2015年03月

2015年03月28日

お待たせしました!芸人ランチ・タイムの結果と人生の縁

先日記事を書いた吉本興業所属の芸人コンビであるランチ・タイムの漫才を観に行ってきました。多くの読者の方から反響をいただいていたので、25日に行われたランキングバトルの結果を気にされていた方も多いと思います。
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こちらが問題のコンビ、ランチ・タイム。左のアメリカントイみたいな蝶ネクタイが副島(そえじま)さん。右の市役所の係長みたいなスーツ姿が中村君です。東京NSCの出身で、天真爛漫な副島さんと、それを見事にリードする中村君のコンビです。
では、簡単に前回のおさらいを。
吉本興業所属の芸人さんがものすごい数いらっしゃることはみなさまご存知だと思うのですが、吉本興業は単純に“面白いヤツ”を頂点としたヒエラルキー構造を持っています。まさに“面白い=正義”なのです。
そんな吉本興業のヒエラルキーの中にはD→C→B→Aのランキングがあり、これによって出場できる劇場も決まるらしいのです(ここらへんはいまだに詳しくありませんので間違ってたらすみません)。では、ランチ・タイムは?と言いますとBなわけです。ようやくBに上がったばかりです。あと少しでAチームです。そんな彼らの勝負の舞台が東京吉本の本丸、新宿ルミネtheよしもとで25日に行われました。しかも、今回は観覧者の投票による順位発表まであるのです。
んでもって当日。
仕事終わりの21:00、あわてて新宿ルミネに駆けつけた私。19組の芸人の方々がネタを披露し、観客は3組だけ面白かった芸人に丸印を付けるシステム。これはリアリティのある世界です。
1組目がスタートし、やっぱりレベルが高い。2組目はマッチョなボディビルダー風の男が赤ちゃんの設定でポージングしてからの“ばぶぅ”…会場が大爆笑。これはまずい。こんな面白い猛者たちの中に入ってはたしてランチ・タイムは笑いをつかむことが出来るのか。前半の10組が終わると、14番手のランチ・タイムまで間もなく。おっと、ジョイマンさんが登場。有名な方もガッツリ出てきた。これはますますヤバい。しかしみんなコントがうまいナァ…と感心していると、一つ重大な事に気が付く。ん?コント?そうだ、キャラクターや設定の妙で笑わせている芸人の方々が多い。これは私のような素人が考えるに瞬発力の面白さだと思うんです。ランチ・タイムには瞬発力よりもしっかり話術で笑わせる“漫才”をやってもらいたい。
12組目が終わり、13組目も終わる。次はいよいよランチ・タイムの出番だ。舞台が暗転して、出囃子が鳴る。そしてパッと舞台にライトが付いた瞬間そこには…
スタンドマイクが一本のみ。 
やった。やってやった。ランチ・タイムは“漫才”で勝負する気だ。この瞬間、私は高鳴る感情と見慣れた顔の登場で一気にボルテージが上がる。そして笑いに包まれたあっという間の2分強。
結果は19組中…7位。
まずは10位以内を目指してたので嬉しかったとメールをくれた中村くん。イイ奴なんだよなぁ。いるよね、こういう応援したい奴。
さてさて、ランチ・タイムはこのあと栄光の階段を上っていくことが出来るのか。皆様もランチ・タイムの活躍にご期待ください。皆様、名前覚えてあげてくださいね。ランチ・タイム、ランチ・タイムです。
面白かったぜ!

追記:ちなみに副島君の知り合いが私に付き合いのある代理店にいたのでびっくり。前回の記事を読んで副島君と知り合いなんですか?と連絡がきました。いやぁ、ご縁ですな。
【チーフY】
 

sankei_kurashi at 19:04|PermalinkComments(0)

2015年03月19日

嬉しい出会いがありましたゾ!パイ インターナショナルをご存知ですか?

本日はちょっと短めに。後日たっぷり書きますので。
タイトル通り、とてもうれしい出会いがありました。ひょんなことから書籍の問い合わせをしたところ、その出版社で扱っていたのがこちらの作品群です。
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…説明不要。
いや、説明させてくださいよ(笑)。写真上の作品が『BEFORE THE INCAL』(ビフォア・アンカル)、写真下の作品が『アラン・マンジェル氏のスキゾな冒険』です。そうです。どちらの作品も…

カルト映画監督、アレハンドロ・ホドロフスキー作です。

フランスを中心とした漫画であるバンド・デシネなのですが、なにせホドロフスキー作。しかも、『アラン・マンジェル氏のスキゾな冒険』に関して言えば、メビウス画です。皆様良いですか、この名前は絶対覚えてくださいね。メビウス。メ・ビ・ウ・ス!!バンド・デシネの重鎮中の重鎮です。ホドロフスキー作×メビウス画。これはプロレスで例えるならばプロレス界最強と言われたジャンボ鶴田と格闘王前田日明がタッグを組むような、夢のコンビなんですよ。どうです?凄さ、伝わってます?とにかく夢のコンビなんです。
近日中に作品紹介をがっちり書きますのでお見逃しなく!
【チーフY】 


sankei_kurashi at 18:09|PermalinkComments(0)

2015年03月16日

ピース・又吉直樹さん単行本『火花』記者会見に参加

おそらく今年の上半期は、お笑いコンビであるピースの又吉直樹さんが書いた小説『火花』関連が文学系のビッグ・ニュースであることは疑いようのない事でしょう。なんせ書き下ろし号の文芸誌『文學界』が異例の版を重ねる事態になり、通常号の何倍の部数を捌いた。これは、又吉直樹の功績であることは疑いのない事態ですが、書かせた編集者の功績も素晴しい。さてさて、この後も芸人による小説・文学作品の発表は続くのでしょうか。
又吉縦
こちらは新宿・紀伊国屋で3月13日に行われた記者会見の様子。スチールの時間(要は写真撮影)中、ずっといろいろなカメラマンに「笑ってください」と言われていた。これだけ「笑ってください」が連呼された記者会見はあまり記憶にない…。又吉さんも初めての小説単行本化に「テンションが高い」を連発していましたが、表情からはテンションの高低が解りづらい。とりあえず、百枚近く撮影した写真の中で一番テンションが高そうな顔を選んで掲載してみました。いかがでしょうか。
しかし注目度が凄い。私も記者会見にはよく参加しますが、今回の記者会見は紀伊国屋の会見場に収まらないくらいメディアが殺到しました。スチールだけではなく、カメラも多く入っていましたので、ここ数日の情報番組で会見の様子を見た方もいらっしゃるのではないでしょうか。
又吉横
いわゆる“囲み取材”の様子。マイクの数がすごく多い。これだけ注目されることは文学界いや、出版界にとっても良いことだと思います。因みに単行本『火花』は3月11日に発売開始されましたが、純文学小説としては異例の初版15万部スタートとの事。しかも、発売前に3万部の増刷が決定。
私も当然ながら『文學界』掲載時に読みましたが、文章はきれいだし、それを高度なレベルで最後まで保つことが出来ていると思いました。今作は“芸”を題材にした一丁目一番地の内容ですので、次回作はどのような題材で発表してくるか非常に楽しみです。
【チーフY】 


sankei_kurashi at 13:18|PermalinkComments(0)

2015年03月12日

映画『ダライ・ラマ14世』 あなたは本当のダライ・ラマを知っていますか

いつも多くの映画試写会のご案内を受けたり、WEBに記事を書いてくれないかと、有り難いお声掛けをよくいただいております。それでも日々の雑務に追われて試写会に参加できない毎日なので、ご案内くださる方々には申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが。本日はそんな私の元に“ふわっ届いた一枚の試写状から映画をご紹介します。 
『ダライ・ラマ14世』
ダライラマ映画
© Buenos film

6月、ユーロスペースほかにて全国順次公開

ダライ・ラマ法王14
企画・撮影:薄井一議/薄井大還  語り:柄本佑  監督・構成・編集:光石富士朗  
特別協力:ダライ・ラマ法王日本代表部事務所  製作・配給:ブエノスフィルム 
2014年/日本/カラー/上映時間:116


【以下試写状より】
あなたは本当のダライ・ラマを知っていますか

ダライ・ラマ法王14世。観音菩薩の生まれ変わりとされる僧侶。ノーベル平和賞受賞。神々しい肩書とともに、これだけ世界中で顔を知られている人でありながら、本当の彼を知っている人は殆どいない。この映画はそんなダライ・ラマの素顔とチベット問題の本質に迫るドキュメンタリーである。生まれ故郷チベットのために奮闘し、いつも壇上にいるダライ・ラマの誰も知らない舞台裏。そこにはよく笑い、歯をみがき鼻だってかむ、どんな質問にも真剣に向き合い、時にははぐらかす人間味あふれる一人の僧侶の姿があった。世界中で尊敬する人もいれば唾棄する人もいるダライ・ラマ法王。その人はいったい何なのでしょう。


6年かけてダライ・ラマの存在に迫ったドキュメンタリーだそうです。6月の公開になりますので、ご興味を持たれた方は少し早目ですが手帳にチェックを。

【チーフY】 

sankei_kurashi at 15:22|PermalinkComments(0)

2015年03月11日

『文學界』4月号の特集“「図書館」に異議あり!は読まなきゃ駄目

指定管理者制度。平たく言うと公共施設の民営化ですね。私の記憶だと小泉政権時代の中央と地方の財政再構築や、官から民へ、など叫ばれた時代に加速した制度と認識しています。今月の『文學界』はこの問題に一歩踏み込んだ“攻め”の特集です。
では『文學界』が語る指定管理者制度の対象とは。当然ながら図書館ですね。今、全国の図書館の多くが指定管理者制度の導入について議論がすすめられています。既に実施された図書館もあります。メディアで多く取り上げられた佐賀県武雄市図書館とTSUTAYAを運営するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)の事例を分析しており、とても興味深い。私自身、他人のことを言えた義理ではありませんが、とにかく時間とともに忘れることが多い。当時画期的だと大発表された武雄市とTSUTAYAのその後の検証こそ、何よりも大切な事だったはずだ。
『文學界』4月号
文學界201504
出版社:文藝春秋
発行日:毎月1回1日発行(3月7日発売)
定価:970円(本体:898円)
HP:http://www.bunshun.co.jp/mag/bungakukai


ご存知の方も多いと思いますが、弊誌『くらしの百科』は代官山蔦屋店さんに特設ブースまで設けていただいたこともあります。これは蔦谷代官山店のコンシェルジュである間室道子さんに連載を依頼したことがご縁なのですが、雑誌の作り手としてこんなにうれしい対応は無い。対応が本当に素晴らしい、と唸らざるを得ない。これは産経新聞社と代官山蔦屋店というBtoBの関係であるから、と言うわけではもちろんなく、BtoCでも、つまり代官山蔦屋店に一度足を運ばれた方ならば接客から物の配置、何から何までグレードの違いを感じるはず。 
では、そんな代官山蔦屋店に感銘を受けたとされる武雄市が指定管理者制度のもとに開業?(当然ながら有価のものやレンタルもあるので)した武雄市図書館はどのような成果を生み出しているか。これはぜひとも読者皆様も複眼的な評価を持って考えていただきたいです。簡単な良し悪しではなく。
私は小さい時から学校が終わると友達と自転車に乗って地元の図書館に行くのが楽しみでした。娯楽の少ない片田舎でしたが、図書館はコミュニティを担っており、確かな存在感がありました。 夕暮れの道すがら、友達と知らない作家の名前を出し合うことが楽しみでした。中学に上がると背伸びをして政治や哲学ばかり読んだり、ミハイル・ゴルバチョフの『ペレストロイカ』を借りた事がいまだに笑い話にされたり。高校生になると大学受験のために休日は友達と開館から並び、閉館まで毎日過ごしたり。結局、昼ご飯を近所のファミレスで食べることが主になったり。そうだ、地元の図書館には私が小学2年時にささやかな賞をいただいた読書感想文が合本されて寄贈してあるんだっけ。まだあるかな。決めた、週末探しに行くべい。
【チーフY】 


sankei_kurashi at 11:25|PermalinkComments(0)