12月19日(水)、またもや食堂で反省会を開きました。
ついでに、冬季刊のタイトルは『初茜』(はつあかね)に決まりました。
まず反省会の前に冬季刊のタイトル決めを行ないました。
今年度のテーマは「気候」で、決める方法はいつも通りに多数決です。
さて、今回も様々な言葉が候補に上がりました。
とりあえず思いつく限りで、だいたい人気の順に列挙しておきます。
初茜・風花・氷雨・雪催い・雪時雨・木枯らし・雪起こし・鰤起こし・寒晴れ・初東雲・etc
他には吹雪やカマクラといった珍案もありました。
それで、確か最終的には上位の三つぐらいが競り合って初茜に決まりました。
手前味噌ですが、上位三つはいずれも私が最初に提案したタイトルなんですよ。ちょっと嬉しいです。

その後は反省会、今日は雪鳥さんが欠席でした。
今回の対象作品は私の『火炎花は空高く』とMr.06さんの『二進数は恋をする』です。
夕方の6時過ぎまで続けて二作品だけ?と思われるかもしれませんが、思いのほか時間がかかったんです。
隼鷹さんのせいにしましょう、ええ。

『火炎花は空高く』(鬼童丸)
江戸時代の南部領(岩手県あたり?)を舞台にした、ファンタジーな説話です。
時代小説を書いてみようかと思って手を出した結果、無惨な結果となりました。
まず、序盤の設定が長くて読む意欲をそがれるというのが第一の意見。
さらに、ヒロインが魅力的じゃない、文体が長ったらしい、なんか読みづらいと批判が集中でした。
それと人物の設定が作中で活きてないとか、要約すると「読んでてダレる小説」ということのようです。
とりあえず、これからも時々は時代小説の練習をしてスキルを積んでいこうかと思います。

『二進数は恋をする』(Mr.06)
06さんが久しぶりに発表した作品で、約1ページずつの三部構成を取っています。
全体の雰囲気として、細かいところは抜きにしたザックリ系の小説で、私としてはスンナリ読めました。
しかし人によっては設定不足と感じるらしく、話の背景が見えないから上手く繋がらないという意見が多数出ました。
あと、人物の性格がみんな何かおかしいとか。
それと、各話が1ページに収まってないのは編集係さんのミスらしいです。ここにも雪鳥さんの魔手が……。

それで結局のところ、反省会終わりませんでした。
どうやら冬休みの間にも活動をするそうです。
多分、来週の27日や28日ごろになるのではないかと思います。

ところで、実は冬季刊の〆切が結構すぐそこまで迫ってたりします。
冬休み明けの頃に原稿を集めるそうなので、お正月もノンビリできませんね。
ああ、私のお正月は草津旅行ですのに、温泉でも気が休まりません……。