さて、ついに産技祭2012が明日に迫りました。
私たち文芸会は産技祭でにて季刊『秋霖』を配布するのですが、大量の冊子を製作する激務を今日の今日まで続けていました。
一体どんな苦労があったのか、まあ聞いてくださいよ。
印刷作業を開始したのは22日(月)、産技祭の5日前でした。
正直に言って、今回の印刷部数を考えればかなりギリギリのスケジュールです。
250部ですよ、250部。
なので出来る限り早く作業を進めたかったのですが、この日は残念ながら作業はあまり進みませんでした。
印刷用紙を僅かしか用意できないという致命的非常事態が起こっていたのです。
私たち文芸会は顧問の先生の研究室に印刷用紙を置かせて頂いているのですが、この日は先生の都合により研究室が閉まっていました。
仕方が無いので、あらかじめ運び出していた分の用紙のみを使い、18ページまでの印刷を終えました。
しかしそれ以上は作業が無かったので、この日は5時頃の解散となりました。

翌日の23日(火)、この日は印刷用紙もたくさん用意して、好調に印刷作業を進めました。
あまり産技祭直前まで印刷作業を延ばしたくないため、この日で全ページ印刷するぐらいの覚悟で臨みました。
確か私と隼鷹さんが印刷に回っていたと思います。他の人たちは会議室でドッキング作業です。
そんな感じでひたすらに作業していたのですが、7時過ぎの時点で30ページほど残ってしまいました。
この分は仕方なく明日に持ち越しで、この日は解散となりました。

続いて24日(水)、印刷作業も大詰めです。
印刷機をフル稼働で回して、なんとか最後のページまで印刷し終わりました。
後は食堂へ運んで全員でドッキング作業です。
しかし、結構深刻な事態がいくつか発覚しました。
まず、22日に刷った3~18ページがかなり足りませんでした。
どうやら、部数を間違えて印刷していたようです。
さらに、印刷機の不良による片面白紙ページが多々発見されました。
どうやら、この印刷機は大層なドジっ子ちゃんのようです。
そんなわけで、この日は出来るところまでドッキングで、残りは片面ページ印刷待ちの紙束のみとなりました。
ちなみに解散したのは9時過ぎ、学校に残って作業できるデッドラインです。

25日(木)は時間割の都合上3年生の人たちが遅れるので、私たち1~2年生のみで作業を始めました。
まずは、足りない3~18ページを印刷……と言いたいのですが、足りない部数を数え忘れていたので作業を始められませんでした。
臨時で紙束を保管している教室は移動授業中で入れず、今さら部数を数えることも出来ないため、空白の片割れページを埋める作業から先に始めることにしました。
まずは大量の片面ページを分類して、量の多いページから印刷していきました。
ひどいところでは1ページに10枚以上のミスがあって驚きです。
そうして私と隼鷹さんと灯架さんで連携を取りながら印刷していました。
3年生の人たちも合流し、表紙やスペシャルサンクスの印刷も進めていきます。
しかし、本拠地としていた食堂が産技祭準備のために使用不可となってしまい、場所の移動を余儀なくされました。
その結果3400教室を使うことになり、台車で荷物を大移動させました。
あとはいつもと同じようにドッキング→ホッチキス→テープ貼り→スタンプ押しの流れです。
ちなみに私は、未だに抜け落ちている3~18ページの印刷をしていました。
その後は私も教室に合流し、ドッキングやらチェック作業やら。
正直に言って、ここまで作業しているとみんな大分狂気モードに入ってます。
和墨さんが叫びだしたり、Mu-Muさんが謝罪を始めたり、あるいは反逆したり。
文芸会以外の人も交じって作業してたような気がしますが、もはや些細なことです。
そんな感じでほとんど全ての冊子を完成させ、9時を過ぎての解散となりました。

そして産技祭前日の26日(金)、冊子はほとんど完成しているので、製本作業はほとんどありませんでした。
バラバラだった片割れページを重ねて何部か冊子を作ったりした程度です。
この日は主に産技祭の準備で、長机や椅子などを用意して場所をセッティングしました。

私たちが冊子を配布する場所は4階東棟のゆとりスペースです。
エレベーターを出て右に行った突き当たり、と考えると分かりやすいのではないでしょうか。
そんなわけで、産技祭の日は是非とも文芸同好会のブースへお越しください。
あと、近くにクリエーター同好会が会誌配布している部屋もありますので、そちらも覗いてみると面白いと思います。
クリエーター同好会や漫研の人たちには、冊子の表紙絵などで随分とお世話になっています。


ちなみに、あまり今回の記事に名前が挙がっていない雪鳥さんや阿国さんについでですが、この人たちはかなり忙しいようです。
雪鳥さんは産技祭実行委員会の重要ポジションなので、こちらの製本作業にはほとんど参加できず、忙しく動き回っている姿は時々見かけました。
阿国さんはロボコン部と兼部しているので、かなり忙しいようでした。
時々ドッキング作業などに参加していたので、結構がんばって両立させているようです。