参加型評価で改善!のブログ

NGO/NPOなど非営利活動をより良くする参加型評価について、参加型評価ファシリテーターの田中博が知識・経験を情報発信し、関心を同じくする皆さんと共有・意見交換するブログです

NPOセンター様:被災地プログラム評価でMSC研修しました

日本NPOセンターさんが東日本大震災の東北被災地で行っている復興支援事業の成果検証で、参加型評価IMG_0797手法であるMSC(Most Significant Change)を活用することになり、私がモニタリング・評価のアドバイザーとして協力させていただくことになりました。

IMG_0801MSCは現場のリアルな声を拾える特徴があり、そのためには地元で活動している連携3団体の方々が自らMSCを実施できるようになることが望ましいです。そのため先日仙台に3団体に集まってもらい、私を講師にMSC入門セミナーが行われました。内容はMSCの講義や重要なステップ4、5の体験に加え、受益者の人々の生の意見を上手に訊きとるためのインタビューの練習なども行いました。

IMG_0810翌日は、連携団体の一つとその活動現場である南三陸を訪問し、活動についてお話を聞いたり、実際にMSCのやり方を現場に合わせて調整したりする作業を行いました。私はこれまで東日本大震災の被災地に行った経験がなかったので、復興がある程度進んできたとはいえ、津波の被害の大きさをこの目で見て改めて衝撃IMG_0815を受けました。
 
微力ですが、MSCが効果的に実施されて、被災地での活動をより良くしていくお手伝いができれば光栄と感じました。


お仕事の料金基準表を載せました

NPO・NGOさんなどからお仕事の依頼を頂いたとき、これまではその度に話し合いで料金を決めることが多かったのですが、基準がある方がわかりやすいので、他のNPOコンサルタントさんの料金表などを参考にして、私の料金表を作りましたのでアップします。わからない点等あれば、お気軽に私(nepalippine@gmail.com)にご相談ください。できるだけご要望に添えるように努力します。では、お仕事の依頼をお待ちしています!

        田中博経費基準表201604.pdf       

トヨタ財団様:国内助成にMSCを活用、研修が実施されました

公益財団法人トヨタ財団は、トヨタ自動車によって設立された財団で、世界的な視野に立ち、長期的かつ幅広く社会活動に寄与するため、生活・自然環境、社会福祉、教育文化などの領域にわたって研究ならびに事業に対して助成を行っています。

そのトヨタ財団様の「国内助成事業」の定期報告に、達成度確認が中心のロジック・モデルによる評価にDSC_5457加えて、質的な変化や想定外の変化を把握できるMSC(Most Significant Change)手法が採用されることになりました。そして、財団主催で4月14日(木)と15日(金)に、助成対象者の皆様へのMSC研修が行われ、私が講師を務めました。

IMG_0767助成対象者は、地域の「仕事づくり」や「担い手の育成」に関連した事業を展開するプロジェクト・チームのメンバーで、全国で様々な活動を行っている(2014年度採択)、もしくはこれから行う(2015年度採択)の皆さんで、それぞれ30名以上が参加するにぎやかな研修でした。さすがに高倍率・激戦の審査を勝ち抜いて申請事業が採択された方だけのことはあり、問題意識や行動力は人一倍強い方々という印象を受けました。

2014年採択の皆さんは、すでに事業を始めて1年が経過しているので、それぞれの活動報告会もあわせてDSC_5406行われました。「障がい者の仕事づくり」「女性の起業」「外国人高齢者の介護」など、ユニークかつ地元のニーズに即した活動が紹介され、聴いていて刺激を受けました。

IMG_0783また2015年採択の皆さんは、事業はこれから開始する訳ですが、別途ロジック・モデルに関する研修も受講されており、ロジック・モデルと長所・短所を相互補完するMSCの特色をよく理解してもらえた印象でした。

助成対象者の方々は事業を進め、これから半年に一度、MSCを実施して報告してくださいます。今からどのような「重大な変化」が把握され、そこからどのようIMG_0747な教訓がくみ取れ、改善につながるのか、またMSCを通じてどんなエンパワーメントが実現するのか、私の研修がお役に立てれば嬉しい上に、報告を聴くのが楽しみです。また1年後、全国から寄せられた「重大な変化」をまとめて総合的に考察する「2次分析」を、ぜひやってみたいと思いました。

トヨタ財団の皆様、助成対象者の皆様、貴重な機会をいただきありがとうございました。

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