2009年10月

2009年10月31日

手取り足とり教えない

池上先生のスタンス。

『手取り足とり教えない。』

「人の身体に触れなくても、人の身体は簡単に変化する」と言いながら、いとも簡単にやって見せるだけ。

私もはじめは「もうちょっと説明が欲しいな」、「これだけだと理解できないよ」、「経験の差があるから出来なくて当たり前」などといろいろなことを思いながら池上先生の講義を聞いていました。

でも、最近、思うんです。

『手取り足とり教えない。』

この方法が自分でモノを考えることが出来る人間を作る最善の方法なのだと。

私たちは先生から何かを教えていただこうと常に「受身」で講義を受けます。
でもこの「受身」の態度がいけないと最近気がついたのです。

受身だと、ものは伝わらない。

「先生のように結果が出ないな。どうしてなんだろ?」「どこにフォーカスすればいいんだろ?」「物理のどの分野の知識が足りないんだろう?」「やっぱり解剖学は一通り学んでおく必要があるな」といろいろ悩みながら、自分で考えるようになります。

この「自分で考えて習得していく」という過程に本当の学びがあるように感じてならないのです。

このことも、私が直接池上先生から聞いたことではなく、自分でたどり着いた今のところの結論です。

少なくとも以前より「受身」ではなく、自分で考えて行動して、得た結論です。

そんな、自分で考えるきっかけを与えてくれる、集中講習会がもうすぐ開催されます。

詳しくは、三軸修正法ホームページをご覧ください。


藤巻由崇

sanjiku_nova at 07:52|PermalinkComments(2)TrackBack(0)