うと、WEBサーフィンの速度が2〜3倍上がったような気がする。仮に実際の速度が3倍早くなっとすれば、単位時間当たりに見ることが出来るページ数が3倍に増えることを意味し、サイト側から見れば、PVが3倍になることを意味する。

4)検索エンジン
5)ワンセグ
6)CGMサイト

はしょってしまうが、上記の3つによってモバイルの無料サイトのトラフィックは拡大するはずだ。


と、以上の理由により、3年後は、モバイルの無料サイトの総PVは10倍以上になっていているはずだ。(と予想する)


でも、それだけでは広告市場は成長しません。広告需要が伸びなければ、PV単価が下がるだけだからです。


Profile
プロフィール用写真


KLab(株) 代表取締役社長

19歳で株式会社リョーマを起業して以来、数々のベンチャーを起業。地獄と天国を経験し、それでもベンチャー起業と経営にこだわり続けます。


趣味:音楽(オールジャンル)、酒(飲み過ぎ)、ゴルフ(下手くそ)、サーフィン(過去形)、旅行、
出没地:六本木、西麻布、麻布十番、豊洲、沖縄

真田が登場する本

Director'sMagazine
巻頭特集では未公開の幼少期や学生時代の半生記が描かれています。


TechnoTokyo

IT系のベンチャーの受付や応接室でよく見かけるTECHNO TOKYOカレンダーの書籍版。巻頭のカラー特集では、GMOの熊さん、インデックスの小川さんなどと共に、KLab(株)、真田も掲載されています。


モテカフェMesseage
Tokyo FMの人気番組「モテカフェ」が本になりました。ゲストとして登場した13人のベンチャー社長が"モテる"秘訣を語っています。
六本木ヒルズ
真田哲弥が、三木谷浩史、藤田晋(敬称略)などとともに、10人の21世紀勝ち組企業家の1人として紹介されています。
勝ち組と言われても、今は、再び挑戦者なんですけど。。。

本表紙_あのバカ
真田哲弥の学生起業家時代からサイバードの公開直前までが描かれています。
記事検索


アクセスランキング