2005年10月

2005年10月31日

美ジョンと野獣ステージ

c3d920ff.jpg 金曜日は東京原宿でライブだった。ボーカルの美崎ちんが美容室にセットに行くと言うのでくっ付いて行った。ライブハウスのすぐ目の前に、美容室専門の通りがあるらしい。そう聞いて、「カリスマ美容師の夢魔法・奇跡の大変身」赤レンガ仕様のハイセンスな通りを想像する。が行ってみると、自販機の陰から腹ボテのノラ猫が「にゃあ〜」とズリズリ這い出てくるような、普通の裏路地だった。そうは言っても左右にズラリと居並ぶ美容室はさすがにどこも洗練された店ばかり。その日1晩のためだけに美容室でセット、などという経験があまり無く、まるで高級ホステスのようなゴージャスな気分で店に入る。
 美崎ちんはストレートパーマでサラサラヘアに、私はボリュームアップのくるくるヘアをオーダーする。嬉しくて初対面の担当美容師と機関銃のようにしゃべりまくる。ゼエゼエ言いながら鏡越しに美崎ちんを盗み見ると、目を細く開けて微笑んでいる。さすがだ。後で聞いたところセット中彼女はずっと眠っていたというが、薄目を開けて笑いながら寝ていたのだろうか。
 こうしてセットも終了し、1時間と5千円をかけてセレビアンな気分でライブハウスに戻る。しかし私はすっかり忘れていた。このバンドのライブはただのステージでは無く、れっきとした“スポーツ”であったことを。
 日に日に激しくなるスペース争い。まず隣には、ギター抱えてブレイクダンサーのように床の上をくるくる回ってる人がおり、その高速キックとギターのネックをよけながら最近特に前後移動が活発になった歌姫とマイクスタンドに挟まれないためにはこの数秒間内に、頭をガンガン振っているベースの高橋先生の後ろを回りこんで逆サイドに移動しなければとっ、俊足で走り抜ける寸前に後ろを見るとドラムセットの前にはヒゲの大男が両腕振りかざしてるしっ、必死で逆サイドへ抜けると鍵盤の前には女の子よりも髪の毛サラサラな美青年が大量に光放っていてっ、その光におののいて自分のポジションに舞い戻ってみればまだ床の上でくるくる回ってる人がいたりなんかしてっ、自分のコーラスマイクに向かってくるくる男の頭上を失礼して飛び越えたらっ、何とかコーラス入れる箇所に間に合ったみたいなっ、とにかく運動量の多いステージなのだ(長文新記録)。
 ライブが終わって息をハアハア切らしながら楽屋に戻る。「おつかれ〜」ふと鏡で自分の姿を見ると、まるで追いはぎに遭った人のよう。髪はグシャグシャ、いつの間にか手足アザだらけで見るも無惨だ。まさか美容師も自分の客がこんな結末を迎えようとは思いもしなかっただろう。セットが美しかったのは一瞬だけ。「2時間かけて恋人にゴチソウ作ったら5分で食われた」に匹敵する儚さだ。
 数ヵ月単位で変化する流行や、十人十色の価値観を考えると、キレイになりたい磨きたいという向上心もまた果てしない。ゴールも無くずっとボールを蹴り続けているようだ。でもボールを見失ったり、蹴るのを諦めた時に女は別人になってしまうのだろうな。まだアザだらけの足を見ながら、明日は久しぶりにスカートでもはこうかな、と思う‥。


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2005年10月25日

ようこそ夜型人間

 最近夜更かしが過ぎている。プロフィールの特技欄には「夜中の1時を過ぎると眠くなる」と、健康優良児ぶりを誇りを持って掲げていたのに。飲んだくれ&暴れんぼう軍団のバンドにお世話になってから、段々と睡眠サイクルが変わってきたようなのだ。

*ライブ後の打ち上げは2時3時まで当たり前
*オールナイトのイベントでライブをする
*徹夜のレコーディングが朝10時に終了後、串カツ屋に飲みに行かないかと誘われる

最初は「なぜそんなに元気?〇〇でも打ってる?」と、いちいち仰天していたものの、今では何が起こっても平気だ。もうリハーサル中に皆の目を盗んでうたた寝することもないし、「お母さまが入院した上に、いま私もちょっと腹痛で」と王道の言い訳で早退するおそれもないだろう。ホームページやミクシィも夜中にチェックするようになったし。昨夜も夜中に独りでパソコンに向かっていると、階段を上がってくる音がする。この建物は一階と二階に1室ずつしかないマンションだ。こんな夜中に人が階段を登ってくることはまずない。不安になってくる。するとガタガタっと郵便受けをさぐって揺らす音が!「もしかして泥棒?いや、放火魔かも‥」と身を縮めていると普通に新聞配達のおじさんだった。パソコンを見ていたらいつの間にか朝になっていたのだった。
 先日、バンドがお世話になっているBSMFレコードの西村社長と立ち話をしていた時。社長が毎日のように飲みに行っていると言うので「明け方に眠って昼間おきて『あ〜ダメ人間や』と感じてしまうことありますか」と大変に失礼な問いをぶつけてみると「そんなもんしょっ中や」との答え。それに安心して私は「私も最近、朝起きて家事を済ませて、昼前くらいにちょっと昼寝をと横になって起きてみたら、夕方の6時とか、やっちゃってる」と告白すると社長は優しく微笑んで言う。「ああそれはもう完全にダメ人間や、1日終わってるやないか」その社長の笑顔から“Welcome”というメッセージを読みとった。
 夜に書いた手紙は朝見直せという言葉も今は悔しいほどわかる。特に家で過ごす夜更けはあまりにも静かで、幾分か感傷的になるようだ。心を揺さぶるたくさんの詩や音楽などがこの時間に創られてきただろうことを思うと、この鎮まりかえった時間をしばらくユラユラと泳いでみるのも楽しいかもしれない。と、今も寝れない夜を越えて朝を迎え、くやしくて携帯をピコピコしているのだった。
おやすみなさい‥。




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2005年10月24日

行列のわけ

 2週間ほど前に梅田の喫茶店で牛乳を飲んでいたときのこと。窓から外をうかがうと、何だか女ばかりの行列ができている。行列の先はずいぶんと遠くの角で折れ曲がっているので、この列の理由と行方が気になって店員さんに訪ねてみた。店員さんはちらりと行列を見やってから「ああ、あれね、EXILEというグループが来るんですよ。それに会えるというのでみんな朝から並んでいるのです」と教えてくれた。「・・・えぐざいる。」出せる限りの低音でつぶやきながら、もう一度行列に顔を向ける。朝から5時間以上も並んでいるだろうに、憧れのアーティストに会えるという夢のようなシチュエーションに女たちはみなキャっキャと楽しそうだ。何かを求めてひたすら待つ、そんなホットな光景を牛乳を飲みながらジッと眺めていた私は、ぼんやりと思い出していた。
 この間の阪神リーグ優勝決定の夜、真っ先にVセール阪神百貨店の先頭へトラの着ぐるみを着こんで並んだのが芸人のオーケイ岡山であったこと、そして実は2年前の優勝の際も先頭に並んでいたのは相方のオーケイ小島であったのでこれでコンビでV2達成しちゃって、いや私が思い出したかったのはそんなことではない。自分がかつて24時間マラソンならぬ、24時間チケット取りに挑んだこと、これを思い出したかったのだ私は。
 高校生の頃、ある人気アーティストの大ファンであった私は、その争奪戦チケットを手に入れる為によく徹夜でチケット販売所へ並んでいた。長時間ならんだ末にチケットを手にする瞬間が快感で、徹夜並びはどんどんエスカレートしていった。果ては徹夜どころか、“24時間並び”に挑戦したのだった。チケット発売日前日の朝10時から路上にシートをしいて先頭をキープし、長時間座り込んだり眠ったりしていると、最初は人の目が気になって仕方なかったものの、やがて目の前を通り過ぎる人々がただの風景と化していく。特に梅田は一晩で何千人もの通行人が行き来するので、いちいち注意をはらってはいられない。何の刺激を受けることもなくぼんやりとその“風景”を見ているが、深夜になるとその“風景”たちの中には危険な輩も混じってきて、こちらへ近づいて来る者もいる。手元の暇つぶしクロスワードを見つめながら、それらから身を守る方法をすぐさま考えた。これらはその夜に輩が近づいて来た時に実際に試し効果が得られた対策法。

 1 笑う
思いっきり笑顔で相手と目を合わす。これでまず近づいて来ない。人懐っこい笑顔を見せることで相手は「俺が覚えてないだけで知り合いなのかも」と不安になるのか、無難に通り過ごしてくれる。
 2 踊ってみる
ナンパ目的の輩に有効。踊りはなるべく派手な方がよいが、地味ダンスでもまず近づいてこない。万が一ナンパが成功したとしても、絶対に一緒に連れて歩きたくない動きを研究。
 3 祈る  
「んン〜む…んン〜む…」と唸りながら、一心不乱に祈ってみるとあら不思議。ほぼ100%避けてくれることうけあい。何に対して祈っているのかわからないので、なんだか怖い。

 こうして数々のアプローチを駆使し、24時間徹夜並びも無事にゴールを迎えようという時に私はあることに気がついた。チケット発売所へ降りる階段の下の方に、何か黒い固まりが見えたのだ。ジッと目を凝らしているとその固まりはモソモソと動き始め、階段をこちらに向かってズリっ、ズリっ、と這い上がって来た。恐怖で叫びだしそうになったがよく見ると固まりの正体は黒いフードつきパーカーを着た30代の女だった。女はうつろな目を向けながら私につぶやいた。「・・わたし、アルフィーのチケットが欲しくてですね」「えっ?」「一週間前から友だちと交代で並んでいるのです・・。あなた、2番ということでよろしいですね・・」(おいおい宗教かよ)とおののいて、こちらが「一週間も交代で気配消しながらこんなとこ並ぶなんて何者だ」けしかけたところで、「高見沢さんのサポーターです」とイマイチ噛み合わないのだろう。
 こうして苦心の初24時間チケット並びも、一週間前から友だちと交代で先頭を守っていたアルフィーのファンに惨敗。誰にも気づかれずに階段の下にずっとうずくまっていたと思うと結構こわい。一方、踊って笑っていた私はただの目立ちたがり屋だ。とり憑かれるほど好きになったものには何でもできるのだな。と思うと、喫茶店の前に並んでいた人々の光景はずいぶんと気楽なものに思えてくる。



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2005年10月21日

ムービーバトン

 ブログからブログへ、リレーしているムービーバトンというものが回ってきました。

Q1 持っているソフトの数
ほとんどダビングしたものばかり。購入したのはビデオとDVDあわせて20本くらいかな。

Q2 今観たい映画
「ブラザーズグリム」と、ジム・ジャームッシュの「ブロークンアワーズ」

Q3 最後に観た映画
映画館なら「シン・シティ」ビデオなら「ミラクルエスパーズ」

Q4 よく観る、または思い入れのある映画5本
 *「マインド・ゲーム」
湯浅政明が監督した日本のアニメなんだけど、口で説明するのが難しい面白さです。見たら間違いなくパワーもらえます。
 *「ピンク・フラミンゴ」
好きな映画、ではなく、幼少の頃に観てしまってトラウマになったジョン・ウォーターズ監督の超問題作。ショックを受け過ぎて内容を覚えてません…
 *「ブルースブラザーズ」
 *「俺たちは天使じゃない」
 *「里見八犬伝」

Q5 過去一年で一番笑った作品
「最“狂”絶叫計画」
ちょうどハマって、ずーっと笑ってました。日が違えば笑けなかったかな?

Q6 過去一年で一番泣いた作品
「エターナル・サンシャイン」
泣くまではいかず。でもかなり感動。色がものすごいキレイです!もし主人公のように恋人の思い出をすべて消されても、私も同じ人に惹かれると思います。

Q7 まわす人
今回は堺が誇るスーパーギタリストのイシマルさんと、東京在住変態ベーシストのまっちょんに西と東から攻めてもらいましょう(^O^)/
お願いします、バトンタッチ★


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2005年10月17日

お知らせ2

 助言によりB級映画レビューを別ページに分けることになりました。
 毒盛り★さなえ丼
http://blog.livedoor.jp/sanaedon_2/



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色気の無い安威川より一句

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 私の住んでいる吹田市南正雀には、安威川(あいがわ)という割あいに大きな川が流れている。この安威川は高槻市、茨木市の山中から降りてきて、摂津市、そして私の住む吹田市を通って大阪市内で淀川から分岐した神崎川と合流している。そして神崎川となり最終的には西淀川区から大阪湾へ出る。安威川は北摂と大阪市内を結ぶ重要な川なのだ。阪急京都線の相川と関係があるかは資料がないためわからない。
 この安威川には、「あいがわ歩道橋」という歩行者のみが渡れる小さな橋が、私のすぐ家のそばに作られている。土地柄に古いボロボロの橋かと思いきや、これが意外とモダンでお洒落なのだ。橋の2箇所には、内側からライトアップされた丸い腰かけがいくつか置いてある。ここだけ見るとまるで湊町リバープレイスなどの洗練されたデートスポットと見違える程だ。静かに流れる夜の安威川を見下ろしながらこのベンチに座るのが好きで、もの想いにふけりたい時はよくここへ来る。と、ここまでは感傷的だが、この橋にいたっては少し趣が違う。
 例えば夜8時頃、ちょっと疲れてこのベンチでアンニュイな気分に酔っているとする。すると必ずやってくるのだ。デューク更家秘伝のキテレツなポーズを決めながら「シュッ、シュッ」と声を出し、一列にこちらへウォーキングで向かってくる複数のおばちゃんが。晩飯終了後おばちゃん達は食器を手早く洗い上下ジャージに着替えて、毎晩この橋の上へ続々と大集合しているようなのだ。その日のおばちゃんは全員で5人、お洒落ベンチは4つ。先客である私はあっという間に輪の中央に取り込まれ、おばちゃん軍団の世間話を聞かされるはめになる。顔を伏せながらジッとしていると、おばちゃん達はお菓子をつまみながらひたすらダベり出す。「うちのタケシの同級生な、いま流行りのあれ、”引きこまり”なってしもうて。」「ああ、引きこもりな。」「あっ、引きこもり言うんかいな〜、親御さんが子供に困ってるから”引きこまり”いうんかと思っとたわあ〜」「わはははは」 一個人の勘違いの由来まで丁寧に説明されたあげく、爆笑の渦に気持ち良く巻き込まれることもできず、やっとの思いで輪を脱出する。こんどは橋の反対側のベンチへ行ってみる。そこでは人の良
さそうな青年2人が談笑している。通り過ぎようとすると青年はおもむろに足下のケースからフォークギターを取り出し、歌い出した。こんなところでストリートライブをして音楽発信とは。発信元も小さければ受信先も狭い、あいがわ歩道橋ライブが夜な夜な始まってしまうのだ。通行人もたいしていないし観客は、と周りを伺うと。「・・・シュッ、シュッ」キテレツなポーズを決めながらウォーキングでこちらに向かってくる5人のおばちゃんの姿が。「またあんたたちか!」私はまた巻き込まれないように足早に逃げる。後方では「お兄ちゃん、マツケンサンバ踊ってえな」とのおばちゃんのリクエストに青年デュオが困惑している。
 そんな和やかな夜を安威川の歩道橋は演出しているわけで、ロマンチシズムとはほど遠い。だがそんな歩道橋にも時々は浮いた話もある。中高生の男子が女子に呼び出されて告白されている場面などに出くわすと、これぞこの美しい橋の本来あるべき姿のような気がして「これこれ!これなんよ!」と喜んでしまったりする。

   哀川(あいがわ)の月も流れぬ濁り江に
  もぐり消えぬは 君との契り


 うっかり下をのぞくと夜の川は暗い。得体の知れないものをたどるより、煌々と灯りに照らされる手すりを握っている方がよい。そういった歩行者の観念が、この橋の色気の無さの要因なのかもしれない。




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2005年10月09日

B級映画ザ★レ・ビュー2 〜毒盛りさなえ★丼〜

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「モンスター・イン・ザ・クローゼット」
1985年米 製作総指揮 ロイド・カウフマン、マイケル・ハーツ
監督/脚本 ボブ・ダーリン



 パリ国際映画祭で審査員特別賞、ブラックユーモア賞を受賞するも、当然のようにB級の仲間入り。カリフォルニア州の小さな町で突如クローゼット(押し入れ)からモンスターが現れ、やがては全米中を恐怖の渦に巻き込むというパニックホラー。日本では東芝が出したビデオ版のパッケージに書かれている「タンスにモン、スター!」というさりげない駄洒落コピーが時代を感じさせる。
 主人公はさえない新聞記者の青年リチャード。メガネをかけいつもチョコレートをかじり会社でも役立たず扱いのリチャードだが、思い掛けないチャンスを手にする。最近ちまたを騒がせている謎の連続殺人の取材だ。取材を続けるうち、リチャードは科学者のペニーワ−ス博士とその娘ダイアンと知り合う。やがて3人は恐ろしいモンスターが押し入れから出現し、住民を手当たり次第に襲っている現場に出くわす。軍隊が銃や大砲で攻撃するも全く歯が立たない。「モンスターは怯えているだけだ。次世代のためにも何とか殺さずにモンスターとコミュニケーションをとって和解したい」と主張するペニーワ−ス博士は、モンスターのうなり声にある一定のメロディーがあることを発見した。ここが最大の見せ場なのだが、軍隊や住民が見守る中、博士は鉄琴を鳴らしながらそっとモンスターに近付いていく。すると恐ろしいモンスターの表情が和らいできたのだ。2人は心を通わせながらすぐそばまで歩み寄る。将軍や住民の顔に笑顔が浮かび感動の音楽が流れる、が、次の瞬間モンスターは博士の胸をガブっと食いちぎってしまう。結局メロディーは博士の単なる勘違いだったのだ
。新聞記者のリチャードたちが瀕死の博士にかけよって「博士、怪獣が何と言ったかわかりましたか?」と質問すると博士は一言「・・いや・・・。」と手をぷるぷるさせて死んでしまう。
 ここら辺りから製作側も勢いがついたのかテンポよく後半になだれこむ。遊び心とダイナミックスを忘れない展開は気分爽快。でも不思議と段々モンスターが可愛らしく見えてきて「モンスター、がんばれ〜。」と応援したくなってくるのだ。モンスターが押し入れから押し入れへ移動しながらエネルギーを補充していることを突き止めたリチャード記者とダイアンは、世界中の住民に押し入れを破壊するよう通告する。マイホームパパが、セレブが、ヨボヨボのじいさんばあさんがバットや斧で押し入れを狂ったようにぶっ壊す様は爽快だが、ボコボコに壊された押し入れの前にしょんぼりと立ち尽くすモンスターの姿が妙にせつないのだ。そしてどうもモンスターはメガネを外すとハンサムな(少女マンガの王道だね)リチャード記者を気に入ってしまったようでクライマックスは青年をお姫さまだっこしながら町をかけずりまわるという有り得ない展開に。製作側はどうやらこのシーンにおいては「美男と野獣」というサブタイトルをこっそりつけて、ほくそ笑んでいるようなのだ。
 パニックホラーのみならずコメディ、恋愛もの、SF、盛り込み過ぎだけれども、おちゃめな演出がちりばめられた愛すべき作品のように思えた。


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2005年10月08日

壁紙が

 パソコン版の壁紙がHalloweenになってる!…可愛い♪(^▽^)
 タイムリーにも昨日は映画館で「シン・シティ」を、今は家で化け物の映画を見てる。化け物は今夜ここにアップして紹介しまっす★


sanaedon at 12:48|PermalinkComments(12)TrackBack(0)