いきいきシニア元気塾

自分らしく生きて生を全うしよう。その願いの実践を紹介する

地域開催あれこれ

<美住町の場合>
 東村山市では、只今2014介護予防大作戦in東村山」の地域開催が各町で行われています。
トップは10月22日の美住町でした。グリーンタウン美住一番街(とてもハイカラな名です)。その
大集会室理学療法士による、筋トレの講義に続き、定番の体操、謡い、全員斉唱(歌いましょう)
お茶とお菓子で交流。
 13時~16時という短時間だったこともあり、みんな集中を切らさずに整然とした集まりでした。
美住町の特徴は、準備に入る段階で、「従来の繰り返しでいいの?」「住民のみんなへの浸透を
図ろうよ」という、反省を起点にしたことです。その為か、スタッフの人数がとても大方のが印象的
です。


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かもめのジョナサン


            かもめのジョナサン
                                下地 恵得

 「かもめのジョナサン」(リチャード・バック著/五木寛之訳:新潮社)を読んだ。

この本は1970年代にアメリカで、大評判となり世界に広がり、1974年には
日本でも出版されている。単行本で163ページ、うち、かもめの写真が65枚。
嵩の小さな本である。


<かもめのジョナサン>

 その名は、ジョナサン・リビングストン。今朝も彼の仲間たちは、見張りのかもめの
朝食の合図ともに、喚声を上げながら沖の小舟を目がけて殺到して行った。漁師が、
魚をおびき寄せるために撒くエサを横取りするためである。ジョナサンは、みんなが
「飛行」を、エサ場への往復手段とだけしているのが我慢できないのだ。


<飛行の極意に到達したジョナサン>

彼は飛行技術を磨いて自分を高め、偉大なかもめの地位を確立するために、一人離れて
一心に飛行スピードを追求した。骨と羽だけの我が子を気遣う両親が諌めたが、なおも努
力して遂に時速342キロまでスピードを上げた。宙返り、緩横転、分割横転、背面きり
もみ、逆落し、大車輪、など数多くの高等飛行技術も編み出した。これで、かもめ

「如何に飛ぶか」という生きる目的を持ち、知性と特殊技術を備えた高等生物であることを
自認することができる。皆もどんなに喜ぶことだろう。こみ上げる興奮を抑えきれず、
鼻高々の心地で仲間のところへ飛んで行った。

しかし、そんな行動が長老の不興を買い、「遥かなる崖」への追放となった。
流刑地でもめげずに訓練を続けた。


<ジョナサン精神、一旦は一世を風靡したが>

ジョナサンは老いて天に召されるものの、「愛」の実践の為に、かつて自分を追放した
群れに帰った。逆風を跳ね返して群れの意識と生き方を一変させるものの、ジョナサンが
再び天に引き上げたあと、200年も経たないうちに、カモメたちの飛行技術の習得意欲
は何処へやら。ジョナサンの石塚を立ててあがめ、残した言葉を唱えるだけになってしま
った。

そんな墜落した風潮に反発して、原点回帰の動きが見られるようになっていく、という話。


<ジョナサンに元気を貰う>

 なぜ、こんなおとぎ話のようなのが受けたのだろう。1970年という時代背景もあった
のだろうが、この物語は多分に聖書をなぞっている感じがする。天使となったジョナサンは
岩に激突して死んでしまったカモメを翼に触るだけで生き返らせ、片方の翼が動かないカモメを、
声をかけるだけで飛べるようにするなど、これは、マコ伝2章やルカ伝8章に、イエスが病人を
癒やし死人を蘇らせたという話と重なる。聖書に馴染んだ人々にはなつかしいストーリーであろう。

 

しかし、この「かもめのジョナサン」は日本でも一大ブレイクを巻き起こしたという。
何が読者を夢中にさせるのだろう。不可能に挑み可能にする力強さだろうか。104歳の日野原
重明聖路加国際大学名誉学長が、企画中のメデイカルスクールを2020年に開講してガッツポ
ーズを見せたいと張り切る、その気迫に通じる力強さ、逞しさが読者を引き付けるのかもしれない。

多摩市の取り組み

                 隣のまちの仲間たち

下地 恵得

<12の卒論>

さる8月の、7日に多摩湖元気塾に、15日に秋津元気塾にそれぞれ1名が研修に見えました。
多摩市(健康福祉部高齢支援課)が主催し、東京都健康長寿医療センター高齢者健康増進事業支
援室(以下、都健増進支援室)に委託して開催した「平成26年度 多摩市介護予防リーダー養
成講座」受講者の皆さんでした。10月8日に終了式を挙げられていますが、受講者12名の卒
論集を、都健増進支援室の木島さんから送って頂きました。


<発展の象徴だった―多摩ニュータウン>

多摩市は、総人口14万7千余人で、15万1千余人の東村山市と同じ位の人口構成です。

 高度成長期の1960年頃、住宅難で都市部の地価は高騰し、民間業者は市部の安い土地を乱
開発するようになったため、東京都等の主導で多摩丘陵北部地帯に計画人口34万2千200人
の住宅団地・多摩ニュータウン建設を進めました。

“安全なまち、健康なまち、利便性のあるまち、快適なまち、文化的なまち”以上をモットーに。
多摩ニュータウンは、多摩市、八王子市、稲城市、町田市にまたがっています。


<人も建物も年を経て> 
71年3月に多摩市諏訪、永山地区に第一陣が入居してから既に40余年。論文によりますと、
市全体の高齢化率は24,52%で、国の24,1%と余り変わりませんが、71年入居開始の
永山地区では高齢化率29,79%、一人暮らしを含む高齢者世帯が全世帯の42%です。72
年入居開始の和田(百草団地)では、高齢化率44,63%、一人暮らしを含む高齢者世帯は、
全世帯の58%を占めています。

 4~6階の中高層でエレベーターのない所が殆どで、孤立、買い物難民、引きこもりなどの
問題が山積していることを訴えています。東村山市もほぼ同じような状況があります。

 
<熱心な取り組み>

 みなさん丁寧に地域の状況を調べ、分析し、対策を模索するなど、質の高い論文内容となって
います。その熱意を今後の活動の指針にしていくためには、単に「卒論集」ではなく、祝辞等で
述べられた市の介護予防への姿勢や、都健増進室の提示する方向性なども収録した「卒業記念論
文集」に格上げした方がいいのでは・・・と、ふと、そんなことを思いました。

 地域のつながりの希薄を嘆くなかで3人の方が、先ず、リーダーどうしで繋がりを固くして力
を合わせることをご提案されていますが、ぜひ、修了者の会をお作りになって、東村山市の私共
とも連携していける形に発展させて下さることを願っています。

 
<先ずは、足元から>

 こうして、お隣の老いと向き合う大勢の仲間や、地域の元気を目指して努力する沢山の方々を、
多摩市のリーダーたちの論文は思い出させてくれました。これらを励みに、私たちも元気塾、
ねこの手、あっぱれ通信、健康増進くらぶ、筋力補強塾、悠友くらぶ、みんなのうたごえ、
ひばりの集い
などを大いに活用して、いきいき元気に生きて人生を謳歌して参りましょう。

自宅で脳トレ「あっぱれ通信講座」はいかが?

あっぱれ通信講座は、誰でも自宅に居て脳トレができる、画期的な試みです。

 高齢社会のニーズに沿い、東北大川島隆太教授の教えに触発され、高齢者の暮らしの
現場からの声に応えて組み立てたオリジナルの仕組みです。14年6月に、いきいきプラザ
4Fにおいて開講しました。約50名が集まりました。

 さんすうや国語、社会問題などを、自宅で毎日学習できるように一月分のテキストを作り、
一部300円で頒布し、月一回のスクーリングを実施します。スクーリングは、現在市内5ヶ所
で開かれています。10月10日の時点で受講者は80名くらいです。

 将来への不安、特に認知症への不安に高齢者は怯えていますが、戸惑い逡巡するだけでは
問題は解決しません。実行するに如くはなし、です。
 
 関心のある方はご連絡ください。
   male: simozi@taup.plala.or.jp
 

牛乳の効用

牛乳と介護予防

下地 恵得

 新潟県三条市で13年12月から翌3月まで学校給食に牛乳を添えない、と
発表しました。理由は「和食には牛乳はそぐわないから」。“ご飯と副菜にみそ汁、
そして牛乳ではちぐはぐだ”との声に押されたのです。このことは関係者の間で賛
否両論を湧き起こしました。

 乏しかった時代、学校給食はパンでしたから牛乳はよく合いました。何よりも、
牛乳は栄養価が高く丈夫な子どもを育てる食品として最適であったからです。
 しかし、一般家庭でパン食が増えコメの消費が鈍りますと、“学校給食にご飯を”
となり、変化に富んだおかなどが付くようになると、もはや牛乳に栄養の摂取を頼る
必要はなくなりました。こうして、給食からパンが閉め出される序に、牛乳がその道
連れにされつつあるという格好です。

 

牛乳と言うと「骨粗鬆症」を思い浮かべます。そこで、まず骨粗鬆症について
調べてみました。骨粗鬆症は洋の東西を問わず女性が圧倒的に多いようです。
日本には1300万人の患者がいると推計され、うち男性は300万人。ですが、
20%程度しか治療を受けていないといいます。日本人女性の同有病率は50歳
代7%、60歳代30%、70歳代37%、80歳代42%と言われています。
年を取ってカルシュウム(以下、Ca)などのミネラル分が不足して骨粗鬆症にな
るところから牛乳が勧められます。牛乳がCaを含む食品の筆頭だからです。

 ちなみに、乳製品のCa含有量は100g当たり(㎎)、

 牛乳110、  ヨーグルト120、  プロセスチーズ630とされています。

小松菜やホウレンソウにも沢山含まれますが、吸収率は乳製品の方が勝ることを
女子栄養大学生活習慣病研究センターが以下のように発表しています。

 Caの吸収率:牛乳39,8%  小魚32,9%、野菜19,2%

 

 牛乳が栄養剤として高く評価されるに対して、次のような牛乳無効(無用)論も
あります。“日本人は元々牛乳を飲む習慣は無かったし、それに、牛乳を多飲する欧米
にも骨粗鬆症は多いのだから牛乳信仰は捨てるべきだ”と。これについて、女子栄養大
学の佐藤達夫氏は“世界中で牛乳を飲む人と飲まない人の比較研究は山ほどあるが、
その多くは飲んだ方が骨粗鬆症になる率は少ないと結論付けている”と指摘しています。

 

 さて そこで 市販の牛乳。店先には沢山のメーカーのが並んでいます。値段もまちま
ちです。手元の資料によりますと、成分無調整1リットルで「コープ牛乳」が170円
で一番安く、「明治おいしい牛乳」が236円、一番高いのは「霧島山麓牛乳」293円。
 しかし、「牛乳に質の違いはない」、というのが定説。理由は、絞った沢山の牛乳を混
ぜてつくるからだといいます。確かに、栄養表示は何れも同じ。しかし、値段の高いのと
低いのを飲んでみましたら、違いはあるように感じましたが、皆様はどのように選択され
ていますか。              (「あおぞら」142号掲載)

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