模範解答講習会間近。

2007年10月30日

韓国奮闘記!!

お待たせしました!!予告通り今日は韓国奮闘記を書いてみようと思います。

なぜ今回、韓国に行ったかというと、数年前より岡(@クリオ)さんの関係で韓国の大学の先生方、韓国オリンピックチームとの接点が出来きました。その流れで、岡(@クリオ)さんの全面サポートで池上先生が、韓国の東邦大学院大学、そして乙支医大物理治療学科の招待教授として講演することになったのです。

10/20(土) 東邦大学院大学紹介講座   17:00-20:00
10/21(日) 乙支医大物理治療学科特別講座10:00-18:00
10/22(月) 選手村訪問セミナー及び治療 10:00-16:00

いろいろな場所に行って、いろいろな方にお行き会いして、普通の旅では絶対に味わえない、いろいろな経験をしましたが、正直1週間経っても自分の中でうまく消化出来ていません。内容が濃すぎて、一ヶ月くらい行ってきた感じがしますね。

なので、ここで無理に言葉にするのではなく、もう少しこの経験を熟成させたいと思います。「言葉になる前の言葉のようなもの」を大切に。

ほんとは、いろいろ行ったところや、食べたものを時系列的に並べて、「すっごく良かったですよ!韓国!!」と書きたいのですが、ちょっとブレーキがかかっています。

内田樹先生の「寝ながら学べる構造主義」を読むと、言葉にした時点で「記号化」が起こってしまいます。それが起きた時点で「ことば」の効力は失われます。
なので、自分の気持ちが整理出来ていない状態で文章にしてしまうと、嘘で塗り固めることになってしまうのです。

今後この経験が発酵して自分なりに抵抗なくお話出来るようになったら、書いていきたいと思っています。

でも韓国での池上先生は格好良かったですよ!!

言葉は通じませんが、言葉以外の何か、魂の交流のようなものを感じましたね。

講習内容は「やり方」ではなく、池上ismの集大成。
治療家としての「responsibility attitude traceability」をしつこいくらい伝えてらっしゃいました。

自分の立ち位置をしっかり伝え、外国だからといって阿ることなく、譲れない部分は絶対に譲らない。

その姿がまた格好良くてね〜。感動してしまいましたよ私は。

今回、岡(@クリオ)さんのスーパーサプライズで韓国の人でも絶対に聴けないという次期人間国宝の方のパンソリを聴きに連れていってもらいました。宋聖黙(Song Seong Mulc)氏。宋氏は笛(テーガム)も国宝級ということで、その演奏も披露してくださったのです。

池上先生は音楽大好きなので、もう前日から「楽しみだ〜♪楽しみだ〜♪」と。
20回くらいは言ってましたね。これもしつこいくらいに(笑)。

演奏が始まってすぐに、その方と周りの方を三軸で調整。すると皆さん身体が楽になったようで、一気に親しくなってしましました!!

すっげ〜池上マジック!!

そして最後のほうでは「その笛に興味があるんですけど?買えますか?」なんて聞いちゃう始末(汗)。

しかし、さすがは次期人間国宝!!『日本から来たじーさんよ、身体治しは名人かもしれねーが、笛はそんなに甘いもんじゃねーぜ。』と思ったか知りませんが、『音が出るまでに5〜10年はかかりますよ』と言われてしまいます。

『あぁ、そうですか。じゃぁ無理ですね』と普通の人なら諦めるのだが。。。

それでも「興味ありますオーラ」をギンギンに出しまくる池上先生(笑)。『私は尺八をやってるんですよ』とサブリミナルにアピールをする(爆)。

宋氏も根負けして『じゃぁ、少しレッスンしましょう!!』と。

を渡されて、韓国に来て一番の笑顔の池上先生。

人間国宝のレッスン受ける池上先生!!

しかも。。。

音出しちゃってるよ!!(驚)。

でった〜〜〜池上イリュージョン!!

きっと人間国宝の方もびっくりしたでしょう!!

そろそろ韓国で講習会だっていうのに、新宿でぴぃ〜ひょろ、ぴぃ〜ひょろ、と余裕で尺八を吹いていた池上先生をふと思い出しました。

この為に練習してたのか!!

後で聞いてみると、『「講習の準備なんてしないで尺八でも吹いてなさい」って誰かに言われてるような気がしたんだよ♪』だって。これは本当らしい。

また宋氏の周りにいる方がまた凄い人達ばかり!!韓国で女性初のエベレルト登山に成功した方であったり、超一流の料理研究家であったり、何がなんだかよくわからない状況。。。

もっと驚いたことに人間国宝の方の周りにいた数人の方が、池上先生の国、信州松本をよく知る方だったのです(驚)。

なんだ、この不気味なシンクロは!!

池上『まぁ、世の中こんなもんだね♪』

毎日こんなスパイラルに巻かれて、一週間過ごしたのだから、整理がつかなくて当然ですよね♪

池上先生が信じていることが次々と現実になっていく。

「信じてること」って根拠がないことじゃないですか?根拠があったら「信じる」って言葉を使わないし。

今回、池上先生が信じていることを心底信じれるようになったことは私にとって非常に大きな収穫です。話では聞いてても実際に見てないので、どこかで「うっそつけ〜!」と疑っていたのでしょう。でもここまでやられたら信じざるを得ないです(笑)。

滞在1週間、このような池上先生の姿をまじかで見てきたので、確実に何か私の潜在意識に刷り込まれました。

言葉にはならない学び。

若い世代が育ってくれることを切望している池上先生の期待になるべく早く応えなくては!!

その為には。。。

『メイルチョンジンヘヤデー』(日々是精進)


藤巻 吉貴

sanjiku_nova at 17:01│Comments(4)TrackBack(0) 感動体験 

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この記事へのコメント

1. Posted by 中尾 勝則   2007年10月31日 08:59
藤巻 吉貴 先生

良い体験をされましたね。

信じることが 信じられるのです。
2. Posted by 矢口   2007年11月01日 08:45
お久しぶりです。m(_ _)m

昨日、志津子先生にお会いして韓国旅行記をお聞きしてきました。
へ〜!へ〜!の連続でした。
そして、お殿様の野菜嫌いも緩和された様子。
何よりです。

藤巻さんのブログを読ませていただいて
10年分にも相当すると思われる貴重な1週間を過ごされた感じを受けました。

23日からの集中講習会で、
「潜在意識に池上ismを刷り込まれた」藤巻先生にお会いできるのが楽しみです♪

3. Posted by 藤巻 吉貴   2007年11月03日 12:38
>中尾先生

信じるのに、ちょっと時間がかかってしまうんです私。でもいったん信じてしまうと現実が変わってくるのがわかります。自分の信念が変わっているので、見えてくるものが変わるということなのでしょうが。。。

そういう意味で、今回の韓国は非常によかったです!!

これからが問題ですね。この経験を消化して、アウトプット出来るようにならないと!!

それまでには、もう少し時間がかかりそうです。
4. Posted by 藤巻 吉貴   2007年11月03日 12:51
>矢口先生

お久しぶりですm(__)m
志津子先生の韓国旅行記も凄いですよね!!

志津子先生は悟朗先生の英語の特訓の成果で、英語がペラペラです!!韓国でも、持ち前の明るさと笑顔でコミュニケーションをとられれて、すぐにお友達になっていました(驚)。

これも池上イリュージョンです♪
1週間、もう驚きの連続でして。。。

お殿様は野菜嫌いではなく、「生モノ」嫌いですね・・・。

でもお刺身とか、ガーガー食べてましたよ(笑)。
「うまい♪うまい♪」って(驚)。

ではでは集中講習会でお会いしましょう!!
赤ひげイリュージョンを期待しています!!
A井先生もいらっしゃることですし♪

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