いやあ,寒かった。2月8日の「松浦フル駄マラニック」を走ってきたのです。
ちょうどこの日は,北九州で人気の都市型マラソン「北九州マラソン」が開催されていたこともあったのか,参加者は14人ぐらいだったのだが,ぼくにとってはひさしぶりの「松浦フル」。しかも,コースが新しくなってからは一度も走っていないので,楽しみにしていたのだ。

あみりん氏がなぜ,「毎月マラソン大会を開催する男」なのか,その理由が,この毎月第2日曜日に開催される「松浦フル」のシリーズである。松浦をマラソンのメッカにしたい,と意気込んで始めた大会だったそうだけれど,もうすっかり定着して,松浦の自然を楽しみに訪れるランナーはひきもきらない。

ぼくがマラソンをはじめたきっかけが,「駄マラニック」にあるというのはもうどこかで書いたけれど,初フルマラソン大会の「筑後川マラソン」に先立って走った「松浦フル」は,どれだけぼくに自信をつけてくれたことだろうか。

さて,前日はいつものように,伊万里市の「ビジネスホテルかねこ」に泊まり,翌朝6時30分伊万里発佐世保行きの松浦鉄道(一両編成)にゆられて,午前7時8分に松浦駅に到着した。ここから,スタート兼ゴールの,「松浦海のふるさと館」の公園までは歩いて30分程度というところだ。だが,とても寒い。

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今日は雪が降りそうだな,とぼくは思う。海も少し波が高い。
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前に松浦フルを走ってから今回までの間に,松浦フルのコースは少し変わった。前のコースは前半のひたすらな上りと,峠を越えて広がる景色,そこからずっと続くやまびこロードのスケール感が魅力だったけれど,難を言えば,体調不良の際のワープなどがやや難しかった。今回は,そこも考慮して,なるだけ松浦鉄道沿線を通るようにし,また,ショートカット可能な部分も数箇所に設けたうえ,さらに松浦の自然を満喫できるコースになっていると聞く。コースはこんな感じである。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=9e7d25c338c85e6d6a33150ab4eb271a


午前8時に受付開始。ただ風が凄く強いので,あみりん氏はあずまやの柱に風除けシートを張った。シートはたちまち風をはらんでヨットの帆のようだ。
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それにしても,ものすごく寒い。身を切るような風が容赦なくぶつかってくる。
こんな日は早く走りきって,家に帰りたいなあ。ぼくはそんな感じで頭の中でぼやいてみる。

ふとぼくは手袋を忘れたことに気がつく。と,あみりん氏は何かごそごそと出してきてくださった。
いぼのついている軍手である。滑らないから,もし新コースに,壁をよじのぼる局面とかがあっても大丈夫そうだ。(ないと思うけれど)。
「粗品」と書かれたビニールに入っていて,スポンサー名が入っている。「前の仕事の関係で」とあみりん氏。

ありがたくお借りする。これ,「駄マラ手袋」ということにしよう。


午前9時,駄マラニックのスタートだ。
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松浦海のふるさと館の前の道路を渡り,駅前を抜けて,松浦局前を右折して志佐川へ向かって川沿いの遊歩道をさかのぼるところは以前と変わらない。ただ,今回は橋を渡ったところで折り返し,川沿いの遊歩道へ入ったあたりまで戻ってくる。

それにしても寒い。腹が冷える。なんだかぼくは体調が悪くなってきた。
志佐川遊歩道へ入る前のコンビニでトイレを借りようか?まあなんとかなるか,とぼくは川沿いの道へ入る。
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運動していていつも気になるのはトイレのことである。今回のコース,川沿いには利用できるトイレがない。
だんだんぼくのペースは落ちてきた。後続のランナーからも抜かれる。もういいや,歩いてしまえ,とぼくはついに歩き出す。
ようやく,折り返しの橋が見えてくる。
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この橋って,少しカーブしていたんだなと気付く。これまでの旧コースでも通っていたはずなのだが気付いていなかった。
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さて,新コースに入る。橋を渡って折り返し。
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折り返しってどうなのか,と思っていたけれど,走ってきた距離感がわかっているというのは精神衛生上,なかなかよいと思う。とくにシビアな便意をこらえているぼくとしてはなおさらだ。

走ると何かがもれそうなので,当然歩きである。だから今回はぼくは最優秀駄マラーをめざすことに決めた。
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雨か雪でも降りそうだった空には,少しずつ晴れ間も見えてきた。
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ものすごく寒いけれど,それも悪いことばかりじゃない。こんな日はとても空がきれいなのだ。今回,ぼくは空ばかり見上げている。こんなに空を見上げたのはどれくらいぶりだろう。
空が広い。ぼくはいま,ぼくを取り巻く世界の真ん中にいる。

スポーツジムを走るのとは違って,外を走るということは天候に左右される。雨や雪はどうしようもない。何事も自分のおもいどおりにならない。こんなに世界の中心にいながら,自分はとても,無力なのである。

ふとぼくは我に返る。そうだ,便意すら自由にならない(笑)。
やや震えつつ,志佐川遊歩道入り口近い橋を渡ってコンビニまでいちもくさん,ぼくはトイレを目指す。空いていた!
それにしても危ないところであった。このままだと,道路上に汚水をぶちまけつつ走っていく迷惑ランナーになるところであった。
おなかもすっかり軽くなった。
ほっとして,コースに戻ると,ほかのランナーはもう影も形もない。これは最優秀駄マラー確定だな。
みな,寒いので早く帰ってしまうつもりで先を急いでいるのだろう。
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ここからはぼくの知らない道である。少し戻ったところから,坂を上がっていく。
ここからはしばらく上り坂になるようだ。
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冬の空のきれいなこと。
日曜日の松浦市は車の姿もほとんどなく,吹き抜ける風の音や揺れる木々の音があざやかに耳を打つ。
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ミカンの実がなっている。
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ここからどうやら山の中腹を走っている見晴らしのよい道をずっと行くようだ。
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冬の空は青く,宇宙まで突き抜けていそうだ。思わずぼくは言葉を失う。
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こんな道を自分のペースで走り,進んでいくのは何にも変えられない駄マラニックシリーズの魅力だ。
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で,そのうちに第一エイドに到着。前にも書いたように,駄マラニックは無人エイドにせざるを得ないのだが,あみりん氏としてはそれでも,なるべく人家の前に頼んで置かせてもらい,問題が起きないように気をつけることにしたそうだ。エイド食はかっぱ巻きである。
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それにしてもこの新コース,なかなかの道だ。前のやまびこロードとはまた違うけれど,爽快感のある道である。せっかく税金で作られた立派な道である。足でも楽しまなくては損だ,という気がする。
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やがて,ちょっとだけ見覚えのあるところへ出る。
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これは,旧コースで,「森林浴ゾーン」を出たあたりじゃなかったかなあ。
たしかに,この風景,どこかで見たようだ。
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進んでいくと,「近江鍛工」の工場がある。これも旧コースで見覚えがある。
工場の前を過ぎて,交差点に出る。ライスセンターの前の交差点である。ここからまた,新コースだ。
進行方向への道は二つあり,旧コースは右よりの狭い道を進んで御厨方面へ行っていたが,今回は左側の広い道を直進する。
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実はこの道は,以前,ぼくが一人で走っていて迷った部分だ。そのときは引き返してきた。
だから,ここをずっと行くとどうなるのか前から気になっていたのである。

進んでいくと,道は下り道になり橋を渡ってこんどは上り道になる。そんな感じで上ったり下ったり,のどかな景色の中を道は進んでいく。
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「未来へ」という石碑が建っていた。
ぼくはこの先の道は初めてだから,どういう道か知らない。未来というのも,よくわからない。だからおもしろいのかもしれない。
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そんなことを考えながら,ぼくはいつもの「やる気のない運動部の朝練のペース」でのんびりと走っていく。
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キャベツ畑や林や,いろんな景色が両側に広がる。
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初めての道は,少し不安だ。
と,見覚えのある白い←が目に入って,安心する。どうやらミスコースはしていない様子だ。
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神社の鳥居の横を抜けて,のんびりと走っていく。
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と,松浦鉄道の路線とぶつかる。
国道204号線(唐津街道)に出たのである。ここは,「伊万里平戸100」などのコースでおなじみのところだ。
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そこから少し204号線を戻り,西木場の松浦鉄道の駅前に向かう。
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松浦鉄道の駅はたいがい無人駅であり,今日は日曜日だから,とくに乗客の姿も少ない。
そこを進んでいくと大崎小学校の前へ着くはずだ。
伊万里平戸100では,あみりん氏の知人の方が,いつも家族ぐるみでエイドをしてくださっているところだ。
今回も第2エイドが設けられていた。
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エイド食は桜餅(道明寺)。塩漬けの桜の葉で包んである。
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桜餅は場合により桜の葉をはずして食べることもあるぼくだが,今回は塩漬けの葉の香と,桜餅のあんこの甘さが絶妙だった。

しばらく余韻を楽しむ。ただ,今日は本当に寒い。欲を言えば,あったかい飲み物が欲しいな。伊万里平戸ではいつもあみりん氏の知人の方があたたかいスープを出してくださるので,余計にそう思う。

特別なスープをあなたにあげる〜あったかいんだからぁ

などと最近流行っているお笑いの人のフレーズを思い出す。ぼくはあったかくない。さむいんだからぁ,だ。

気を取り直して先を急ぐ。新コースはここを左折して,大崎の海水浴場へ向かうけれど,ぼくははじめてだ。楽しみである。

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季節柄,ラッパスイセンが強い,つめたい風に吹かれて揺れている。
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竹林の横を通ると,がしゃがしゃ,がしゃがしゃ,と風に吹かれて竹どうしが当たる音がやや不気味に聞こえてくる。
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いやあ,自然はドラマだなあ,と思いながら,ゆっくり走り抜けた。
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国道204号線に再びぶつかると海が見える。と行く手に看板が出ている。「小嶋古墳群」と書いてある。今,小さなほこらがあるところから,6世紀か7世紀ごろの古墳が発掘されたそうである。
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どうせぼくは最後尾なので,近寄ってみる。
で,戻ってきたら,ぼくのズボンに「馬鹿」がついている。
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考えたら,ランニング大会の途中に寄り道をしすぎるのは馬鹿なのかもしれない。
馬鹿でもいいか,と思いながらジョギングする道の横に,梅が咲いている。
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すぐに,大崎海水浴場だ。
しかし風が強く,波が高い。
サーファーもいない。
というか,様子を見ている僕にも,風に飛ばされた砂が容赦なく当たってきて,痛い。
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冬のこんな日に海水浴場をみている僕は,やっぱり馬鹿なのかもしれぬ。
大崎海水浴場を過ぎてゆくと,「大地の源」という石碑があった。
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意味はよくわからないが,存在感がある石碑である。なんだかよくわからないけれど感心しつつ行くと,牛が放牧されている牧場があった。
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それにしても駄マラニックはどうして,こう牛とご縁があるのか。

さて,新コースは大崎をぐるっと回ってきて,また国道204号まで戻ってくる。面倒ならショートカットをしてもいい。ただぼくは今回,新コースを堪能するのが目的だから,いちいちこだわりつつ走っていく。そうするとやっぱり道の脇に面白いものが見つかる。
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道路わきのフェンスがそこだけくりぬかれていて,そこに小さなお稲荷さんがしつらえてある。
道路わきは高架になっているので,稲荷の土台はどうなっているのかと思って覗いてみると,ちゃんと張り出して土台が作ってあるのだ。いわれはわからないけれど,こんな手のこんだことをしてあるのだからそれなりの由緒があるはずだ。
そこでぼくは持参してきた小銭をあげてお祈りをして,こんごの路程の安全を祈ることにした。
駄マラニックは小銭推奨である。途中,ちょっとしたお買い物や,ワープの電車バスタクシー代など,いろいろと役に立つからなのである。

それにしてもほとんどランニング大会のノリではないなあ,とちょっと反省する。

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この先,国道204号を渡った道は,「伊万里平戸100」で通った「飛び石」を横目にみて(今回は通らない),さらに進んでぐるっと迂回して,御厨小学校の前を通って,この松浦フルの旧コースにつながって,再び御厨のコンビニの前へ出てくる。
ちなみにこの「御厨」と言う地名は全国にある。天皇家に献上するための農産物や漁獲物を取っていた荘園を,御厨といったのである。今でこそ交通の便がよい都会に人は集まるけれど,その昔は,原産地である海や野山に近い人々が一番贅沢をしていたのだ,と思う。うまいもんを食っていたのである。

コンビニでコーヒーを飲んであったまり,外へ出てみると,ばらばらと白い粒が空から降ってきている。あられと言うか雪と言うか,そんなものだ。風も吹き付けてきた。空は底抜けに青いのだが,風がむちゃくちゃ強い。
風に向かっては進めないほどの風である。ここからしばらくは旧コースであり,海沿いの道だ。
強いだろうなあ,風,とぼくは少し憂鬱になる。

案の定,思わずいやになるほどの風だ。
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しかしそんな風も,海沿いの風除けの林の前ではぴたりと止まる。と,空は晴れているから,ふしぎとそこだけ暖かい。風よけの防風林のありがたさを痛感する。なんで風の強い地方の人が,あれほど防風林を植えるのか,その理由が体感できた気がする。
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旧コースはやがて海へ出る。
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風が強く,波が立っている。
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この松浦のあたりも,古くから人が住んでいたところらしく,中世からは,「松浦党(まつらとう)」の武士団が活躍することになる。松浦党は,和寇のメンバーとも言われて,貿易や海賊活動?にいそしんでいたといわれる。普段は漁業や農業を営み,戦争になると武器を取って戦うのがこのころの武士である。
元寇の際も,松浦党に属する石志氏や佐志氏が武器を取って,元と高麗(朝鮮)の連合軍と戦ったそうだ。
あるいは,当時の海もこんなに荒れていたかもしれない。
ぼくはふと,波の向こう側に馬や兵士を積んだ巨大な元の船が停泊している様子を想像してみる。

さて,コースは海沿いにこの星鹿半島をぐるっと回ったあと,半島を横断して,星鹿漁港へと向かう。
その途中はのどかな田舎道である。これは新コースだ。
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途中,畑の中に石が積んであったり,塚があったりする。看板が出ている。「千人塚」という。
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元寇のときに,死んだ元や朝鮮の兵士の遺体が大量にこのあたりにも流れ着いたのだという。それを集めて供養したという。畑を作ったのでいくつかは壊されてしまったが,今でも残っているのだそうだ。

吹き抜けていく風の音が強い。雲が流れていく。
家を離れ,遠く異国の地で命を落とした八百年前の兵士たちのことを少し,思ってみる。

さて,新コースはここから先はほぼ旧コースと同じである。ただ,オプションとして,星鹿城山に上って見よう,というコースがある。ぼくはもう,今回最優秀駄マラーとして,当然のぼる気まんまんである。
便意もない。もっとも,星鹿城山の頂上にはトイレがあるそうだ。

しばらくつづら折れの道を登ると,頂上の展望台に到着した。
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ここは実は「ご来光マラニック」でコースになったところである。
ぼくは高いところは得意ではないし,とくに風が強いのだけれど,せっかくだから上ってみる。
このせっかくだから精神はけっこう大事だと,思っている。
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この島々のある海が,松浦党が活躍した海である。
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展望台から少し行くと,テレビの中継塔が立っている。ここには12世紀に刈萱城という城があったという伝説がある。戦時中砲台が作られたりしたので,城郭の遺構は残っていない。
と,なんだか不思議な,宇宙人と交信しているようなメロディが聞こえたのでそちらの方に近寄ってみる。
その音はテレビ中継塔からしているようだ。
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なんだかラジオのチューナーをあわせるときに,高くなったり低くなったり妙な音がしますよね。あんな感じの音。なんであんな音がしていたんだろうなあ。

トイレで用を足して山を降り,星鹿漁港へ降りていく途中に,例の「ロックなお寺」があり,今日のお言葉を楽しみに近寄ってみる。
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「ご縁はそう簡単に転がっているものではないのですね!」

なんだかロックコンサートで,ミュージシャンが観客席へ
「ご縁はそう簡単に転がってるもんじゃないぜベイベー!」
と叫ぶ感じを醸し出しておる。
しばらくぶりにこのお寺を通ったけれど,相変わらずロックな寺であった。

その近くに第3エイド。
エイド食はいなり寿司であった。
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日曜日の漁港はしずかだ。もっとも,前にここを通ったときは,子どもをしかりとばすおかみさんらしい声と,ソレに続く子どもの泣き声が聞こえたりしたものだった。
あの母と子どもは元気だろうか。
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九州の女は強くて優しい。

刈萱城には,ここを築いた加藤重氏とその息子石堂丸と母にまつわる伝説が残っている。
重氏には正妻がいたのだが,側室の千里姫との間に石堂丸をもうけた。これをねたんだ正妻が,千里姫を殺そうとしたが,身代わりになって千里姫の侍女が刺し殺されてしまった。
重氏はそれをきっかけに思い悩んで城を出て,行方知れずになってしまったという。
石堂丸は,母の千里姫といっしょに父の重氏が住むという高野山(和歌山)へ行き,千里姫はそこで一命を落としてしまう。石堂丸は重氏と再会するのだが,重氏はついに父とは名乗らず,刈萱同心,と名乗り,石堂丸はその弟子として一生を送ったというような話である。高野山には「刈萱堂」なるお堂があるそうである。
この類の話は全国に残っているのであくまで伝説と言えばいえるのだが,なんだかしみじみする話だ。

しみじみしつつ蛸壺なんぞを横目で見ながら,もう,勝手知ったる月イチコースを進んでいく。
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もうこのコースは幾度となく通っているので,なんだかふるさとに戻ってきたような気持ちにすらなる。
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38キロエイドは,定番プチトマトであった。
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この桜の木は季節によっては花を咲かせてきれいなのだが,今日は枝のままである。
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森林浴っぽいコースをとおり,松浦火力発電所の煙突が見える。
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煙突は元気よく煙を吐き出している。ふと,現代俳句の時実新子の

凶暴な愛が欲しいの煙突よ

なんていう句を思い出したりする。
さあ,本日は14番目の最優秀駄マラー確定のぼくは,寒い中を待ちくたびれているであろうあみりん氏のもとへ急いで(しかしあくまでマイペースで)向かっていく。
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この赤い橋が見えたら,もうゴールは間近である。
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ぼくの姿を見つけたのか,寒いので駄マラカーの運転席で風を避けていたあみりん氏がクルマから降りて,迎えてくださった。
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「やりましたね!」とあみりん氏。
「最優秀駄マラーですよ」 駄マラニックは「遅いが偉い大会」なので,最優秀すなわちビリということだ。

しかし,新コース,なかなか楽しいコースだった。前の旧コースが「早く走るには惜しいコース」だとすれば,新コースは「早く走るにはほんとうに惜しいコース」だと言えるだろう。

てなわけで,ぼくの2月の月イチが終わった。

今,ぼくの机の上には,あみりん氏に返しわすれた駄マラ手袋があり,ぼくはこの日の青空の高かったこと,それとほんとうに,寒かったことを思い出している。

さて,次は毎年人気の「武雄嬉野フル駄マラニック」。長崎街道を50名のランナーが思い思いに走ります。乞うご期待!