2012年04月23日

第16話 「呂布、徐州牧となる」

皆さん、こんばんは。三国志TK、ストーリー・テラーの哲舟です!
週末は元気でお過ごしだったでしょうか?

さて、先週までは、孫策に玉璽をもらった袁術が
「皇帝」を名乗ったところまで進んだと思います。

その報告を聞いた曹操は、袁術の愚かさを笑います。

漢の皇帝は曹操の手のうちにありますから、大義はこちらにあるとして、
皇帝を後ろ盾とし、曹操は袁術討伐の兵を起こそうとします。

曹操は曹洪、許褚(きょちょ)を先鋒に、18万の討伐軍を派遣。
曹操もすごい兵力ですが、袁術軍は40万。その倍以上の大軍を擁しているとか。
そこで曹操は、独力ではなく、袁紹や公孫瓚(こうそんさん)、呂布などにも、
皇帝の名を使って出兵を促しました。

進軍中、曹操の馬車が暴走し、麦畑のなかに突っ込んでしまいます。

「収穫期の畑を荒らしてはならない」と、出陣前に自ら命じた曹操は、
軍法に照らして自分を斬らせようとしますが、家臣たちは
「法は尊きに加えず」という故事を持ち出して、それをいさめます。

曹操は、そこで髻(もとどり・束ねた髪)を切ってみせることで軍を引き締めることに成功。
これ、すべて曹操の計算のうちであることが表情からも見てとれますが、
もちろん、従軍する荀彧(じゅんいく)も、それを察しています。

sangoku029+1
さて、ここで呂布のいる徐州に場面が切り替わります。
今回から、呂布はヒゲを生やし始めました
ちょっと貫禄がつきましたが、あまり似合わないような気も。

それにしても、このとき呂布は一体、何歳ぐらいだったのでしょう。
史実においても、呂布の生年は不明なので、わかりません。
おそらく曹操と同じぐらいだと思われますが、このドラマでは、かなり若く見えます。

そこへ、袁術の使者がやってきました。
用件は婚姻の申し入れ。呂布の娘を、袁術が妃にしたいという政略結婚の誘いです。

呂布はうまい話だと、ただちにそれを受け入れますが、
すぐに陳宮が反対し、使者を追い返しました。
最初から陳宮に相談すればいいんですよね。

呂布に娘がいるという設定は原作どおり。
このドラマでは、呂布の妻は貂蝉以外は登場しませんが、
その貂蝉との間にできた娘とすると、まだ3~4歳ぐらいでしょうから
袁術の妃にするには若すぎます。

登場こそしませんが、実際には原作(演義)のように正室(厳氏)がいて、
その間に生まれた娘という設定なのでしょう。

さて、呂布を徐州牧にまで任じ、諸侯に出陣を促す詔を送った
曹操でしたが、来たのは結局、劉備だけでした。
みな、どうせ曹操が出した詔であることを見抜き、加勢しなかったのです。

120416
劉備は義に応え、数千の兵だけで曹操の呼びかけに応じたわけです。
軍師たちとの協議の結果、喜んで劉備を迎える曹操。
後ろにいる曹仁が、頼もしげに見守っている様子が、良い感じです。

120416 (3)
ちなみに、ここで曹操の軍師3人が勢ぞろい。
左から、郭嘉・程昱(ていいく)・荀彧(じゅんいく)が並んだ貴重なワンカット。
荀彧は劉備を殺せといい、郭嘉は劉備は殺さず用いるべきといい、
程昱は、今は活かしておいて後で殺せと曹操に進言します。
本作では、賈詡(かく)が登場しないのが残念ですね。

さて、出陣にあたっては劉備が先鋒となり、袁術の拠点、寿春を包囲しました。
紀霊が張飛に斬られたとの報告が入りますが、
残念ながら、実際の戦闘シーンはカット。
あの紀霊が戦うシーン、見てみたかった!

しかし、戦闘は長引き、曹操の陣営は兵糧が不足してきます。
曹操は兵糧官に、「兵に与える食料の升を小さくしろ」と命じますが、
はたして、分け前を減らされた兵士たちの間には不満が噴出。

報告に来た兵糧官に横領の罪をかぶせ、曹操は兵たちの前で彼を斬らせました。
曹操の冷酷なる仕打ち。しかし、呂伯奢を殺したことに比べれば
大したことなさそう
に見えてしまうのが、曹操のすごいところ(笑)。

DSC_9317
曹操は、ありったけの食料と酒をふるまって兵の士気を高めることに成功します。
鶏肉の塊と、魚のようなものが見えます。

映っている分だけ見ると、兵の数に比べて足りないように見えますが、
あんまり気にしてはいけませんね(笑)。

腹を満たし、本格的な寿春城攻めを開始する曹操軍。
あらゆる攻城兵器を使った城攻めのシーンは、見ものでしたね。
袁術は一敗地にまみれ、城を捨てて淮南へと敗走していきます。

寿春へ入った曹操は、ともに戦った劉備を自分の手元にとどめようとしますが、
劉備は、「呂布が狼なら、曹操殿は虎。私は虎より狼のもとにいたほうが安心です」
ズバズバ言い放って、そのまま小沛へ帰っていきました。
曹操も、戦いで失った2万の兵馬を補充するため、一旦許へと引き上げます・・・。


【このひとに注目!】
120416 (1)
◆郭嘉(かくか)/王今心
今回から曹操の参謀、郭嘉が初登場。荀彧よりも幾分若く、なかなかのイケメン軍師といったところ。本作では、主に対呂布戦で活躍し、陳登を内応させたり、水攻めなどの策を曹操に授ける。

史実における郭嘉は、曹操から「郭嘉だけが、わしの真意を理解している」と絶大な信頼を寄せられていた人物。物事に深く通じ、的確な見通しを持っていたという。しかし、素行が悪く、模範的な行動に欠けていたので、弾劾されることもあった。しかし本人は意に介さず、曹操もその才能を愛して重用し続けたが、郭嘉は38歳の若さで病死する。素行が悪いことでは曹操も同じなので、ウマがあったのではないだろうか。



sangokushi_tv at 18:00コメント(0)トラックバック(0) 
第16話~第20話 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字