今日のくわとかいこ

京都府亀岡市の 株式会社 山嘉精練が育てるカイコと その餌となる桑の木の成長をレポートしていきます。

2011年11月

今日のくわとかいこ < 2011年11月24日 >

みなさん、こんにちは。

鍛治です。

さて、カイコの様子はどうでしょうか?


1124-1


ん〜どうも成長のスピードが遅い様ですね。

糸を干す乾燥場の暖かいところへゲージを移動したのですが、

遅れを取り戻すところまでは行っていないみたいです。


1124-2


桑の葉も、だいぶ葉が落ちてきて、餌の確保が心配です・・・

予定通りに孵化してくれていて、予定通りに成長してくれていれば、

これだけ気を病む事もないのですが・・・

生き物を相手にされている養蚕農家の方の苦労がよくわかります。


さて、前回からメンデルの「遺伝の法則」について

勉強しようとしている訳ですが、難しいですよね・・・

なので、素人らしく、出来るだけわかりやすく説明していきますね。

解釈が多少間違っていても、笑って許して下さい。


まず、「優劣の法則」についてですが、ここでは仮に

AA」という遺伝子型を持った黄色い繭を作るオスと、

aa」という遺伝子型を持った白い繭を作るメスがいるとします。

このペアが受精した時は、「A」×「a」の「Aa」という遺伝子型を

持った子供が誕生します。

24 表
この時「A」の遺伝子が優性遺伝子(ゆうせいいでんし)であれば、

子供の繭の色は全て黄色くなります。そして、「a」の様に存在していても、

優性遺伝子によってその働きを抑えられてしまうものを

劣性遺伝子(れっせいいでんし)と呼びます。


大丈夫ですか?ついてこれていますか?

書いている僕自身、頭から煙が出始めています・・・

来週は「分離の法則」について説明する予定です。


2011年11月24日

鍛治 慎一

 

 

 

 

今日のくわとかいこ < 2011年11月17日 >

皆さん、こんにちは。

鍛治です。

すっかり気温が下がってしまい、カイコ達の動きも鈍くなってきました。

大丈夫でしょうか?


1117-1


1週間前と比べると大きくはなっているのですが、心配ですね。

 

参考までに、前回の飼育の写真で孵化から2週間前後の写真がこれです。↓


1117-2

 

う〜ん・・・気温が低いと食欲も落ちてあんまり成長しないのでしょうか?

どうひいき目にみても、今回のカイコ達の方が小さいですね。

ここからの巻き返しに期待しましょう。

 

え〜では、先週予告していた「メンデルの法則」の勉強を始めたいと思います。

まずは「メンデル」という人物について。


メンデル


1822年にオーストリアで生まれ、1843年に修道院に入り、

自然科学や植物学を研究。

有名なメンデルの法則の発表は1865ブリュン自然協会で、論文は1866に『ブリュン自然科学会誌』で発表されました。

しかしながら、当時は研究成果が認められないまま、1884年に逝去。

彼の死後、複数の学者が遺伝の法則を再発見した事により、メンデルの功績が評価されるようになったそうです。

 

なお、余談ですが、動物の世界でもこの「遺伝の法則」が成り立つ事を世界で一番最初に立証したのは日本人の外山亀太郎(神奈川県出身18671918年)という人なんです。


外山亀太郎


しかも、その実験に用いたのがカイコだったという、なんとも今回取り上げたテーマにぴったりの人なんです。

この人がカイコの一代雑種の研究を進めてくれたおかげで、今の絹糸の文化が育まれたと言っても過言ではないでしょう。

 

ちょっと話がそれてしまい、文章が長くなりました。

ここから法則について説明するとめちゃくちゃ長くなるので、

また次週に持ち越します。

決して、説明するのに勉強する時間が無かったわけではありませんよ・・・

 

では、来週も遺伝の法則について勉強しましょう。

 

20111117

鍛治 慎一

今日のくわとかいこ < 2011年11月10日 >

みなさん、こんにちは。

鍛治です。

 

さて、先日、速報としてお伝えしました人口越冬から孵化したカイコ達は、

桑の葉を美味しそうに食べています。


1110-1


11月に入り、少しずつ気温も下がってきました。

心なしか桑の葉も、夏ごろに比べると新芽でも固く筋張ってきている気がします。


1110-2


繭になるまでの間はなんとか枯れずに残っていて欲しいです。

 

今年2回転目なので、カイコの一番最初の姿が黒い事も当たり前のように受け入れる事が出来ますし、この後の成長ペースも何となく把握できているので、

前回よりも余裕をもって観察することが出来ています。

 

そもそも、カイコには色々な種類があるのですが、それは様々な種類を人間が長い時間をかけてかけ合わせ、すぐれた性質をもつものを探してきた歴史があるのです。

前回のカイコ達は、研究所から頂いたので、いいとこ取りをした一代雑種なのです。

では、その次の世代にはどの様な影響が出るのでしょう?

・・・理科の授業で習いましたよね?

そう、「メンデルの法則」です。3:1になるというのだけは記憶しているのですが、

くわしくは覚えていません・・・

え〜っと、一緒に復習してみましょう。

ネットで調べてみると、沢山ヒットしました。

その情報をもとに分かりやすく説明していきましょう。


メンデル


メンデルの法則には第一法則、第二法則、第三法則があります。

第一の法則は優劣の法則と呼ばれ、

第二は分離の法則、第三は独立の法則と呼ばれています。

 

う〜ん、この時点ですでに難しいですね・・・

くわしい説明は長くなりそうなので、次回に回しますね。

ちょっと専門的になる予定ですので、頭を勉強モードにして待っていてください。

今日のくわとかいこ < 2011年11月4日 >

「緊急速報!!!」

 

みなさん、こんにちは。

鍛治です。

 

前回、今シーズンの終了を宣言したところなのですが、

驚きのニュースが飛び込んできました。

人口越冬に挑戦していた卵から、カイコが孵りました!!!


1101-1


予定よりも孵化が遅れていたので、冷蔵庫の人口越冬は失敗したかな〜と

あきらめていたのですが、前回のブログ更新から1週間後の今日、

卵から孵化しているのを発見しました!

 

10月の終わりごろは割と気温が暖かかったからでしょうか?

なんにしても、自然界の生命の神秘さには驚きです。


1101-2


11月に入りましたので、桑の葉がいつまで残っているか心配ですが、

今年2世代目のカイコの成長を見守っていきたいと思います。


1101-3


みなさまも、もうしばらくこのブログにお付き合いください。

 

2011年11月4日

鍛治 慎一

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