ブログは日記では有りません。過去記事に面白い記事、役立つ記事が有るかもしれません。こちらの目次より、興味の有る記事を探してご覧頂けると嬉しいです。

2007年12月19日 モバイル&インターネット

ネットのヒット法則は変わった

今年もあと僅かになりました。

歳をとる度に、時間が過ぎ去る体感速度が速くなる。という説が有りますが、本当にそうですね。
 

今年のモバイル業界、ネット業界を振り返ってみて、今年を象徴するサービスを選ぶとすると、「かおチェキ」と「脳内メーカー」だと思います。この二つの流行り方はいかにも今年的で、3年前だとあり得なかったという点において、今年を象徴するサービスだと思います。

今年一番ブレイクしたサービスはもちろんモバゲーです。モバゲーは、アフェリエイトで初期のユーザーベースを作り、有る程度の規模になった時点からマス広告で追い打ちをかける。という、ここ数年のモバイル業界のマーケティング手法の集大成とも言える教科書的なマーケティングでした。
 

脳内メーカーをご存じない方はいないと思いますが、今更私も貼ってみます。

脳内メーカー

 

 

 

 

 

 

 

 








脳内メーカーって中身はただの姓名判断で、その見せ方は、確かに斬新でした。でも、余り当たってません。私は食い意地はってないです(笑)

その、あまり当たらないタダの姓名判断サイトが、オープンから半年で5億PVを超えたというからすごい。

しかも、アフェリエイトもマス広告も使っていない。

このサービスが3年前だったら、絶対に流行っていない。それがここまでブレークしてしまうのが、今年を象徴している。

脳内メーカー流行の課程は、おそらくこんなところだろう。はじめに誰かが見つけて、ブログに診断結果のイラストを貼って紹介する。そのブログの読者が「自分もやってみたい」と思ってやってみる。そして、その人も自分のブログやSNSに貼る。ネットで話題になると、それがネットのメディアが取り上げる。それを読んだ人が自分でやってみてまた、ブログに貼る。というスパイラルで広がって行った。

「顔チェキ」は、携帯メールに写真を添付して送ると、芸能人の誰に似ているかを書いたメールが帰ってくるサービス。こちらもマス広告もアフェリエイトも使わずに大流行となった。やはりブログやSNSを媒介として拡がった。

CGMが普及した今、CGM活用したマーケティングサービスがいろいろと登場している。ブロガーに書いてもらって謝礼を払うというタイプのものが多い。成功しているケースも有れば成功とは言い難いケースもあるようだ。

脳内メーカーも顔チェキも、ブログから流行したが、ブロガーに1円の謝礼も払っていない。にもかかわらず、これだけの大流行となった。

脳内メーカーと顔チェキの共通点は、

.屮蹈ーが自発的に取り上げたくなる

▲屮蹈案票圓自分も試したくなる

という二つの要素を持っている。

ネットやケータイのサービスを考えている人は、この点を見習うべきだ。CGM系の影響力は既にとてつもなく大きくなっている。この力を見方につけることが出来れば、資本力が無い会社や個人でも、マーケティングコストを掛けずに、ヒットサービスを生み出す事ができる。素晴らしい時代になったものだ。

私は、Gyaoの立ち上げに携わった者の一人として、ニコニコ動画の大ヒットは、目からウロコの大ショックでした。

これからのネットのサービスはCGMの力をどう活用するかを始めから計算にいれてサービス設計をすることが大切ですね。


Profile
プロフィール用写真


KLab(株) 代表取締役社長

19歳で株式会社リョーマを起業して以来、数々のベンチャーを起業。地獄と天国を経験し、それでもベンチャー起業と経営にこだわり続けます。


趣味:音楽(オールジャンル)、酒(飲み過ぎ)、ゴルフ(下手くそ)、サーフィン(過去形)、旅行、
出没地:六本木、西麻布、麻布十番、豊洲、沖縄

真田が登場する本

Director'sMagazine
巻頭特集では未公開の幼少期や学生時代の半生記が描かれています。


TechnoTokyo

IT系のベンチャーの受付や応接室でよく見かけるTECHNO TOKYOカレンダーの書籍版。巻頭のカラー特集では、GMOの熊さん、インデックスの小川さんなどと共に、KLab(株)、真田も掲載されています。


モテカフェMesseage
Tokyo FMの人気番組「モテカフェ」が本になりました。ゲストとして登場した13人のベンチャー社長が"モテる"秘訣を語っています。
六本木ヒルズ
真田哲弥が、三木谷浩史、藤田晋(敬称略)などとともに、10人の21世紀勝ち組企業家の1人として紹介されています。
勝ち組と言われても、今は、再び挑戦者なんですけど。。。

本表紙_あのバカ
真田哲弥の学生起業家時代からサイバードの公開直前までが描かれています。
記事検索


アクセスランキング