今日のくわとかいこ

京都府亀岡市の 株式会社 山嘉精練が育てるカイコと その餌となる桑の木の成長をレポートしていきます。

2012年06月

今日のくわとかいこ<2012年6月29日>

おはようございます、内藤です。

今週は割と良いお天気が続きましたね。

週末にかけては雨になるみたいですが・・・

 

さて、「熟蚕」まで進んでいたカイコちゃんはどうなったのかな〜♪と

飼育室を覗いてみると・・・

おぉ〜。繭を作っています。

繭作り

あ、こっちにも。

繭作り

 

この、繭を作るための格子状の部屋を「蔟(まぶし)」と呼ぶそうで、

カイコたちが繭を作るために登っていく事を「上蔟(じょうぞく)」と言うそうです。

 

この「蔟」に登りやすいように、桑の木の枝でハシゴを作ってあげている

会長の優しさに感動です。

桑の枝ハシゴ

 

おや?繭を作り始めているカイコもいれば、

まだまだモリモリ桑の葉を食べているカイコもいます。

遅れカイコ

カイコにも個性があるのでしょうか?

ちょっとのんびり屋さんのカイコなんでしょうね。

 

気になったので少し調べてみると、「遅れ蚕」と呼ばれる現象だそうで、

養蚕農家の方を悩ませる現象の様です。

均一な品質を生み出す努力をされているカイコの専門家でも

なぜ「遅れ蚕」が発生するのか、完全には分かっていないそうです。

これもまた、カイコの不思議ですね。

 

話を戻しますが、カイコ達は約3日かけて繭を作り、そしてその中で蛹になって、

10日ほどで羽化して出てきます。

こう書くと、なんだか普通ですが、よくよく考えてみると、生命の神秘に溢れています。

繭作り

来週には全てのカイコが繭になっているのでしょうか??

次回更新にご期待下さい。

 

内藤

今日のくわとかいこ<2012年6月26日>

皆さん、こんにちは。

九州の方ではかなり雨が降っているようですが、

今日は梅雨の晴れ間でしょうか、亀岡は気持ちよく晴れました。

梅雨の晴れ間

 

さぁ、休み明けのカイコはどうなったのか、覗いてみると・・・

 

・・・ん?何か体が黄色っぽい。

黄色っぽいカイコ


昨日お酒を飲みすぎて、目がおかしいのかな・・・

それとも、カイコが病気になったのかな?

 

一人で不思議がっていると、昨年飼育を経験した鍛治君が

「ああ、これは『熟蚕(じゅくさん)』と言って、繭になる直前の状態なんですよ〜」

とのこと。なるほど。

 

さて、繭になる前のカイコ達は、静かにそっとしておいてあげるとして、

今日は、京都にある、カイコにまつわる神社を紹介したいと思います。

皆さんは、「蚕の社」という神社をご存知でしょうか?

木島神社

これは親しみを込めた通称なので、

「木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)」が正式名称だそうです。

今から、1300年以上前に、養蚕、機織り等を京の都に伝えた渡来人、

秦一族が建立したそうです。

 

この神社で最も特徴的なのは、

三本足の鳥居です。「三柱鳥居(みはしらとりい)」と言うそうです。

三柱鳥居

普通は二本足ですから、何か特別な意味があるのではないかと思います。

一般的な説明ではどこから見ても鳥居の形に見えるので、

宇宙の中心を表しているのだとか。

 

あくまで、自分の考えた説ですが、

ひょっとして、この鳥居はカイコの一生を表しているのではないでしょうか?

というのも、カイコは卵→幼虫→繭→成虫→卵というサイクルを繰り返し、

人間に恩恵を与えてくれているわけです。

このサイクルが永遠に続く様にと、3つの足が繋がっている

三本足の鳥居に願いを込めたのではないでしょうか?

まぁ、素人の思いつきなので、こんな考えもあるかなと思って頂ければ幸いです。

 

さぁ、次回は繭になったカイコ達をご紹介出来ると思いますので、お楽しみに。

 

内藤

今日のくわとかいこ<2012年6月22日>

皆さん、こんにちは。

内藤です。

夏至を過ぎましたが、ジメジメした日が続いています。

本格的な夏は梅雨が明けてからでしょうか。

梅雨空


さて、カイコ達の様子はどうでしょう?

暑さにバテてないかな〜と飼育している部屋を覗いてみると・・・

4つのケース


なんと、飼育ケースが
4つに!!

会長のお話によると、カイコの成長スピードがあまりにも早くて、

スペースが手狭になってきたので、拡張したそうです。

カイコアップ


確かに、数日前よりもぐっと大きくなっています。

心なしか、模様も精悍な顔立ちに見えます。

 

カイコは密集した状態で飼育すると、病気にかかりやすくなったり、

大きく育たないので、良い繭が採れないそうです。

 

子供の頃、自分の部屋をもらえなかった記憶がよみがえり、

カイコがちょっと羨ましかったり・・・

 

広くなったケースで、今日もお腹いっぱい桑の葉を食べています。

カイコ食べてる


まだまだ大きくなるカイコ達の姿をお楽しみに。

 

内藤

今日のくわとかいこ<2012年6月19日>

今日も梅雨空でしたね。

まだまだ梅雨前線バリバリ全開か〜

台風も近付いてきているし、、みなさんもお気をつけ下さい。

 

しかしうちのカイコさんは負けていないですよ。

バリバリ、モグモグって感じで桑の葉を元気よくたべています!!

写真1

 

カイコもかなり大きく成長し、顔もはっきりしてきましたね〜

写真2

 

「おいおい。顔じゃね〜ぜ!柄だぜ〜!ワイルドだろ〜!!」

 

ちょっとワイルドなカイコちゃんでした。

 

実はこの黒く顔に見えるようなものは、目ではなく、『眼状紋』とよばれる模様だそうです。

そして背中に見える三日月のような模様は『半月紋』と呼ばれています。

 

このような模様は遺伝性のものであるらしく、カイコの種類によっても異なるそうです。

眼状紋のあるところは一説には敵を威嚇する為にできた模様で

敵が近づくと胸(眼状紋)と背中(半月紋)を膨らませて体を大きく見せて

威嚇するそうです。

 

4000年くらい前から家畜化されて、

人の手を借りないと生きられないカイコなのに、

自然界で生きていたころの名残を残しているなんて、面白いですね。

 

本当に、わずか数センチの体に、驚きがいっぱい詰まってます!

次回もお楽しみに。

 

飯田

今日のくわとかいこ<2012年6月15日>

こんにちは。鍛治です。

 

梅雨に入り蒸し暑いですね。

ただ、梅雨の晴れ間の桑の葉は鮮やかな緑色です。

IMG_7472

でも、最近のカイコ達の旺盛な食欲で、餌に適している部分の葉が

どんどん無くなってきて、ずいぶんと不格好な枝葉になってきています。

IMG_7473
さて、カイコ達の今の大きさを例えるなら・・・

チョコレート菓子の「小枝」を想像してもらえれば

分かりやすいでしょうか。しかもミルクチョコで。

IMG_7418
しかも、今年は会社でのカイコの飼育も4シーズン目で

社員も飼育に慣れてきたという事もあり、

例年の倍の頭数を飼育していることも重なり、かなりのカイコ密度です。

会長によるとざっと1000頭!!

IMG_7419

最終的にどこまで大きくなるのか、お楽しみに。

 

鍛治 慎一
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