2006年06月07日

とりあえずなんとなく

 初めて歌う曲、歌い始めて間もない曲は、「とりあえずなんとなく」歌えればいいとしています。
 もちろん、最初から完璧に上手に歌えればそれに越したことはありませんが、それは望みが高すぎるというもの。
 徐々に歌えるように、だんだん上手になるように、気長に指導しています。


sangeslust at 17:37|この記事のURL新曲をはじめる 

2006年06月05日

一体になってる!

 子どもたちって、一人一人ほめられるのも嬉しいけれど、自分が属しているグループ(集団)が誉められるのも、嬉しいようです。

 「ソプラノ、一体感がでてきたね」「アルト、声がまとまってきたね」「このクラスは団結力があるね」「集団のいい力が出てきたね」と、団体技誉めると、つられて個人点も伸びていくようです。

2006年06月04日

心よりも魂?

 「心を込めて歌いましょう」って、よく使われる言葉ですが、優しい感じの曲ならともかく、激しい感じ場合はなんとなくそぐわない言葉です。

 そんな時は「魂を込めて歌おう!」とか「魂を込めるのよ!」の一言を。

 言い方にも魂込めて、力強く!すると、気合の入ったいい歌が出来上がります。

2006年06月03日

顔の前に楽譜

 楽譜を持って歌う時は、歌う顔が見えなくならないように、指揮がきちんと見られるように、顔の前に楽譜が来ないように指導しますよね。

 でも!

 わざと顔のまん前に、楽譜を壁のように持ってきてみましょう。

 すぐ目の前に「楽譜」という壁ができるので、自分の声がよく聞こえるようになるんです。
 そのおかげで、今、自分がどんな風に歌っているのかがよく分かります。

 「今のうちに、自分の声をよく聞いておいて!」と、「自分の声を聞く」ということを、意識させるといいですね。


2006年06月02日

ほんの少しずつ

 もう少し声量があればいいな〜という時、一度に飛躍的に大きな声にしようと思っても、なかなか難しいものです。

 「顔の前に人差し指を出して、そこに向かって歌いましょう」

 歌の中から8小節ほど抜き出して、短く歌うのがいいでしょう。

 「では、その人差し指を、顔から30センチ離します。人差し指に向かって歌いますよ」

 さっきと同じ8小節を歌います。するとあら不思議。さっきより声が大きくなっているではありませんか!

 「では、腕をいっぱいに伸ばします。人差し指に向かって歌いますよ」

 いかがですか?
 ゲーム感覚で、少しずつ挑戦させていくのがよいようです。
 もちろん「もっと大きな声は出せないの?」とか「ちゃんと声が人差し指に届いてる?」は禁句。
 「さっきよりずっといい声になったね」「声が響いてきたよ」と励まし誉めながら進めていくと、よりよい結果が得られます。


sangeslust at 23:14|この記事のURL歌声をつくる 

2006年06月01日

真似しちゃう!

 変所で息継ぎしていたり、歌い方が妙だったりしたら、真似しちゃいましょう。

 「今、こんなだったけど…(真似して歌う)」

 聞いた子どもたちは「変〜!」とか「ありえな〜い!」とかいいますが、めげずに「変〜っていうけど、あなたたちの歌、こんなだっただのよ〜?」と明るく切り返します。

 「じゃ、変にならないようにお願いします」といって歌ってもらえば、問題は9割方解決していることでしょう!

sangeslust at 22:52|この記事のURL歌声をつくる 

2006年05月31日

上のパートは小さく

 初めて上下のパートをあわせる時や、下のパートが心配な時は、上のパート(メロディーのパート)に、小さく歌ってもらいます。
 同じ大きさの声で歌うと、どうしても下のパートはつられてしまいがちですから、小さく歌ってもらうと、ちょうどよくなります。

 下のパートが大丈夫そうなら、上のパートを少しずつ大きな声にしていって、ちょうどよいバランスになるまで、何度か繰り返して練習できます。

 下のパートがまだまだ心配だったら・・・?
 それは、上下のパートを合わせて歌うのが早すぎました。
 下のパートだけで、もう少し練習しましょう!

2006年05月30日

いい声になってきたね

 声って、自分ではどうしようもない分野です。
 たとえば、背の高い低いは自分ではどうしようもないのと同じです。

 だからこそ、ほめられると嬉しくなるんです。

 「いい声になってきたね」「沢山練習しているからだね」「一生懸命歌ってるからだね」という声かけで、やる気を引き出していくことが出来るんです。

2006年05月29日

格好つけて

 低音は格好よく歌います。
 素敵な男の人、格好いい男の人を思い浮かべて、その人になりきって歌うんです。

 あんまり張り切りすぎると、お相撲さんの声みたいになってしまうので、それだけはちょっと注意ね。

2006年05月28日

恋人に…

 ピアノやピアニッシモを、小さく美しく歌うには・・・・

 「恋人にささやくように」歌うのです。

 恋人の耳元で怒鳴ったりしませんよね。
 どんな風にささやくのか、よく思い出して・・・(研究して?想像して?)

 でも、この方法は小さい子たちには使えないんですよね。ちょっと残念。

sangeslust at 21:01|この記事のURL強弱をつける 

2006年05月27日

私に届く声で

 もう少し声量がほしいなという時、野外で歌う時など、「もっと大きな声で!」とか「もう少し元気よく!」とついつい言ってしまいがち。
 でも、子どもってとっても素直なので、そういうとものすごく大きな声で怒鳴ってしまうのです。

 「私に声が届くように歌ってください」

 この一言で、全て解決。

 前に立っている指導者の「私」にさえ声が届けばいいので、怒鳴らなくてもいいのです。
 しかも、「私」という目標に向かって全員が声を出すので、全体の声がよくまとまって聞こえる、というオマケ付きです。

2006年05月26日

暖かい息で

 低音を深く美しく発声したいときは、暖かい息を使います。

 「とても寒い日に、手が冷たくなってかじかんでしまいました。息を吹きかけて暖めましょう」

 さて、どんな行動をとりますか?

 息を「ハァーッ」と手に吹きかけますね。
 この時の息は『暖かい息』です。

 その息を出すときをイメージして低音を歌ってみましょう。
 喉の力が抜けて、低音が深く響くようになります。

2006年05月25日

大切に伸ばす

 息継ぎの前の音は、ついつい乱暴に切ってしまいがちです。
 そこを、大切に優しく伸ばすと、丁寧に歌っている感じがします。
 息が足りなくなってきて苦しい時もあるけれど、ちょっと気をつけるだけでも違います。

 どうしても苦しくて、急いで切って息をしたい時は、気持ちだけでも大切に丁寧に。
 それだけでも歌がワンランクアップして聞こえます。

2006年05月24日

上手くなりそうな予感

 歌い始めでまだ自信が持てないと、なんとなく声を小さくなりがち。
 そんな時には、一生懸命がんばっていたり、姿勢がよかったり、楽譜をしっかり見ている子供をクローズアップして、全体をアップしていきます。

 「一生懸命楽譜を見ている人は、歌が上手くなりそうな予感」
 「いい姿勢で歌っている人は、上手に歌えるようになりそうな予感」
 「一生懸命歌っている人は、歌が上手くなりそうな予感」

 がんばっている子が、「頑張ってよかった」と思える言葉かけです。

2006年05月23日

たまには小さな声で

 歌っているうちにだらだらしてきてしまったり、ずーっと歌い続けてのどが疲れてしまったときに使うのが「小さな声」

 「次は、すっごく小さな声で歌ってみましょう」

 のどを休めることができる上に、とても集中して歌うことができるのです。

sangeslust at 11:17|この記事のURL集中して歌う 

2006年05月22日

輪になって歌おう

 パートごとに輪になって歌ってみましょう。
 なんだか団結力が増す感じがします。

 自分パートでまとまっているので、つられにくい安心感もあります。

 つられてしまう時は、各パートの輪を離します。
 自信が持てるようになってきたら、だんだん近づきます。

 最後は、一つの大きな輪になったり、三重円(三部合唱の時)になって歌えると楽しいですね。


2006年05月21日

言葉をそろえる

 言葉を揃えると、合唱全体がしまって聞こえます。

 例えば「思う〜」と伸ばすとき、どのように発音して歌いますか?
 「おもう〜」? それとも「おもお〜」?

 揃っていないと変ですよね。
 歌詞の流れや子供たちの歌いっぷりから、どちらかに決めて歌いましょう。

2006年05月20日

支えてあげて

 全体として、なんとなく音程が不安定でも、ちゃんと歌えている子もいるはず。
 そんな子に活躍してもらいましょう。

 「大丈夫な人は、みんなの歌を支えて上げて」
 「自信のある人は、みんなの声を支えてあげて」

 そんな言葉かけで、がんばっている子は「がんばってよかったな」「もっとがんばろう!」と思うのです。

 (ただし、お友だち関係がうまくいっていない集団の場合は、要注意!「一人だけいいカッコしちゃって〜」とか、「いい子ぶりっこして〜」となりかねません。状況をよく見極めてお使いください)

sangeslust at 09:23|この記事のURL音程が心配な時 

2006年05月19日

消し消し作戦

 黒板やホワイトボードに歌詞を書いておきます。
 「よ〜く見て歌いましょう!」と、一回通して歌います。

 「うまくなったねぇ」と、まず褒めて・・・・

 「じゃ、これでも歌える?」と、一部を消してしまいます。
 この時、それぞれの言葉の歌いだしにあたる部分(普通、黒板などに書くときに1番上にくる部分)は、消さずに残しておきます。
 続きの歌詞を思い出すための手がかりになりますからね。

 たぶん、一部を消してしまっても、それなりに歌えるでしょう。
 そこで・・・
 「よく歌えたねぇ。じゃ、こうなっても歌える?」

 もっと消してしまいます。
 今度は、歌いだしの言葉も多少消してしまいます。
 間違えやすい言葉は、さりげなく残しておくのも手ですね。

 消しながら「あ、ちょっと消しすぎちゃったかなぁ?」と、わざと不安そうに言うと、「大丈夫!!!」と元気に答えてくれるでしょう。

 歌い終わったら「すごいねぇ。歌えちゃった!じゃ、これはどうだ!」と、挑発しつつ、もっと消してしまいます。
 よく覚えていたら、2.3文字残すくらいでもいいかもしれません。
 心配な状態なら、ちょびっと消します。

 「こんなに消しちゃったら、歌えないかな〜」と、またもや挑発しつつ歌ってみましょう。
 あら不思議。
 意外と歌えてしまうものです。

 小さい学年の子どもたちにとっても効く、暗譜の仕方です。

sangeslust at 13:37|この記事のURL暗譜の仕方 

2006年05月18日

先生とかわりばんこ

 国語で、一文ずつ交代で読む読み方があります。
 歌でも試してみました。

 区切りのよい2小節ずつ、先生と子どもたちでかわりばんこに歌います。

 歌っていないときに、ボーっとしていると出遅れてしまうので、楽譜をしっかり見たり、相手の歌をちゃんと聞いている必要があります。
 集中して歌うことができるのです。

 先生とかわりばんこで歌ったら、子どもたちを2グループに分けて、交互に歌うのもいいですよ。

sangeslust at 13:52|この記事のURL集中して歌う