日々是好日(にちにちこれこうじつ)

めまぐるしく移り変わる日々に一喜一憂するなかで、昭和47年生まれの若輩が人と出会い、書物と出合い、多くを考え、学び、
そしてシルクの糸と社員の成長へと注ぎ込む。そんなプロセスを断片的ではありますが、お伝えしていきたいと思います。

謹んでお慶び申し上げます

天皇、皇后両陛下におかれましては、本日つつがなく御即位され、新たな御代の始まりを
寿(ことほ)ぎ、謹んでお慶び申し上げます。

万感の想いを込めて、天皇、皇后両陛下の益々のご健勝と皇室の弥栄を心からお祈り申し上げます。

安倍総理大臣は、祝いのことば、「寿詞(よごと)」の中で「私たち国民一同は、心を新たに
平和で希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来、人々が美しく心を寄せ合う中で
文化が生まれ育つ時代を創り上げていくため、最善の努力を尽くしてまいります」と述べました。

陛下は先の天皇に当たる上皇陛下の退位に伴い、令和元年5月1日に新天皇に即位され、
令和元年10月22日、国内外へ公式に即位を宣言する「即位礼正殿の儀」が執り行われました。
世界約180か国 約2000名もの元首や王族、高官らが一連の儀式に参列するために日本の皇居に
駆けつけて下さる、日本とはそのような国であり、その国民であることに改めて誇りに感じました。


日本人がこれからも美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ時代を創り上げてゆくために、
四季の移ろい、郷土の個性、自然の恩恵の中からも豊かさを感じる心を育み、歴史を重んじ、
モノや人を大切にし、時に優しく、時に厳しく、自律した風土を継承し、安心頂けるよう、
この時代を生きる日本人として努力を尽くして参ります。


令和元年10月22日 山内 伸介

昭和から平成、そして令和へ

平成314 30日(火) 天皇陛下におかれましては、本日つつがなく御譲位(御退位)され、
明日、皇太子殿下が践祚
(せんそ)されて第126代天皇となられますことを心からお祝い申し上げます。


昭和最後の日、私は高校生でした。

高校のクラブ活動を中心に、たくさんの先輩、親友、後輩との親交は今も続いています。

高校卒業後には体育大学に入学し、身体を絞り込みながら心を鍛えて頂けたことで、
社会人として活躍する時の原動力を養う時期を過ごしました。

当時を思い起こすと、厳しい練習に付いて行けず、折れそうになる心。

もう止めよう、これで最後にしよう、と何度も自問自答する中で、そこから這い上り、
卒業まで続けることができたのは、苦楽を共にした仲間の存在があったからこそでした。

今では大問題間違いなしですが、当時のクラブ内での呑み会では、下級生は割り箸を割る事が許されず、
ひたすらにお酒を呑む事が役割でした。
お酒が強い人も弱い人も関係なく、全員ぶっ潰れるまで呑まされる。

毎回まさに稽古以上に命懸けの行事だから、知恵も付くし仲間同士の連携も巧妙になる。

最初は「玉砕」しかなった我々も「バレない逃げ方」を学び、逃げきれない時は「先輩を道連れ」にして1人でも減らす・・・。

それも叶わない時には、「テロ」を起こして次の呑み会に望みを託す・・・。

テロと言っても、その場を潰してしまうことや反旗を翻すような無作法なことではなく、

酔いが回り意識朦朧とする中で、胃の中の液体を顎の力で押さえ込み、
最後の力で狙ってた先輩のカバンまで匍匐前進し、カバンを開けたところで脱力する。

こんな可愛い一矢の酬い方もありました。

しかし、練りに練った作戦のつもりでも、自分が先輩になった時には、後輩の動きが手に取るようにわかるものです。

自分のカバンが狙われている仲間を羽交い締めにして、後輩の実行を爆笑の中で見届ける。

そして、自分が下級生だった時には、きっと先輩も分かって見守っていたことに気付く。

こうして様々な現場教育を経て成長させていただきました。


改めて、

昭和で育てて頂き、平成で鍛えて頂きました私が、これから始まる「令和」の時代を明日に控え、
今までと何ら変わらない
では期待外れも甚だしいと、痛切に責任を感じます。

名も無き職人が全力で取り組むことは大河の一滴ではあるけれども、その一滴がいつの世も次の時代を創り上げて来たのだから。

令和の時代でも、

自然の恩恵に美しさと喜びを感じ、美味しい食事、大切な仲間との語らい、そしていつも身の回りには、そっと見守ってくれるように絹がある豊かさ。

今まで先人先輩がそうして来たように、これからは私が黒子となって仲間と共に役目を果たしてまいります。

皆様にとりましても、この新たな門出が素晴らしいものになりますことを心よりお祈り致しております。

平成314 30

株式会社 山嘉精練

代表取締役 山内 伸介

新年おめでとうございます。

旧年中は近年稀に見る程、ひたすら仕事に集中する日々が続きました。

自分でも、何故こんなに遣ることが多いのか?と呆れる日もありましたが、

お蔭様でとても充実した年を過ごすことができました。

そんな中でたくさんの出逢いや学びがありましたが、
特に嬉しかった事が2
つありました。

 

1つ目は、地元の中学生が職業体験のために、弊社で週間、仕事をしてくれたことです。
弊社を選んだ動機を「絹糸が精練によってどう変化するのか見てみたい」と話してくれました。


「絹」は知っていても、絹は精練されることによって、独特の光沢や風合いが生み出されることを知っている人は皆無だと思います。
ましてや、絹の精練に興味を持っている中学生が地元にいるなんて
…..本当に嬉しくて嬉しくて。

高まる思いを抑えつつ体験初日を迎え、ご本人と話をすると、絹のことを本当によく知っていることに驚きました。
絹について会話が続けられるだけではなく、私が薦める本を見て「その本、持ってますっ!」と聞く度に、感動が打ち寄せて来ました。

このような青年が1人でも多くなるように、我々の仕事をますます魅力的にしていこうと、強く思った出来事でした。

 

2つ目は弊社の前を流れる川でオオサンショウウオが見つかったという新聞記事を読んだことでした。


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弊社では毎日たくさんのお水を使わせていただきます。


使った後は処理槽で浄化した後、下水道へ放流するので、川に水を流すわけではないのですが、
オオサンショウウオが住む川は自然豊かな川である証でもあるように、地域を流れる川の水質は、日頃から気になります。

豊かな自然が育まれるように、これからも自然環境にも配慮した仕事や生活を営みたいと改めて思った新聞記事でした。



今年も、どうぞよろしく。




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