今日のくわとかいこ

京都府亀岡市の 株式会社 山嘉精練が育てるカイコと その餌となる桑の木の成長をレポートしていきます。

2010年06月

今日のくわとかいこ2010<6月22日>

こんにちは。
今日のくわとかいこ2010 を担当します
株式会社 山嘉精練 寺尾 岳(がく)です。

最近は熱気溢れるような日々が続きます。
それはきっと連日行われるサッカーW杯のためでしょう!!

次の試合も頑張れ〜と願っている日々が続きます。
このまま続け!・・・と言いつつも今日のくわとかいこ始まります。

桑の木

高くなりました。というか本当に私より高い!
蚕に葉をやらなくなったのでノビノビと成長しているようです。

さなぎになる前お尻の方から脱皮完成目前脱皮後の顔はとれちゃうクロワッサン

繭の中はにはこんなサナギが居るんですね。

このサナギも上手くいけば成虫になるそうです。頑張れ〜!
今は蚕たちは成虫になるための最後の経過の真っ最中!
早く繭から元気に出てきてほしいですね。それでは、また。

早く出たいなぁ

 

今日のくわとかいこ2010<6月21日>

こんにちは。
今日のくわとかいこ2010 を担当します
株式会社 山嘉精練 寺尾 岳(がく)です。

週明け、朝1番に蚕の部屋に直行してみると、
し〜ん と静まり返ったいつもと違う雰囲気に包まれていました。
先週まで居た蚕がいません!!
蚕は皆繭になっていました。

静かなマンション

嬉しいやら、悲しいやら、寂しいやら、朝から複雑な気持ちです。
「サナギになってるだけなので・・・」と言い聞かせている自分に???

なかなかのセンチメンタルヤローです。

さー、気持ちを切り替えて、‘今日のくわとかいこ’はじまります。

今回新しい取り組みとして‘平面繭’(ひらまゆ)を作ってみました。
本来、蚕は糸を吐きながら自分の体を包み込むように
楕円形の繭を作りますが、
蚕を角のない平面に置くと、自分の体を包む繭を作る事が出来ません。
それを利用したのが‘平面繭’(ひらまゆ)です。

平面繭

‘平面繭’(ひらまゆ)からシルクのシートが出来ました。
また、本来繭の中で見えない蚕の姿も観察できますから、一石二鳥です。

これからどうなっていくのか?
ご期待下さい。

今日のくわとかいこ2010<6月18日>

こんにちは。今日のくわとかいこ2010 を担当します
株式会社 山嘉精練 寺尾 岳(がく)です。

今日は生憎の雨模様、私たち染屋としては湿度が高くなり過ぎていつも以上に体力を奪われたり、糸が乾きにくかったりということは有りますが、何事も『バランス』が大切ですから、特に気にしないようにしています。蚕や桑の木には涼しくてちょうどいいのかもしれませんしね。
1番喜んでいるのはアマガエルだと思います。

桑の来
怒涛の繭ラッシュに湧く3日連続報告もいよいよラスト!
今日も元気よく報告していきますね。今日のくわとかいこはじまります。

今日はマンションに蚕の姿はありません。今までマンションに入ろうとしていた蚕も無事入居して繭になったようです。
マンション
少し寂しいけど良かった、良かった。

こんなところに繭がたくさん・・・。枝などのおかげでこういうところにも行けるようになった蚕達もいたようです。
最上階のその上に
落ちたりしないか結構ドキドキです。

こんなところにもいました(笑)
すき間に大集合
過去にもこういう風に繭のある所に
また新しく繭を作る場面がありました。
こういう場所が好きなんでしょうね。
蚕はほとんど繭になり今週末には全て繭になっていくでしょう。

毎回楽しみにされていた方には大変申し訳ないですが、
繭から成虫に孵るまではシンプルな報告しか出来ないと思います。しばらくは・・・
振り返ってみると、日々私たちが扱う絹糸がどんな風に出来上がるかという為に行っていた蚕の飼育と観察でした。
蚕が卵から孵り5週間ほどで大きくなり繭になっていく。
繭を作る時は一晩ほどで作っていくなど観察してみなければわからないことだらけでとても面白いと感じまたし、又育てながら育ててもらったという思いになれました。
この学びを今後大いに活かせて参ります。

次回は蚕が成虫になる様子を報告しますね。
繭になった蚕たちが無事成虫になれるよう
後は祈ることしか出来ませんが、楽しみにお待ち下さい。
それでは失礼致します。

今日のくわとかいこ2010<6月17日>

こんにちは。
今日のくわとかいこ2010 を担当します
株式会社 山嘉精練 寺尾 岳(がく)です。
昨晩、蚕が全部繭になる夢を見たので
朝からテンションが上がってしまいました。
蚕の観察記録もクライマックスを迎えつつあるということで
こればっかり考えていたせいですかね。

ラストスパート張り切って報告します。 
それでは‘今日のくわとかいこ’はじまります

この桑の木も、今まで蚕と共に成長し
今回の観察に大きく貢献してくれた一員です。

桑の木

感謝!!

そして遂に!繭の数が100を超えました。
蚕の繭作りの速さにびっくり!!
ドンドン糸を吐いています。

100繭

観察を始める前は、

『蚕が繭を作り、それがシルクになる。』

と、糸が出来る経緯については知っているつもりでしたが、
いざ観察を始めると不思議なことばかり。
疑問が生まれ、そして解決するというプロセスを繰り返すことで、
改めて蚕の神秘的な部分に触れ、シルクの奥深さを体感しました。

例えば、繭になる前は6cm以上にまで成長した蚕が、
3〜4cmの繭にはどうやって入っているのか疑問でした。
それがこの観察を続けることで、繭になる前の蚕は白から黄色に
変わってきて、カラダもだんだんと縮んできます。
そして蛇が鎌首を上げるような格好で、何処で
繭を作ろうかと探し出しはじめます。

縮むかいこ

繭の中ではひらがなの‘し’の字のような格好で顔を
∞に回転させながらあの丸い繭を形成していきます。
この様に器用に体を丸めて繭の中に収まっていたのです。
誰に教わるでもないのに、まさに本能ですね。お見事!

もう明日か土曜、もしくは日曜日には
全て繭になっていくと思います。
繭になれば成虫になるまで変化もありませんので、
この観察も暫しの休憩タイムと成ります。
それまではバッチリ報告しますので、どうか楽しみに
待っていてください。

それではまた明日。

今日のくわとかいこ2010<6月16日>

こんにちは。
今日のくわとかいこ2010 を担当します
株式会社 山嘉精練 寺尾 岳(がく)です。
蚕が繭になってきた様子を報告させて頂きます。
様々なことがありましたが折り返しにきました、
頑張って報告していきますね。
それでは今日のくわとかいこはじまります。

観察を始める前は私の方が背が高かった桑の木ですが、
1ヶ月ちょっとでもう追い抜かれてしまいました。

桑の木ワッサー

今日も多くの蚕が入居の準備をしていたり、
終えたりしているように見えました。

人気の高層階

人間と同じようにマンションの高い所のほうが
人気があるようですね(笑)

こちらは下のほうに集まっています。

下界の座談会

皆ひっついて座談会でもしているんでしょうかね。

まだ繭を作らずにいる蚕もまだいます。
先週までは狭いかなぁと思っていた飼育箱も随分広くなりました。
繭になると世話が出来なくなりますが、早く立派な繭を
作ってもらいたいというのが素直な気持ちです。

こんな風にドンドン繭になっていく蚕が増えてきました、
これはしんみりする所ではないと
いつも自分に言い聞かせています。
ここが終わりでなく繭から孵るところまで気を抜かず
観察と報告を欠かさず行って行きます。
では、また明日もよろしくお願いします。

飛びたいなJPG

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