いつの日か 大きな花が咲くでしょう

              下地 恵得


 Ⅰ2年4月16日に、社会福祉協議会の会議室に於いて「子育て市民の会」の最後の総会がありました。発足10年目の解散総会でした。

とても残念で惜別の思いひとしおです。いきいきシニアと同じ社協の第2次住民福祉活動計画の中から生まれたということだけによるのではありません。その存在が特徴的だからです。子育て支援には行政が力を入れていますが、効率的化を追い、マスで面倒を見るのが主流です。

 そんななか「子育て市民の会」は、お子さん一人ひとりと暖かく向き合う形の支援でした。昔の様な、家庭での“お祖母ちゃんから孫へ”という、文化の手渡しが不可能な現代にあって、同会には その働きがありました。それは「個」の確立の育つ環境です。ですから、同会の終焉は貴重な社会資源の消失なのです。一顧もなく人々は先を急ぐようなれど。



願う!蒔かれた小さな種子が、いつの日か大きく花開かんことを。