2011年06月

2011年06月15日

池上研究所のホームページが出来ました!!

池上研究所(創案者施術所)のホームページが完成いたしました。

http://www.sanjiku.org/index.html
コンテンツが盛り沢山!!

是非、お立ち寄りください。


藤巻由崇

sanjiku_nova at 17:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年06月02日

良い先生像 

良い先生ってどのような先生でしょうか?

私の学生時代の経験から言うと、あの先生は良い先生だったなと今思える先生は、試験の点数を上げてくれた先生ではありません。

自分の成績や試験の点数ではなく、もっとプライベートな部分にまで興味を持ってくれて、長期視点でいろいろなアドバイスをしてくれた先生。今は理解できないだろうけど、数年後にわかって欲しいというちょっと背伸びをしたアドバイスもしてくれた先生。

将来の私に期待してくれて、そんな将来に花開くように、若い時に上質な種を植えてくれた先生。

そんな先生方に共通していたことは

『世の中でどんなことが起きようが、その時に適応して生きて行くことが出来る力を付けさせてくれた』
ということ。

生きる力を育ててくれる先生達でした。

答えを上手に丁寧に教えてくれる先生が良い先生かどうかは非常に疑わしいのです。

巷で良い先生と言われている多くの先生が、教え方が上手い先生であったり、あの先生に教わったから点数が上がったとか、テストの点数をあげて欲しいという親のニーズがあって、実際に点数が上がったから良い先生と判断されている場合がほとんどです。

でも、これってホントに良いことなのでしょうか?
視点を変えてしまうと、非常に悪いことのように思えて仕方がないのは私だけでしょうか?

良い先生と言われている先生に教わることによって、子どもは自ら"考える"という力を奪われている可能性があります。

先生の教え方が上手であればあるほど、他の先生よりも簡単に答えを教えてくれればくれるほど、その先生にどっぷり依存してしまう可能性が出てきます。

その先生の言うことだけを真実と勘違いして、自分では何にも考えなくなってしまう可能性があります。

今まで経験したことがない新しいことに出会ったときに、自分なりに考えて、自分なりの答えを出して、前に進んでいく。

子供自身が自分で考えて、答えを出す。

良い先生と言われている先生が、そんな子供の考える力を奪っている可能性が十分あると思います。

じゃぁ、どんな先生が良い先生なんでしょうか?

『良い先生とは、生徒に、生きる姿、覚悟を見せられる先生』

生徒の前に立って、大人って格好いいな!!自分も早くあんなふうになりたい!!と思われる先生。

何だか、その先生に触れていると、自然と自分を高めたくなってしまうような先生が良い先生なんだろうと思う。

その先生の生きざまが生徒の魂に響く。


藤巻由崇

sanjiku_nova at 19:28|PermalinkComments(1)TrackBack(0)