日々是好日(にちにちこれこうじつ)

めまぐるしく移り変わる日々に一喜一憂するなかで、昭和47年生まれの若輩が人と出会い、書物と出合い、多くを考え、学び、
そしてシルクの糸と社員の成長へと注ぎ込む。そんなプロセスを断片的ではありますが、お伝えしていきたいと思います。

2013年12月

年の瀬

1227日の夜に師より下記のMailを頂きました。


今日の東京の夜はたまらなく冷たい夜になりました。

明日からは静かな東京になってうそのような静寂を(しばらくですが)

装ってくれます。冷たく静かな東京が出現です。

免許取得したてやペーパードライバーにはうってつけの道路状況が

出現します。こんな静かな東京はめったにありません。

 

明日以後も日本で年越しを計画している海外からの観光客がいらっしゃ

います。年末、それに特に年始に原宿や青山、銀座に多くの外国人が

いることはいい時代になったな、とつくづく平和になったと思います。

 

平和な日本で私たちが関わるモノ作りが本格的になること、それが真の平和です。

 

今年一年ありがとうございました。

雪の京都にて静かで平和な年の暮れを迎え、限りなく新しい年をお迎え

ください。

 

冷たい東京の空の下からあたたかいメッセージを送ります。



このメールを読んで私たちが関わるモノ作りを、単にビジネスではなく、

日本国平和の継続・発展に繋がっていると感じて下さっていることがとても印象的でした。

私は常々、今取り組んでいる事は何に役立つのか?と自問自答します。

その思考が仕事へと広がり、家族へと広がり、歴史、文化へと広がりを持ったとき、確固たる信念を持って前進できます。

この羅針盤のような考えに行き着くためにサポートして下さる方々に恵まれているのが私の本当の財産です。

早い・遅い・上手い・下手、内容によって様々ですが、最終的には皆さんに役立ち、喜ばれる結果へと繋がる仕事が出来れば1番嬉しいです。

今年の仕事は本日で終わりますが、明日も明後日もこの事を考えて、また新しい1年を過ごすのだろうと思います。


弊社の現場においても事故や怪我無く1年間過ごせた事が本当に有り難いですし、お世話に成った方々、ご支援下さった大勢の方々、本当に1年間お世話に成りました。

ありがとうございました。

来年も宜しくお願い致します。


素晴らしい新年をお迎え下さい。



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平成25年度の集大成

シルクというと「古い業界」・「衰退する産業」と思われがちな昨今

私たちが扱うシルクにはまだまだ可能性があると信じて「新しい活路を見出す」と

宣言し動き出した「平成20年」

その活動期限を5年と定めた最終年が今年、平成25年でした。


とはいえ、「新しい活路を見出す」と格好良く言っても、何の方向性もない真っ白な状態からのスタートしたから、自分たちに何が出来るのか?という分析からはじめる事に成りました。


染屋という役目は色を染める仕事を担うのですが、染めるためには

素材を知り、

製品が出来るまでの工程を知り、

出来上がった製品の使われ方まで知っている我々の守備範囲は想像以上に広い事に気付きました。

最終的にはシルクの効能を調べ如何に現代人に役立つのか?をまとめ

それを可能とする商品を特定し、

現在売れている商品の売れる原因を調べ

それらを超えるためのシルクを作り上げる

最終的には売れるための仕組み、いわゆるブランディングに着手する事に成りました。

そのような取り組みを続ける中で、沢山のご縁とご支援を頂き

集大成と成る今年

  NBK京都ブロック 代表に選出  

  NBK関西 大賞 受賞

  近畿経済産業局長賞 受賞

  京都中小企業技術大賞 特別賞 受賞

という4つの大賞を受賞させて頂きました。


この取り組みを通じて、改めて日本国と絹糸の関係性の奥深さや歴史、シルクの偉大さ、必要性など沢山の気付きを得る事が出来ました。

そして何より、こんなにも多くのご支援して下さる方々がいて下さる事に勇気を頂きました。

今年は神宮の式年遷宮も執り行われ、一つの“決着”の年だった様に思います。

次年度からは、本格的に動き出す“スタート”の年と定め、ご支援頂いた方々の御恩に報いられるよう、更に邁進して参ります。

年の瀬ですが、風邪などひかないようご自愛下さい。

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正直という近道

少し前まで、阪急阪神ホテルズのメニュー偽装?誤表示?をきっかけに、
次から次へと各地の有名ホテル・レストランから同様の問題が湧き出て、
世間を騒がせていましたが、一斉に鎮火しましたね。

本当に解決したのでしょうか?

町中で“国産黒部和牛 食べ放題 1980円”なんて書いてあると

「これホンマかいな〜?」

と、疑うことで、何とか記憶に残っているくらいで、
年明けにはもう忘れて

次の最新トピックスに興味津々なのかもしれません。

 

特定保護法案もTPPももの凄く大切な案件ではありますが、
喉元過ぎれば何とやら・・・
この熱気も怒濤も瞬殺で鎮火と成るのでしょうか?

 

私たちが知り得ないだけで、食品だけに限らず
医療や建築など様々なところで同様の偽装が行われているのではなかろうか?
と、あらぬ疑いまで持ってしまいかねない、
ましてや政治においてはもう誰も分からない伏魔殿のような世界が
できてしまったようで本当に残念というか、不安です。

 

安いエビでは心は傷ついても身体は傷つきませんが、
日本を動かす政治においてはその影響力は計り知れません。

なのに、時間がないから審議打ち切りって、誰のための政治なのでしょうか?
エビを偽装してどれだけお金を稼がれたのかは分かりませんが、

早々に審議を打ち切った人たちは、何を得ようとしたのでしょうか?

 

確かに商売をしていると、一筋縄では行かないという事も理解できます。

が、せめて弊社ぐらいは、稼ぐのではなく、儲けるの字のごとく、
これからも諸々の人から信じてもらえる仕事を積み重ねて参りたいと
あらためて思う次第です。

 

慎んで怠りなく

  誠にして偽なく

     正直にして邪曲ならず

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