2008年06月

2008年06月29日

池上先生のマネをしよう!!

7月集中講習会が着々と近づいてきました。

最近の講習会では、プレセッションやコリオリ力といった理論を説明するのではなく、ほんの少しのことをしただけで、身体の状態が激変するという現象をお見せするという流れになってきています。

参加される方は、新刊の『三軸修正法の原理 上下巻』を事前にお読みになり、ざっと三軸修正法の考え方に触れていただき、当日現場で、池上先生のお話を聞けばスッと身体の深部に体感覚として入っていくことでしょう。そして、終了後にもう一度、新刊をお読みいただけると腑に落ちることが増えてくると思います。

三軸修正法の原理原則は新刊に全て書いてあります。

「じゃぁ〜講習会になんて参加しなくていいんじゃねーの???だって理論は全部新刊に書いてあるんでしょ?」

と言う方がいても全然不思議ではありません。

それだと「講習会は何の為にやっているの?」ってことですよね。

今でも本当に大切なことは口頭でしか伝えられません。

紙面では限界があります。3日間創案者の池上先生に触れていただいた方と書籍だけで勉強した方とでは、三軸修正法の理解の幅、深さが当たり前ですが異なります。参加される方のバックグランドにもよるので、受け取れる質、量は個人差が出て来てしまいます。

皆様にわかり易い様に伝えていきたいと思っていますので、参加される皆さんの様子を随時客観的に見て、講習会内容をコントロールしていきたいと思います。

治療業界の参加者の方は、治療のやり方、ノウハウを勉強して使おうとする傾向にあるように思えます。

しかし、そのやり方やノウハウを猿マネで使ってみても全然結果が思わしくないはずです。

そして多くの人は「こんなの使えねーや!!」って言って、次の治療法を探す旅に出るのです。

あぁ、もったいない。

共通の骨組みを知って、理解する事によって、自分で治療法を構築出来る様になるのに。。。

音楽では、「コード進行」というものが大抵決まっています。なので、この「コード進行」さえマスターしてしまえば、どんなメロディーラインを演奏しても、コードを付けていくことが自分で出来るのです。普通のコードを使ってもいいし、もっと複雑なコードを使っておしゃれ感を出してもいいのです。音楽での骨組みは『コード進行』ということになります。

集中講習会では音楽で言うと「コード進行」のような『骨組み』を理解していただきたいと思います。

池上先生の治療のやり方を猿マネするのではなく、池上先生が治療する上での『骨組み』になっているものをマネると、治療だけでなく人生全てにおいて三軸自在な発想が自然と出来る様になるのだと私は勝手に思っています。

懇親会の時に、不明な点はスタッフに聞いて下さい。翌日の講義に反映させていただきます。

スタッフ一同、骨組み理解に最大限協力させていただきます。


藤巻 由崇

sanjiku_nova at 16:41|PermalinkComments(1)TrackBack(0)